みなさま、いつもご支援ありがとうございます。ササラクションの重見です。今日は少し真面目な話をさせてください。いつも真面目ですが。我々が、なぜ田舎に宿泊施設を作ろうとしているか述べさせていただきます。このプロジェクトでご紹介させていただいている「たっちゃん」は、何年も前から吉野の龍門地区で「里山と景観を守る」活動をされています。(個人のボランティアではなく、吉野町とも連携した公式な活動です)では、なぜ里山を守る必要があるのか?田んぼや畑が休耕地として放置されていると、どんどん太陽光パネルになってしまいます。「クリーンエネルギーだからいいじゃん」という意見もあると思いますが、自然の消滅や生態系の変化とトレードオフの関係にあります。人々の便利さを求めて、エネルギー生産に走るか昔ながらの自然やのどかさを維持していきたいか賛否が割れるテーマだと思います。他の地域と同様に吉野町でも「高齢化」「人口減少」はど真ん中の課題です。休耕地が増え、太陽光パネルへと変わっていく流れは強く存在しています。たっちゃんは「休耕地が太陽光パネルになってしまうのなら、なんとか畑や田んぼにして活用すれば良いのではないか?」と、考えて米作りの会を結成しました。仲間たちと一緒に、できる限りの農業でなんとか休耕地が増えないように続けています。しかし、たっちゃんや仲間たちの努力だけで続けていくにも限界があります。年々、人口は減少し、それに伴い使われない畑や田んぼが増えていきます。そもそも、地域の課題を解決しようとした時に「誰かの努力と根性」だけで進めるには無理があるのではないでしょうか?それではどうするか。もちろん、すぐに答えが出る問題ではないと思います。それでも、私たちはわからないなりに「田舎活イベント」を進めてきました。そこで気づいたことは田舎を楽しむ人が増えれば、田舎が元気になるということです。私たちが作る宿泊施設は、単なる宿泊ができるだけではなく地元の人たちとの交流、田舎ならではの農業体験、豊かな自然を楽しめる施設にします。たっちゃんもいっこちゃんも、その他にも多くの地元の方たちが吉野を楽しみに来てくれる人たちを待っています。私たちがイベントを開催すると、みんな大変だけれども喜んで協力してくれています。田舎に人が集まってくると、単なる経済効果だけではなく人々の心に豊かさが生まれるのではないでしょうか?・都会では味わえない自然・子供達と農業を通じて分かち合う楽しさ・地元の新鮮な食材・感謝されることの喜び田舎に来る人、田舎に住む人、どちらも新しい価値観に気づけるはずです。今回、私たちが作る施設が人々のコミュニティを広げる一つのモデルになれば良いと思っています。このモデルが広がっていくことで地域社会の課題が少しづつ解決されると信じています。みなさんも、是非、吉野を楽しみに来てくださいね!




