全国のマイノリティ当事者がつながり 未来を描く「知」のコミュニティをつくりたい!

2019年7月より、社会的マイノリティに関する様々な分野で活躍されるゲストの方々と共につくる、未来構想プログラム「LITALICO研究所 OPEN LAB」を開講します。地域・経済格差を越え、マイノリティ当事者をはじめ誰もがオープンにアクセスできる学びの場を作るための「開講サポーター」を募集します。

現在の支援総額

4,163,777

118%

目標金額は3,500,000円

支援者数

418

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/06/11に募集を開始し、 418人の支援により 4,163,777円の資金を集め、 2019/07/07に募集を終了しました

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現在の支援総額

4,163,777

118%達成

終了

目標金額3,500,000

支援者数418

このプロジェクトは、2019/06/11に募集を開始し、 418人の支援により 4,163,777円の資金を集め、 2019/07/07に募集を終了しました

2019年7月より、社会的マイノリティに関する様々な分野で活躍されるゲストの方々と共につくる、未来構想プログラム「LITALICO研究所 OPEN LAB」を開講します。地域・経済格差を越え、マイノリティ当事者をはじめ誰もがオープンにアクセスできる学びの場を作るための「開講サポーター」を募集します。

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LITALICO研究所OPEN LABへの応援、ありがとうございます。最後にご紹介するのは、3月24日(火)開催の、家入一真さん、東畑開人さん、尾角光美さんによる講義です。第9回 それぞれの孤独を携えて、私とあなたが隣に「居る」こと 日時: 2020年3月24日(火) 19:30〜22:00(18:30開場)場所: 株式会社LITALICO本社 セミナールーム(東京・中目黒)ゲスト:家入一真さん株式会社CAMPFIRE 代表取締役CEO2003年 「ロリポップ」「minne」など個人向けサービスを運営する株式会社paperboy&co.(現GMOペパボ)を福岡で創業、2008年にJASDAQ市場最年少で上場。退任後、2011年株式会社CAMPFIREを創業、代表取締役社長に就任。他にもBASE株式会社の共同創業取締役、エンジェル投資家として60社を超えるスタートアップへの投資・支援、現代の駆け込み寺シェアハウス「リバ邸」の世界展開なども。 2018年、シード向けベンチャーキャピタル「NOW」を設立。第一号として、最大50億円規模のファンドを組成。生きづらさを抱える人の居場所づくりや、「やさしい革命」を合言葉に、テクノロジーによる社会のアップデートを人生のテーマに活動しています。https://campfire.co.jp/東畑開人さん臨床心理士・十文字学園女子大学准教授1983年東京生まれ。専門は、臨床心理学・精神分析・医療人類学。京都大学教育学部卒、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。沖縄の精神科クリニックでの勤務を経て、現在、十文字学園女子大学准教授。「白金高輪カウンセリングルーム」開業。博士(教育学)・臨床心理士。著書に『野の医者は笑う―心の治療とは何か』(誠信書房2015)『日本のありふれた心理療法―ローカルな日常臨床のための心理学と医療人類学』(誠信書房2017)「居るのはつらいよ―ケアとセラピーについての覚書」(医学書院 2019)など。訳書にDavies『心理療法家の人類学―心の専門家はいかにして作られるのか』(誠信書房 2018)。http://stc-room.jp/尾角光美一般社団法人リヴオン代表理事・国際比較社会政策学修士2003年19歳で母を自殺により亡くし、翌年よりあしなが活動で病気、災害、テロ等による国内外の遺児らのグリーフケアに携わる。2006年の「自殺対策基本法」制定を機に全国の自治体、寺院、学校での講演、研修で講師を務めるようになる。2009年リヴオンを立ち上げ、「グリーフサポートが当たり前にある社会の実現」を目指し活動してきた。京都では死別を経験した若者のための「つどいば」、石巻、東京、京都、愛知でグリーフを学べる「いのちの学校」を開いたり、現在までに、1万人以上のお坊さんの教育にも関わってきた。近著に『なくしたものとつながる生き方』(サンマーク出版)https://www.live-on.me/それぞれがそれぞれの孤独を生きているテクノロジーを通して能力を拡張する。