市民劇団結成29年 能登演劇堂公演を未来へつなぎたい 〜演劇と人生が交わる場所〜

七尾市民劇団「劇団N」は、能登・七尾で29年活動を続けてきました。市民が演劇を学び、舞台に立ち続けられる場を未来へつなぐため、このたびクラウドファンディングに挑戦します。ご支援いただいた資金は研修・指導体制の充実や公演運営などに活用します。あたたかいご支援をお願いいたします。

現在の支援総額

310,000

31%

目標金額は1,000,000円

支援者数

42

募集終了まで残り

15

市民劇団結成29年 能登演劇堂公演を未来へつなぎたい 〜演劇と人生が交わる場所〜

現在の支援総額

310,000

31%達成

あと 15

目標金額1,000,000

支援者数42

七尾市民劇団「劇団N」は、能登・七尾で29年活動を続けてきました。市民が演劇を学び、舞台に立ち続けられる場を未来へつなぐため、このたびクラウドファンディングに挑戦します。ご支援いただいた資金は研修・指導体制の充実や公演運営などに活用します。あたたかいご支援をお願いいたします。

こんにちは、劇団Nの丸山です。今回は、劇団Nの普段の活動の一部をご紹介します。劇団Nでは、毎月1回の役員会と、月1~2回の勉強会や稽古を行っています。今回は、前々回・前回に引き続き、能登演劇堂の上腰さんを講師にお迎えし、音響・照明講座第2回目をおこないました。劇団員だけで音響機材を組んでみる音響講座では、前回学んだことを確認しながら、上腰さんに見守っていただき、団員だけで基本的な音響機材を組み上げました。「これはどこにつなぐ?」「この機材は何のため?」と確認しながら、一つひとつ機材をつないでいきます。そして、無事に音を出すことができました。実際に自分たちの手で機材を組み、音が出るところまで経験することで、前回教わった内容がより具体的に理解できたように感じます。「光がどこから当たっているのか」を知る照明講座では、普段なかなか目にすることのない機械も多く、操作も簡単ではありません。一朝一夕に身につくものではありませんが、実際の機材を見ながら学ぶことで、どの照明が、どの角度から舞台を照らしているのかを理解することができました。舞台に立っていると、つい「自分がどう演じるか」に意識が向きます。けれど、その舞台を観客席から見たときには、音や光も含めて、ひとつの舞台として届いています。自分がどこから音を受け、どこから光を当てられ、観客席からどのように見えているのか。それを知ることは、演じる側にとっても大切な学びだと実感しました。「演じる」だけではなく、舞台全体を知る劇団Nには出演経験のある団員は多くいますが、音響や照明などの専門的な知識を持っている団員は、まだ多くありません。だからこそ、専門家から直接教えていただき、実際に機材に触れながら学べる機会は、とても貴重です。今回の講座を通して、音響・照明の基礎を知るだけでなく、舞台は出演者だけでつくるものではなく、さまざまな技術や支えによって成り立っていることを、改めて実感しました。学びを積み重ね、より良い舞台へ今回が初めての音響・照明講座でしたが、ここですべてを身につけることが目的ではありません。一度学んで終わりではなく、繰り返し触れ、実際の舞台で経験しながら、少しずつ団員みんなの知識と技術を高めていきたいと思っています。こうした学びを積み重ねることが、これからの劇団Nの公演をより良いものにすることにつながっていくはずです。そして、地域で演劇を続けていくためには、舞台をつくる人が学び続けられる環境も大切です。これからも専門家の方々から学ぶ機会を大切にしながら、一歩ずつ、劇団Nの舞台づくりを深めていきます。


