【マジメな毎日に、ひとさじのパンクを】DIY作家が人生を懸けた小説の増刷を応援!

<40代おっさんの無様なチャレンジ>小説本文はもちろん表紙デザインや版下データまで自分でつくるDIY作家「児玉ロウ」。初のヒット作品『LOVE IS [NOT] DEAD.〜おやじパンクス、恋をする〜』の増刷(第2刷)を応援

現在の支援総額

828,488

138%

目標金額は600,000円

支援者数

125

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2026/02/21に募集を開始し、 125人の支援により 828,488円の資金を集め、 2026/03/31に募集を終了しました

【マジメな毎日に、ひとさじのパンクを】DIY作家が人生を懸けた小説の増刷を応援!

現在の支援総額

828,488

138%達成

終了

目標金額600,000

支援者数125

このプロジェクトは、2026/02/21に募集を開始し、 125人の支援により 828,488円の資金を集め、 2026/03/31に募集を終了しました

<40代おっさんの無様なチャレンジ>小説本文はもちろん表紙デザインや版下データまで自分でつくるDIY作家「児玉ロウ」。初のヒット作品『LOVE IS [NOT] DEAD.〜おやじパンクス、恋をする〜』の増刷(第2刷)を応援

エンタメ領域特化型クラファン

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いよいよプロジェクトが始動しました。この物語がどんな温度感で、どんなリズムで刻まれているのか。それを知っていただくには、僕の言葉で説明するよりも、作品そのものを読んでいただくのが一番だと考えました。今日から約40日弱、毎日この活動報告で『LOVE IS [NOT] DEAD.~おやじパンクス、恋をする~』の本編を少しずつ公開していきます。最終的には全体の約5分の1程度、物語が大きく動き出すところまでお付き合いいただければ幸いです。もし続きが気になったら、ぜひ本を手にとって(ご支援をいただいて)、最後まで見届けてやってください。それではさっそく第1回目、どうぞ!第1回『LOVE IS [NOT] DEAD.〜おやじパンクス、恋をする〜』-- 妙なことを覚えているもんだ、と自分でも不思議に思ったんだが、予定よりも二時間くらい遅れて家を出ようとした時に、俺はあることを思い出した。 それは、本当に些細なことだ。例えば今着ているTシャツの柄みたいなもんで——Freedom is not Free.、赤いボディに黒字でそう書かれてある——いや、これは些細な事じゃあないな、なかなかの名言だと思う。つまりTシャツに書かれたメッセージよりも取るに足らないってことだが、まあ何かというと、ガキの頃によく行っていたレストランのことだ。 今の俺はレストランなんかにゃ縁がない。結婚してた頃にはたまには行ったが、嫁と別れて一人暮らしを始めてからは、行かなくなった。だいたい、行く理由がない。いや、それ以前に店のほうが嫌がるだろう。 何しろ俺ときたら、四十代にしてモヒカン頭で——しかもオレンジ色に染めてる——いっつも酔っぱらってて、服装は決まってTシャツとボロボロの黒ジーンズ、おまけにヘビースモーカーときてる。お上品なレストランが歓迎するわけがない。気取った店員に「お客様、申し訳ありませんが」とか何とか言われて、追い出されるのがオチだ。 まあ、だが、俺が今日思い出したそのレストランっていうのは、そういうかしこまった感じでもないんだよ。 食堂って言ったらさすがに失礼だけど、下町の洋食屋っていうのかな、値段だってファミレスとそう変わらなかった。カツレツが千円とか、オニオンスープが六百円とか、まあこれは適当だけど、だいたいそれくらいでさ。 それでいて雰囲気は悪くなかった。牛丼屋とかカレー屋とかああいうのの逆っていうか、ほら、そういうチェーン店って「重さ」がないだろ。ぶん殴れば割れちまいそうなプラスチックっぽいテーブルとか、いかにも大量生産しましたみたいなコップとか、店員の機械的な対応とかさ、なんか薄っぺらいじゃねえか。 そのレストランは、高級とは言わないまでも、まあまあいい感じの店だった。敷いてある絨毯は分厚くて物がよさそうだったし、テーブルにはいつもパリっと糊付けされた真っ白のクロスがかかってたし、店員も蝶ネクタイとかしてよ、水にはレモンスライスが浮かんでる、そういう店だったよ。味だって悪くなかった。 俺が好きだったのはマカロニグラタンで、特別変わってるってわけじゃないが、いつも頼んでた。親父も瓶ビールじゃなくてワイン飲んだりとかしてさ、母親も変に化粧とかしちゃって、あの頃の俺、つまり小学生とか中学生の俺にとっちゃ、ちょっとだけ特別な時間、そんな感じだったんだよ。〜第2回に続く(明日公開)〜


あらためてまして、児玉ロウと申します。千葉市を拠点にインディーズ小説家として活動しています。いよいよ本日より、クラウドファンディングが本公開となりました。公開早々にご支援いただいた方もいらっしゃり、「ようやくスタートラインに立てた」という安堵と、ここからが本番だという緊張感でいっぱいです。小説の舞台となったBAR(のトイレ)で緊張するわたくし振り返れば、この小説を書籍化しようと決めてからも、困難の連続でした。20代でバンドマンとしての夢に破れ、プロ作家を夢見て20年間。文学賞の最終審査まで進みながらもあっさり落選し、小説自体から距離を置いていた時期もありました。でも今思えば。「好きだから書く」「書きたいことがあるから書く」から始まったはずなのに、いつしか自分は誰かに評価されること、誰かに「作家にならせてもらうこと」ばかりを考えていたような気がします。そして今更、40代半ばにもなって気付くのです。なりたいなら、自分でなればいい。 本が必要なら、自分で作ればいい。そんなわけで始まった初めての書籍づくりでしたが、いや大変でした。表紙デザインから印刷手配まですべて自分で行う「DIY作家」の道は、想像以上に地味で泥臭い作業の積み重ねでした。毎日本業の仕事を終えてから取り組んだ書籍づくりそれに「本の完成」はゴールではなくスタートです。そこからは、処女作である本作を手に、様々な人に本を買ってもらう努力を続けました。「BARで買える小説」というコンセプトを打ち立て、本作の主人公のモデルとなってくれた69ersのアニキはもちろん、馴染みのお店の皆さんに協力してもらい、なんとか初版本300冊を売り切りました。主人公“マサ”のモデル、BAR「69ers」 マスター(通称:アニキ)でも、それもまた、次のステップへのスタートに過ぎません。「初版本売り切れた!良かった!終了!」ではないのです。そんなわけでスタートした本プロジェクト。これはもちろん本作の増刷を実現するためのクラファンではありますが、本質的には「いまだプロ作家を諦めきれない40代おやじ作家の今後の活動を応援していただく」ものです。本プロジェクトが成功したら、増刷やグッズの作成はもちろん、「次の作品の書籍化」に向けてすぐに動き出す予定です。繰り返しになりますが、本プロジェクトにご支援いただくことは、そのまま児玉ロウという無名作家への、その「周回遅れのチャレンジ」へのエールになるということです。不器用で無様な挑戦かもしれませんが、最後まで走り抜けます。 ご支援、ご協力のほど、よろしくお願いいたします!


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