治療を受けて症状を緩和し、福祉サービスを通して生活の自立や就労を実現する。信頼できる仲間と出会い、安心して共に過ごせるコミュニティに所属する。本人の工夫や頑張り、周囲の理解とサポート、寛容で過ごしやすい環境づくり。たくさんの真摯なアクションの積み重ねが、いま私たちが生きる社会を豊かにし、個人のエンパワメントを実現してきました。ですが、どれだけ問題が解決され、生活が豊かになったとしても、それでも孤独は残ります。大切な人との離別経験、事件や災害のトラウマ経験、家族や恋人からの受け止めきれない言葉や感情。時間をかけても、誰かの話を聞いてもらっても、それぞれが抱える痛みと孤独は決して「ゼロ」にはならないという事実に、他人が何かを「する」ことの無力さを痛感させられます。重ならない私たちが、それでも共に居るということ「わかりあえる」という期待と「わかりあえない」という諦め。決して重なりきらない別々の人生を生きる私たちが、それでも共に「居る」ということは、いったいどういうことなのか。LITALICO研究所OPEN LAB、シリーズ最後の講義は、人が生きる孤独とそのケアについて、悩み、考え、言葉を紡いできた3人のゲストと共に語ります。1人目のゲストは、CAMPFIRE代表取締役CEOの家入一真さん。ひきこもり経験者であり、孤独を抱える人たちをつなぐ数々のインターネットサービスを立ち上げてきました。現在も、生きづらさを抱える人の居場所づくりや、「やさしい革命」を合言葉に、テクノロジーによる社会のアップデートを人生のテーマに活動しています。2人目のゲストは、リヴオン代表の尾角光美さん。19歳の時に母親を自殺で亡くしたことをきっかけに、あしなが育英会の遺児支援活動に関わります。その後、「いつ、どこで、どのような形で大切な人をなくしても、その人が必要とするサポートを確実に得られる社会の実現」を目指してリヴオンを立ち上げました。3人目のゲストは、臨床心理士の東畑開人さん。現在、十文字学園女子大学准教授として臨床心理学・精神分析・医療人類学を専門に臨床と研究に携わっています。沖縄の精神科クリニックでの勤務を経て、何かを「する」ことではなく、人が「ただ、いる、だけ」で他者やその場にもたらすケアの力についての体験と考察を著書『居るのはつらいよ』で描きました。わかりやすい答えも、便利な処方箋も出ないかもしれない。それでも、共に過ごし、語ることで、何かが見えてくるかもしれない。そんな小さな希望を胸に、最後の講義へ皆さんをご招待します。講義への参加方法①クラウドファンディングでの先行予約券の購入LITALICO研究所OPEN LABは、社会問題と向き合う人のクラウドファンディング「GoodMorning」にて、6/11~7/7の期間、クラウドファンディングを実施中。地域・経済格差を越え、マイノリティ当事者をはじめ誰もがオープンにアクセスできる学びの場を作るための「開講サポーター」を募集しています。開講サポーターのリターン(お礼のお返し)として、当日の講義に参加する先行予約券をご購入していただく形で、現在お申し込みを受け付けています。・第9回講義の先行予約券: 6,000円(限定20枚)・全講義のオンライン受講券: 5,000円(枚数制限なし)・全講義の参加・オンライン受講・講義の合間に開催のゼミフリー参加券: 50,000円(限定20枚)第9回講義に参加することができるチケットは上記3種類ございます。以下のサイトからリターンを選択し、クラウドファンディングのご支援という形でご購入いただければ幸いです。https://camp-fire.jp/projects/view/162982②Peatixでの通常チケットの抽選申し込み7月中には、Peatixでの通常申込みチケットの抽選を開始します。通常チケットは4,000円(限定30名)となります。追ってお知らせいたします。③スカラーシップ生としての参加こちらも、Peatixと同じタイミングで募集要項を公開いたしますが、経済的に困難な状況にあるが、ぜひ講義に参加したいという方向けに、各回人数限定・選考制での無料参加「スカラーシップ生」枠を設けております。こちらも追って公開いたします。ぜひご参加ください!-------LITALICO研究所OPEN LAB クラウドファンディング「GoodMorning」で開講サポーター募集中!オンライン講義やレポート記事・動画、スカラーシップ制度、会場での合理的配慮など、困難のあるマイノリティ当事者の方もアクセスしやすい環境整備のための資金を集めています。ぜひご支援ください。https://camp-fire.jp/projects/view/162982


