
2026年7月19日から26日にかけて、駒込・田端の暗渠商店街一帯で「DEMO WEEK」を開催しています。
DEMO WEEKは、「暗渠商店街 U35実践アイデアコンペ」、通称「まきコンペ」の集大成にあたる取り組みです。2月の公開最終審査会を経て、応募のあった59のアイデアの中から9つのプロジェクトが選出され、4月からの社会実装プログラム「ANKYOBATION」、6月21日の中間発表会を経て、いよいよ実際に街の中でプロダクトやサービス、イベントを体験してもらう実証実験の週を迎えました。


駒込から田端まで、比較的広いエリアに9つのプロジェクトが点在して展開されています。霜降銀座商店街の中にあるスガヤビルにて暗渠商店街での各プロジェクトを紹介する拠点も設けています。ここを起点に、駒込から田端に渡る暗渠商店街を盛り上げる1週間にできればと願っています。
▼スガヤビル(東京都北区西ケ原1丁目60−9
https://maps.app.goo.gl/Z6WsKJUSDZGUUB5S8
そして、ここまでたどり着けたのは、各プロジェクトの皆さんの熱量はもちろん、審査員の皆様、そしてコンペから中間発表まで足を運んでくださった地域の方々の存在があったからこそです。この場を借りて、あらためてお礼申し上げます。

各プロジェクトの紹介
ここからは、DEMO WEEKの1週間で、それぞれのプロジェクトがどんなことを行っているか紹介していきます。
1、こまごめ偏愛プロジェクト
こまごめ偏愛プロジェクトは、「おかずつめつめ」と「偏愛マップ」の2本柱で展開しています。
おかず図鑑として、「駒込で食べよう」と思ってもらえるようなおすすめを発信しています。商店街の個々のお店を丁寧に取り上げているのが特徴で、マップや図鑑を見ると、思わず「なんだか美味しそう」と足を運びたくなる内容になっています。


2、Komagome Quest
Komagome Questは、外国人住民や新しく駒込に来た人を対象にした、街歩き型のミッションプログラムです。
駒込の商店街を題材にしたミッションがいくつか用意されており、3つ以上クリアすると商品がもらえる仕組みで、参加費は1回500円です。
実際に体験してみると、対象のお店でミッションをクリアするだけでなく、店主と少し仲良くなったり、気に入った空間でお茶をしたり。ミッションをきっかけに新しい出会いが生まれる、面白い体験になっていました。


3、Blooming Roots
Blooming Rootsは、花を通して人と街をつなぐプロジェクトです。
期間中、商店街に訪れた地元の方々に、一緒に花を入れる活動を行っていました。一人一人が花を入れることで賑やかになり、彩りがついていく様子が見えました。


4、ヤタガワ1600
ヤタガワ1600は、谷田川暗渠沿いの6商店街・1600メートルをつなぐプロジェクトです。
期間中は、地元の店舗の商品を別の商店街へと届ける実証実験を実施しています。区や商店街の境界を越えて、人やものの流れをつくる取り組みです。


5、キオスクがつくる福祉商店街
キオスクがつくる福祉商店街は、託児所カフェ「Peekaboo」さんを舞台にイベントを行いました。
各プロジェクトはもちろん、地域のさまざまな人たちを巻き込みながら人が集まる場をつくっており、「福祉と商店を掛け合わせる」というコンセプトが実際の賑わいとして現れていました。
▼詳細はこちらから
https://www.instagram.com/p/Daq9bXfB2kU/


6、こまごめぶくろ
こまごめぶくろは、駒込の商店街をひとつにつなぐ共通の袋をつくるプロジェクトです。
DEMO WEEK期間中も実装を進めており、この袋を持って街を歩く人がいることで、袋そのものが会話のきっかけとなり、人と人、人とまちのコミュニケーションが生まれる仕掛けを作っていきます。

7、もしもプロジェクト
もしもプロジェクトは、「駒込にこんな場所があったらいいな」というアイデアを集め、みんなで共有できる未来地図をつくるプロジェクトです。
期間中は、地域の小学生や子どもたちに集まってもらい、実際に「もしも」のアイデアを書いてもらう体験会を行いました。


8、STAND SCAPE
STAND SCAPEは、移動式陳列家具「TENTOW」を通して、人が自然と立ち止まる商店街の風景をつくるプロジェクトです。
実際に商店街の店舗に家具を設置し、より賑やかな店先の風景をつくっていました。素敵な空間が生まれていたので、ぜひ設置店舗まで見に行っていただきたいです。


9、ANTOKYO
ANTOKYOとして、7月23日(木)19:00〜20:30(開場18:30)に、松の湯にて「松の湯まちづくり座談会」を開催します。
ここでは、松の湯を拠点としたまちづくりについて議論します。松の湯があるエリアは北区・豊島区・文京区が交わる結節点であり、行政の枠組みにとらわれない新しいまちのつながり方を語らう場にしていきます。ざっくばらんに意見交換を行う場ですので、ぜひお気軽にご参加ください。
▼お申し込みはこちらから
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScUJWzOXOG3rHlpptVLCkQa3-sGFLhT37RPhEd2muxphUa0JQ/viewform
ラジオにて、現場の声をお届け
DEMO WEEK期間中は、公開収録で「暗渠商店街まきコンペラジオ」も配信しています。各プロジェクトのメンバーをゲストに迎えて、街に実装するまでのリアルな裏側を語ってもらっています。記事だけでは伝わらない、現場の熱量をぜひ耳でも感じてみてください。

▼暗渠商店街まきコンペラジオ(Spotify)
https://open.spotify.com/show/033Su3odHHZn6XtQvIQoub
DEMO WEEK最終日にクロージングトークを開催
DEMO WEEK最終日には、「ANKYOBATION DEMOWEEK Closing Talk|建築家が地域活動を実践するとは?」を開催します。「建たない時代」に建築家は何をつくるのか。まきコンペ・ANKYOBATIONが暗渠商店街に対して築いてきた新たな地域活動のかたちを、1週間の実証実験を経たうえで振り返るトークイベントです。
▼詳細・お申し込みはこちらから
https://ankyobation-demoweek.peatix.com
クラウドファンディングによる応援のお願い
DEMO WEEKに挑む9プロジェクトのうち7プロジェクトは、実装をより確かなものにするため、現在CAMPFIREにてクラウドファンディングにも挑戦しています。7/26(日)まで実施しております。応援よろしくお願いいたします。
▼プロジェクト詳細・応援はこちらから
https://camp-fire.jp/projects/952809/view
さいごに
駒込の街を「実証実験の場」で終わらせず、この場所の日常に根づいたものにしていくために、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。近くにお住まいの方はもちろん、友人・知人を誘って、ご飯のついでに覗きに来ていただけたら嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました!








