こんにちは。『美観堂』の髙羽です。4/27(月)からスタートした美観地区のクラウドファンディングプロジェクト、昨日で無事終了しました。ご支援いただいた金額は、当初目標に掲げていた200万円を大きく超え、合計370万円近くにまで達しました。約1ヶ月にわたって行ってきたプロジェクトも終わり、改めて今回ご協力いただいた全ての方々にお礼をお伝えしたいと思い、今日この記事を書いています。プロジェクトにご協力いただいた美観地区のお店の皆さんへまずは、今回のクラウドファンディングにご参加いただいた美観地区の約40店舗の方々。このプロジェクトにご賛同、ご協力いただきまして、ありがとうございました。今回私たち『美観堂』はこのプロジェクトのとりまとめと発信を担当し、皆さんのお店のご紹介記事を日々書かせていただきました。32日間の期間中、合計38本の記事を書きました。こちらのnoteのマガジンに、みなさんのご紹介記事をまとめていますので、他のお店さんの記事もぜひご覧になってください。マガジン『美観地区を支援するクラウドファンディング』今回皆さんのお店の記事を書くにあたって、お店の特徴やこだわりをヒアリングさせていただいたり、取材に伺わせてもらったりと、お時間をいただきましたことも、改めてお礼申し上げます。お店の魅力を少しでも多くの方にお伝えしたいと記事を書いてきましたが、その魅力を直接伺った私たち美観堂スタッフが最も皆さんのファンになったことは間違いありません。僕自身、今回のプロジェクトでみなさんのお店をより深く知ることができ、「働かれている方も含め、ご近所にはこんなにも素敵なお店があったのか」と正直驚きもしました(勉強不足ですみません)。「全部のお店さんに絶対行こう!」という決意も込めて、自分で企画した、先払いで支援できる『美観地区みらい券』を僕も全店舗分購入しました。笑他のスタッフも連れて、またお伺いします。観光客の方々が戻ってくるまで、もうしばらく時間はかかると思いますが、美観地区一丸となって、乗り切っていきましょう!今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。ご支援くださった490名の皆さんへ何よりも、このプロジェクトにご支援をくださったすべての皆さん。美観地区への温かいお気持ち、本当にありがとうございました。皆さんのおかげで、目標達成という形で今回のプロジェクトを終えることができました。プロジェクト期間中は、メディアの方々に取材していただいたり、お店さんたちの取材に行ったり、毎日記事を書いたりと、正直とても忙しかったです。このプロジェクトが始まるときに、『美観堂』を運営する『株式会社有鄰』の代表・犬養と「期間中は、美観地区のお店さんの記事を毎日1つは書いて、各SNSでアップしよう」と決めて、夜遅くまで仕事をすることもそれなりにありました。(念の為言っておくと、仕事は好きで楽しくやっています)そんな中でも、プロジェクトを最後まで頑張ってこれたのは、ご支援をしてくださったみなさんのおかげ以外のなにものでもありません。目をこすりながら仕事をしていると、日々このようなメールの通知が届くんです。そして、支援者さんの一覧ページにいくと、本当に温かいメッセージが届いているんです。せっかくなので、いくつかご紹介します。---------------------------私は倉敷で生まれ育ち、倉敷市で働いています。美観地区があることが当たり前の環境でしたので、こんな状況になって、この先どうなるのか、ひとひとりに果たして何が出来るのかと思っていました。きっと皆さんも同じではないでしょうか。そんな時、美観堂さんのこの企画を知り、みなさんの「倉敷・美観地区」に対する思いが伝わってきました。ささやかですが、私も倉敷・美観地区のために何かしたい!倉敷のみらいが明るく穏やかでありますように。応援しています。一緒に頑張りましょう!!------------------------------------------------------倉敷に住むものです。美観地区は地元住民の誇りです。