こんにちは。本日6月12日(金)のBuzzFeedにて、Learning for All (以下、LFA)代表 李のインタビューが掲載されました。記事の中で李は、「学力の差が生まれる複雑な背景」から、「コロナ禍によってその格差がさらに深まる可能性がある」という指摘。そして「その格差を防ぐためにも、新型コロナウイルスをきっかけにもっと学校とLFAのようなNPOの連携が必須」子どもたちを取り巻く現状をインタビュー内で話しておりますので、ぜひご覧くださいませ。記事は下記URLよりご覧いただけます。「学力格差、虐待、不登校…このままでは学校がパンクする。子どもの学びのため、必要な支援とは」https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/covid-19-school-lfaまた、記事にて、本クラウドファンディングについてご紹介いただきました。先日お伝えさせていただいた通り、当初の目標であった「1,000万円」を皆さまの温かい支援のおかげで達成できました。さらに多くの子どもと家庭を支援すべく、ネクストゴールを「1,200万円」と設定し、引き続き支援・拡散の協力を募っております。皆さまと一緒にさらなるゴールを目指していければと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
昨日6/11(水)、クラウドファンディングの目標である1,000万円を達成いたしました。残り26日を残して目標金額1000万円を達成できたのも、支援してくださった400人を超える方々や、クラウドファンディングの情報を広めてくださった皆さまのおかげです。皆さまの温かいご支援に職員一同、心から感謝しております。そして、目標達成を受け、Learning for All ではさらに次のゴールを設定することを決めました。今回のプロジェクトの費用は、クラウドファンディングのページにある「いただいた資金の使いみち」に記載した通り、総額で約2,900万円を見込んでおります。助成金等での調達も予定していますが、まだ多くの資金を必要としており、ネクストゴールとして1,200万円を設定させていただきます。今回の新型コロナウイルスによる影響は、まだこの先長く続くものだと私たちは考えております。ひとりでも多くの子どもが自分の可能性を信じ、 自分の力で人生を切り拓くことのできる社会の実現を目指すためには、ここで立ち止まっている場合ではありません。子どもたちが毎日安心して笑顔で過ごせるよう継続的に支援を続けるためにも、改めまして皆さまの温かい支援・拡散の方どうぞよろしくお願いいたします。
こんにちは。新型コロナ感染拡大により学校教育の現場でも大きな混乱が起き、緊急事態宣言が徐々に解除される中でも、学校再開後はどのように授業をするのかなど手探り状態だということが想像できます。こんな時だからこそ、LFAのように子どもを学習面と生活面でサポートする団体と学校が手を取り合い、「子どもたちにとって良い形」を一緒に考えて行ければと強く感じております。 そして今日は、休校期間中にオンラインで実施したLFA学習支援での一コマをご紹介します。 小学校5年生のリョウくん(仮名)は5人兄弟。学力としては小学校2~3年生程度と実際の学年と乖離のある状態です。 コロナ禍では、母親が一生懸命休校中の学校から出された宿題を毎日見ており、子どもたち本人も頑張って取り組んでいました。しかし、子ども本人からは「学校の宿題はよくわかんないからあんまやりたくない」との声も聞こえてきました。実際にLFAが支援をする子どもに行ったアンケートでも「宿題を進める上での難しさは何ですか」と聞いたところ、「内容が難しい」と答えた子どもが約37%おり、ひとりで宿題を進めることは難しく、誰かと協力し合う、あるいは教えてもらいながら進める必要があると考えられます。 そこでLFAではリョウくんに対面での学習支援をしていた頃の続きで、本人の学力レベルに合わせた教材を送りました。「オンライン学習」という今までと違う形で進めることに少し心配を感じるこちらとは裏腹に、リョウくんは家庭学習の中でLFAが送った教材に前向きに取り組んでくれるだけでなく、感想に「かけ算がもっとやりたい」など意欲的な言葉も見られました。リョウくんのお母さんからは、「学校の勉強は難しいからやりたがらないときも、学習支援の教材は『これやり方わかる!』って向かっています」「学習支援の教材を特別なものとして楽しんでいる感じです」との温かい言葉が。