私は、高齢者の方の手が大好きです。 今までにこの手を使って、いろいろな経験や体験をされて頑張ってこられたんだろうなとしみじみ想う手を皆様されています。 大変な苦労もされている方もいると思いますが、楽しい経験やいろいろな人との出会いがあって今ここにいらっしゃるんだなと感じます。 認知症は、記憶障害です。認知症の症状で、記憶が抜け落ちる。大切な人も忘れてしまう方もいらっしゃいます。 皆様が、今までの記憶をもち、大切な思い出と一緒ににこれからも元気に過ごしていけるよう、算盤を通じて活動していきます。  

私がこの活動を続けていきたいのは、そろばんで認知症予防はもちろんですが、その他に高齢者の方に「自信」と「コミュニケーションの場」をもってもらいたいという想いがあります。 受講前に「もう年だし思うように指が動かないし…」「頭悪くなったからできない…」など、言われる方が結構いらっしゃいます。その方々が、受講後「できたー」、「久しぶりに花丸もらえて嬉しい」など言ってくださるのが嬉しくて、また同じ受講者同士の交流でお友達ができたりと受講をきっかけに「自信」と「コミュニケーション」をもってもらえることにとてもやりがいを感じています。   ☆プロジェクトのご賛同された方に、私の活動報告をみての嬉しいメッセージをいただきました。 まさに、私の目指すことを代弁していただきありがとうございます。前進する力いただきました。 メッセージは以下の通りです。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 感動の活動報告ありがとうございます☆ 「頭悪くなったから、私にはできない」と言っていた方も最後は楽しそうに脳トレをしてくださったとのこと…自信回復、自己実現、自己肯定、もう感動です。 『施設に入んなきゃいけないくらい 物も分かんなくなってしまった。家族が、一緒に暮らせないって思うのも道理だから施設に入らないと。』…そんな、哀しみと落胆・自己喪失を味わい、それでも健気にご自分を納得させながら入所なさったかも知れない方の、そろばん受講での嬉しそうなお姿から、そのお心が見えるようですね。『私、頭悪くなったと思ってたけど デキルなー、楽しいなー。私、まだ、頭、大丈夫みたいだナ！』 人として生きていく、尊厳を保つ、おじいちゃんおばあちゃんにとって 、とっても大切な核ですものね☆涙が出てしょうがないです。 また、 「入居者の方がこんなに計算や脳トレーニングができると思っていなかった。今まで、入居者の方には、歌を歌うなど簡単なできそうと思うことをしてきました。○○さんがこんなこともできるんだということが気づけて感動しました。知るきっかけになりました。ありがとうございました」…この台詞ですよね！！ 預かるスタッフさん側への大きな気づきともなります。『感動』を感じられるスタッフさんが増える。スタッフさんが、おばあちゃんおじいちゃん方々の持つ日頃は『見えてない』能力に気づき もっと ちゃんと 『見て』差し上げられるきっかけになる。施設内の活動の内容も幅が広がる。『そろばん』が話題に上がるようになり会話が豊かになる。受講した時楽しかったとか 昔そろばんを習った頃の話とか、今までは思い出してなかった以前の経験談なども引き出せる。 認知症には、昔を思い出し話していただくことも一つ 効果があるらしいです。なので、ここで二次的に美咲さんの講座の効果が出るでしょう☆ 本当に感動的な良いお仕事ですね〜！ありがとう、こんな素晴らしい活動でおばあちゃんおじいちゃん達に 力 を与えてくれて☆ このお仕事はきっと広がっていきますね☆ぜひ仙台・東北で 伸びやかに羽ばたいてください☆ （そうそう♪美咲さんの 温かく包み込んでくれるスマイルと 優しい語り口がまた、受講者さんのヤル気や効果をアップするんでしょうね〜(^-^)v ）      