心から支援します。------------------------------------------------------小さい頃から美観地区が大好きで、私にとってかけがえのない大切な場所です。早く笑顔溢れるいつもの街に戻りますように。------------------------------------------------------岡山県民です。美観地区の雰囲気が昼も夜も、街並みもお店も、そこで生活する人も大好きです。1日でも早くコロナが落ち着いて、また観光客で溢れる美観地区が戻ってきますように...頑張りましょう!応援しています!------------------------------------------------------美観地区は笑顔あつまる大切な場所です。応援しています!頑張ってください!---------------------------「美観地区は、本当にたくさんの方々の心にかけがえない思い出として残っていて、大切な場所なんだ」たくさん届くメッセージから、およそ1ヶ月の間、全国各地の方々が美観地区のことを思い、応援してくださっていると感じ続けることができました。期間中、日々を頑張る支えになりましたし、たくさんの支援者の方々の思いを知ることができたのは、プロジェクトが終わったこれからも、大きな糧になります。これからもまだまだ大変な時期が続きますが、コロナを乗り越えるために、美観地区のお店一同引き続きがんばっていきます。お伝えしたいのはやっぱり、「いつかまた美観地区にいらしてください」ということです今回のクラウドファンディングのプロジェクトの名前は『いつかまた倉敷美観地区に来てもらうために。 岡山のいいものをお届けします!』でした。ここに僕たちの思いが全部詰まっています。コロナ明けに、美観地区に来ていただきたい。そのきっかけになればと、今回のプロジェクトを企画し、リターンは美観地区のお店選りすぐりの岡山・倉敷のいいものにしました。6月中には、各お店からリターンの素敵な品々をお届け予定です。ぜひ、岡山自慢のとっておきのいいものを楽しんでください。その間僕たちはみなさんからいただいたお気持ちとご支援を力に、しっかりと今を乗り越えていきます。そして、コロナが明けた頃、ぜひまた美観地区にいらしてください。美観地区のお店一同、笑顔でみなさんのことをお待ちしています!最後にもう一度。この度は、美観地区への温かいお気持ちとご支援を、本当にありがとうございました!こちら、美観堂のSNSです。これからも、いろいろなお店紹介やレシピ紹介をしていきます。よかったらフォローしてください。美観堂 Twitter美観堂 Instagram
こんにちは。『美観堂』の瀬戸です。美観地区のお店さんたちと行っているクラウドファンディングもいよいよ本日最終日です!ここまでご紹介してきた、美観地区周辺の素敵なお店さんたちはこちらのマガジンにまとめています。よかったらお時間のあるときにご覧ください。マガジン『美観地区を支援するクラウドファンディング』今日ご紹介するのは、『海鮮問屋 かたつむり』さんです。記事を書くにあたって、女将の山下きくみさんにお話をうかがってきました。島根で魚屋さんも経営。日本海の新鮮魚介が毎日届く倉敷の居酒屋さん『かたつむり』さんを運営するきくみさん。もともとは兵庫県に住んでいましたが、阪神淡路大震災をきっかけにご夫婦で倉敷に引っ越してきました。「地元の人との繋がりをつくりたい」そんな思いから近所の人たちが集まれるようなお店をつくろうと決意。それまで全く畑違いなお仕事をなさっていたきくみさんですが、周りの方々の助言と協力のもと、居酒屋という形でお店をすることになりました。その後、2014年に「島根県で魚屋をやってみないか」という話が舞い込んできました。これも何かの縁と倉敷で居酒屋をやりつつ、島根で魚屋を経営することをになりました。オープン前から縁を大事にお店をつづけてきた結果、『かたつむり』さんは、島根県で水揚げされた日本海の新鮮なお魚が、倉敷のお店でお得に食べられる居酒屋さんになりました。