
未来につなごう能登/restaurant ecoutieresの川本 紀男です。 連日のご支援、本当にありがとうございます。
クラウドファンディングも残り日数がわずかとなってきました。
今日は、私が店を構える「金沢」と、被災地「能登」。 この2つの場所に対する、私の偽らざる想いをお話しさせてください。
■「光」と「影」のコントラスト
今、金沢の街は賑わっています。 北陸新幹線の延伸もあり、国内外から多くの観光客が訪れ、兼六園や茶屋街は連日活気に溢れています。 インバウンドの方々の笑顔を見るたび、街が潤う喜びを感じます。
私たちのレストランも連日、世界中からお越しのお客様で賑わっています
一方で、車を少し走らせて能登に入ると、景色は一変します。 倒壊した家屋、静まり返った港、仮設住宅での不自由な暮らし。 そこには、震災から時が止まったままの現実があります。
金沢に住む私たちの中には、このコントラストに「後ろめたさ」を感じている人が少なくありません。 「能登の人たちが苦しんでいるのに、自分たちだけ日常を謳歌して良いのだろうか」 そんな葛藤を抱えながら、日々を過ごしているのが正直なところです。
■金沢の「食」は、誰のおかげなのか
しかし、私はこう思います。 後ろめたさを感じるだけでは、何も変わらない。 むしろ、「金沢が元気だからこそ、その力を能登に還元できるはずだ」と。
そもそも、私たち金沢のレストランが、なぜ世界中のお客様を魅了できるのか。 それは、能登の豊かな自然の恵みがあるからです。
荒波で育った魚介、ミネラル豊富な土壌で育った野菜、伝統の揚げ浜塩、そして発酵食。 私が経営するレストランも「地産地消」を大切にしてきましたが、その主役はいつだって能登の食材たちでした。
私たちは、能登に生かされている。 能登の食材がなければ、金沢の美食文化は成り立たないのです。
■世界と能登を繋ぐ「架け橋」になりたい
だからこそ、私はこの大型キッチンカーを作ります。
この車は、災害時には温かい食事を届ける「ライフライン」ですが、 平時には、金沢と能登、そして世界を繋ぐ「架け橋」になります。
世界中から金沢に集まる旅行客の方々に、このキッチンカーを通して「能登の食材の素晴らしさ」を知ってもらう。 そこで得た収益や関心を、そのまま能登の生産者さんや復興支援へと還流させる。
金沢に来た人が、能登のファンになり、いつかは能登を訪れる。
そんな人の流れを作ることが、能登に助けられてきた料理人としての、私の最大の使命です。
■置いてきぼりにはさせない
「能登はもう大丈夫」なんてことはありません。 復興には、まだ何年も、何十年もかかります。
だからこそ、誰かがその手を離さず、繋ぎ続けなければなりません。 私がその「手」になります。
金沢の活気を、能登の希望へ。 能登の恵みを、世界の感動へ。
このキッチンカーがあれば、私たちはその循環を作り出せます。 どうか、金沢と能登を繋ぐこのプロジェクトに、皆様のお力を貸してください。
未来につなごう能登/restaurant ecoutieres 川本 紀男