LITALICO研究所OPEN LABへの応援、ありがとうございます。本日は2月12日(水)開催、立岩真也さん、川口有美子さん、林伸彦さんによる第8回講義のご紹介です。第8回 「生きる」を誰が決めるのか - 生命倫理と医療・経済 日時: 2020年2月12日(水) 19:30〜22:00(18:30開場) 場所: 株式会社LITALICO本社 セミナールーム(東京・中目黒)ゲスト:立岩真也さん立命館大学大学院先端総合学術研究科教授1960年、佐渡島生。専攻は社会学。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。千葉大学、信州大学医療技術短期大学部を経て現在立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。単著として『私的所有論』(勁草書房、1997、第2版生活書院、2013)、『弱くある自由へ――自己決定・介護・生死の技術』(青土社、2000)、『自由の平等――簡単で別な姿の世界』(岩波書店、2004)、『ALS――不動の身体と息する機械』(医学書院、2004)、『希望について』(青土社、2006)『良い死』(筑摩書房、2008)、『唯の生』(筑摩書房、2009)、『人間の条件――そんなものない』(イースト・プレス、2010、第2版新曜社、2018)、『造反有理――精神医療現代史へ』(青土社、2013)、『自閉症連続体の時代』(みすず書房、2014)、『精神病院体制の終わり――認知症の時代に』(青土社、2015)、『生死の語り行い・2』(Kyoto Books、2017)、『不如意の身体――病障害とある社会』(青土社、2018)、『病者障害者の戦後――生政治史点描』(青土社、2018)http://www.arsvi.com/川口有美子さんNPO法人ALS/MNDサポートセンターさくら会 副理事長1962年東京生まれ。1995年に母親がALSを発症。95年12月から07年9月に自宅で看取るまで母親の在宅介護を行った。家族介護の負担軽減を目指して2003年4月有限会社ケアサポートモモを設立し、ALS等の重度障害者に対応できるヘルパーの養成と派遣を開始した。2004年5月、練馬区在住のALS患者、橋本操とNPO法人ALS/MNDサポートセンターさくら会を設立。喀痰吸引と経管栄養を研修課程に入れた『進化する介護』を全国展開し、医療的ケアの法制化を導いた。 2010年5月ALSの治療選択を巡る家族の葛藤をつづった『逝かない身体』(医学書院)で第41回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。2013年2月立命館大学大学院先端総合学術研究科博士課程修了。2014年1月博士論文(改稿)「生存の技法 ALSの人工呼吸療法をめぐる葛藤」で河上肇賞奨励賞受賞。2018年日本生命倫理学会理事就任。講談社の現代新書カフェで連載中。http://sakura-kai.net/林伸彦さんNPO法人親子の未来を支える会代表理事・The Fetal Medicine FoundationJapan 代表東京大学で分子生物学を学んだのち、千葉大学で医学を学ぶ。出生前診断が普及すると障がいを持つ子が生まれなくなり、より暮らしにくい社会になってしまうかもしれない、という懸念を抱く。同時に、出生前診断を避けると、治療によって防げるはずの障がいや救える命を見逃してしまうというジレンマに課題意識を持つ。出生前診断の意義、胎児医療の倫理観、社会への働きかけ、障がいへの関わりについて、多面的かつ組織的に働きかける必要があると考え、「NPO法人親子の未来を支える会」を設立。胎児医療のインフラ構築を目的にThe Fetal Medicine Foundation Japanも設立。https://www.fab-support.org/医療の発展は、患者の「自由」をもたらすのか医療の発展により、これまで救えなかった命が救えるようになる。不治の病と言われる難病の当事者が、症状が進行しながらもより長く生きられるようになる。「生きたい」と、他ならぬ本人が願うこと。「生かしたい」と、家族が願うこと。その願いを叶えるために、医療が、福祉が、そしてそれに携わる人々が、取りうる選択肢を提示し、実行する。そこにあるのはきっとたくさんの善意なのでしょう。本人が望んだ通りに病気が治り、命が救われるために医療が役に立つなら、それほど喜ばしいことはありません。ですが、生命に関わる医療行為とその実施判断は、そこまで単純、簡単なものでしょうか。出生前診断の普及は、生まれる前に病気を防ぐ胎児医療の可能性を見せると同時に、我が子に障害があるとわかった親の中絶選択を実質的に後押し、障害のある子どもへのスティグマを維持・増大するリスクを孕みます。