初めて会うとき、「双子ですか?」と聞くことないですよね。同じく聞かれることもありません。少なくとも僕は「双子ですか?」と聞かれた経験がありません。しかし、双子の父親になってから、「実は私も双子なんですよ」と教えていただけることが増えました。家族留学という新しい価値を創出し、<家族をひろげ、一人一人を幸せに>のために活動される株式会社manma(マンマ)の創業者である新居 日南恵さんもそのおひとりでした。NEWSPICKSの公開収録で初めてご一緒したとき、楽屋裏で打ち合わせ、出待ちをしているとき、双子の話になって、新居さんが双子であることを教えてくれました。ウチの双子はまだ4歳ですが、これから先、双子であることでよいこと、つらいこと、さまざまな感情が育まれるのだと思いますが、親としてどのようなことが想定されるのかまったくわかりません。双子じゃないですし。そんなとき、新居さんのような存在は、双子の大切な先輩で、親としての僕にとっては貴重なメンターでアドバイザーです。いつか双子が双子であることに悩んだり、すっごく楽しんだり、そういうことをいま以上にできるようになったとき、新居さんや双子であった方々と一緒に食事ができたら、本当に素晴らしい機会になるだろうなと思っています!!「片割れと呼ばれる切なさ」「忘れ物を届けてくれる安心感」といった、一つひとつの体験談は、僕にとって宝物のような言葉です。▶双子の子育てについて書籍にまとめて残していくための協力を募っています。こちらのクラウドファンディングサイトに想いを綴っておりますので、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです!▶AllorNothing方式を採用しており、目標金額に達成できなかった場合はプロジェクトは失敗で、全額皆様に返金されます。▶応援者148名▶目標金額の42%▶残り25日双子妊娠がわかったときに読む最初の一冊を作りたい!|GoodMorning(グッドモーニング)
突然、自分のところに双子が生まれるとわかったら、しばらく呆然として、そして「これからどうなるんだ、どうしていくんだ」となります。そして、数少ない書籍を読み漁り、ネット上の情報を探します。まとめてあたることもあれば、ちょくちょくスマホで検索してみたりします。それでも周囲に双子を育てている知人も、同じパパという友人もいません。家族や友人に恵まれていながらも、どこか孤独感もあったとき、心のよりどころにしていたのが「I Love Twins!!」というサイトで、「Yuichi」という管理人さんでした。あぁ、同じ双子のパパで、先輩で、このように情報発信してくれるのはありがたいなと思ってました。ときおりのぞいては、読んでいました。ただ、「Yuichi」さんという双子のパパは、直接の知り合いでもないですし、いきなり見知らぬひとに連絡をするタイプでもなく、ましては仕事でもないプライベートなことなので、ただ眺めているだけでした。そうしたら、同じく先輩双子ママで、「ふたごじてんしゃ社」の中原さんが東京に来られるということで、食事をしましょうとなり、新宿でご飯を食べていました。すると、そこに現れたのが「Yuichi」さんでした。気さくで優しく、そして面白い。双子パパ二人と、双子ママの三人で、いろいろ話をしながら、こういう形で出会えたということに喜びを感じてました。今回、クラウドファンディングに挑戦するにあたって、協力をお願いできませんかと改めてメッセージを送ったところ、SNSでの情報拡散、すぐに応援、そしてさまざまな協力をしてくださり、メッセージボードもいただきました!!「双子パパだからできることがある!」そんな言葉をいただき、偶然にも双子を授かった父親として、やはりできることをやりたい。これから双子子育てをする仲間に、「双子パパ」としてできることをしていきたい。そう思いました!▶双子の子育てについて書籍にまとめて残していくための協力を募っています。こちらのクラウドファンディングサイトに想いを綴っておりますので、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです!▶AllorNothing方式を採用しており、目標金額に達成できなかった場合はプロジェクトは失敗で、全額皆様に返金されます。▶応援者147名▶目標金額の42%▶残り26日双子妊娠がわかったときに読む最初の一冊を作りたい!|GoodMorning(グッドモーニング)
