売上が1万円であれ1兆円であれ規模の大小を問わず、資金調達は経営者全員が頭を抱える問題だと思います。うちは規模としては凄く小さく、今まで資金に困った時、いつもぼくが日本に帰って朝から朝まで働いてスタッフに仕送りをするような形を続けて来ました。自分たちの考えを貫き通すには、小さくても、できる限り他人に依存せず経済的に自立している必要があったからです。情けなくもあり、少しだけ誇らしい部分でもあります。「やりたいことしかやらない、やりたくないことは死んでもやらない、でも、やりたいことの為のやりたくないことは死んでもやる」これは昔から持っている信念で、今だって、大変になればいつでもどんな仕事をしてでも継続する覚悟はある。でも、いつまでそんなことを続けるのだろう。本業だけに専念できたらどれだけいいだろう。好きなことだけで皆を食わせられたらどれだけいいだろうと、ずっと思っていました。だからこそ自分の足だけで立っている経営者を倍尊敬するようになったし、真剣に取り組めば取り組む程、周りの人を尊敬するようになりました。ただ、今の状態では伸びしろがないことにも薄々気づいていました。日本の企業からいくつか貰っていた話も、自治を守り、植民地化を避ける為に延ばしのばしにして来た部分もありましたが、この先このままではいけないと思うようにもなりました。そんな中での今回のCAMPFIRE挑戦でした。何度も書いているように、人生でしんどい時に助けてくれたのはいつでも音楽でした。それは歌詞だったり、反復するリズムの心地良さだったりしました。ぼくにとってものづくりをすることは、音楽をつくることととても似ています。直接音楽に関わることがなくなった今でも、やっていることは変わらない。今回挑戦しようと背中を押してくれたのも、大好きな竹原ピストルの歌があったからでした。お金に困った時、真っ先にギターを手に取るのがプロフェッショナル真っ先にバイト雑誌を手に取るのがアマチュア今まではただのアマチュアだったのかもしれません。今回は一歩だけ進んでみることにしました。はじめの一歩はいつも怖い。それは大人になっても同じこと。そんな背中を押してくれた言葉でした。音楽に乗った言葉の力は本当に凄い。それと同じように、手仕事によるものづくりの力もまた本当に凄い。もう一つ、専門的な教育を受けたわけでもなく、どう考えても一流ではない現場叩き上げの僕たちの心をグッと掴んでくれた竹原ピストルの言葉があります。「俺のアディダス」==========一等星に生まれてくることができなかった以上は一等星よりもまばゆい大金星を狙ってやるさダイアモンドに生まれてくることができなかった以上はダイアモンドより硬い石を貫いてやるさ「本物をぶっ倒す、極上のバッタもん」なんか文句あるか 世の中勝ったもん勝ちだったろ==========「本物をぶっ倒す、極上のバッタもん」いいやん。ぴったりや。ぼくたちはいつまで経ってもどこまで行っても、自分たちが何者でもないバカものなんだということを忘れず、ずっと挑戦者でいようと思います。