気管切開や人工呼吸器、医療と介護によって生命を維持することが可能でも、痛みや苦しみ、自立機能の喪失を前にして、治療をするかしないかの意思決定は、たとえ本人であっても難しいものです。患者本人の自己決定の尊重が理念として掲げられながらも、家族の介護負担や医療費、経済負担などをちらつかせられた状態で意思決定を迫られる患者に、そもそも「自由」はあるのかなど、自己決定そのものの困難さも指摘されます。相模原・津久井やまゆり園での事件、元農林水産事務次官による息子殺傷事件などの痛ましい事件。事件を起こした本人だけでなくその後の人々の言説からも、「迷惑をかけてはならない」「役に立てないなら生きていく価値がない」という優生主義への揺り戻しのリスクが強まっているように思います。人が生きる、生存するということはどういうことなのか、それを誰が決めるのか。歴史に立ち返り、改めて私たちが拠って立つべき倫理基盤を見つめ直す必要があります。「生きる」を誰が決めるのか病気や障害、人が「生きる」ことに関するさまざまな決定と、どのように向き合えば良いのか。第8回のOPEN LABは生命倫理をテーマに3人のゲストをお招きします。1人目のゲストは立命館大学大学院先端総合学術研究科教授の立岩真也さん。社会学者として、筋ジストロフィーやALSなど、重度障害のある方への聞き取り調査を通した研究を長く続けてきました。自己決定や生存権について考察した著書を多く執筆、障害当事者を取り巻く社会環境が「善意の集合体」によって温存されてきた構造についても指摘しています。2人目のゲストは川口有美子さん。ALSの患者家族と在宅ケアにたずさわる人たちのピアサポート団体、NPO法人ALS/MNDサポートセンターさくら会の運営や、在宅人工呼吸療法のための介護サービスの提供、ALS当事者の日常を描いたノンフィクション作品の執筆など幅広く活動しています。ALSをはじめとする難病当事者の「自己決定」についても、生命倫理の観点からその課題について提言を行っています。3人目のゲストは林伸彦さん。出生前診断が普及すると障害のある子が生まれにくくなり、より暮らしにくい社会になってしまうかもしれないという懸念の一方、出生前診断を避けると治療によって防げるはずの障害や救える命を見逃してしまうというジレンマに課題意識を持ち、「NPO法人親子の未来を支える会」を設立しました。出生前診断の意義、胎児医療の倫理観、社会への働きかけ、障がいへの関わりについて、多面的かつ組織的な働きかけに取り組んでいます。歴史を振り返りながら、現代、そして未来に向けて、倫理という名の道標を見出したいと思います。講義への参加方法①クラウドファンディングでの先行予約券の購入LITALICO研究所OPEN LABは、社会問題と向き合う人のクラウドファンディング「GoodMorning」にて、6/11~7/7の期間、クラウドファンディングを実施中。地域・経済格差を越え、マイノリティ当事者をはじめ誰もがオープンにアクセスできる学びの場を作るための「開講サポーター」を募集しています。開講サポーターのリターン(お礼のお返し)として、当日の講義に参加する先行予約券をご購入していただく形で、現在お申し込みを受け付けています。・第8回講義の先行予約券: 6,000円(限定20枚)・全講義のオンライン受講券: 5,000円(枚数制限なし)・全講義の参加・オンライン受講・講義の合間に開催のゼミフリー参加券: 50,000円(限定20枚)第8回講義に参加することができるチケットは上記3種類ございます。以下のサイトからリターンを選択し、クラウドファンディングのご支援という形でご購入いただければ幸いです。https://camp-fire.jp/projects/view/162982②Peatixでの通常チケットの抽選申し込み7月中には、Peatixでの通常申込みチケットの抽選を開始します。通常チケットは4,000円(限定30名)となります。追ってお知らせいたします。③スカラーシップ生としての参加こちらも、Peatixと同じタイミングで募集要項を公開いたしますが、経済的に困難な状況にあるが、ぜひ講義に参加したいという方向けに、各回人数限定・選考制での無料参加「スカラーシップ生」枠を設けております。こちらも追って公開いたします。ぜひご参加ください!-------LITALICO研究所OPEN LAB クラウドファンディング「GoodMorning」で開講サポーター募集中!オンライン講義やレポート記事・動画、スカラーシップ制度、会場での合理的配慮など、困難のあるマイノリティ当事者の方もアクセスしやすい環境整備のための資金を集めています。ぜひご支援ください。https://camp-fire.jp/projects/view/162982