毎日島根のスタッフとオンラインでミーティングをしてその日に揚がった魚を確認し、倉敷の『かたつむり』に何を仕入れるか決めています。瀬戸内の海の幸もちゃんと食べられます島根から日本海の魚介類を仕入れている『かたつむり』さんですが、瀬戸内海に面している倉敷だからこそ食べられる食材もご用意しています。サワラ(鰆)、ままかり、下津井の蛸、シャコなど。魚屋さんの経営で培ったきくみさんの確かな目利きで、地元の魚屋さんから瀬戸内海の新鮮な魚介類を仕入れています。日本海と瀬戸内海。2つの海の幸をどちらも味わっていただけます。絵本からつけた名前と、それを体現する女将さん『かたつむり』という店名は、息子さんが小さい頃よく読み聞かせをしていた『かたつむりタクシー』という絵本から取ったんだそう。理由を伺うと、このように話してくださいました。---------------------------絵本では、虫たちが「かたつむりタクシー」に乗って旅をするの。道中は坂道があったりデコボコの道があったり大変。「かたつむりタクシー」以外に、もっと早く移動できる方法もたくさんある。でも、ゆっくりだからこそ、いろんなものに出会い、面白い事が起こる。自分も、焦らず、いろんな人たちとの縁を大切にできるお店をしていきたい。そう思って『かたつむり』って名前にしたの。---------------------------きくみさんは、お店に込めた思いをご自身の私生活でも大切にされています。2018年の夏、西日本豪雨のときには、被害の大きかった倉敷市真備町に真っ先に向かいボランティア団体を発足。毎日朝からボランティアに出向いて、仮設住宅に移住した被災者の方が集まるコミュニティもつくりました。このコロナ禍で「テイクアウトのお弁当をはじめます」と発信すると、真備町の方々があのときの恩返しにと、たくさん買いに来てくれたそうです。コロナが明けたころに。ぜひ『かたつむり』さんへいらしてください写真右がきくみさん、左は島根の魚屋さんでも修行をしていた息子さんです。取材の最後にきくみさんから元気が出るメッセージをいただいたので、共有させてもらいますね。---------------------------どんな状況でも、へこたれずに動けばいろんなことが起こるんよね。今回のクラウドファンディングの話もそう。「弁当だけでもやろう」ってお店開けてたから、あなたが電話をくれて、このプロジェクトに参加できた。『かたつむりタクシー』と一緒で、人生大変なこともたくさんある。こんな状況だと、遠くを見ることは難しいかもしれない。近くでもいいから、前を向いて、これからもゆっくり頑張ろうね。---------------------------今日ご紹介した『かたつむり』さんは、今回のクラウドファンディングのリターンのひとつ『美観地区みらい券』をご利用いただけます。先払いでご支援いただく形でこのお店のチケットを購入していただき、コロナが明けたら、瀬戸内海と日本海の新鮮な海の幸をぜひ『かたつむり』さんで味わってください。明るく気さくな女将さんがお待ちしています。美観堂のSNSでもいろいろなお店紹介やレシピ紹介をしています。こちらもよかったらフォローしてください。美観堂 Twitter美観堂 Instagram最後まで読んでいただき、ありがとうございました。ぜひ、またご覧ください。
こんばんは。『美観堂』の塩崎(ゆうぼー)です。美観地区のお店さんたちと行っているクラウドファンディングもついに残り2日となりました。今日もクラウドファンディングのリターンのひとつ、『美観地区みらい券』が使える美観地区のお店さんをご紹介します。『美観地区みらい券』は、美観地区のお店を先払いで支援できる商品券です。これまでにご紹介したお店さんは、こちらのマガジンにまとめています。マガジン『美観地区を支援するクラウドファンディング』ぜひお時間のあるときに、一度ご覧になってみてください。さて、今日のお店さんは、『The 華紋』さんです。結婚式会場でありながら、観光客の方々にランチを提供されているお店さんのご紹介です。