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日本酒に新たな感動を!新銘柄『二才の醸』をつくる20代の大吟醸プロジェクト!

現在の支援総額

2,069,000

206%

目標金額は1,000,000円

支援者数

207

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2014/10/07に募集を開始し、 207人の支援により 2,069,000円の資金を集め、 2014/11/05に募集を終了しました

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日本酒に新たな感動を!新銘柄『二才の醸』をつくる20代の大吟醸プロジェクト!

現在の支援総額

2,069,000

206%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数207

このプロジェクトは、2014/10/07に募集を開始し、 207人の支援により 2,069,000円の資金を集め、 2014/11/05に募集を終了しました

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皆様大変お待たせいたしました! 遂に『二才の醸』のラベルが出来上がりました!!! 今回は日本酒らしさを失わずに、かつ何か挑戦的な要素を取り入れたいと思い、このようなラベルに仕上げました。 幾何学模様の上に浮かび上がる『二才の醸』の文字。一見かけ離れた要素のように見えますが、この文字と幾何学模様は強くシンクロしているのです。実は背景にある幾何学模様は『二才の醸』の文字を作る為に書いたガイド線、言わば設計図のようなものなのです。そのため、よく見ると線の角度や対角線の交点などが文字と連動しています。皆様のお手元に届いた際には、そのような仕掛けもご一緒に楽しんで頂けたら幸いです。 今回のプロジェクトではまだ出来てもいない、味も分からないお酒の為にたくさんの人が応援をしてくれました。そのような皆様の多くは、きっと僕たちが「20代の大吟醸」をつくり上げるまでのストーリーに共感してくださったのだと思っています。ならばラベルも、それが出来上がるまでのストーリーを内包したものにしたい。そう思い今回のラベルを作成しました。 また『二才の醸』はあえて「青二才」と謳わないことで、若いながらも堂々と酒造りをしようという想いを込めました。しかし、「青」二才からの脱却とは言っても、いきなり「赤」くなったり「黄色」くなったりすることはできません。きっと僕たちは元の「青」をより深めていくことで次のステップに進む事ができるのではないかと思います。そのような想いから、ラベルの中心に向かって青が深まっていくような配色にしました。 その他にも「実は全体の構図が葛飾北斎の『富嶽三十六景』の中の絵と同じ構図になっている」とか「設計図のガイドの作り方も日本古来の宗教画や人物画に用いられた手法を用いている」など、ラベルに込めた仕掛けや想いは語り尽くせません! でも「そんなのどうだっていいから早く飲もう!」みたいになってくれるのが実は一番嬉しかったりもします。 ラベルも完成し、仕込みも佳境に差し掛かってきております。 皆様と乾杯できる日を心より楽しみにしております。 引き続き、「20代の大吟醸プロジェクト」を宜しくお願い致します。 高山


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メンバー紹介第三弾!高山淳平です。 淳平も私と同じ年の1987年生まれで、大学卒業後は普通のサラリーマンをしていましたが、2012年に脱サラをし、デザインの勉強をするため専門学校へ。学校卒業後デザインの道へ進み、現在様々なことに取り組んでいます。 私とは大学が一緒で、彼がデザインの勉強をはじめた頃に私が家業を継いだというタイミングもあり、弊社主力商品『豊明』のデザインリニューアルを依頼。紆余曲折を経て新ラベルが出来上がり、現在大変好評を頂いております。 『豊明』シリーズ 彼の独特のセンスに惚れ、今回のプロジェクトにおいてもデザインを依頼したところ快諾。デザイン担当としてコアメンバーの一員となりましたが、実際はブランディングや広告戦略など高良と共にプランナー的な役割も担ってもらっています。 『二才の醸』においても、ハイセンスなラベルになること間違いなしです!もう間もなくラベルが完成するかと思いますのでご期待ください!! 《高山から一言》 こんにちは! 今回主にデザインを担当しています高山です。 この度は皆様からの熱いご支援、応援を頂きありがとうございます! 僕はサラリーマンを辞め、デザインの道を志した時から、 石井酒造のブランドづくりには絶対に携わろうと勝手に決めていました 笑 とは言ったものの、まだまだ社会人としてもデザイナーとしても未熟で、 レギュラー商品である『豊明』のラベルリニューアルには決定まで1年の歳月を要しました。 しかし、その経験から互いに良いパートナーシップを築くことができ、また新たなメンバーと出逢うことで化学反応が生まれていると確信しています! そして僕自身もより一層日本酒が好きになり、日本酒が持つ可能性を実感しています。 皆の力で一から作り上げた新しいブランドにどんな服を着せるか。 それがデザインの役割だと思っています。 そして、精一杯おめかしした『二才の醸』のラベルの完成までもう間もなくです。 日本酒然としていながらも、若さや新しさを感じられるような、 ”オシャレ”と言って貰うよりも”似合う”と言って貰えるような、そんなラベルに出来たらと思っています。 皆様どうぞ引き続きの応援の程、宜しくお願いします。 高山


