朝日新聞10月23日朝刊に映画を紹介していただきました!とても素敵な記事に仕上がっていますので、皆様にもシェアさせていただきます。また、ラジオ番組にも出演させていただきました。放送日は、2019年11月27日(水)、12月4日(水) A.M.5:30~の30分番組となっています。JFN全国31曲ネットで放送されますが、東京圏では別番組が放送されるためリアルタイムで聴く場合は『WIZ RADIO』というアプリで聴くことができます。『WIZ RADIO』<https://www.wizradio.jp/>『FUTURES・JFN PARK』<http://park.gsj.mobi/program/show/35004>これからも、上智大学新聞、中外日報、茅ヶ崎タウンニュース、川崎タウンニュースにも掲載が決まっています(こちらは元川崎在住、主人公の母親でいらっしゃる小林美由起さんを取り上げてくださいます)。これからもメディアの露出も頑張ってまいります!常井
サンフランシスコにある「ジャパンタウン」。日系レストランや雑貨店、文化施設などが多数集まっています。戦前は、アメリカに移住した日本人の居住区だったのですが、真珠湾攻撃後、収容所に移送され空白の地に。そして戦後はこの場所を平和の象徴にしようと日本町として生まれ変わったのだそうです。その中に映画祭の会場となった「ニューピープルシネマ」があります。10日間に渡って日本映画やテレビ番組の22作品が上映されました。上映に先立って、なんとサンフランシスコ総領事主催の歓迎ディナーに招待されました。総領事館は坂の多い街のなかでも特に見晴らしのいい一等地にあります。イタリアロマネスク様式の素敵な領事館で、総領事の豊富な知識とご経験に裏打ちされた知的な会話を楽しみながら、総領事のお抱え料理人による日本食のフルコースディナーをいただくという、なんともハイソな経験となりました。改めて「映画版」の上映もしてもらいたいと直訴してまいりました(大胆不敵?!!!)上映当日。現地の若い世代を中心に、80人の方においでいただきました。私の左側は映画祭ディレクターのMANAMIさん。右側は通訳兼司会のクリスさん。Q&Aも盛り上がりました!さすがアメリカ、次々と手が上がって、それぞれのご意見とともにたくさんの質問が寄せられました。セクシュアリティにおけるキリスト教的概念との違い、私にとって一番感動したシーンはどこか、日本の差別の現状、Xジェンダーがなぜ増えているか。。。など。本当に熱心なお客さんが多かったです!上映後もたくさんの方とじかにお話できて、現地の温度感もわかりました。サンフランシスコは、19世紀なかばにゴールドラッシュでできた街。そもそもいろいろな人種が集まっているので、ダイバーシティという意味では世界でも類をみないほど先駆的です。LGBTQにも大変に寛容で、性的マイノリティの祭典、世界最大級のプライドパレードも開かれます。つまり日本より性的マイノリティの受け入れが圧倒的に進んでいるわけです。今回お話できた人たちだけでも、息子に最近ゲイだとカミングアウトされた母親の方、クラスメートにトランスジェンダーがいる学生、男性同士のカップルがいらっしゃいました。これは逆に、「身近に性的マイノリティの方がいる」ことで、どう具体的に接していけばいいんだろう、どう仲間として受け入れていけばいいんだろうという、日本より2歩3歩先の課題に面していると感じました。そしてこの日の夜は映画祭の打ち上げ。食材は豊洲から直接取り寄せたという高級魚のどぐろだのウニだの。。。そして映画祭の理事所有(!)のワイナリーで作られたワイン。そして場所は。。。瀟洒なリゾート地にあるヨットにて。これまたセレブな感じ。VIP待遇ですっかりスポイルされたトコイでございます。(写真はホテルの部屋。なんと天蓋付きベッド、猫足バス、マントルピース。