本日、多胎育児のサポートを考える会と認定NPO法人フローレンスによる、 #助けて多胎育児 記者発表がありました。全国の多胎家庭1,591世帯からのアンケートで、僕も回答しました。→ プレスリリースで内容が読めますこちらすでにNHKが取り上げています。→多胎児の親 9割超が「ネガティブ感情持ったことある」 | NHKニュース それぞれの家庭には、その家庭固有の事情や環境があります。ただ、アンケートでまとめたとき、やはり多くがうなずくことばかりです。そのなかで、僕が経験したことをそれぞれの項目で書いてみたいと思います。あくまでも僕個人のもので、妻の意見は入ってません。ので、感じ方が夫婦で異なることもありますので留意ください。▶ 外出・移動が困難であるこれはそのままで、いくつかの観点があります。ひとつは、「どうせスムーズにいかない」というものです。子どもと出かけようとすると荷物の準備も入念にします。おしりふきやおむつ、タオルや着替え、飲み物も必要です。それを双子分で結構な時間がかかります。そしていざ外出しようとすると、おむつを替えなければならない、機嫌が悪い、入眠しかけている、そんなことが多々あります。そして、おむつを替えて出かけようとすると、もうひとりが・・・はよくあります。また、友人や知人との待ち合わせ、イベント会場に行くなどは、だいたい間に合いません。迷惑をかけることもありました。途中で「やっぱり無理、ごめん」とか。そうなると段々、外出や移動することそのものにストレスを感じるようになります。ここでポイントなのは、実際に双子を育て始めてから「これは・・・」と気が付くところです。十分や想像や予想ができていないと、その反動も大きく、毎日のことになると自分自身の双子へのかかわりがよくないのではないか、と思うに至ります。▶ 自身の睡眠不足・体調不良これはこれでもちろんつらいのですが、もっともつらいのは妻の体調不良です(逆もまたしかり)。二人でなんとかやりくりしているところに、どちらかがダウンをすると必然的にワンオペ+パートナーのケアになります。僕らは、体調不良になった方が自力でなんとかするということで、とにかく双子(と長男次男)のケアをするという話をしていました。それでも自分が体調不良になってしまうと、妻に負担がいくのがわかっているだけに、そうなったときのショックと申し訳なさはかなり大きいですし、どんなに言葉で「大丈夫」と言ってくれてもやはり申し訳ない気持ちにしかなりません。▶ 自分の時間が取れないこれは自分の仕事や趣味の時間というよりも、食事やトイレといった日常生活において十分な時間すら確保できないということが大きかったです。特にワンオペのときは、双子がともにスムーズな入眠+ぐっすり休む、という奇跡でも起こらない限りは、ずっとどちらかまたは両方とかかわっています。乳幼児だと一瞬目を離して何かあったらと思うだけで、トイレすら我慢になるというのはよくあることでした。その意味で、自分のための時間が取れないということ以上に、通常の生活に必要な時間すら取れない時期がしばらく続きます。▶ 大変さが周囲に理解されない僕自身は周囲に恵まれていたのか、妻が引き受けてくれていたのか、理解されている感じがありました。自分で業務調整しやすい仕事ということもあったと思います。会議でも双子とともに来客対応したりもしてましたし。ただ、行政サービスはその通りで、何かのサービスを使うのに直接提出かFAXしかないみたいなことがあり、直接いくこともつらいし、FAXなんてないし、郵送できるといっても、その時間と気力、そもそも郵便ポストに行くのだって、ということも。心ない言葉を直接僕が浴びせられるということもほとんどなかった気がしますが、少なくとも双子とともに移動するとき、スペースを取ったり、あっちにいってこっちにいってしまう双子と僕に不快な気持ちだろうな、ということは少なからずありました。幸いにして妻がとても子育てや環境設定が上手なのと、僕でも役に立てるようなおぜん立てというか段取りをしてくれたので、気持ちがふさぎ込んだりというのは性格的にもまりなかった気がします。しかし、どうしても二人同時に寝ないとか、寝かせつけが永遠に続くような気がするとか。こっちに食べさせ(食べない)、あっちに食べさせ(拒否される)で終わらない食事のときは、イライラしたり、ゲンナリしたことはたくさんあります。そして長男と次男が双子が生まれたときは4歳と2歳で、それでもすごくいい子たちだとは思いますが、なんでも後回しにせざるを得ず、本人たちがどう思っていたかはわかりませんが、ものすごく申し訳ないと、しっかり向き合ってあげられなかった夜などには人知れず自己嫌悪してました。