『なぎのえき』癒しと郷愁の物語

孤独に戦い、感情を麻痺させている人へ。 「立派な大人」を演じ続けるのはもう終わりにしませんか。 そこは夕暮れの無人駅。佐賀県唐津市を舞台にした写真とオーディオドラマによる没入型アートです。都会のスピードに疲弊した大人が、いつでも日常から「途中下車」できる癒しのツールをお届けします。

現在の支援総額

38,000

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目標金額は2,500,000円

支援者数

7

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支援者数7

孤独に戦い、感情を麻痺させている人へ。 「立派な大人」を演じ続けるのはもう終わりにしませんか。 そこは夕暮れの無人駅。佐賀県唐津市を舞台にした写真とオーディオドラマによる没入型アートです。都会のスピードに疲弊した大人が、いつでも日常から「途中下車」できる癒しのツールをお届けします。

物語を紡ぐという作業を続けていると、時折、ひどく不思議な瞬間に立ち会うことがあります。 

それは、自分がペンで生み出したはずのキャラクターたちが、ふわりと私の手元を離れ、自らの意志で呼吸をし、勝手に歩き始める瞬間です。

今回の『なぎのえき』では、その「キャラクターが勝手に動いていく感覚」が、かつてないほど鮮烈でした。

彼女たちが自らの足で歩き出すからこそ、そこには当然、本編のフレームには収まりきらない「空白の時間」が生まれます。

あの時、彼女は何を思い、どんな景色を見つめていたのか。

 本編では描かれることのなかった別の視点、あるいは交差することのなかった物語が間違いなくそこにある。

そう確信したことが、今回のスピンオフ連載へと行き着いた理由です。

そして正直に打ち明けてしまうと、

本編そのものもまた、当初の予定を大きく超えるほどの熱量を帯びていきました。彼女たちの感情の奔流に導かれるように物語の密度は増し、

私自身でさえ予想していなかった「驚きの展開」へと辿り着くことになったのです。

今、原稿を前にして、静かで心地よい感慨に包まれています。

なぎとの再会を果たし、栞の不器用で純粋な想いにふれる日々。 

彼女たちの人生を私が書き記しているはずだったのに、気がつけば、私自身が彼女たちの熱量に引き上げられ、この物語に「生かされている」。

そんな感覚が、心の奥底で力強く脈打っているのです。

彼女たちが自ら選び取った、愛おしくも激しい軌跡。 

そして、その先にある誰も知らない終着駅の風景を。

どうか、皆様にも最後まで一緒に見届けていただけますように。

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