愛知淑徳大学助教/阪神大震災を記録しつづける会事務局長の高森順子さんから応援メッセージをいただきました。===桃生さんが出版レーベルを立ち上げる。名前は『東北復興文庫』。 本にするというのは、様々なことがらを「とじる」ということだ。 それは、「綴じる」というだけでなく、「閉じる」ということも意味するのではないか。 東北は、震災によって図らずも多くのことが開かれることになった。外部支援者、専門家、観光客など、多くの人が東北に入り、実践を生み出していった。 これから大切になるのは、そのように開かれ、生み出された実践を丁寧に「綴じる:閉じる」ということなのではないだろうか。 そうして綴じられた本たちは、別の土地で再び開かれることになるだろう。 これが、経験のバトンをつないでいくということではないだろうか。 かつての被災地神戸の今を綴じる活動をしている私にとって、この活動は光である。愛知淑徳大学助教阪神大震災を記録しつづける会事務局長高森順子
公開以来すでに50名以上の方に応援をいただきました。本当にありがとうございます。お一人お一人にお礼を申し上げたいところですが、まずは目標金額を無事達成して、良い本をつくりたいと思います。残り1ヶ月ほどですが引き続きお付き合いください。今回、新たなリターンを追加しました。第一弾の著者、はまぐり堂の亀山貴一さんのお話を聞く会を開催できます。震災後から今までに亀山さんが取り組んできたことや取り組みを通して気づいたこと、学んだことなどを直接本人から聞ける機会チャンスです。それぞれ10名限定ですのでお早めにお申し込みください。◎10万円コース【10名限定】はまぐり堂の亀山貴一さんによるトークイベントの実施東北復興文庫第一弾の執筆者亀山貴一さんがトークイベントを実施いたします。*日時等詳細は個別にご相談させていただきます。交通費・宿泊費は別途となります。*有効期限:2020年5月〜2020年12月◎20万円コース【10名限定】はまぐり堂の亀山貴一さんとプロジェクト代表の桃生和成によるトークイベントの実施東北復興文庫第一弾の執筆者亀山貴一さんとプロジェクト代表の桃生和成が同席してトークイベントを実施いたします。*日時等詳細は個別にご相談させていただきます。交通費・宿泊費は別途となります。*有効期限:2020年5月〜2020年12月
一般社団法人アーツグラウンド東北 代表理事の千田優太さんから応援メッセージをいただきました。===私は、東日本大震災を宮城県の蔵王連峰(山の上)で経験した。そして、実家の塩釜で生活しながら、舞台芸術関係の仲間や高校の同窓生などと共に、様々なカタチで復興支援活動に携わってきた。何度も、なんでこんなことを自分がやっているんだと思ったし、今やっていることは何の役に立つのだろうと、今もなお悩んでいる。 何が自分の原動力になっているのだろう? まだぼんやりとしか見えていないが、このプロジェクトをやろうと思った理由の中に記載されている「東日本大震災から得られたノウハウ・スキルを現在から将来に向けて伝え残して行く必要があります。」ということかもしれない。 たまたまこの時代に生まれ、この場所に育ち、あの時にここにいたという偶然でしかない中に、それを経験してしまったからこそ担わなければならない使命のような感覚がある。 他の土地かもしれない、何年、何十年後かもしれないが、必ずまた起こるであろう災害に対して、私たちが子どもたち、あるいは孫たちに残さなければならない何かがあるはずだ。 今回の「東北復興文庫」は、そういった強い思いを感じずにはいられない。 昔の人が一生懸命に石を掘り、後世に伝えようとしたように、私たちが後世に伝えたいと思うひとつひとつの気持ちを、素晴らしい書物に載せてくれることを信じて疑わない。 作り手の方々に対して、できる限りハードルを上げつつ 心から応援しています。 一般社団法人アーツグラウンド東北 千田優太
アーツカウンシル東京 プログラムオフィサーの佐藤李青さんから応援メッセージをいただきました。===そう、いまレーベルが必要なんだと思います(もちろん、一冊の本をつくる価値は言うまでもなく)。震災後の東北には本になる(べき)言葉がたくさんあるのだと思います。たくさんの経験、たくさんの記録。この間に起こった、たくさんの災害の現場からの「東日本ではどうだった?」という問いかけ。実践の経験を語るのに、いまは震災から近すぎず遠すぎず…。桃生さん、タイミングが良すぎます。流石です。やられた。ああ、悔しいです。なので、早くゴールしてしまってください。もはや、レーベルで予定している本を発刊し切れるくらい支援を集めちゃってください。それくらい価値ある試みだと思います。応援しています!アーツカウンシル東京プログラムオフィサー佐藤李青
静岡県立大学 四年生の鴻野祐(こうのゆう)さんから応援メッセージをいただきました。===桃生さんとの出会いは、数年前、仙台を訪れたことがきっかけでした。『市民の日本語』の著者である故・加藤哲夫さんと関わりのあった方のお話が聴きたいと、静岡の大学生が突然送ったメールに、丁寧にご対応くださったのが桃生さんでした。桃生さんの言葉で語られる、加藤さんの描いていた市民活動の姿に、胸を打たれたあの時間を、今でも覚えています。そして、震災復興における市民の一つ一つの声や行動を、目に見える形で社会に示すこととなるこのプロジェクトに、加藤さんの描いていた市民活動の姿に通じるものを感じます。私もまた、このプロジェクトを通じて、東北における市民活動について学びの機会をいただけることに感謝しており、プロジェクトの達成を心から応援しております。静岡県立大学 四年鴻野祐