福島県喜多方市では毎年夏７月に「喜多方レトロ横丁」というお祭りがあります。昔懐かしい昭和の風景や物が展示され～あの頃の昭和へタイムスリップ～したような感覚で、大人も子供も楽しめるお祭りです。このお祭りに１回来たお客様がまた来たいと、リピートされる方が全国各地にいらっしゃいます。そのお祭りで毎年、昔の学校教室を再現したブースで、無料そろばん教室を実施させていただいておりました。昔懐かしい古い机とイスで大人の方は、懐かしいと足を止め算盤をやっていかれます。大抵の方は、「昔やっていたんだけど、ずっとやっていなかったから、できない」とおっしゃいますが、やると思いだし、子供より夢中で取り組んでいました。認知症予防には、この思いだすことが脳活性化になり有効です。高齢者の方は、大抵そろばんをつかったことがあります。思いだしそろばんをやることにより脳活性化になります。このお祭りで、大人と子供両方が楽しんで算盤をやっている姿をみてきました。いずれ、このようなそろばんイベントを開催したいです。大人と子供がコミュニケーションをとりながら算盤を楽しむイベント。叶えたいことの1つです。

大人向けそろばん教室は、「ワンコインチャリティーそろばん教室」が始まりでした。震災から約４年がたち、街中の教室に移動したのをきっかけに１１月７日スタートしました。毎週１回１時間授業　そのつどワンコイン（５００円）をいただく授業形式多くの方にそろばんに触れてもらいたい先人の知恵から生み出されたそろばんの良さを知ってもらいたい収入を復興支援に寄付したいそんな想いでのスタートでした。避難先で出会わせていただいたそろばんで私ができることとはなにか考えた結果が、このチャリティーそろばん教室でした。当時、いろいろな方に支えられ勇気づけいただきながら、生活しておりました。特に、自分の大切な時間をけずり私達親子に寄り添って下さるご夫婦の方がおられました。その方々の姿をみて私にできることは…と考えたのがきっかけでした。そのご夫婦とは、今も繋がらせていただいています。これからもそんな方々に近づけるように、私にできることをしていきたいです。

落ち込むことも多々あり、ご支援をいただくなどなんて大それたことをしてしまっているんだと後悔したことも多々ありました。そんな時に励まし、自分のことのように考えアドバイスを下さる方々に勇気づけていただき、今残り日数最後まであきらめないでやっていくと決めました。成功させたい一番の理由は、多くの方にご賛同いただけることでその実績を伝えることができるからです。仙台市の介護施設に数件、この脳トレーニングを無料で良いのでやらせてもらえないかとお話ししたところ、認知されていない個人的にやっているものとらえられてしまったようで、お話を聞いてもらえませんでした。皆様のご協力があれば、施設の方にも納得いただけ広めることができます。どうか前進するお力添えをいただけないでしょうか…賛同したいんだけど、やり方がわからないと言って下さる方がいらっしゃいましたので、やり方を作成しました。ご確認いただけましたら嬉しいです。ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

小学校の先生になることでした…それが、いろいろな現実に流され、平凡な日常を受け入れ、別な職を選択し、日々忙しさに流され過ごしてきました。それが、避難先でのたくさんの方々との出会いで変化していったのです。今まで自分で作っていた大きな壁を崩すように…当時、産まれたばかりで数か月の長男がいました。小さい子供もいるのに、教室やってる間面倒みないなんて...子供がかわいそうでしょう…お母さんとして自覚がないの・・・なんて言われることも多々ありました。それでも行動しました。皆さんとの出会いと自分の壁を壊し行動した時、先生という道が叶ったのです。小学校で算数授業をやらせていただいた時、最高に嬉しかったです。そんな矢先、家庭の事情で宮城県へ引っ越し、先生の道をあきらめ、平凡な日常に戻る方がラクで安定しているのではないかと思い、ずっと考えていました。でも私…中途半端…せっかく先生になる夢を叶わせてていただいたのに、そろばんの重要性を知ったのに…また、私は自分の前に壁をつくろうとしていました。皆様の出会いで壁を壊したのに…避難先でおもいっきり行動したようにまた、ここで行動していきます。そして出会わせていただいた方に恩返しができるようにそんな決意で、挑戦しているクラウドファンディング詳細ご覧いただきご賛同いただきました幸いです。

私達は生まれた時、約１４０憶ぐらい脳細胞があると言われ、大人になると１日１０万個ぐらい脳細胞が死んでしまうと言われています。それが「物忘れ」がでてきてしまう原因のひとつです。そろばん式脳トレーニングは脳を活性化させ、認知症予防につなげます。脳の活性化とは・・・脳を使うことで、細胞と細胞を結ぶネットワークを強化し、脳内にある休眠状態の細胞を脳を使うことによって活性化することです。ネットワークは、細胞間の道路というイメージで、例えば、片側１車線の道路だと渋滞しても、２車線に広げたらスムーズに流れる、活性化して道路をつくるイメージです。脳活性化に必要なことは・・・少し難しいことを意識的にすること。2つのことを同時に行うことがより活性化すると言われています。そしてなにより、楽しくやることが大事です。その必要なことをそろばん式脳トレーニングメニューには組み込まれています。年齢が高くなって、脳細胞が死んでしまう数が増えても、このトレーニングをすることにより、脳活性化し、多くの方にいきいきとした生活を送っていただきたいのです。