お迎えはジャガーでした。)でも。。。この旅の中で一番記憶に残ったのは。。。出発のとき、成田空港で経験したまさかの搭乗拒否!知らなかったんです、事前にアメリカ当局に渡航申請をしておかなければならなかったなんて。。。(オオヌケヌケヌケ)みなさま、アメリカに行く時はESTAというシステムで3日前までには渡航の承認を取っておきましょう。ちなみに、搭乗拒否されたのが、離陸1時間半前。それから大急ぎでパソコンをWIFIにつないで、航空会社の人に手取り足とり教えていただきながらウェブ申請の手続き(しかもすごくややこしい)。。。承認が降りるのに24時間かかるとも72時間かかるとも言われるなか、40分で承認が届きました。その時離陸の45分前。間一髪でした。もう二度とこんな経験はしたくないよ〜
10月の上映会の予定をお知らせいたします。「もう1度観たい!」「49分版を観たので、本編を観たい」というお声も頂いております。お近くの上映会、参加可能であれば、ぜひ、ご覧になってくださいね。**********10月6日(日) サンフランシスコ日本映画祭サンフランシスコのニューピープルシネマで上映49分版『A Journey through Genders』監督の舞台挨拶もあります。https://jffsf.org/2019/a-journey-through-genders/**********10月26日(土)経王寺寺子屋映画会クラウドファンディングで大口のパトロンさんになっていただき、映画の上映権を獲得なさった経王寺さまが、上映会を開いてくださることになりました!13時、17時 各回上映後音楽担当 上畑正和によるミニコンサート監督 常井美幸と出演者 小林空雅によりトークショーがあります。主催 経王寺寺子屋映画会あなたの心の診療所 大乗山 経王寺https://www.facebook.com/events/442585549712247メール電話でのお申し込みはこちらtagai@kyoouji.gr.jphttp://www.kyoouji.gr.jp〒162-0053 東京都新宿区原町1-14tel 03-3341-1314 fax 03-3359-9907**********10月27日(日)『空と、木の実と。』映画上映会&上畑正和スペシャルライブクラウドファンディングで大口のパトロンさんになっていただき、映画の上映権を獲得なさった753ヴィレッジさまが、上映会を開いてくださることになりました!・主催団体:「753ヴィレッジ(なごみ邸、753プロジェクト)」・日程:10月27日(日)18:00〜20:40(予定)・タイムスケジュール: 17:30 開場 18:00 開演(第1部 映画上映) 19:30 休憩(トーク) 20:00 第2部開演(上畑さんライブ) 20:40 終演18:00〜20:40 参加費2,500円(軽食・ドリンク付)申込方法(メールにて)753eigasorakono@gmail.com①お名前 ②ご連絡先電話番号 ③人数を添えてメールしてください・PRポイント:会場は古い日本家屋を交流スペースとして利活用しているとても雰囲気のある場所です。敷地には樹齢100年をこえる桜が包む広い庭があり、季節ごとの表情を楽しむことができます。当日のプログラムは映画上映だけでなく、監督と出演者のトークや音楽担当の上畑さんのスペシャルライブもある貴重な機会となります。距離の近い空間で、軽食やお飲み物とともに楽しんでいただければ幸いです。**********11月30日(土)東京ドキュメンタリー映画祭2019長編コンペティションにノミネート初日14時〜「空と、木の実と。」上映されます。上映会場新宿「K’scinema」に応援に行こう!ランチを食べて映画鑑賞ツアー企画中です。一緒に、行きませんか?