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メンバー紹介第2弾!プランナーの高良翔(たからしょう)です。 私と同じ1987年生まれで、普段は広告会社に務めるサラリーマンです。その傍ら、酒好きが高じて2013年に「唎酒師」の資格を取得。根っからの吞んべえで、酒を嗜むことが生き甲斐の男です。 私とは大学のゼミが一緒でした。当時はそんなに仲良くなかった、というかお互いほとんどゼミには行ってなかったのであまり顔を会わせていませんでした。笑(私に至ってはゼミの単位もとれな………以下略) 大学卒業後、彼が唎酒師の資格を取ったことをきっかけに久々に連絡をとり、日本酒のことを話し合ったりイベントに出演したりと交流が深まりました。 そして、今回プロジェクトのプランナーとして協力を要請したところ快諾。コアメンバーの一員となりました。 プロジェクトメンバーの中では一番のまとめ役。一応リーダーは私のはずですが、進行やまとめ、スケジューリングなど彼の指示のもとチームが動いています。本業の合間を縫ってプロジェクトに参加しているので、ミーティング後に会社の仕事に戻る事もしばしば。そちらが疎かになっていないか心配です。笑 《高良から一言》 こんにちは!サラリーマン唎酒師の高良です。 まずは「20代の大吟醸プロジェクト」へのたくさんのご支援、本当にありがとうございます。 私は、普段は広告会社で企画職をしています。仕事がら様々な案件のプランニング・プロデュースをするのですが、愛する日本酒のプランニングをするのは初めて。石井に声をかけられたとき、正直胸が躍りました。 「20代の大吟醸」プロジェクトは、企画の観点からすると言わば“実験”。 “年齢を武器にすることが、経験がモノを言う日本酒の世界で受け入れられるのか” “味もラベルも分からない新しいお酒に、本当に支援が集まるのか” ”今回プロジェクトを通して、日本酒そのものの魅力を伝えることができるのか” 確証は何もありませんでした。あったのはメンバー一同の熱意だけ。笑 何もかも手探りで始めたプロジェクトですが、現時点で我々の想像を超える結果が出ています。 日本酒のポテンシャルを改めて感じさせられます。まだまだ皆さんに愛されているぞと。右肩下がりだと悲観することなんてないぞと。本当に嬉しい限りです。 もちろん!一番大事な“造り”の部分はまだまだ途中段階。プロジェクトは道半ばです。(ちなみに今のところ経過は順調で、このままいけばしっかり美味しい大吟醸が仕上がりそうです。期待していて下さい!) しかしながら、私個人としては『二才の醸』を完成させることがプロジェクトのゴールとは思っていません。『二才の醸』の魅力を、ひいては日本酒そのものの魅力をいかに多くの人に伝えらえるかが本当に大切なことで、そんなコミュニケーションを設計するのも、私に課せられた重要なミッションだと思っています。 プロジェクトを通して、誰かにとって”奥深い日本酒の魅力を知るキッカケ”になれば幸せです。 『二才の醸』が完成したあかつきには、ぜひ一杯やりましょう。そして、日本酒の魅力について熱く語りましょう! どうぞよろしくお願いします。 高良