保育園児が4人のときは、必ず誰かが発熱や病気、その横展開からの家庭内パンデミックなどもあり、自宅と病院の往復、終わらない仕事(というよりできない仕事)、予定は未定状態が続くので、「いつかは終わる」という事実も受け止められないほど、シンドイなぁと思ったことはあります。▶家事育児の人手これはそうだなと思うと同時に、外出・移動と同じなのですが、人手を獲得するための労力や、そのときにうまく助けてもらいづらい環境など、人手があったらいいけれど、そのためにパワーを割くのがもうシンドイ。だったら自分でやってしまった方が、というのはかなりあります。▶金銭的援助これはそのまま、いまでもほしいです。むしろ、子どもたちが大きくなってくれば、移動コスト、参加コスト(入館料とか)、普通に映画とか遊びに連れて行ってあげたいけれど、双子も4歳になり、ちょっとしたことの総額が大きくなって躊躇します。食費はあがっていく一方ですし、これから将来どうしようかな。いまのところ手立てがないため、目の前のお金、将来のお金、とそんなことばっかり考えてしまうときがとてもつらいです。▶ 子を預ける場所保育園に入園できたため、それだけで十分だと思ってしまうほど、日常がしんどかったのだと思います。病気になれば働けないし、ケアも必要で、双子のひとりが入院したときは、ひとりが夜担当で、もうひとりがワンオペで三名。預けられる場所は重要ですが、全員が健康という前提ではなく、さまざまな環境において「あそこがあるから大丈夫」と思えるとありがたいです。ただ、お金を払えば預けられるところはあるので、公的サービスよりは、現金給付とかバウチャーがいいように思います。バウチャーなら使わなければいいわけですし。▶ 同じ立場の人との交流双子の会などが自治体で運営していることもあるので、必要なひとはそういうところを活用するというのは情報交換や友達、先輩ができていいんじゃないかと思います。ただ、僕の場合は同じ立場の人との交流必要性をあまり感じてなく、ただ、実際に5人しかいませんが、双子パパの知人・友人の存在は、ちょっとしたとき「あるある話」などができていいですね。このように振り返ってみますと、社会サービスとして、一般理解として双子・多胎家庭が子育てしやすい環境になっていかないと、双子を授かった家庭は、周囲から観られるギャップ(かわいい、一回で二人、幸せそう)に苦しまなければならず、苦しみが終わっても、また同じ苦しみをしなければならないひとが出てしまう。そういうことはやめにしたいと思ってます。また、上記の大半において想像し得なかった、考えていた以上にやばかった、みたいなことが結構あります。しかも、それは大きなイベントから、日常のほんとうに些細なところまで双子ってこうなのか・・・が積み重なっていきます。そんなことをちょっとで和らげる、緩衝していくことに、僕ができることは何かと考えたとき、本を作ることじゃないかと思ったんです。いま、双子の子育てについて書籍にまとめて残していくための協力を募っています。こちらのクラウドファンディングサイトに想いを綴っておりますので、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです!▶AllorNothing方式を採用しており、目標金額に達成できなかった場合はプロジェクトは失敗で、全額皆様に返金されます。▶応援者146名▶目標金額の42%▶残り27日双子妊娠がわかったときに読む最初の一冊を作りたい!|GoodMorning(グッドモーニング)
2019年11月6日の東京新聞で本プロジェクトのチャレンジについて記事を掲載いただきました!【Web記事』『双子育児の不安なくそう 立川のNPO理事長、実体験や苦労話 自費出版の資金募集』(東京新聞)記事として「関連書籍を読んだが、二~三年後の子育てのイメージが描けなかったため、自ら本の製作を考えた。 」という部分にも触れていただけましたが、そもそも双子関連書籍は少なく、専門書とママ中心を除くとほぼありませんでした。もちろん、パパ視点のものがまったく記載されていないというわけではありませんが、あくまでも母親と双子があって、それに対して「父親のサポート」のような印象でした。それでも双子は乳幼児が同時に二人いるため、母親と父親の役割分担の他に、どちらもがひとり、または、ふたりを見るシーンはたくさんありますし、授乳だけはできませんが、それ以外はできます。