クラウドファンディングに挑戦する私たち劇団Nに、演出家・劇団キンダースペース主宰 原田一樹氏より、メッセージをいただきました!長年、私たちの舞台づくりに寄り添い、作品をともにつくってくださっている原田さん。能登で市民が演劇を続けていくことを、原田さんはどのように感じ、何を願っているのか。ぜひ、原田さんからのメッセージをお読みください。****************************地方劇場としては唯一の演劇専門劇場、能登演劇堂を有する七尾市は「演劇の街」でもあります。この能登演劇堂を常打ち小屋とする唯一の劇団、市民劇団Nは、29年にわたり活動を続けてまいりました。1998年、平成10年に旗揚げ、以来26本のオリジナル作品を製作、上演。近年では、演目においていくつかのジャンルを設定しております。〇文学作品 小泉八雲、芥川龍之介、太宰治、山本周五郎ら作品の舞台化〇古典落語の世界の舞台化 「文七元結」「芝浜」など〇欧米の名作文学 Оヘンリー、アンデルセン、ヘルマン・ヘッセ他ジャンルの設定は、評価ある先人たちの芸術創造と、私たちの活動を結びつけようとする意図によるものです。その上で市民劇団独自の表現を追及、オリジナル脚本により「感動」を伝えられる舞台を目指し、稽古を重ね、上演を継続してまいりました。能登演劇堂はこれまでプロの作る質の高い芸術作品を招聘し上演してまいりました。一方「演劇」の存在価値は「鑑賞」にとどまりません。私たちは、人間とその生活についての様々を「演劇」から教わります。例えば「役に付く」ということ。これは単にセリフを覚え、感情を付与し、決められた段取りで喋る、ということではありません。「役を演じる」ということは「他者の人生を想像し、その人生を生きる」ということです。他人の立場になって、違う眼でものごとを見、心を動かす。「思いやり」や「やさしさ」の根本にあるこういったことを、普段私たちはどれだけ体験出来ているでしょうか? また「演劇」は「感動」を伝えるものです。なぜ人には「感動」が必要なのか。もし私たちが「感動」を知らず、ただ金銭や物質の充足、仕事や義務の消化に生きる意味を求めるとしたら、世界はどれほど貧弱なものになるでしょう。「豊かさ」とは心の余裕であり、大きな視点であり、一つの価値観に囚われないということです。これはもちろん読書や他の芸術鑑賞、旅や趣味、娯楽でも得られるものです。一方で「演劇」は総合的な芸術です。戯曲は文学、舞台装置は美術、照明は映像、音響は別の世界に私たちをいざないます。「演劇」のこのようなあり方は、一方でそれなりの技術、設備、準備を伴うものでもあります。「演劇」は、おいそれと作り上げることはできません。まず、時には本番の百倍にも達する、台本と稽古の時間。舞台装置は何もない空間から立ち上げ、音楽、音響も数日でできるものではありません。そして何より、稽古は人物とドラマを深く掘り下げ、積み重ねる必要があります。七尾市民劇団Nのメンバーは、全員、仕事を抱えながらの参加です。限られた稽古場以外の時間に、常に課題とテーマと向き合うことが求められます。これまで、劇団Nは劇団キンダースペースのスタッフワークによりその創造を維持してまいりました。今後は劇団として創作意識の向上、舞台設営、スタッフワーク技術のさらなる習得、運営の自立が期待されています。ここにクラウドファンディングが大きな役割を果たします。公演それ自体と公演に向けた日常活動の充実、心構えや基礎も含めた俳優術、劇作、演出、音響、照明などスタッフワークの習得が、これによって可能となります。クラウドファンディングはまた、劇団Nの呼びかけにより、地域の人々と劇団員との交流を生み出し、演劇文化を広く展開し、これまで関わりの少なかった方々にも「演劇」をさまざまな形で提供するきっかけにもなるはずです。この機会を生かし七尾市民劇団の舞台を、また芸術としての「演劇」の豊かさを、多くの方に感じていただけるよう努力していく所存です。是非、ご協力いただけるよう、お願い申し上げます。


「ノトゲキ」プロジェクトは、演劇を学ぶ大学生が石川県七尾市に滞在し、能登の生活・文化・仕事を体験しながら創作と上演までを行う、地域密着型の取り組みである。今年の公演は、アントン・チェーホフの短編喜劇「熊」と「結婚申し込み」を題材にした『アントン・チェーホフ 能登に舞う』。二作品をオムニバス形式で再構成し、能登の方言を大胆に取り入れた約1時間の舞台として上演された。原作のユーモアに能登らしい温かさと素朴な味わいが重なり、観客の笑いを誘った。特に、方言を使った掛け合いは地元の観客にとって親しみやすく、物語の人物像がより身近に感じられる効果を生んでいた。また、舞台美術や演出も簡素ながら工夫が凝らされ、限られた環境の中で創造性を最大限に発揮していた。今回の公演では、学生たちの新鮮な感性と、劇団Nが目指す「能登ならではの舞台」、そして地域文化への貢献を、それぞれの立場から感じることができた。終演後の観客の笑顔や拍手は、演劇がこの地域に根づいている証であり、能登が「演劇の町」として少しずつ成熟していることを感じさせるものだった。ノトゲキ、劇団N、能登演劇堂。この三つが連携することで、能登には、若い表現者が学び、市民が支え、文化が循環する豊かな土壌が育っている。震災からの復興期にある能登にとって、この文化の灯を守り、未来へつなぐ意義は大きいと感じました。