LITALICO研究所 OPEN LABクラウドファンディングへのご支援ありがとうございます!本日、支援額が「250万円」を突破しました!!!!これを書いている現時点で260万円もすでに突破しており、いよいよ目標の350万円まで、残り100万円を切りました。あと90万円、引き続き応援よろしくお願いします!各講義の先行予約券、オンライン受講券など、ご支援いただいたみなさんにも講義をお楽しみいただけるリターンがございます。クラウドファンディング終了後も、支援者のみなさまと共に学んでいければ嬉しいです。講義の詳細もアップしておりますので、ぜひゆっくりご覧くださいね。クラウドファンディングは7/7(日)、七夕の日が最終日!SNSでのシェア等、どうぞ応援よろしくお願いします。https://camp-fire.jp/projects/view/162982 


LITALICO研究所OPEN LABへの応援、ありがとうございます。本日は1月28日(火)開催、小澤いぶきさん、北川雄史さん、森川すいめいさんによる第7回講義のご紹介です。第7回 コミュニティは誰を救うのか - 関係の網の目から希望を紡ぐ日時: 2020年1月28日(火) 19:30〜22:00(18:30開場) 場所: 株式会社LITALICO本社 セミナールーム(東京・中目黒)ゲスト:小澤いぶきさんPIECES代表理事理事児童精神科医/東京大学医学系研究科客員研究員。精神科医を経て、児童精神科医として複数の病院で勤務。虐待臨床、発達障害臨床を専門として臨床に従事し、さいたま市の「子育てインクルーシブモデル」立ち上げにも携わる。 医療職として従事する傍ら、2013年頃から地域活動を始め、2016年6月にNPO法人PIECESを設立。2017年には、世界各国のリーダーが集まるザルツブルグカンファレンスに招待を受け、子どものウェルビーイング達成に向けたザルツブルグステイトメント作成に参画。Japan women ‘s leadership initiative 10期フェロー。https://www.pieces.tokyo/北川雄史さんいぶき福祉会理事1969年京都市生まれ、神戸育ち。筑波大学第二学群人間学類卒。大日本印刷株式会社から、社会福祉士取得後、1997年に社会福祉法人いぶき福祉会に入職。障害福祉に携わるようになる。従来の福祉の枠にとどまらず、福祉のつよみをいかしたブランド開発により、モノやコンテクストを創りだしている。地域でモノづくりを担う方々とのネットワーク活動などにも積極的に取り組む一方、最重度の障害のある人の社会参加、いのちの問題などを医療・教育と連携しながら向き合いつづけている。著書に『ねことmaruとコトコト~障害のある人の「働く」をつくる』きょうされんKSブックレット(共著)。http://www.ibuki-komado.com/森川すいめいさん精神科医1973年、東京要町生まれ。精神科医。鍼灸師。2つのクリニックにて往診や外来診療を行う。2003年にホームレス状態にあるひとを支援する団体「TENOHASI(てのはし)を立ち上げ、現在は理事として東京・池袋で炊出しや医療相談なども行っている。09年、認定NPO法人「世界の医療団」ハウジングファースト東京プロジェクト代表医師、13年同法人理事に就任。一般社団つくろい東京ファンド理事。NPO法人認知症サポートセンター・ねりま副理事。オープンダイアローグ(OD)国際トレーナ養成コース2期生。ODNJP運営委員。著書に、障がいをもつホームレス者の現実について書いた『漂流老人ホームレス社会』(朝日文庫、2015)、自殺希少地域での旅のできごとを記録した『その島のひとたちは、ひとの話をきかない』(青土社、2016)等がある。誰もが見えない不安のなかで、現代を生きている2016年の相模原障害者施設殺傷事件。更に今年2019年に起きた、川崎・登戸の20人殺傷事件、元農林水産省事務次官による息子殺傷事件。福祉施設から朝の通学路、そして親子が過ごす自宅の一室で。今日も明日も続いていくと思っていた「日常」が、突如足元から崩れ落ちてしまうかのような事件が起こるなか、障害のある人やそのご家族、それだけではなくこの現代を生きる人たちの多くが見えない不安にさらされて生きているように思います。社会的弱者と言える立場の人たちを標的にする行為自体にはっきりとNOを言わねばならないと思うと同時に、加害者をしてそうした行為に至らせた、今の社会全体に染み渡る「役に立たない」ことへの恐れー生産性と自己責任の呪いにどう抗うことができるのか。