麹について
2014/10/27 15:00
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昔から酒造りは 『一麹、二酛(もと)、三造り』 と言われるほど、麹の良し悪しが酒質に非常に影響を与えると言われています。 ちなみに”酛(もと)”とは酒母のことで、”造り”というのが醪(もろみ)のことです。 作り方を簡単に説明すると、 お米を蒸して麹カビの胞子を振り掛け、48時間位かけて麹カビを繁殖させます。 麹カビの胞子は種麹という胞子まで繁殖した麹をふるいに掛けて振り落とします。 (麹カビを振りかけている様子はプロジェクトムービーをご覧ください) しかし今回は”大吟醸用の麹”。60時間以上の時間を掛けて辛抱強く麹造りをします。 この間、昼夜問わず泊まり込みでというか寝る間を惜しんで麹の管理をします。 麹が出来たら枯らし室という冷蔵室にて薄く広げ、冷やしながら乾燥させて仕込みに使用します。 Q:大吟醸用の麹は何故時間がかかるのか? A:使用する種麹の量(振りかける胞子)を極端に少なくし、麹カビを米の内部にまで繁殖させるまでじっーとじーっと待って製麹するからです。 たくさんの種麹をふれば増殖も早く、麹カビも沢山繁殖します。しかし麹カビが繁殖しすぎた麹は、風味悪化や雑味の原因となってしまいます。 「腐るか酒になるか」の極限にある大吟醸を醸すためには、劣悪な環境でもしっかりと働いてくれる優秀な麹が必要不可欠です。そのため必要な量だけ麹カビを繁殖させ、低温の醪(もろみ)中でもじっくりちゃんと働いてくれる麹を造るにはかなりの手間暇がかかるのです(;'ω'∩) Q:何故枯らすのか? A:出来上がった麹は42℃前後の熱を持っています。このまま放っておけば麹カビが更に繁殖してしまったり、雑菌が繁殖してしまう可能性がある為、冷まして乾燥させるのです。 さてさて、そして今回の麹は大変いい状態で出来上がりました!! まず第一関門は突破です!これからも気合いを入れて、気を引き締め直して仕込みに励んでいきます。 応援宜しくお願い致します。 石井酒造 杜氏・和久田健吾


お米の紹介!!
2014/10/24 18:21
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☆写真の左側が美山錦の玄米、右側が精米歩合50%の美山錦☆ 美山錦とは酒造好適米の一つです。 酒造好適米はお酒を造るのに適したお米のことで、一般の食べるお米に比べて粒が大きく、心白という澱粉の塊が存在するお米です。(お米の真ん中あたりの白く濁っている部分) 『二才の醸』ではお米を半分削った精米歩合50%の美山錦を使用します。 Q:何故お米を削るのか? A:お米は周辺ほど脂質やタンパク質、ミネラルが多く含まれています。酒造りにおいて、脂質やタンパク質が多いお米を使用すると、風味が悪くなり、雑味や舌触りの悪さが増す傾向があります。 その為お米の周辺を多く削り、中心の澱粉質割合の高い部分を用いる為です。 Q:何故精米歩合50%なのか? A:以前の活動報告にも記載しましたが、精米歩合50%は大吟醸の規格としてはギリギリのスペックです。もちろんこれよりも精米歩合を低くすれば、より良い酒質になりやすいとは思います。しかし、敢えて50%という大吟醸の入口である条件下でどこまでの大吟醸が造れるのか。ここが一番難しく、一番技術の差が出るところだと思います。その技術をどこまで追求するか、そして実際どこまで出来たのか。そこに挑みたいからです。 Q:何故美山錦なのか? A:美山錦は酒造好適米の中では硬い米質と言われています。硬いお米なので、醪(もろみ)の中でお米が溶けにくく、味わいがスッキリした酒質になりやすい傾向があります。蔵の癖なのか(水質など)、杜氏の癖なのか、弊社の酒質は濃さや甘味を感じやすい傾向があります。そこを美山錦の米質で補正し、バランスのとれた味わいのある酒質にしたいからです。 と、まぁ設計上はこの様なことをイメージして美山錦を用いてはいますが、酒造りは出来てからじゃないと分からない。日々の温度や微生物の働き、麹の出来や水の吸い方などなど数え切れないほどの条件が重なりあってできるものなので。酒造りって難しいですねー……… さてさてどーなるか、乞うご期待!! 石井酒造 杜氏・和久田健吾