皆さん、こんばんは。 監督の古新です。 桜の時期が大変待ち遠しい毎日ですが、如何お過ごしでしょうか。 小生たちは、現在、キャスト候補事務所とのご挨拶回りと スポンサー様探しを連日スタッフと一緒に進めております。 その一環としまして、先月、観光鹿児島県人会の賀詞交歓会に行ってまいりました。 鹿児島県知事、ゆかりの文化人、著名人、地元企業の方々が550名近く集まりました。 おかげさまで、鹿児島の方々にも本作のことを知っていただき、 たくさんの温かい応援者、そしてスポンサー様も現れました。 本作では、「おはら祭り」という鹿児島で有名なお祭りが取り上げられております。 この「おはら祭り」は、主人公の出身地の渋谷でも行われており、 渋谷と鹿児島はとても親密な友好関係にあります。 「渋谷おはら祭りHP」 主人公の史織ちゃんはおはら祭りで太鼓を担当しております。 その太鼓の実際の演奏をこの会で拝見することができ、 映画の雰囲気をとてもイメージすることができました。 そして、たくさんのステキな方々ともお会いすることができました。 次回は、この写真にございます、 鹿児島ご出身の俳優の西田聖志郎さんのお店に訪れたことを投稿したいと思います。
この度、映画「あまのがわ」の大学生によるプロモーションビジネスプラン発表会を、コスモボックス株式会社が東北工業大学兼任講師・力丸萠樹氏と共同で開催することとなりました! ■授業背景 東北工業大学・力丸萠樹氏が担当する東北工業大学の講義「プレゼンテーションの技術」では、2003年度より、学生のプレゼンテーションおよびコミュニケーションスキル向上を目的として、開講当初より一貫してアクティブ・ラーニング手法をとりいれてきました。 具体的には、受講生を一般企業や地方自治体の抱える社会課題に向き合わせ、課題提起した企業、自治体の担当者、また、関係者、大学教員、他大学のゲストに対し課題解決提案、ないし企画の形式でチームプレゼンテーションをしてもらいます。これにより受講生は相互評価を含め、当事者、外部、内部と3つの評価軸で自らのスキルを客観的に把握し、自身のコミュニケートが実社会のどのレベルに到達しているか、実体験を踏まえ理解、能力の向上を図っております。 これまで仙台市経済局、観光コンベンション協会や宮城県庁、JR東日本、宮城県内のコンテンツ企業、人材育成業などとタイアップし、「魅力ある地域として仙台を全国発信するためにはどうしたら良いか(JRディスティネーションキャンペーンと連動)」「宮城県に関連するアニメコンテンツを活用する企画立案(宮城県企画)」、東日本大震災のあった2011年には「被災者支援をExcellentに企画する」という社会的テーマにも取り組まれてきました。 昨年は長野の金型メーカーから「ご当地の美少女キャラクターをつくろう」という課題で、玉川大学チームとのプレゼンバトルが実施されました。 今年のテーマは、古新舜監督・新作長編映画「あまのがわ」のプロモーションとなります。 内外の学生同士、企画提案力のぶつかる熱いコンペティションが始まります。 【監督・古新舜よりコメント】 大学生が実践の題材を使って、ビジネスプランを提案するというグループワークは、社会において大変重要なスキルを養えると考えます。教育現場でのアクティブ・ラーニングの導入の一例として、このようなPBL(プロジェクトベースラーニング)は、各地の教育現場に普及してもらいたいと考えております。 また映画産業としても、大ヒット作の成績が顕著の中、埋もれている作品、特にインディペンデントという独立系の映画は、まだまだ世に知られないままでいる状況です。 このような一極集中型の映画業界において、教育機関や地域と連携をとりながら、作品の制作前の段階から、協働で作品を作り上げていくという仕組みは、映画作品に対してのより強いエンゲージメントを生み出すきっかけとなるばかりではなく、業界の枠を越えて作品の潜在的価値を高めるきっかけになると考えております。 大学生のビジネススキル向上と映画業界における課題解決の双方を捉えた本取り組みは、大変素晴らしい機会と考え、きっかけを授けてくださった力丸萠樹先生、小酒井正和先生に、心より感謝したいと思います。 【講師・力丸萠樹よりコメント】 本講義は、まだアクティブ・ラーニングということばが一般化していない13年前、いわゆる「実学」として学生のスキル向上をめざして開講されました。時代背景の変遷はあれ、コミュニケーション、プレゼンテーションを苦手とする学生は以前よりも多くなってきています。 今回、古新監督に知己を得、素晴らしいテーマを頂いたことで、それらの学生にとって良い刺激となり、やる気が引き出されました。多くの人を惹きつける良いアイディアを形にするのだとの彼らの意気込みを毎週感じています。 この好機を通じ、玉川大学の小酒井ゼミ生たちを含め、ひとりでも多くの学生にスキルアップしてもらいたいと考えています。 小酒井先生、古新監督、良い機会、良い出会いに感謝申し上げます。=◎力丸萠樹氏・プロフィール1964年東京生 舞台俳優、雑誌編集者、ディスプレイ業などを経てフリーのイラストレーター・デザイナーとなる。 1989年、デザイン事務所、アトリエ・マ・ヌゥー舎を主宰、SOHOの先駆けとしてネットワークによるワークスタイルを確立した。 1997年、新設の県立宮城大学に社会人学生として一期生入学。