こんにちは。関西学院大学総合政策学部2年の衣川知里です。皆様のご協力により、6月24日現在目標金額の4分の3に到達いたしました。ご支援していただき誠に有難うございます。今回の活動報告では、現在のセブの状況についてお話しさせていただきます。セブシティは、6月23日より外出禁止となりました。今まで発行された検疫パスは暫定的に使用禁止となり、これにより全市民の24時間外出が禁止となります。これを受けて、支援地域のラプラプ市からセブへの移動も出来なくなりました。ラプラプ市はGCQ(一般的なコミュニティ検疫)で、検問所はあるものの、外出許可日のナンバープレート以外の車両やバイクだけがチェックされています。写真のように、道路は混雑し、公共交通機関も稼働していますが、乗客数の制限があるため、過剰に運賃を要求されたり、ドライバーの言い値での乗車となるタクシーは客待ちはしているものの乗客はほとんど居ません。また、セブ市内へ通勤していた支援地の人は、24日からまた仕事を失う事になってしまいました。失業保険などの補償(保障)の無い国なので、'No work No pay' (働かなければ賃金は出ない) というのが現状です。食品の備蓄もなくまして貯金のない人たちがどうなるのかまだまだ不安定な日々が続きそうです。わたし達は日本から少しでも多くのひとが安心して暮らせる日々を届けたいと思っています。残りもあと数日ですが、ご支援よろしくお願いいたします。衣川知里
今回は梶谷真央が大学のプロジェクトで行っている、フィリピン・セブへの支援活動についてお話しさせて頂きます。私たちは、アップサイクルなアクセサリーのフェアトレード事業を行っています。○アップサイクルって?○アップサイクル(Upcycle)とは、リサイクルやリユースとは異なり、もともとの形状や特徴などを活かしつつ、古くなったもの不要だと思うものを捨てずに新しいアイディアを加えることで別のモノに生まれ変わらせる、所謂”ゴミを宝物に換える”サスティナブルな考え方です。(日本アップサイクル協会)○支援方法としてのフェアトレード事業○毎日栄養のある食事をとるのにも、学校に行くのにもお金が必要になります。ただ、募金や寄付という形ではなく、フェアトレード事業として支援活動を行うことで、現地の人々のニーズに合わせて、自立していけるような仕組みを作っています。アップサイクルなアクセサリーのフェアトレード事業によって・ゴミとして捨てられてしまう資源を利用出来る・職として支援できることにより、自ら収入を得る能力を身につけることが出来る自立のお手伝い&支援活動をしながら、かわいいアクセサリーを身に着けることが出来るなんてとっても素敵ですよね!沢山の人たちに楽しみながらソーシャルグッドなことが出来る選択肢をこれからも増やせるようにしていきたいと思っています。
活動報告#4こんにちは。関西学院大学総合政策学部の衣川知里です。今回は現地の生理用品についてお話させていただきます。現地の方は現在コロナウイルスの影響もあり、生理用ナプキンが手に入れにくい状況です。現地では一日の生活で精一杯で、貯金ができないご家庭も多いのが現状です。そのため、現地で生理用品の販売はされていますが、私達が日常でよく購入するような複数枚入りのパックの生理用品は手に入れにくいのが現状です。ナプキンの購入費用を減らすためにも、生理中は1日に1つのナプキンしか使用しておらず、古布をしようしている方もいらっしゃるそうです。しかし、生理用ナプキンは蒸れや雑菌の繁殖を防ぐために2~3時間毎に交換することが推奨されています。※また、現地は日本よりも高温多湿であるため、より蒸れやすく雑菌が繁殖やすい状況であるといえます。そのため、現地の女性が安心して生活できる未来をつくる必要があるとおもいました。現地の方の明るい未来をつくるためにも、ご支援よろしくお願いします。衣川知里※ワコールガールズばでなびより https://www.wacoal.jp/girlsbody/library/seiri/answer11.html
活動報告#3こんにちは。関西学院大学総合政策学部の衣川知里です。今回は現地で使用されているおむつについてお話しさせていただきます。 現地では、現在も通常の生活においても、紙おむつを使用しています。また、その紙おむつも使用を必要最低限におさえ生活費の負担を減らしています。具体的には、夜間や外出時など以外の時のみ使用しています。日中下半身はなにも着用しておらず、排泄毎におしりを水で流しているのが低所得層コミュニティの一般になってしまっているのが現状です。 現地では布オムツは使用されておりません。その理由は3点あります。1つ目は、布オムツが高いこと、2つ目は洗剤を購入できない場合もあること、3つ目は布オムツを洗うための環境が整っていないことです。1つ目と3つ目について詳しく説明をさせていただきます。 まず初めに1つ目の布オムツが高いことに関しては、現地で布オムツ1パック(6枚入)は現地の最低賃金2日分以上の値段で販売されています。これは紙おむつ12枚の値段相当です。現地では貯金をできるほどの余裕のある世帯が少ないため、まとまった金額を出すことは、低所得層コミュニティではとても難しいのが現状です。このため、金銭的理由から布オムツを購入できないことが理由の1つとして挙げられます。 続いて3つ目の洗濯がむずかしいことに関して説明いたします。現地の低所得層コミュニティでは、自宅に水道がない家も多く洗濯は村の井戸でしています。しかし、その井戸も2000人住む村に2つとかなり少ないのが現状です。また、共同の井戸で汚物を洗うのは大腸菌など衛生面の心配もあります。このように、インフラの観点からも布オムツも使用することが難しいことも理由の1つとして考えられます。 コロナウイルスが猛威を振るうことにより、現地ではますます紙オムツが手に入れにくいのが現状です。1日でも早くこの現状が終わることと、低所得層コミュニティの方達がもっと衛生的な環境下で生活できるようになることを私たちも願っております。衣川知里
活動報告#2こんにちは。関西学院大学総合政策学部の梶谷真央です。今回は私がセブで体験したことについてお話させて頂きたいと思います。私が初めてセブに訪れたのは2019年の2月でした。そしてNPO法人Cebu Wishでインターンをさせて頂き、低所得コミュニティに訪問しました。活動内容として、NPO法人Cebu Wishの支援方法について学んだり、実際に低所得コミュニティに訪問し炊き出しを行いました。初めて現地の人々と交流して、私が思っていた「貧困」=「不幸せ」という考えが180度変わりました。現地を訪れてすぐ、可愛い子供達の笑い声で溢れていて、暖かく出迎えてくれました。そして、交流を深める中で、彼らが何を本当に求めているのかについて沢山考えることが出来、今の私の活動に繋がっています。そして、新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るう中、現地に訪問出来ず、心がもやもやしている時にお声掛けして頂き、クラウドファンディングを立ち上げました。このクラウドファンディングを通して彼女達が今日を生きる為に精一杯活動したいと思います。ご支援よろしくお願い致します。梶谷真央