津久井在来大豆は現在JAの在庫がゼロで入手することができません。天気や台風の影響、イノシシやシカのの被害など思ったよりも収穫量が上がらないのが現実です。(僕の弟も農家で津久井在来大豆を植えていますが、なかなか苦労しています。)ーーーーーーーーーーーーーー今から4年前から2年間インドネシアに留学をしました。それまでは自分が育ってきた相模原、津久井に特別な感情はありませんでした。しかし、離れてみて「僕が留学できたのも、今こうやって色んな事ができたのも、地元のおかげなんだ。」と思うようになりました。そんな地元に恩返しをする為には何ができるんだろうと考えていた時に、津久井在来大豆の名前を知りました!津久井在来大豆は大粒で他の大豆より甘いのが特徴です。色んな人に津久井在来大豆のテンペを食べたもらえば相模原(旧津久井町)に興味を持ってくれる人が増え、相模原が元気になる。これが僕ができる地元への恩返しだと思っています。ーーーーーーーーーーーーーー残り2日間です。皆さんのおかげでやっとスタートラインに立てました。もう少しで良いスタートを切れるかもしれません。最後まで応援よろしくお願いします!
テンペは常温だとドンドン発酵が進み最高に美味しい状態から3日程で味がガクンと落ちてしまいます。すなわち、皆さんの手元に届く頃には最高に美味しい状態で届かないという事です。解決方法は2つです。1つ目は真空調理をした後にブランチング処理をし殺菌することです。ブランチングとは:冷凍野菜を作るときの、ゆでる、蒸すなどの加熱処理。野菜の酵素や微生物のはたらきを止め、加工や保存中の変化を防ぐ。 (コトバンクより)ブランチングよく冷凍野菜に使われる加工方法です。多くのテンペはこの方法で処理をされ流通しています。そうするとこの様な状態になります。何が良いのかというと、殺菌をするのでテンペ菌の発酵が完全に止まります。すなわち、長期保存が可能になります。しかし、一度茹でている訳です。当然テンペの味や色は変わります。もちろん殺菌をする際にテンペ菌も死にます。そして、写真の様な茶色になります。インドネシア人から言わせると「日本の寿司でいうカリフォルニアロール」な訳です。少なくとも僕も「寿司だけど、ジャパニーズ寿司ではない。」と思っています。2つ目は瞬間冷凍(急速冷凍)をしテンペ菌の発酵を止めることです。瞬間冷凍(急速冷凍)とは:急速に冷凍した食品で,通常の冷凍食品に比べて質のよいものが多い.(コトバンクより)マグロやケーキなど瞬間冷凍したものとそうでないものの差はかなりあります。クラウドファンディング開始前に試した瞬間冷凍をしたテンペと通常冷凍をしたテンペを解凍した状態をここでは比べさせていただきます。左が瞬間冷凍 右が通常冷凍大豆の色が明らかに違いますよね?もちろん味も違うんです。よりおいしいのは瞬間冷凍で冷凍したテンペでした。僕は瞬間冷凍をしたテンペの方が美味しいと思いました。やはり作るなら美味しいものを届けたいですよね?テンペをすでに食べてて美味しいと言っている方、テンペを未だ食べたことないけど聞いたことはある方、この活動報告を読んでくれているあなた。僕のテンペを食べてください。「白い、本場の、活きてるテンペ」
僕が瞬間冷凍にこだわるのには、最高に美味しい状態で届けられる以外にも理由があります。「白い状態のテンペじゃないとダメなんです。」*写真はインドネシアのスーパーのテンペです。ーーーーーーーーーーーーーー僕がインドネシアに留学していた時の事です。とってもとっても日本食が恋しくなりました。しかし、インドネシアにある日本食は日本とはちょっと違いました。お茶は甘くて、ラーメンは辛い、生卵は危ないんです。(今思うととってもバカですが、インドネシアに到着してどうしても生卵かけごはんを食べたくて生卵を食べたら1週間位腹痛に襲われました。)そしてある日、ある場所で日本と同じ以上の美味し日本食レストランと出会いチキンカツ丼を食べました。「あぁこれだ。」っとホッとした気持ちと同時に明日からも頑張ろうと思う事ができました。いま日本には5万人近くの在日インドネシア人が住んでいます。彼・彼女らもいつかの僕と同じで「故郷の味が恋しい」と思っているのではないでしょうか?そして、懐かしい故郷の味を食べることでまた明日から頑張ろうと思えるのではないでしょうか?そんな明日への活力となるような食品を提供したい。そんな気持ちもありインドネシアと見た目も味も変わらない白いテンペを届けたいのです。また、これをきっかけにあなたの身近にいるインドネシア人と交流が広がり、人と人というレベルから日本とインドネシアが仲良くなって欲しいと思っています!