クラウドファンディング挑戦残り２４日となりました。チャレンジが達成した後の目標をお話しさせていただきます。プロジェクトページをたくさんの方々にみていただき、励ましやアドバイスをいただき本当にありがとうございます。そこに講師になった経緯、なぜそろばんで認知症予防をしたいのかなど記載してましたので、こちらでは、達成したらなにをしたいのかをお伝えさせていただきます。☆拠点とする教室の開塾高齢者の方のコミュニティーの場を兼ねた教室を開塾することで、地域の方々から広めていきます。なぜ認知症予防が重要かを知っていただいた上で、そろばんで楽しみながら受講していただきます。☆イベント開催多くの方にそろばん式を知ってもらいたいので、会場を借り、別な業種の方とタイアップした脳トレーニングイベントを開催します。☆PR活動介護施設や公共機関などに講師として派遣できるように、ご説明時のパンフレット作成やHP改良など行います。☆充実した講座開催のための備品購入テキスト作成やプロジェクターの購入。指が思うように動かない方々専用そろばんの購入などこれらの目標は、クラウドファンディングが達成したならば、１年以内に実施します！これらを実施し、そろばん式脳トレーニングでまずは、東北から認知症ゼロ社会を目指します。どうか、目標が達成できますよう、皆様のお力添えいただき、皆様と一緒に達成できますよう、お力のご支援をお願い致します！また、口コミやSNS拡散の応援も引き続き、お願い致します。皆様にはいろいろな場面で支えていただき、本当にありがとうございます。

町外れの集会所を借りて始まったそろばん人生数年後、町中にあるテナントの２階を借りました。今まで町外れの集会所に来ていた子供達。以前は徒歩で通えていたところ、送迎なしでは通えなくなりました。移動する前、とても悩みました…生徒は残塾してくれるのか…それでも、もっと良い集中できる環境でそろばんを教えたいという気持ちがあり、移動決断。やめてしまう子供も多くいるのではと思っていたところ、半分以上の方が、父母やおばあちゃんにまで送迎を協力してもらい、継続して通って来てくれました。ここで、新しい生徒も増えそろばん人生が広がっていきました。

７年前の2011年、私はこの集会所を借り、念願のそろばん教室をスタートしました。夏はクーラーがない上に、網戸がない部屋…生徒が教室で蚊にさされたと保護者の方からご連絡いただいたり。冬は大雪で屋根から落ちた雪が、入り口をふさぎ…ドアが開かず、雪かきすること３時間。やっと教室に入れたということも多々。そんな過酷な教室でも（笑）、子供達が元気に通ってきてくれて、そろばんを頑張っている姿をみて、やりがいを感じていました。ここが私の出発点です。

以前、私のふるさと福島県南相馬市の小学校で算数授業をさせていただいた時の写真です。震災当時、現在７歳の長男を妊娠、長女が小さかったため、子供達を守らなくてはと、原発の爆発をテレビ映像でみたその日に自主避難。転々とし、福島県喜多方市へ落ち着きました。そこで出会ったのがそろばん講師としての道。喜多方市で長男を出産その４ヶ月後開塾しました。避難先にてそろばん教室を開塾し数年がたった時、ふるさとの小学校からお声がけいただき、算数の時間にそろばん授業をさせていただくことができました。その時思ったことが、生徒の人数が少ないということ。震災前から比べると子供の人数が大幅に減っていました。それでもふるさとの小学生にそろばんを教え、「そろばん楽しい」と言ってくれたことに、ふるさとを離れて避難してしまった罪悪感をもっていたので、ふるさとに恩返しができたような気持ちになり嬉しかったです。現在、ふるさとは徐々に震災直後に比べて子供達が増えていますが、震災前の人数には戻っていません。その分、高齢者の方が多くなっています。また、震災前は一緒に住んでいた家族が、若い人だけ避難して高齢者の方だけ地元に戻っている家庭も多くあります。一人暮らしの高齢者も多くいます。また、介護施設に入所できず空きをまっている高齢者が500人ぐらいいる話をきいています。次は、ふるさとの子供達の他に、この「認知症予防プログラムそろばん式脳トレーニング」でふるさとの高齢者の方々にそろばんを通じて恩返しがしたいです。まずは、拠点をもち、広める活動をすることが必要です。ご賛同いただけましたら幸いです。

そろばんは、なぜ脳トレーニングに良いのか・・・それはそろばんは指をつかい、同時に視覚、聴覚など多くの部分をつかって計算をおこなうからです。指は、脳部分の８割（運動野）とつながっています。そろばんには、数字を聞きながら計算する読み上げ算（聴覚）問題をみながら計算する見取り算（視覚）　があります。このことから、そろばんは、脳の運動野ばかりでなく、聴覚野、視覚野など、脳の多くの部分をつかうので、脳トレーニングにはとても最適です。ただ、そろばんを使いこなし上達すると、考えなくても無意識に指が動くようになります。無意識に指が動くことで、計算スピードは上がってきますが脳トレーニングの面では初期段階より効果が半減。上達すれば無意識にできる。そろばんをやればやるほど比例して、脳活性化になるが一番の理想ですが、その上達が、効果を半減してしまうことが脳科学でわかりました。そこで考案されたのが、「認知症予防メソッドそろばん式脳トレーニング」大学教授との連携の元、脳波を図りながら脳活性化に有効なそろばんをどのように行えば、常に脳活性化することができるのか。そろばんを始めた初期段階の脳活性化を継続維持できるのかを調べた結果を元にメソッドができました。より総合的に脳を鍛えることが認知症予防には必要な為、脳の活性化という目的の達成に特化したトレーニングです。そろばんの良さを取り入れたそろばん式脳トレーニングで、多くの方の認知症予防活動をしていきます。