難しい宿題を突きつけられたような感覚です。特効薬はないのかもしれません。ですが、見えない不安の中で手近な「誰か」が標的にされる、そんな連鎖を防ぐためには、日本や世界の各地で、多様な人たちが共に生きる、寛容なコミュニティを網の目のように広げていくことが何よりも重要なのではないでしょうか。日常から、小さな希望の芽を誰もが安心して「ここにいていい」と思える居場所をつくること。敵と味方、強者と弱者といった分断を超えて、異なる「私たち」が共に在るための地平を開くこと。OPEN LAB第7回の講義では、日常から小さな希望の芽を育んでいく方法について、多様な人たちがかかわりあうコミュニティを営んできたゲストの方々と考えます。1人目のゲストは、PIECES代表・児童精神科医の小澤いぶきさん。子どもたちの周りに、人の想像力から生まれる優しいつながりが溢れる社会を実現したいという思いから、NPO法人PIECESを設立。孤立した子ども達と信頼関係を築いていくコミュニティユースワーカーという役割を担う人の育成や、地域の中で子どもも大人も安心して過ごせる場作りなどを行っています。2人目のゲストは、いぶき福祉会理事の北川雄史さん。生活介護や放課後等デイサービス、就労継続支援といった福祉サービスを通して重度の障害のある人たちの暮らしを支えながら、モノづくりやブランド開発を通して、多様な人たちが交わり合う地域コミュニティを育んでいます。3人目のゲストは、精神科医の森川すいめいさん。板橋区みどりの杜クリニック院長として精神障害のある方々の対話と治療を続けるほか、ホームレス状態の人々を支援するNPO法人TENOHASHI理事として東京都・池袋で炊き出しや医療相談などに携わっています。また、自殺希少地域でのフィールドワークを通して、多様な人が多様なまま共存するコミュニティのあり方についての研究や情報発信も行われています。同じだけれどちがう、ちがうけれど同じ。人と人との「間」に多様で豊かな関係性を育んでいくことが、私たちの想像力を広げ、共に生きるための知恵をもたらしてくれる。そんな願いと希望を抱きながら、対話の場を開きたいと思います。講義への参加方法①クラウドファンディングでの先行予約券の購入LITALICO研究所OPEN LABは、社会問題と向き合う人のクラウドファンディング「GoodMorning」にて、6/11~7/7の期間、クラウドファンディングを実施中。地域・経済格差を越え、マイノリティ当事者をはじめ誰もがオープンにアクセスできる学びの場を作るための「開講サポーター」を募集しています。開講サポーターのリターン(お礼のお返し)として、当日の講義に参加する先行予約券をご購入していただく形で、現在お申し込みを受け付けています。・第7回講義の先行予約券: 6,000円(限定20枚)・全講義のオンライン受講券: 5,000円(枚数制限なし)・全講義の参加・オンライン受講・講義の合間に開催のゼミフリー参加券: 50,000円(限定20枚)第7回講義に参加することができるチケットは上記3種類ございます。以下のサイトからリターンを選択し、クラウドファンディングのご支援という形でご購入いただければ幸いです。https://camp-fire.jp/projects/view/162982②Peatixでの通常チケットの抽選申し込み7月中には、Peatixでの通常申込みチケットの抽選を開始します。通常チケットは4,000円(限定30名)となります。追ってお知らせいたします。③スカラーシップ生としての参加こちらも、Peatixと同じタイミングで募集要項を公開いたしますが、経済的に困難な状況にあるが、ぜひ講義に参加したいという方向けに、各回人数限定・選考制での無料参加「スカラーシップ生」枠を設けております。こちらも追って公開いたします。ぜひご参加ください!-------LITALICO研究所OPEN LAB クラウドファンディング「GoodMorning」で開講サポーター募集中!オンライン講義やレポート記事・動画、スカラーシップ制度、会場での合理的配慮など、困難のあるマイノリティ当事者の方もアクセスしやすい環境整備のための資金を集めています。ぜひご支援ください。https://camp-fire.jp/projects/view/162982