今日は劇団員が大集合!みんなでノトゲキ鑑賞いつも以上にたくさんのメンバーが集まり、劇団Nらしい、にぎやかな一日になりました。鑑賞したのは、能登演劇堂で開催されたノトゲキ2026「アントン・チェーホフ能登に舞う」。ノトゲキ2026|能登演劇堂 公式ページ過去の舞台写真を懐かしそうに見入る劇団員の丸山さんとお客様開演前には、劇団Nのブースも出しました。これまでの公演の舞台写真をパネルで展示し、劇団Nがこれまでどんな舞台をつくってきたのかを紹介。そして、現在挑戦中のクラウドファンディングについてもPRしました。「劇団Nって、こんな舞台をつくってきたんだ」そんなふうに、少しでも私たちのことを知っていただけたらうれしいです。これからも能登で舞台を続けていきたい。そんな思いを、ブースからも届けました。何より今日は、たくさんの劇団員が集まったことがうれしい一日でした。舞台を観て、刺激と熱量を受け取るその後は、みんなでノトゲキを鑑賞。舞台を観ることも、劇団Nにとって大切な活動のひとつ。チェーホフの『熊』『結婚申込』を観ました。舞台が始まると、客席でじっくりと舞台を見つめる劇団員たち。今回の舞台から受け取ったものは、それぞれの中に持ち帰って。すばらしい熱量を受け取ったからこそ、私たちも負けないくらいの熱量で、12月の舞台をつくっていきたい。今日受け取ったものを、それぞれが持ち帰って、これからの稽古や12月の舞台につなげていきます。12月5日・6日。能登演劇堂で、今度は私たちが舞台を届けます。今日集まった仲間たちと一緒に、次の舞台へ。劇団Nは、これからも一歩ずつ進んでいきます。※今回の鑑賞については、劇団員佐野さんがレポートをまとめてくれています。詳しい鑑賞レポートは、改めてお届けします。お楽しみに!


みなさま、おはようございます!劇団N 広報担当の越田です。8月22日、私たち劇団Nのクラウドファンディングについて、中日新聞に掲載していただきました。取材では、なぜ今、私たちがクラウドファンディングに挑戦するのか。そして、29年間続いてきた市民劇団「劇団N」にとって、能登演劇堂とはどんな場所なのか。これからも七尾で、市民が演劇を続けていくために何が必要なのか。そんなことをお話ししました。心を寄せて熱心に取材してくださったこと、そして記事を通して多くの方に知っていただける機会をいただいたことに、感謝しています。8/20の実行委員会では、役割分担を今一度確認し、それぞれのミッションを明確にしました。8月20日には、実行委員5人で2時間みっちり、これからの広報や今後について具体的に話し合いました。最後は5人でやれることから、一つずつやろうと確認し合いました。まだまだ、ここからです。クラウドファンディングを始めて13日。たくさんの方に応援していただいている一方で、目標金額まではまだ距離があります。でも今回、新聞という新しい場所で私たちの活動を知っていただけたことは、大きな一歩だと感じています。私たちが目指しているのは、ただ今年の公演を実現することだけではありません。29年間続いてきた「市民が演じる場所」を、これから先にもつないでいくこと。そのために、できることを一つずつ。中日新聞の記事をきっかけに、劇団Nのことを初めて知ってくださる方がいたら嬉しいです。そして、もし私たちの想いに共感していただけたら、ぜひクラウドファンディングをのぞいてみてください。応援、拡散も大きな力になります。私たちの挑戦を、ぜひ一緒に見届けてください。▶ 中日新聞の記事はこちら中日新聞「劇団N」掲載記事  https://www.chunichi.co.jp/article/1300116?rct=k_ishikawa▶ 劇団N クラウドファンディングはこちら https://camp-fire.jp/projects/959980/view


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