こんばんわ。起案者代表の土手です。 沢山の皆さまにご支援頂き、本日40万円(57%)に達する事が出来ました。本当にありがとうございます。残り20日、目標額達成まで頑張ります。引き続きどうぞ宜しくお願い申し上げます。 私たちは一人でも多くの方に自然に触れて頂きたく、様々な取り組みをさせて頂いていますが、その大きな取り組みである、どんぐり銀行がいよいよ明日から預金受付を開始します。 子どもたちは、どんぐりが大好き。どんぐりを拾うことも、並べることも、数えることも大好きです。拾ったどんぐりを数えて、預けて、通帳を手にした瞬間に見せてくれる何とも言いようの無い笑顔は周囲のみんなを幸せな気持ちにしてくれます。 明日、ドングリランドでは、どんぐり銀行のオープンを祝い、どんぐり拾いを楽しんだり、どんぐりのクラフトやカーレース、コマ回し大会などのイベントを開催させて頂きます。 そして、町の中へ飛び出して臨時預金窓口も開設させて頂きます。 これから12月6日(金)まで、どんぐりを大切そうに抱えた子どもたちが私たちの元へとやって来てくれます。 これまでどんぐりに興味が無かった子どもや保護者の方も、通帳を持つことでどんぐりに興味を持ち、自然に目を向け、もう一度どんぐりを拾いに出掛けるようになってくれます。 そして、繰り返し預金をすることで、どんぐりに名前があること、同じどんぐりでも大きさが全然違うこと、水に浮くどんぐりと沈むどんぐりがあること、中からどんぐり虫が出てくること、どんぐりは生き物であることなどを少しずつ知って頂いています。 今回、寄贈させて頂くどんぐりの本には、4コマ漫画に加え、どんぐりのお話や森の生き物についてプチ情報も掲載する予定です。本を手にした子どもたちの心を刺激し、きっと森へと歩み出す一歩を後押ししてくれる物となります。 寄贈する本を通して沢山の発見や学びのお手伝いが出来る事を私たちは心から願っています。 森へ行こう!子どもたちと!
こんにちは。起案者代表の土手です。 プロジェクト開始13日目、おかげさまで目標額の54%を達成することが出来ました。本当に有難うございます。残り23日。何とか目標額を達成出来るように頑張って参ります。 今日は、私たちの活動のメインフィールドである「ドングリランド」のご紹介をさせて頂きます。 ドングリランドは、高松市西植田町にある香川県立の森林公園で、面積が31ha(東京ドームの6.5倍)あります。落葉広葉樹と常緑広葉樹の森にはどんぐりの木が多いことから「ドングリランド」の名前が付けられました。ドングリランドの森とその周辺は、昭和40年代頃までは、燃料の薪や堆肥の落ち葉を取るなど、里山林から得られる資源を活用しつつ、段々畑で稲や野菜が作られ、地域住民の生活の場として活用された、里山里地としての歴史があり、今でも当時の様子を伺える場所が各所に残されています。 今では薪や落ち葉を取らなくなったことや、家の建材や日用雑貨品の材料として活用しなくなったことから、全国的に里山の荒廃が進んでいますが、一方で、手入れされた里山林は生物多様性が高く、様々な生物の宝庫であることも分かってきており、その価値を再評価する動きも出ています。 ドングリランドはそうした里山林を、私たちどんぐりネットワークが、会員や一般市民の方々の力をお借りしながら維持管理し、誰でも気軽に見て、触れて、感じることができる里山森林公園です。 里地里山としての履歴を持つドングリランドは、次世代に残していくべき自然環境の一つとして、2015年に環境省の「生物多様性保全上重要な里地里山(略称「重要里地里山」)」(全国500箇所)に認定されております。 生物多様性保全上重要な里地里山 里地里山と生物多様性についてはこちらhttps://www.env.go.jp/nature/satoyama/seibutu.html 選定基準についてはこちらhttps://www.env.go.jp/nature/satoyama/sentei.html ドングリランドの選定理由などについてはこちらhttps://www.env.go.jp/nature/satoyama/37_kagawa/no37-1.html 春には、ヤマザクラやニホンタンポポが咲き誇り、 夏には、木々が涼しい日陰を作り、そこを抜けて吹く風が心地良い空間を作り出し、 秋には、鮮やかな紅葉を そしてもちろん沢山のドングリを 冬には、ピンと張った空気が、ひと時の静寂をもたらしてくれます。 四季折々の風景とそこに暮らす様々な生き物やその気配を感じる事が出来る場所。 不思議とホッと出来る場所であり、様々な出会いのある場所、そして 訪れる度に驚きと発見があるそんな場所がドングリランドです。 「本をきっかけに子どもたちを森の中へといざない、豊かな自然の中での実体験を!」と言う私たちの願いを叶えるために、最後まで頑張って参ります。 どうぞご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