教材を学校の宿題をがんばる(机に向かう)きっかけにもしてくれている様子でした。 そしてリョウくんとのオンライン学習支援では、算数の学習も進めつつ、本人の「将来動物の保護施設を開きたいから、子猫や子犬の育て方を調べてみたい」という声にこたえ探求学習を進める時間もとっています。写真は、リョウくんが調べ、考えた「犬と猫の育て方」です。「子猫や子犬の育て方を調べてみよう」という予告出しをした次の週には、「今日はここに考えたことまとめて書くからね!」とリョウくん自ら取り組み、準備万端で臨んでくれたのです。休校期間中に”学校から宿題がたくさん出されている”という子も多く、それをコロナによりいつもと違う環境に置かれている中でも一生懸命頑張ろうとして、疲弊していたり、打ちのめされそうになっている子どもや、保護者も、LFAが向き合う家庭の中にはいます。その中で、LFAが行う学習支援では、今はあえて<子ども本人の興味から始める学び>や<強みを活かした学び(創作系のキットなどを送付した家庭もあります)>を積極的に取り入れ、楽しむ時間をとっています。コロナ禍でも頑張る子どもたちの日々の成長には、職員・学生ボランティアも驚かされることばかりです。これからも子どもたちひとりひとりの興味関心や成長にあわせ、向き合ってまいります。
こんにちは。本日「新型コロナ緊急支援プロジェクト」クラウドファンディングでの調達金額が900万円を突破しました。5月22日(金)にスタートしてから、目標金額1,000万円のうち900万円を突破できたのも、ご支援・拡散いただいた皆さまのおかげです。————————————–■6/7(日)20:50現在支援者数:384名支援金:9,115,195円(調達目標:10,000,000円)————————————–コロナ禍で困難な状況にある子どもや家庭を継続的に支援するために、支援資金の目標である1,000万円調達を目指してまいりました。現在は達成まであともう一歩、というところまで来ており、改めて「このコロナ禍で子どもたちが安心して毎日を過ごせるように」という気持ちがこもった皆さまからの温かいご支援に職員一同感謝しております。 いただいた支援は子どもたちだけでなく「保護者の相談支援」や、LFAが今まで蓄積した「子どもとの関わり方」や「学習支援」などに関するナレッジの全国展開などにも活用させていただきます。 今後もより多くの子どもたちにオンライン支援をはじめ、生活物資支給や保護者の相談支援などの拡充を実施してまいりますので、引き続きクラウドファンディングのご支援・拡散のご協力、どうぞよろしくお願いいたします。LFAでは子どもたちが笑って安心して過ごせるよう、今回のプロジェクトで掲げた支援を今後も継続的に行うために引き続き目標金額の1000万円を目指して参ります。
この度Learning for All (以下、LFA)では、全国の「子どもの貧困」という課題に取り組む団体や企業に向けて、「LFA e-learning」「テスト・教材」「集合研修」の3つのサービスを提供する「ナレッジ展開事業」を開始し、専用ページをオープンしました。「ナレッジ展開」専用ページはこちら:https://learningforall.or.jp/knowledge/①LFA e-learningLFAのスタッフやボランティアが子どもたちと向き合う前に受講するLFA独自の研修を動画でご覧いただけます。動画は「学習支援」や「居場所支援」、「子どもの貧困理解」など目的別に分けた6つのカテゴリ、13のコース、約60本の動画から構成されており、1本あたり5~10分ほどでご覧いただけます。②テスト・教材市販の教材では対応が難しいお子さん向けに、LFAオリジナルのスモールステップ教材を提供します。・中学1年生~3年生 数学・英語の基礎学力・戻り学習が必要であったり、市販教材の説明では難易度が高いお子さん向け③集合研修子どもとのコミュニケーション方法から組織運営まで、各団体のニーズに合わせて研修を提供します。 専用ページからは学生ボランティア向けの研修動画などもご覧いただけます。ぜひ一度ご覧ください。「ナレッジ展開事業」専用ページはこちら⇒https://learningforall.or.jp/knowledge/ LFAでは全国にナレッジを展開することにより、全国にいる子どもたちを間接的に支援出来ると考えています。LFAは引き続きすべての子どもたちが自分の可能性を信じ、 自分の力で人生を切り拓くことのできる社会の実現を目指します。