口コミサイト『Wedding Park』で3つの1位を獲得。築230年の祝宴会場『The 華紋』さんを運営する『株式会社サムシングフォー』さんの創業は1997年のこと。最初は約8坪の小さな店舗からウェディングプロデュース業をスタート。その後、2014年に美観地区の築230年の邸宅をリノベーションし、自社のウェディング会場『The 華紋』をオープンしました。館内は、江戸時代の町並みを残しながら、同時に西洋の文化を取り入れてきた町・美観地区らしさが溢れています。日本の伝統建築を活かした建物に、現代の和洋折衷の調度品が調和し、今と昔、和と洋が融合したモダンで落ち着いた空間デザインはどこを切り取っても絵になります。式場としてのサービスの高さも確かなもの。形式通りの提案は一切行わず、1つ1つの式をオーダーメイドでプロデュースされています。結婚式や結婚式場の日本最大の口コミサイト『Wedding Park』が発表した「2019 結婚式場口コミ 総合ポイントランキング」では以下の3部門で第1位に輝きました。●「岡山県 クラシカル」部門●「倉敷 緑が見える会場」部門●「倉敷 ゲストハウス(一軒家の邸宅)」部門そんな『The 華紋』さんでは、結婚式をおこなっていない日は、実際の結婚式の会場と同じ場所で、本格的なフレンチのコース料理が食べられるランチメニューをご用意しています。料理にも「美観地区らしさ」を。グランシェフによる仏×和の創作フレンチ『The 華紋』さんで食べられるランチのコースメニューは以下の全3種類です。●華紋ランチコース 2,000円(税別)前菜・スープ・お魚料理又はお肉料理・デザート・食後のお飲物●華紋ランチフルコース 2,800円(税別)前菜・スープ・ お魚料理・お肉料理・デザート・食後のお飲物●サーロインステーキランチ 3,000円(税別)前菜・スープ・サーロインステーキ・デザート・食後のお飲物「季節を取り入れ妥協なく創りだし、その時の最高を作りだす」グランシェフ・山下恒生(つねお)さんはこの考えのもと、自ら産直売店に足を運び、一般の流通量が少ない地野菜なども含め、自分の目で見て食材を仕入れています。季節の旬のもの、その日1番の鮮度のものを使用するので、コースのメニューに使われる食材はその時々で変わります。また、山下さんは西洋の料理であるフレンチに積極的に和のテイストも融合させる、創作フレンチを得意とされています。空間だけでなく、お料理にも「美観地区らしさ」が感じられます。ランチを食べる会場は、360度を日本庭園が囲むように佇んでいます。どの席からも、瑞々しく迫力のある木々たちを眺めることができるのは、『The 華紋』さんの会場の大きな特徴です。コロナ明けの美観地区旅行は、ぜひ『The 華紋』さんで贅沢ランチを堪能してください空間にも、料理にも「美観地区らしさ」が溢れている、『The 華紋』さん。コロナ明けにぜひ訪れてみてください。先払いでご支援いただく形でこのお店のチケットが購入できる『美観地区みらい券』、今回のクラウドファンディングでご用意しています。美観堂のSNSでも色々なお店紹介やレシピ紹介をしています。こちらもよかったらフォローしてもらえると嬉しいです。美観堂 Twitter美観堂 Instagram最後まで読んでいただきありがとうございました。ぜひ、またご覧ください。
こんにちは。『美観堂』の瀬戸です。美観地区のクラウドファンディングもいよいよ残り2日となりました。今日もクラウドファンディングのリターンのひとつ、『美観地区みらい券』が使える美観地区のお店さんをご紹介します。『美観地区みらい券』は、美観地区のお店を先払いで支援できる商品券です。これまでご紹介したお店さんは、こちらのnoteのマガジンにもまとめています。マガジン『美観地区を支援するクラウドファンディング』次回の美観地区のご旅行の参考にもぴったりかと思います。お時間があるときに、ぜひ一度ご覧ください。お店があるのはアパレルショップを抜けた先。隠れ家カフェ『2MUG』さて、今日ご紹介するお店は、おそらく今まで美観地区に来たことのある人でも行ったことがない方がほとんどかと思います。