LITALICO研究所OPEN LABへの応援、ありがとうございます。本日は12月16日(月)開催、福田智史さん、昆野祐太さん(ほか1名調整中)による第6回講義のご紹介です。第6回 障害者雇用の現在と未来 - 「自分らしさ」と市場経済のはざまで日時: 2019年12月16日(月) 19:30〜22:00(18:30開場) 場所: 株式会社LITALICO本社 セミナールーム(東京・中目黒)ゲスト:福田智史さんグリービジネスオペレーションズ代表1979年生まれ。ヤフー、NAVER Japan(現LINE)等を経て、2010年にグリー株式会社に入社。2013年に特例子会社であるグリービジネスオペレーションズ株式会社の代表取締役に就任。2016年度障害者雇用職場改善好事例優秀賞。グリーではファンコミュニティ・プラットフォーム「Fanbeats」の事業責任者を務めながら、特例子会社を通じた精神・発達障がい者の人材活用に力を注ぐ。https://greebusinessoperations.com/昆野祐太さんLITALICO仕事ナビ マネージャー1990年生まれ。遺伝子の疾患で先天性の上肢障害を持って生まれる。弟も同じ障害で、日本で2名しかいないと主治医から言われる。幼少より保健師や作業療法士の方など福祉職の方に助けていただき、社会生活ができるようになったが、成人になり、それが当たり前でなく、自分が幸運だったということに課題を感じ、新卒でLITALICOに入社。就労移行支援事業所LITALICOワークスで障害のある方の就労支援に従事。その後、センター長として事業所のマネジメント・新規事業所の開設・行政連携等の業務を実施。2017年より新規事業LITALICO仕事ナビで営業企画の立案や、インサイドセールスチームの立ち上げ、専門家や業界団体との交渉業務を担当。現在は営業部のマネージャーとして各地の営業チームを統括しながら、営業戦略の立案から推進までを担当。 発達障害や精神障害の方にも、補装具のようなものがあれば、より社会参加が進むと思い、技術を使って、当事者の方の生きづらさを解決するべく、業務に従事。https://snabi.jp/ほか、調整中(近日公開)多様性のためのコストを、誰がどう受け止めるのか自分や家族、身近な人の暮らしを豊かにしていくこと、困っている人の役に立つこと、世の中に対して問いやメッセージを投げかけること。「働くこと」を通して実現したいことは、人によってさまざまです。また、仕事を通して実現したい目標に近づくために、必要なサポートも人それぞれ異なります。必要な知識や技能を得るためのトレーニング、困った時に相談できる上司や同僚の存在、新しい挑戦をするための資金や設備。一人では難しい困難な大きい目標に直面したときに、私たちはチームを組み、会社をつくり、組織の力で乗り越えてゆきます。障害や疾患のある人の場合は、症状の種類や程度に応じた環境調整や、周囲の理解がより個別に必要になることもありますが、働く上で誰かのサポートを必要とすること、お互いの得意を活かしあって集団で大きな力を発揮しようとすることは、障害の有無にかかわらず共通していると言えるでしょう。一方で、企業をはじめとする「組織で働く」ということは、常に金銭的・物理的・人的制約の中での意思決定を求められます。障害や疾患のある人をはじめ、多様な人が安心して働いて活躍できる環境が理想だけれど、そのためのコストを誰がどのように負担するのかという問いもついて回ります。法定雇用率や特例子会社、就労移行支援といった各種制度を調整弁として活用しつつも、市場経済の中で企業はどのように多様で持続的な組織運営を実現するのでしょうか。「自分らしさ」と市場経済のはざまで 、諦めずに現実解を増やしていくOPEN LAB第6回の講義は、「障害者雇用の現在と未来」をテーマに、企業経営、就労支援、当事者のキャリア戦略の観点から3人のゲストのお話をお聞きします。