以前、福島県で介護付有料老人ホーム施設にて、「認知症予防プログラム　そろばん式脳トレーニング」講座を開催させていただきました。 その時は午前中の１時間、８０～１００歳の男女入居者１０名の方にご参加いただきました。 入居者方の通常ティータイム時間帯に伺い、右手や指先が思うように動かない方もいたため、そろばんを使わない「そろばん式脳トレーニング」メニューでおこないました。 施設スタッフの方がティータイムの介助をしながら脳トレの補助にはいってくださいました。通常１０名の参加者に対して１名補助をお願いしますが、その時は３名補助ではいっていただき助かりました。 参加者は、上は１００歳と高齢な方々ばかりで、始まる前に「そろばんは、下の玉（１玉）が５個ある昔のそろばんしか使ったことがないから、今の４個の玉のそろばんは、わかんない」という方もおりましたが、そろばんを使わない脳トレだったので、安心してトレーニングをおこなっていただけました。   参加された方から、 「何十年ぶりに花丸もらえて嬉しい」 「先生、これもできたからみて」 など 嬉しいお言葉をいただきました。   貴重なティータイムの時間をお茶を飲むのも忘れて、脳トレを楽しんでやっていた方 講座前に「頭悪くなったから、私にはできない」と言っていた方も最後は楽しそうに脳トレをしてくださった方もいて、嬉しかったです。   帰り際スタッフの方から 「入居者の方がこんなに計算や脳トレーニングができると思っていなかった。今まで、入居者の方には、歌を歌うなど簡単なできそうと思うことをしてきました。○○さんがこんなこともできるんだということが気づけて感動しました。知るきっかけになりました。ありがとうございました」 「講座終了後も入居者の皆さんが机で取り組んだ脳トレーニング問題を見返しています」 など嬉しいお言葉をいただきました。   そろばんを使わない「そろばん式脳トレーニング」は、高齢者の方で指が思うように動かなくなった、右手が不自由でそろばんができないという方にも実施できます。 少しでも高齢者の方にできる自信と喜びを持ってもらえたら嬉しいです。

昨日息子が帰宅後、自転車で電気屋さんに買い物に行きました。電気屋さんまで結構な道のり。二人でヘロヘロになりながら、ヤマダ電機に到着。私が「近いからここでいいよね」と言うと、「お母さん、トレーニングにもなるから、先を目指した方がいいよ」と息子。 ☆先を目指した方がいい☆ なんと素敵な言葉。その言葉に勇気づけられ、その先のケーズデンキへ ケーズデンキへ着くと…とても素敵な夕陽がありました！ 息子の言う通り、その先へ進んで良かった。息子に後押ししてもらっています。 このプロジェクト活動も息子や娘に後押ししてもらっています。 大切な家族とずっと同じ関係で楽しく会話しながら過ごせる時間。 そんな日々の幸せな時をずっと過ごせるように認知症予防必要です。

以前受講されている方で数名「病気して指が動きづらくてね…昔のようにそろばんがうまくできなくなってしまって…」とかなしそうに、何度も言われている方がおりました。そのたびに、「大丈夫です。できなくても楽しみながらやることで脳トレになります」とお話させていただいていました。 指がおもうように動かず、玉を上にあげる時に、横の別な玉をあげてしまう。 そのことでかなしんでいました。 「そろばん大好きなんだけどね…指がね…」と言う受講者の方。 そろばん式脳トレーニングは、そろばんを使わなくてもできます。 でも、そろばん大好きな方は、特にそろばんをつかった脳トレーニングを楽しみながらしてもらいたい。そんな思いを持ったまま、宮城県仙台市へ移住。 最近、知り合いの先生が、 「雲州堂そろばんに、玉が大きくて高齢者の方がラクにできるそろばんがあるよ」と教えてくださり、早速１丁注文してみました。 それがこの写真上のそろばん（下のそろばんが通常そろばん）です。 玉の体積は通常の玉の2倍強で弾きやすく、明るい黄色なので「位」の位置がよくわかり間違えにくくなっています。プラスチックの玉ですが、パチパチと弾く音も本格そろばんの音に近く、そろばん玉を通している棒（ケタ）も通常のそろばんと同じく竹でできているので、プラスチックそろばんのような玉の弾きがよすぎることがなく、しっかりはじくことができました。 このそろばんでしたら、指の動きにくい方でも楽しんでできそうです。 皆様からのご賛同で、指がおもうように動かない高齢者の方に、このそろばんを使って楽しく認知症予防ができるようしていきます。