今年の3月にオープンしたばかりのカフェ『2MUG(ニマグ)』さん。美観地区で働く私も、実は今まで行ったことがなかった新しいお店です。倉敷川が流れる美観地区のメイン通りから一本入った本町通りにお店があります。入り口は、インディゴ染めのストールやニットを扱うアパレルショップ『紡このいとtsumugu』さん。このお店を奥に抜けると開けた中庭があります。その先にあるのが、『2MUG』さんです。別のお店を通過するという、ちょっと変わった造りのお店です。取材に行かせてもらった日は快晴。通りに面した『紡』さんから『2MUG』さんまで開け放たれた扉を風が通り抜け、中庭横に生い茂った緑をカサカサとやさしく揺らします。とても心地良い空間でした。また、歴史を感じる古民家の梁や柱と、モダンな雰囲気の真鍮のカウンターが一緒になった店内は、古いものと新しいものが共存し、美観地区らしさを感じます。中庭には大きなウッドデッキが敷かれ、広々フラットなお店の造りはベビーカーを押すお子様連れのお客様にも喜ばれるそうです。テイクアウトも可!おすすめは岡山の旬を味わえるふわふわオムレット今回取材の対応をしてくださった店長・早川さんのおすすめは、ふわふわの生地のオムレット。軽い食感のオムレットの生地と甘さ控えめのクリームは一瞬でぺろりといけちゃいます。また、『2MUG』のオムレットはテイクアウトができるのも特徴のひとつです。---------------------------岡山は、気候が温暖で1年中おいしい果物が食べられるフルーツ王国。美観地区は、江戸時代の町並みが今も残る美しいまち。観光客の方々には、この2つを目一杯楽しんでほしいんです。---------------------------「お客さんに、岡山や美観地区の価値を最大限感じてほしい」という思いで、旬のフルーツと食べ歩きをかけ合わせ、早川さんが今の形のオムレットを考案したんだそう。オムレットに使うフルーツは早川さんが自ら岡山の農家さんに足を運び、旬の物を仕入れるのがお店のこだわり。また、卵や牛乳、米粉は地元産の厳選素材を使い、お砂糖は「てんさい糖」というカラダを冷やさないお砂糖を使用するなど、おいしいだけじゃない、カラダへの配慮も大切にされています。自家製フルーツシロップをつかったソーダやジンジャーエールなど、ドリンクのラインナップも豊富で、レジ横には手作りの焼き菓子も置いています。私のおすすめは『カシューナッツと胡椒のクッキー』。胡椒のピリッとした風味とナッツの食感が絶妙で、ワインやブランデーにも絶対に合うおつまみ系のクッキーでした。これからの季節、かき氷も始められるそう。夏の楽しみがまた1つ増えました。岡山生まれオムレット×美観地区=映えです取材後、20歳のアルバイトスタッフ『てぃも』と一緒に、三十路の私は倉敷川沿いで写真撮影会をしてから、オムレットを食べました。気持ちのいい店内でゆっくり食べるのもいいですが、オムレットを片手に美観地区散策をすることをおすすめします。ぜひ、美しい街並みを背景に、1枚映え写真を撮ってから、お召し上がりください。店長・早川さんの好きが詰まったお店へ。コロナ明けにぜひいらしてくださいオープンして間もなく、コロナの流行に直面した『2MUG』さん。それでも、店長の早川さんは毎日を楽しんで過ごしてらっしゃいました。---------------------------今のカフェをやってて、なんだかんだほんとに毎日楽しいんですよ。自分が「すき!つくりたい!」って思ったお菓子を出してて。お客様に「オススメは?」と聞かれると「どれもオススメなんですよね」って全部の商品を説明しちゃうんです。はやく、コロナが終息して皆さんに来て頂きたいです!---------------------------コロナ明けに美観地区にお越しになった際は、明るく気さくな店長・早川さんに会いに、ぜひ『2MUG』さんへいらっしゃってください。そして、オムレットを片手に美観地区を散策してみてください。今日ご紹介した『2MUG』さんでも、今回のクラウドファンディングで購入できる『美観地区みらい券』をご利用いただけます。先払いという形で商品券を購入し、『2MUG』さんをご支援いただけますとうれしいです。美観堂のSNSでもいろいろなお店紹介やレシピ紹介をしています。よかったらフォローもお願いします。美観堂 Twitter美観堂 Instagram最後まで読んでいただき、ありがとうございました。クラウドファンディング終了までのこり2日。また明日もぜひご覧ください。
