
初めまして。この度、「こども六法」を出版するにあたり、書籍のレイアウト・デザインを担当することになりました、砂田と申します。こども達に少しでも分かりやすく、親しみを持ってもらえるようなデザインの本を届けたいなと思っています。今を生きるこども達は、私たちがこどもだった頃よりも、デザインなどの視覚的な情報に対して鋭い反応をする傾向が強まっているように感じます。良い意味での”目が肥えた”こども達が多いなと。おそらく、生まれた時からインターネットやSNSが普及しており、情報や物事を数多く見て、彼らの頭の中で自然と処理しているからこそ、私たちの想像を超える”目”を持ったこども達が増えているのでしょう。そういった時代を生きるこども達に、大人にとっても難解である法律を伝える書籍を作るというのは、非常に難しいことですし、同時にすごくやりがいを感じることでもあります。決して幼稚には見せず、”目の肥えた”こども達が、ふと、何となく手に取ってしまう。本を広げた後も、ずっと見入ってしまう。本から得た情報が、将来、大人になってからもこども達の力になるような、そんなデザインの本を作りたいと思っています。発売をどうぞおたのしみに!