昨日、台風の心配のある中、１０月１１日、１２日、１９日のキジビル・ジャックの現場である、名古屋市亀島のキジビルに行ってきました！   このビルは木地さんという方がもともと持っていたところで材木の倉庫として使っていましたが、雑居ビルになり、現在１階はコンビニ、２階は廃墟（１８年空きフロア）、３階がボクシングジム、４階がナンジャーレという小劇場、そして５階は最近、天象館というダンスの稽古場になりました。   私はそこを作っている大工さんで舞台関係もやっている方から、何か面白いことに使って欲しいと春くらいから、お話をいただいていましたが、ヨシコとステファニーの来日に合わせて、１階と３階以外の全部まるごとを使ったプロジェクトをすることにしました。   ２階の廃墟、４階の劇場、５階の稽古場、そして写真の素晴らしい屋上！   ２階は掃除も全くされておらず、配線もむき出しの状態。 ４階は完璧なシアター、５階は作りかけ感のある稽古場。   そして屋上はこの夜景です。 ヨシコとステファニーなら、とんでもなく面白いことをしてくれるなと確信しています。   さらに今回は、メンタープログラムといって、一方的に先生が何かを教えるのではなく、自分のしている活動（音楽、ダンス、演劇、パフォーマンス、美術、、、、もしかしたら自分探し中で何をしたいかわからない人なんかもいいかもしれないです）をヨシコとステファニーと共に語る中で指針をもらい、自分が変化していくことで変わっていくというワークをします。   １９日の１９時からは、臨時屋台や美術作品が屋上に飾られたり、ビル全体を使ってプログラムに参加した方たちも自分の作品を発表します。   一体どんなことになるのか、、、、とっても楽しみです。   そして、この場所、機材や電源などがないフロアもあり、全部を使ってやることで音響や照明機材をほかから運ばなくてはいけません。   その費用を今回、ファンディングでお願いしたいと思っています。   お掃除などは、有志でやり、私も何度も出向いて環境整備などしております。   参加する人にお金がないからと諦めて欲しくないし、あまり入場料を高くしたくないので、お手伝いしてくれた方に割引をしたり、チケットを売ってくれたら一部をその方が取れるようにしています。   本当はそんなことをしている余裕はないのですけれど、、、、、   なんとか、たくさんの人に見て欲しい、参加して欲しいという気持ちからそうすることにしました。   昨日来てくれたダンサーや音楽家、絵描きのみんなが自分の時間とお金を削って、折り込みにいったり、掃除をしたり、本当にお金のない分、人の力で頑張っています。   応援よろしくお願いします！

９月２５日にレクチャーとパフォーマンスをする山の広場です。 ここは、スティーブンとヒメナというアメリカ人とチリ人のコンテンポラリーアーティスト（土のアーティスト）が２０年ほど前に美浜にやってきて、様々な交流を重ねる中で、１６メートルx９メートルの巨大な音響板の焼き物を作り上げ、広場を作って１６年。   いよいよこの秋に完成します。 その直前に、私たちのイベントをやらせてもらうことになりました。 ですので、まだ、客席が完成していなかったり、トイレが壊れていたり草だらけだったりで、私レイも協力してくれる友人を引き連れて、レンガ運びやお掃除に出向いています。   山の広場のドキュメンタリーはこちら     私がここでイベントをやりたいと思ったのは場所が素敵だからというよりも、スティーブンとヒメナが外国人としてここにやってきて、二人の子供と共に、地域に受け入れられ、彼らの本当の志の高さと美しさにたくさんの人が共感をし、手を貸し、こんな巨大なものが完成しつつある、、、 スティーヴンとヒメナ。林裕巳撮影   そんな二人にヨシコとメグにも会って話をして欲しかったから。 彼らの家に滞在し（短い間ですが）設備が足りないならそれなりに、それを生かして、途中を見せるというのも、ヨシコのお家芸です。 とても行きにくい場所なので、名古屋や東京からお客様どうしの相乗りもアレンジしています。   私がしたいことは、お金で解決することではなく、お金がないからこそ、人が助け合い、暖かいものが生まれ、会話が生まれるということなのです。   でも、、、渡航費やら機材費はそういうわけにもいかず、、、今回はファンディングをお願いしました。   応援していただけたら、とても嬉しいです。   そして、ぜひぜひ、私たちと一緒に山の広場のお手伝いにも行きましょう。毎週日曜の午前から午後２時か３時くらいまでは作業をしています。一緒に行きたい方、ご連絡ください！

昨年のパフォーミングアーツ亀山の映像を少し公開します。     ２０名以上のプロダンサーが日本、世界各地から集まり、２日間のワークショップを経て音楽家、美術家、一般の方と一つの舞台をたった１日で作り上げました。 第一回目も予算はなく、みんな手弁当でしたが、なるべく滞在などの負担を減らすべく、亀山の方々に私、中沢レイがお願いして食事や宿泊を一般の方のおうちにお願いしました。   それが、逆にとてもいい思い出と、亀山の印象を変えたのかなと思います。   お金があったら、今回のイベントももっと楽々できたのかなと思いますが、なるべく、人と人の労働力や物々交換でやれることはやったほうが、お互いに一生の宝になるような出会いや思い出、つながりができるのかなと実感しています。 今年もできるところは極力、人力で、どうしてもダメな交通費（渡航費）や運搬、送料の部分で今回のファンディングは大切に使わせていただきたいと思っています。   ですので、僻地での公演の場合、お客様同士での乗り合わせをアレンジしたりもしています。   乗り合わせやお手伝いで、友達になったり、交流が続いている方も（２０１３年にやった山の上にある美術館公演以来様々な場所でいらっしゃってとても嬉しいです。   一つのところにみんなで向いていく。   その力を信じたいです。   今日も応援ありがとうございます。

こんにちは！主催の中沢レイです！ スプーンプロジェクトのファンディングがいよいよスタートしました。 ここのところ、毎日、ヨシコとスカイプチャットをしています。 設備が全く整っていない場所ばかりで、ツアーをスタートする山の劇場はまだ客席ができていないし、トイレをどうしようと言っていたり、雨の時どうするか、駅から歩けなくはないけれど、最寄りからでも徒歩３０分で送迎をどうしようか、近くで食事するところもなく、音響照明はないし、、と問題が山積みです。   しかし、ヨシコさんからは、 「ないものを集めずに、それを生かして、、、、たとえば、お客さんが少なかったら、その人達と一緒に車に乗ってどこかに行くとか。照明がないなら、近所の人から懐中電灯１００本かき集めるとか。」   と、またまた予想を大幅に裏切る発言。   これこそがヨシコ・チュウマです。   ドイツでやったセメント工場（半分以上廃墟）でのパフォーマンスをご覧ください。 なんでもあり、でも、やっぱりアートなのです！！      引き続きご支援、応援宜しくお願いします！！