目標額達成いたしました! 皆様の多くのご支援を賜り、先ほど目標額の150万円に到達を致しました。 お一人お一人のお気持ちに心より感謝を申し上げます。 このお気持ちを大切に、本文に記載しました 東京屋久島の往復交通費、宿泊費、打ち合わせ費、地元関係者会合参加費などに 活用させて頂き、数千万円規模の撮影をするための、 本格的な準備活動へとつなげて参りたいと思います。 今回、改めて気づいたこと このクラウドファンディングで、これだけ多くの方々が、 応援をしてくださり、温かいお気持ちを授けてくださったことが、 何よりの財産でした。 本作のメッセージに共感くださる方、OriHimeの可能性を信じている方、 開発者の吉藤オリィさんを応援している方、 前作「ノー・ヴォイス」から繋がる想いを応援しれくれている方、 本当に様々な想いの方々が、本作を楽しみにしてくださっていることが 一番大きな宝物となりました。 本作になぜOriHimeを登場させたいか ロボットが生み出す心のあり方を描きたかったからです。 それはロボットが感情を持つこととは意味が違います。 人間の心は、潜在的に強いものと思っております。 ですが、様々な出来事や突発的な遭遇により、人の心はふと、弱ってしまうものです。 その時に、ロボットが弱った心の人のそばで、 人間を支えてくれる役割であって欲しいと強く願う気持ちがあります。 震災以降、被災地に度々訪れて感じたことは、 震災に遭われた方の一番の問題は、心の拠り所だったと思っております。 家族と離散し、大切な家にも帰れず、仮設住宅の中で孤独を抱えながら生活をしている。 愛犬や愛猫とも離ればなれの高齢者の方の顔を沢山拝見した時に、 食料や物資も勿論必要ですが、心の悲しさを解消できないと 生きる希望が無くなってしまうことを目の当たりにしました。 ロボットが登場する映画やアニメは沢山あると思います。 自分がそれでも、ロボットを登場させる映画を作りたいと思ったのは、 物理的な力で解決するでも、仮想空間でバーチャルを体感するでもなく、 心としっかりと向き合えるロボットを映画を自分で観て見たいという 強い想いから生じております。 これだけテクノロジーが進化していくと、 人間が本来持っている強さがかき消されてしまうのでは、という危惧もあるのです。 だからこそ、ロボットが活躍するこの時代に、 人間が持つ潜在的な強さをロボットが支えながら、生活を共にしていく。 そこには、自然や動物、見えないもの様々な存在への畏敬が不可欠だと感じております。 この映画は、この現代を生きている人だけでなく、 これからの社会を生きる子どもたちに向けて、 「生きることの素晴らしさ」を伝えていきたいと強く思っております。
【奇跡が余白に舞い込む理由】オンライン教育プロデューサー、田原真人さんがとても素敵なブログを更新してくださいました。「奇跡は、縁たどってやってくる」「在り方を発信する」ぜひ、★こちらから★ ご一読いただけたら幸いです。田原さん、素敵なメッセージをありがとうございます!
9月28日。 株式会社オリィ研究所 設立記念日、そして、コスモボックス株式会社 設立記念日。 * * * 昨夜は、OriHime開発者吉藤オリィさんが立ち上げた、株式会社オリィ研究所の設立4周年パーティーに参加させていただきました。 OriHimeが繋いでくれたご縁、笑顔あふれる空間、皆様素敵なスマイルでした^^ 番田雄太さんは、なんと、「漆塗りの素敵なOriHime」 でご挨拶。どんなに遠くからでも見つけられる存在感。手で触れるとぬくもりが。より一層、【存在】を感じられる、そう思いました。 * * *映画「あまのがわ」についても、プレゼンのお時間をいただきました。番田くんが、監督の古新の方に乗っているように見えます^^【映画「あまのがわ」レポートVol.11】「古新と吉藤氏の面白い接点」でも触れましたが、昨日9月28日は、本作監督古新が立ち上げた、コスモボックス株式会社の設立記念日でもありました。こちらは9周年。 ともにこの日を迎えられたことを感謝し、来年、5周年、10周年のアニバーサリーを映画の進捗とともにお祝いできたらとても素敵だなと感じました。オリィさん、オリィ研究所の全ての関係者みなさま、本当におめでとうございます。
