劇団Nは今、29年の歴史の中で、最大の存続の危機に直面していますこんにちは、劇団Nの越田です。いつも温かい応援をいただき、本当にありがとうございます。今日は、いつも応援してくださるみなさまへ、お伝えしなければならない危機についてお話しさせてください。能登演劇堂という素晴らしい舞台で、毎年1回の定期公演を29年間続けてきました。しかし今、[資金面/劇団員の減少/運営体制の維持]という大きな壁が目の前に立ちはだかり、このままでは来年、その先の舞台の幕を上げることが難しい状況に陥っています。舞台を続けるために、私たちができること劇団Nは、能登演劇堂を拠点に、毎年一回の定期公演を続けてきました。今年で29年。地域の人たちが集まり、演劇をつくり、舞台に立つ。それを当たり前のこととして、継続してきました。けれど今、その「当たり前」が変わってきています。だからこそ、これからも舞台を続けていくために、私たち自身もできることを考え、動いていこうと決めました。地域社会の変化、そして能登半島地震人口減少や高齢化、急激な物価高。そして、2024年に起きた能登半島地震。地域を取り巻く状況が大きく変化する中、文化活動を支える環境も、これまでと同じではなくなっています。地域に必要とされる支援のあり方も変わりつつある今、私たちにとっても、これまで通りの形で活動を続けていくことは、決して簡単なことではありません。これは、私たちにとって決して他人事ではありません。それでも、舞台を続けたい!照明バトンを操作する技術も、専門スタッフから学んでいます。自分たちでできることは、自分たちの手で。舞台を支える力を少しずつ身につけています。劇団Nの公演チケットは、1,000円です。「できるだけ多くの地域の方に、気軽に演劇を観てもらいたい」そんな思いから長年に渡り、この価格で公演を続けてきました。けれど、舞台をつくるためには、出演する私たちだけではなく、演出、舞台、音響、照明など、たくさんの方の力が必要です。私たちはこれからも、首都圏からプロの演出家を招き、限られた時間の中で専門的な指導を受けながら作品をつくっていきたいと思っています。市民が演じるからこそ、プロの力を借りて、より良い舞台を目指したい。そして、能登演劇堂という素晴らしい場所で、これからも演劇を続けていきたい。その思いは、今も変わっていません。「このままでは、続けられないかもしれない」照明器具を実際に照明回路へつなぐ作業も、専門スタッフから学んでいます。自分たちでできることを増やし、舞台をつくる技術を次につないでいます。正直に言えば、私たちの力だけで、これまでと同じ活動を続けていくことには限界があります。公演を続けるために必要なものは、決して華やかなものばかりではありません。遠方から演出家を迎え、限られた時間の中で稽古を重ねること舞台装置や衣装、音響・照明など、本番の舞台をつくり上げることチラシの制作や広報、受付・会場運営など、公演を支える準備を重ねることその一つひとつに、多くの人の力と時間、そして費用がかかります。これまで何とか続けてこられたからといって、これからも同じように続けられるとは限りません。こうした現実を前に、私たちは今、ひとつの分岐点に立っています。だから、今回の挑戦があります!調光室で、舞台を支える照明の技術をスタッフから学んでいます今回、劇団Nとして初めてクラウドファンディングに挑戦しました。これは、単に資金を集めるためだけの挑戦ではありません。「能登で、市民が演劇をつくり続けていること」「能登演劇堂で、地域の人たちが舞台をつくっていること」そして、「この活動を、これからも続けていきたいと思っていること」を、もっと多くの方に知っていただきたいと思っています。正直に言えば、私たちは今、困っています。でも、困っているから終わりにするのではなく、続けるために、自分たちにできることをやってみよう。そう考えて、今回のクラウドファンディングに踏み出しました。30年目、その先へ。「また来年も、ここで演劇を観たい」そう思ってくださる方がいるなら、私たちも舞台を続けていきたい。29年続いてきたものを、30年、31年、その先へ。そのために、今できることを。劇団Nのこれからを、応援していただけたら嬉しいです。