こんばんは。『美観堂』の犬養です。美観地区のお店さんを支援するクラウドファンディングも、いよいよ残り3日。これまでご紹介してきたたくさんのお店、このマガジンにまとめています。ぜひご覧ください。マガジン『美観地区を支援するクラウドファンディング』このクラウドファンディングで僕がご紹介するお店も、今回が最後。最後に個人的なつながりが最も深いお店を担当することになって、ちょっとした縁も感じています。信州手打ち蕎麦屋『あずみ』さんです。大原家に請われて、一家で倉敷に移り住むこの『あずみ』さんは、美観地区のまさに中心にあるお蕎麦屋さん。上の写真の『大原美術館』から、数軒お隣にあります。なぜ信州蕎麦のお店が、倉敷の美観地区に?そう思う方も多いでしょう。それは、倉敷紡績(クラボウ)やクラレの社長を務め、大原美術館も発展させた故・大原總一郎がその味に惚れ込み、この地に誘ったからです。大の蕎麦好きでもあった大原總一郎。ある日、共に民藝運動を興した陶芸家・バーナード・リーチらと一緒に、信州の蕎麦屋『池田屋』に入ったところ、その味をいたく気に入ったようです。大原はそれ以降、「この蕎麦を倉敷で食べたい、倉敷に来てもらえないか」と頼み続けました。そしてその熱意に押された『池田屋』さんが一家で倉敷に移り住んだのが、1966年。店名は、信州の地名「安曇野」から、大原が『あずみ』とつけました。当時はまだまだ美観地区が「観光地」にはなっていなかった頃。それ以来50年以上にわたって、美観地区の同じ場所で、ずっと蕎麦を打っていらっしゃいます。松本の民芸家具に囲まれた店内で、実直なお蕎麦を『あずみ』さんが使っているのは、「挽きぐるみ」と言われる、色が濃く香りの高いそば粉。いわゆる「更科そば」と「薮そば」の間に位置する、味と食感のバランスがいいそば粉です。短く切れやすい挽きぐるみのそば粉。それを、基本に忠実に打たれています。この写真は、『天もりそば』。天ざるよりも気軽に天ぷらとお蕎麦を楽しめる、女性にも人気のメニューです。蕎麦つゆは、関東から取り寄せたカエシを数日ねかせ、厳選した材料をくわえて数時間かけて作り上げています。また、店内に使われているのは、すべて長野県松本の民芸家具。こうした民芸を使ったしつらいも、民藝運動の拠点でもあった倉敷との縁や歴史を感じずにはいられません。美観地区の一味違った歴史を感じてみてください『あずみ』さんの移住の経緯、そして店内のしつらい。それらを感じるのは、今の倉敷の美観地区の中でもまた少し変わった体験になるのではないでしょうか。皆さんも、大原美術館の横にある『あずみ』さんを見かけたら、50年以上前にあった人と人との物語にちょっと思いを馳せてみてください。それだけでも、ただのお蕎麦屋さんを見るのとは違った心情をもって見る体験になると思います。味に惚れ込んだ蕎麦屋さんに、自分が住む町に移り住んでお店をやってもらう。大原總一郎というのは僕の祖父なんですが、今でも身内ながらなかなかびっくりするエピソードではあります。笑この『あずみ』さん、コロナ明けにぜひ訪れてみてください。先払いでご支援いただく形でこのお店のチケットが購入できる『美観地区みらい券』、今回のクラウドファンディングでご用意しています。美観堂のSNSでもいろいろなお店紹介やレシピ紹介をしています。こちらもよかったらフォローしてください。美観堂 Twitter美観堂 Instagramこれを書いた、『美観堂』や会社の代表をしている僕のTwitterです。こちらもよかったらフォローしてもらえると嬉しいです!犬養 拓@しなやか経営