できるようになっておかなければなりません。そんなとき、2,3年後のイメージが付きづらかったのと、ここは「ないなら自分が書いたらいいんじゃないか、書こう」ということにつながりました。いま、双子も4歳となり、正直、生まれてからの記憶は飛んでしまっているところもあります。忘却というより、そもそも記憶や思い出という形で頭に残る余裕がなかったといのが本音です。それでも、隙間を見てブログを書いたり、写真を眺めているなかで、苦労したことも、工夫したことも、夫婦で協力したこと、たくさんのひとに助けていただいたことが蘇りました。記憶に定着する余裕はなくても、ちゃんと双子と向き合っていたんだなと思います。僕の本は僕が自分のためにまとめるのではなく、これから先、多くの双子を授かるご夫婦に向けて少しでも経験や知見、2,3年の双子子育て期間の参考になればという想いで書き残したいと思っています。自費出版という形ですので、編集費や印刷費、デジタル版として残す費用がかかります。少しでも多くの双子家庭および多胎家庭、そしていま子育てをしているひとたちの参考になるように、周縁で寄り添い、手伝おうとするひとたちにとって、何かしらの示唆になるようなものを残したいと思ってます!ただ、つらいことや厳しいことばっかりではなく、大変だったけど振り返ってみたらとうところも、くすっと笑ってもらえるような感じで書きたいなと考えています。目標金額まではまだありますが、最後までがんばりますので応援よろしくお願いします。▶いま、双子の子育てについて書籍にまとめて残していくための協力を募っています。こちらのクラウドファンディングサイトに想いを綴っておりますので、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです!▶AllorNothing方式を採用しており、目標金額に達成できなかった場合はプロジェクトは失敗で、全額皆様に返金されます。▶応援者142名▶目標金額の37%▶残り28日双子妊娠がわかったときに読む最初の一冊を作りたい!|GoodMorning(グッドモーニング)
双子家庭の悩みのひとつは「移動」にかかる手間暇と疲労、そしてタイミングの悪さです。手間暇はそのままですが、出ようとしたらひとりがおむつを替えることになり、それが終わったらもうひとりが。ひとりがエビぞりすれば、負けずにもうひとりも・・・。そんなネタみたいな状況も、ずーっと続く、どのシーンでも起こると、無理に移動するより、自宅でやり過ごすことが合理的な選択になり、気が付くと自宅にこもりがち、社会から孤立しがちになったりします。他の家庭がふわっと外出していたりすると、自己嫌悪と双子への申し訳なさにつながったりします。「双子家庭にたくさんの絵本を届けたい!」というメッセージをくれた鳥居希さんは、長野県上田市に本拠を置くバリューブックスさんにいます。バリューブックスさんではさまざまな形で「本」を「ひと」に届けられていて、インターネットを使ってもそうですが、施設に寄贈したりと、いかに本を届けられるか、にチャレンジもされています。僕が大好きなもののひとつが「ブックバス」です。そしてブックバスが東京に来たとき、ついで?というかお願いをして少しだけ僕の自宅付近にきていただきました。そこにはなかなかゆっくり本屋さんや図書館に連れて行けない長男・次男・双子がブックバスに乗り込み、たくさんの書籍を眺めて、「俺のだ!」と手に取っていました。もちろん、工藤家のためだけに来ていただいたのではなく、小学校や保育園のお友達にも声をかけていて、みなさんで本を手に取りなら、素敵な時間と空間をいただきました。本屋さんや図書館への移動は苦しい、とはいえ、インターネットでは得づらい環境をブックバスが、バリューブックスさんがこれからもっと作ってくださると期待しています!!▶いま、双子の子育てについて書籍にまとめて残していくための協力を募っています。こちらのクラウドファンディングサイトに想いを綴っておりますので、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです!▶AllorNothing方式を採用しており、目標金額に達成できなかった場合はプロジェクトは失敗で、全額皆様に返金されます。▶応援者134名▶目標金額の35%▶残り32日双子妊娠がわかったときに読む最初の一冊を作りたい!|GoodMorning(グッドモーニング)