こんにちは。 このプロジェクトページを見て下さった皆さま、シェアして頂いた皆さま、ご支援頂いた皆さま本当に有難うございます。お陰様で、52名もの方々にご支援頂き、目標額の45%を達成する事が出来ました。皆さまのご支援、応援メッセージ本当に有難いです。ありがとうございます。 残り55%、まだまだ頑張らないといけませんが、きっときっと目標額を達成出来ると信じて、少しでも早く子どもたちに本を届けるために、当会の会員でありこの本の4コマ漫画の作者でもある、おおたきれいこさんや沢山の方々のお力をお借りして、同時進行で本の編集作業を進めさせて頂いています。 そしてそして、本日ついに表紙のデザイン案が出来上がりました! タイトルは、どんぐり4こま小劇場『下もむいてあるこう!』です。「目の前や上の方は見ていても、足元って結構見ているようで見ていないけれど、よ~く見ると色々発見があって面白いよ。見てみてね。」と言うメッセージを込めて、このタイトルにする事になりました。 こうして少しづつ形が出来て来ると、子どもたちに本を贈りたい!と言う想いがさらに強くなって来ます。 クラウドファンディング終了まで残り26日。「本をきっかけに、子どもたちを森の中へいざない豊かな実体験を!」という想いを胸に、みんなで頑張って参ります。どうぞ私たちの活動を見守り、ご支援下さい。宜しくお願い致します。
こんにちわ。 プロジェクト開始8日目、おかげさまで目標額の43%まで達成することが出来ました。本当に有難うございます。 本日は、どんぐり銀行の臨時支店窓口を開設させて頂く小学校さんに打合せに伺って来ました。1年生担当の先生に、子どもたちの自然体験の少なさや置かれている現状の話をさせて頂くと、先生もその通りなんです!と仰っていました。学校は学校で、私たちは私たちで、連携しながらそれぞれにできる事を出来る限りの力でやっていかないといけないと改めて強く感じました。 果たして目標額を達成出来るのかどうか毎日不安いっぱいですが、皆様の応援コメントを読ませて頂き、何としてもみなさんのご期待にお応えしなくては!と気持ちを引き締めております。 残り28日、目標額達成までみんなで力を合わせて頑張って参ります。どうぞ私たちの活動をご支援下さい!宜しくお願いいたします。 (写真は先日、校外学習で三豊市の小学校1年から6年生80名にドングリランドをご利用頂いた時の様子です。自分たちで火を起こし、かまどで作った昼食を入れるための竹食器をノコギリとナタを使って作っています。手前に見えるフジバカマの花がもうすぐ咲いて、アサキマダラと言う美しい蝶が周辺をヒラヒラと飛ぶ姿が見られるようになります)
どんぐり銀行活動は、単にドングリを預かる銀行だけでなく、預金をきっかけとして、自然に目をやり、ドングリの生える森へと人をいざない、自然に触れ、自然を学び、自然を愛し、自然を考え、自然を守る人を育てる事を本当の目的とした活動です。私たちの生活水である香川用水の水を提供して頂いている早明浦ダム上流の高知県大川村にある”交流の森”(当会が大川村より貸与されている)での水源の森づくりを始め、香川の森づくり活動なども行っています。今日は、私たちが取り組んでいる「どんぐり銀行活動」について、高松市内の小学校5年6年生32名にお話をさせて頂いて参りました。(長文ですがお読み頂けると嬉しいです) このクラスは、香川の自然や環境について学んでいる「森林グループ」の生徒さんたちと言う事で、森林整備体験などもされているとの事でしが、「どんぐり銀行」について知っている子どもは半分程度、実際に利用したことがある子どもは残念ながら誰もいませんでした。 授業では、どんぐり銀行活動の概略や、どんぐり銀行のはじまりと、当時の社会背景や里山の森林の状況、どんぐり銀行活動をきっかけとして広がった香川の森林保全活動などに加え、森の働きなどについても話をさせて頂きました。 香川独自の取り組みであるどんぐり銀行活動が始まったのは、1992年(平成4年)10月3日。森林保全普及啓発活動のイベントとして始まり、翌年から香川県みんなの森づくり推進事業として正式な香川県の事業となり現在に至ります。 どんぐり銀行が始まった当時は、恐らく平成19年から平成21年生まれのクラスの子どもたちのご両親が小学生の頃だと思います。 当時の社会背景として、①利用目的の無くなった里山の管理不足による荒廃、②香川県の里山の大部分を占めていたマツへの松くい虫被害の拡大、③利用目的や利用価値の無くなった里山の乱開発(豊島問題の表面化など)など森林に纏わる様々な問題が起こり、何らかの手立てを行う必要があったそうです。 また、香川の水源である早明浦ダムが完成以来初めて貯水量が0になった1994年(平成6年)の「平成の大渇水」による長時間断水なども大きな社会問題となりました。 そのような社会背景の中、ドングリをお金に見立てて扱うと言う斬新さとその活動が広く受け入れられ、どんぐり銀行活動は全国的な話題となり、一気に広がり、浸透して行ったそうです。それから27年、当時の社会背景とはまた違った様々な問題が、香川の森林には起きています。 森の水源涵養機能(水を貯える働き)や土砂流出防止機能(土が流れ出るのを防ぐ働き)、地球温暖化防止機能(二酸化炭素の吸収)や、生物多様性保全機能(生き物を育む働き)など、森林の多面的機能を最大限に活用する為には、人が森に手を加え、活用し続ける事が必要です。 少し難しい内容もありましたが、さすが森林グループ、森の多面的機能についても既に理解されており、みんなメモを取りながら真剣に聞いてくれました。こちらの小学校では、生徒さんに協力して頂き、11月にどんぐり銀行の臨時預金受付窓口を開設させて頂く予定です。 どんぐり銀行活動は、これからの時代ますます重要になって来ると思われます。私たちどんぐりネットワークは今後もこの活動を通し、様々な社会問題に取り組んで行きたいと考えております。私たちのどんぐり銀行活動については、どんなプロジェクト?の「私たちについて」に詳しく書かせて頂いておりますので、ぜひそちらもご参照下さい。





