
私はヘアロスの当事者ではありません。
家族や友人に髪に関する症状を抱える人がいたわけでもありません。そんな私が「ヘアロス」やASPJの存在を知ったきっかけは、ヘアドネーションでした。
私は小さい頃から髪をいじることが好きで、「誰かに髪を楽しむ時間を届けられたらいいな」という漠然とした思いから、ヘアドネーションを始めました。そして2回目の寄付をした時、仲介団体のホームページを通じて、初めてヘアロスの当事者の方々について知りました。
それまで何となく想像していた「自分の髪を受け取る人」が、少しずつ現実の存在として感じられるようになりました。同時に、もし自分が髪を失ったら、生活はどう変わるのか、と考えるようになりました。
朝の身支度で何を感じるのか。家族や友人はどう接するのか。学校や日常生活の中で、どんな不安を抱えるのか。
もちろん、私は当事者ではないので、その気持ちを完全に経験することはできません。一方で、ヘアロスは単に「髪をいじる楽しみがないこと/なくなること」ではなく、さまざまな苦い気持ちと向き合い、乗り越えようとすることの繰り返しでもあるのだと想像がつきました。
そして、これは空想でなく、もっと私の現実に近いものだと私は思っています。
ヘアドネーションでは、寄付する側とウィッグを受け取る側を分ける要因は、今のところ髪の症状があるかどうかです。しかし、今日髪を寄付した人が、明日髪の悩みを抱える可能性もあります。年齢を重ねる中で、髪について考える機会が訪れる人もいるかもしれません。
だから、私にとって、今回の合宿にアライのボランティアとして参加することは、「自分とは違う誰かを応援する」というよりも、「誰かにとっても私にとっても過しやすい社会をつくるために(微力ながら)貢献する」という感覚があります。
……とはいえ、合宿の企画ではまだまだ分からないことも多く、メンバーの意見を聞いて「なるほど!」と思う毎日です。
でも、アライになるために必要なのは、当事者の気持ちをすべて理解することではなく、理解しようとする姿勢を持ち続けることなのではないかと思っています(私見です!)。
そんな小さな関心や共感の輪が広がれば嬉しいです。
文:かろりー
\\ 69名の方に支援いただきました!//
本当に、ありがとうございます!
集めた資金は
・ヘアロスキッズたちの参加費
・宿泊費を無料にすること
・学校へのハンドブック配布
・絵本の増刷 に使います。
残り 24日。目標100万円まで あと438,500万円 です。
子どもたちの笑顔をつくる合宿に全力で取り組んでいます。