「もし夢が同じならば力を合わせたいです」 「夢の共有のご提案をありがとう!」 このメッセージは、2013年12月、番田雄太さんが、OriHime開発者、吉藤オリィさんに送ったfacebookメッセージと、吉藤オリィさんからの返信の一部です。このSNSを介しての会話が、二人の出逢いのはじまりでした。今でこそ、番田さんは、吉藤さんと一緒に数々の講演会に、ときにOriHimeで、ときに自ら新幹線に乗り出かけ、子どもから大人まで、多くの方にその声を届けています。 4歳からずっと寝たきりだった番田さんは、 それまでも、「社会と繋がりたいとずっと考えていた」と話してくれたことがあります。 冒頭のメッセージを自分からオリィさんに送ったことで、二人が出逢い、OriHimeを通じてたくさんの仲間ができた、そうして皆とつながる中、今度は本当に逢いたい、リアルに逢いたい、と思えるようになったといいます。 OriHimeは、コミュニケーションのツール、必ず向こう側に誰かがいる。 番田雄太さんがオリィさんにメッセージを送ったように、そして、オリィさんもまた、番田さんに逢いに行ったように、【一歩を踏み出すこと】がとても大切で、OriHimeはその「一歩」を優しくサポートしてくれる存在なのではと感じます。 冒頭のメッセージには、まだまだ素敵な続きがあります。番田雄太さんの言葉には、わたしたちもいつも勇気をいただいています。番田さんからのメッセージをご紹介させていただきます。皆さまにもお読みいただけたら幸いです。 「肢体不自由であっても、社会に参加できる未来を目指して」 メッセージ:番田雄太 私は交通事故による頸髄損傷で呼吸器使用者の肢体不自由となりました。4歳から長期にわたる病院での療養生活が続きましたが、一昨年に約22年が経ち、やっと退院することができました。事故に遭ってからの22年間、私は思い通りに動くことができず、大きな苦痛と精神的ストレスに襲われていました。 気持ちが元気な私は常に縛り付けられている感覚でいました。外の世界で風を感じ、空を感じ、それぞれの人が、やりたいことをできる。そんな当たり前のことができないのです。 肢体不自由であるために、寝たきりの状態が余儀なくされると外との接触が無くなり、人との出会いが遮断される。それは「孤独」を引き起こし、自分の「価値」を見失い、「生きる」気力を奪います。事故後の私は危うくそうなりかけました。健康な人は、それが当たり前にあることが、当たり前ではないことにも気付かず、友達と勉強をしたり、遊んだりすることが普通にできると思いますが、私はこれまで友達とも関わることもない人生でした。今もそのまま行動を起こさずにいたらこの舞台にも立つことはありませんでした。 私は、人との出会いとリアルな繋がりによって、世界は拡がっていくのだと確信しました。 出会いが、個々の状況と環境を変化させる。私は人の手を借りることができるから現在がありますし、これからもあります。肢体不自由でも強い意思を持ち、その意思を誰かに伝え、協力し合いながら行動していければ、社会に参加できる。 世界中の私と同じ境遇にある人たちにも、そんな未来が必ず来ることを伝えていきたい。OriHimeを作ることが目的ではなく、私たちの目標は人との出会い、つながり、そしてその次へ 世界中のベッドの上で過ごす人たちが、等しく社会で活躍できる未来を創ります! 2016年 番田雄太(株式会社オリィ研究所ホームページより)雄太さんからは、今回の、【あまのがわ】にも、応援メッセージをいただいています。映画 あまのがわ、誰かが一歩を踏み出す、きっかけになるようなそんな作品をお届けします。→【映画「あまのがわ」レポートVol.9】OriHimeエースパイロット!番田雄太さんとの出逢いからの軌跡(前編)はこちらから
今回は、自身よりレポートを投稿してみたいと思います。 最近いろいろと訊かれることは、この映画のきっかけってそもそも何だったんですか? という質問です。 映画監督にロボットの開発を手伝ってもらいたい とある技術メーカーの方から、このような問い合わせが舞い込んできました。 「映画監督にロボットを?」 最初は「何のこっちゃ?」という印象でしたが、 話を訊いてみると、 映画監督は俳優に演出をつけるから、表情や身振り手振りのことを よく知っているのでは? という発想だったそうです。 とても面白い視点だなと思い、自身が持っていることは かなりの量をお話させて頂きました。 自分でもまさか、このようなご依頼があるとは思いもよらず、 ただ、確かにいろいろと語っているうちに これはロボットの表情、仕草の構成に使うことができるのかも、 と思うようになっていきました。 ただ、ロボットの業界から縁遠い自分ですので、 まずは、ロボットのことを調べなければという思いがあり、 仲間にロボットのことをリサーチしたいんだけどと尋ねたところ、 早稲田の後輩に面白いロボットを開発している後輩がいるよ、 と教えてもらい、すぐにコンタクトを取って三鷹に行くことになりました。 それが、吉藤オリィ氏との出会いでした。 古新と吉藤氏との共通点 初対面の時の写真ですが、本当に目からウロコの内容だったのを 覚えております。 お互いの共通点をまとめてみます。 なんだかまだまだ沢山ありそうな共通点です。 そんなご縁もあり、次回作はOriHimeを登場させたい! と思ったわけです。