同年、実務を通し学生を社会に送り出す組織「宮城大学ベンチャーサークルデュナミス」を設立、主宰する。 以降、仕事と学業、サークル活動を同時に行う生活の中、2001年、サークルを人材育成業として起業させる。 2002年同校卒業後、デザイン事務所を維持しつつも、地域シンクタンクである財団法人社会開発研究センター宮城総合研究所で主任研究員、財団法人日本総合研究所東北事務所主任研究員を歴任。 東北地域の大学講師は2003年より開始。 3・11東日本大震災以降、2013年に関東へ移住し、ストーリーデザイナーとして新たなステージを開拓中。 == 【共同企画教員・小酒井正和よりコメント】 通常のビジネスコンテストでは、技術をベースとした新規ビジネスの創造を題材としたものが多いと思います。今回の授業では、映画作品のプロモーション案というクリエイティブな要素が強いビジネスコンテストというところがあり、とても珍しいタイプの授業となっていると思います。また、東北工業大学さんの学生だけでなく、玉川大学の学生も参加するコンペ形式をとっているため、受講者が競争意識をもって企画を立案できるといった内容になっていると思います。 ==◎小酒井正和氏・プロフィール博士(経営学)。管理会計、マネジメントデザイン、ITによる組織変革を専門とする会計学者。 教育ICTの先駆者チーム、iTeachersメンバーとしてiPhoneやiPadを使った学生とのインタラクティブな授業を実践する一方、IoTやドローンなどのテクノロジーを題材にした授業を企画・実行している。 主な著書に『BSC による戦略志向のITマネジメント』(白桃書房)、『eラーニング実践法―サイバーアライアンスの世界―』(オーム社)がある。 Director of International Conference on Business Management、日本商学研究学会専務理事兼事務局長、日本経営学会連合常任理事などを歴任。 == 【公開授業に関して】・会場:東北工業大学八木山キャンパス911講義室 (宮城県仙台市太白区八木山香澄町35番1号、地下鉄東西線八木山動物公園駅徒歩7分) ・開催日:2016年12月10日(土)13:00開始(12:30受付)、16:10終了予定 ・発表者:大学2年生27名(東北工業大学)/大学生5名(玉川工業大学・小酒井研究室) ・見学のお申し込み:http://cosmobox.jp/contact/ よりお申し込みください。
皆様のお陰で、クラウドファンディング達成し、 現在連日、様々な準備をしております。 一番大切にしたいのは、ストーリーと主人公の状況を如何にしっかりと 作品に盛り込めるかです。 そこで、10月11月と2回、鹿児島に行かせていただきました。 10月は、鹿児島出身の方々のツアーに同行させていただき、 鹿児島市内、屋久島、種子島を廻りました。 昨年はスタッフだけで本やネットを調べて廻りましたが、 今回は地元の方と一緒に廻ったため、随所、素晴らしい場所にめぐり合うことができました。 絶景の桜島の眺めは、城山という場所から。 市内も展望できるこの景色には、一同、「おお!」と思わず唸ってしまいました。 県庁、競技場を廻り、翌日は屋久島に高速船で向かいました。 2度目の屋久島。 昨年は、縄文杉を目指していたので、山間部を連日廻っておりましたが、 今回は、島の淵を沿うように廻りました。 人里離れた山あいになると、至る所に猿や鹿がものすごい数いるのです。 車に動じず毛づくろいしたり、和んでいる姿を見て、 彼らがそこから退くの首を長くしながら待って牛歩をするわけですが、 こういう光景に遭遇して、 人間は自然や動物と共に生きていることを決して忘れてはいけない と改めて感じることができました。 「千と千尋の神隠し」の名前の由来になったと言われている千尋の滝を訪れ、 お手洗いに行こうとしたら、男女混浴の野外温泉を見つけたり、 プロデューサーの松本の同級生の紹介で、 とてもステキな民宿にご挨拶させていただいたり、 ウミガメの産卵スポットから眺める海の青さに驚いたり、 映画のストーリーに盛り込みたい場所をふんだんに観ることができました。 空港近くに「まんてん」という旅館に泊まらせていただき、 翌日は種子島を勉強しに、渡りました。 丸っこい地形の屋久島とは違い、ピーナッツのような縦型の形をしている種子島。 屋久島が自然の島である一方、種子島は技術の島です。 ポルトガル人による鉄砲伝来から、ロケット開発のJAXAまで、 様々な技術が受け継がれ、島のアイデンティティとなっていることを体感致しました。 翌日、本土に戻り、桜島に寄り道しましたが、 桜島から眺める鹿児島の景色がまた素晴らしく、 鹿児島は本土も島もどちらも素晴らしい風土を有する場所であることを 改めて感じました。 同行してくれた二人の植村・田村両プロデューサーには、 本当に感謝したいと思います。 そして11月は、鹿児島が誇るおはら祭を松本プロデューサーと見学いたしました。 2万5000人もの方々が車道に並び、雄大に踊るその姿はまさに圧巻! 今回の「あまのがわ」でもこのおはら踊りが重要なポジションを占めます。 脚本制作と、キャスティングを年内、全力で頑張ってまいりたいと思います。 ご支援者の方のリターン品も来年3月お届けに向けて、 今回の出張はとても役に立ちましたので、お届けまで楽しみにしていてくださいね!