1人目のゲストは、グリービジネスオペレーションズ代表取締役社長の福田智史さん。グリー株式会社の特例子会社であるグリービジネスオペレーションズ株式会社は、社員の約7割が発達障害の当事者であり、個々人の特性を踏まえた職場環境づくりに力を入れながら、仕事を通じ自律的に成長し続けられる会社づくりを目指しています。2人目のゲストは、LITALICOの昆野祐太さん。遺伝子の疾患で先天性の上肢障害を持って生まれ、幼少より保健師や作業療法士の方など福祉職に助けられた経験から、そうした支援をすべての人が当たり前に受けられない現状に課題を感じ、新卒でLITALICOに入社。就労移行支援事業所LITALICOワークスで障害のある方の就労支援に従事したのち、現在は「LITALICO仕事ナビ」営業部のマネージャーとして、全国の働くことに障害のある方と就労支援施設をつなぐ活動に従事しています。3人目のゲストは、20代半ばに発達障害の診断を受けた後、徹底的な自己分析を経て、企業で働き続けるための自分にあった生存戦略を模索、障害者採用枠にて企業で活躍される当事者の方にゲストにお越しいただきます(現在調整中)。自分の特性を理解し、必要なサポートを得ながら一人ひとりが「自分らしい働き方」を追求すること。同時に、市場経済の中で持続的に働いていくための価値を創出すること。理想と現実のはざまで、現場に粘り強い試行錯誤を続ける3人の実践者と共に、障害者雇用の未来について考えていきましょう。講義への参加方法①クラウドファンディングでの先行予約券の購入LITALICO研究所OPEN LABは、社会問題と向き合う人のクラウドファンディング「GoodMorning」にて、6/11~7/7の期間、クラウドファンディングを実施中。地域・経済格差を越え、マイノリティ当事者をはじめ誰もがオープンにアクセスできる学びの場を作るための「開講サポーター」を募集しています。開講サポーターのリターン(お礼のお返し)として、当日の講義に参加する先行予約券をご購入していただく形で、現在お申し込みを受け付けています。・第6回講義の先行予約券: 6,000円(限定20枚)・全講義のオンライン受講券: 5,000円(枚数制限なし)・全講義の参加・オンライン受講・講義の合間に開催のゼミフリー参加券: 50,000円(限定20枚)第6回講義に参加することができるチケットは上記3種類ございます。以下のサイトからリターンを選択し、クラウドファンディングのご支援という形でご購入いただければ幸いです。https://camp-fire.jp/projects/view/162982②Peatixでの通常チケットの抽選申し込み7月中には、Peatixでの通常申込みチケットの抽選を開始します。通常チケットは4,000円(限定30名)となります。追ってお知らせいたします。③スカラーシップ生としての参加こちらも、Peatixと同じタイミングで募集要項を公開いたしますが、経済的に困難な状況にあるが、ぜひ講義に参加したいという方向けに、各回人数限定・選考制での無料参加「スカラーシップ生」枠を設けております。こちらも追って公開いたします。ぜひご参加ください!-------LITALICO研究所OPEN LAB クラウドファンディング「GoodMorning」で開講サポーター募集中!オンライン講義やレポート記事・動画、スカラーシップ制度、会場での合理的配慮など、困難のあるマイノリティ当事者の方もアクセスしやすい環境整備のための資金を集めています。ぜひご支援ください。https://camp-fire.jp/projects/view/162982


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