ソウルの国際女性映画祭に参加してきましたのでご報告いたします!8月30日から9月5日まで8日間にわたって開かれました。31か国から119の映画が2〜3回ずつ上映されます。「空と、木の実と。」は、9月1日の18時半からと、9月4日の14時から2回上映されます!チケットはなんとソールドアウト!http://siwff.or.kr/eng/addon/00000001/program_view.asp?m_idx=103105&QueryYear=2019&c_idx=268&QueryType=B&QueryStep=2映画のタイトルは하늘과나무열매。Zero as You Are ではなく、「空と、木の実と。」を直訳してくれた模様。スカイ&ツリーフルーツみたいな意味らしい。ある方から「ツリーフルーツとはどういう意味があるのですか?」と聞かれました。確かに韓国語だと「木の実=このみ」にならないところが悩ましい。。。(ちなみに多分これが私の名前토코이미유키)1回目の上映は私も劇場で改めて観ました!ニューバージョンを大きなスクリーンで観るのは初めてなのでとても嬉しく思いました。日本だと、ときどき笑っていただく場面もあるのですが、ソウルでは一切なし、みなさん真剣にご覧になっているようでした。その後、GV(ゲストビジット)と呼ばれるQ&Aが30分にわたって行われました。司会者のソウインさんと日本語通訳のベエさんがついてくださいました。司会者の方から、主人公との出会いと、その後3000日どう関係を保ったかとの質問。そして会場の方からのQ&Aに移りました。まず、主人公の最新情報、クイアの活動を行なっているのかどうかについて主人公の性自認はどのように変わっていったのか日本のLGBTに対する社会的状況X—ジェンダーの定義は、ノンバイナリーと同じか?性同一性障がいの方の性の揺らぎは生まれる前からなのか、その後生まれるのかについて悩みをもつことについてどうなんだろう、悩まない方がいいのか、というふかーい質問で終わりました。終始、観客の皆様が真剣に聞いてくださるので、とても楽しくお話できました。2日の夜は、みなさまと一緒に交流会が開かれました。ゲストのみなさま(監督や俳優さんなど)、映画関係者のみなさま、スタッフのみなさま総勢100名くらいでしょうか。素敵なパーティーフードと音楽付きでした。英語を話すと思われる人には全員に、強引にちらしを渡してお話させていただきました(笑)。そして突然「インターナショナルゲストは全員スピーチをしてください!」と言われ、お酒の勢いでこなしました。冷や汗でした〜 3日の午前中には取材を受けました。通訳も用意してくださるとのことだったので安心していたのですが、その通訳さんとは英語⇄韓国語でまた冷や汗。主人公との出会い、映画を作るきっかけという定番の質問に加えて、主人公の手術のシーンで質問する声が上ずっていましたが、どういう気持ちだったのですか?という質問も受け、当時のことを思い出しながらお話させていただきました。取材の記事が出ましたらまたお知らせいたしますね。 今回感じたのは、映画祭スタッフとボランティアの人々の素晴らしさです!20人のスタッフに加えて120名のボランティアが働いており、事前には飛行機やホテルの手配、上映メディアの受け渡しはもちろん、空港まで迎えに来てくれたり、語学堪能なボランティアが通訳をしてくれたり、会場までエスコートしてくれたり。みんな映画が好きで、それだけで仲間意識がすぐに生まれて、自然と仲間になって。。。素敵な映画祭でした!映画祭に推薦してくださった松井監督、ウンギョンさん、映画に出演してくださった皆様、そして映画を実現に導いてくださったパトロンの皆様、どうもありがとうございました!常井
パトロンのみなさま大変ご無沙汰して失礼いたしました。映画の最新情報です。国内/国外の映画祭から正式招待が続いております。本当にありがたい限りです!1)あいち国際映画祭 正式招待!あいち国際女性映画祭に「空と、木の実と。」が正式招待され、上映して頂けることになりました。【あいち国際女性映画祭2019】名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマで9/6(金)18時30分から上映されます。こちらは前売り券発売中です。劇場でご覧いただける貴重なチャンス!*8日にも別会場で上映されます詳細は、あいち国際女性映画祭2019さま、下のリンク先ページでご覧くださいませ!https://www.aiwff.com/2019/filmslist/japan_special_offers/filmwork102)ソウル国際女性映画祭 正式招待!ソウル国際女性映画祭に「空と、木の実と。」が正式招待され、上映して頂けることになりました。【ソウル国際女性映画祭】海外での上映はこれが初めてです。ソウル国際女性映画祭は、8月29日~9月5日に開催されます。9月1日に上映、そして会場で舞台挨拶を行います。公式サイトでの紹介ページはこちらです。http://www.siwff.or.kr/eng/addon/00000001/program_view.asp?m_idx=103105&QueryYear=2019&c_idx=268&QueryType=B&QueryStep=23)サンフランシスコ日本映画祭 正式招待!サンフランシスコ日本映画祭にテレビ版「A Journey through Genders」が正式招待され、上映して頂けることになりました。10月6日にサンフランシスコのニューピープルシネマで上映されます。私も舞台挨拶に参ります。ウェブサイトはこちら。詳細は近日公開予定です。https://jffsf.org/2019/緊張の連続です〜。でもたくさんの方に見てもらうべく、勇気を振り絞って行ってまいります!常井美幸