空き家を利活用する事業として、八幡浜市役所から「認定」をいただきました。 八幡浜市からも後押しをいただきながら、準備を進めています。 ホームページでもご紹介いただいております。 http://www.city.yawatahama.ehime.jp/docs/2017113000108/ ========================= \ クラウドファンディング継続中! / シェア・拡散にもご協力をお願いします! https://faavo.jp/ehime/project/2466 =========================
愛媛県八幡浜市は、四国の南西部にある佐田岬半島の付け根に位置し、西は宇和海、北は瀬戸内海に面しています。 丘陵地が多く、海はリアス式海岸が続き、温暖で風光明媚なところです。 農業は、急傾斜地を利用した柑橘栽培が盛んで、「日の丸」「真穴」等ブランドみかんの産地です。 太陽の直射光、海からの反射光、段々畑の石段の輻射熱の「三つの太陽」を浴びて育ったみかんの美味しさはひとしおです。 また、漁業も盛んで、とりわけ有名なのは、四国一の規模を誇る魚市場です。 八幡浜港は天然の良港として栄え、中型トロール船団の基地となっており、四季折々のたくさんの種類の魚が水揚げされ、早朝の活気にあふれた市場風景と魚市場に隣接した「八幡浜みなっと」内にある「どーや市場」は、毎日大勢のお客さんでにぎわい市の名物となっています。 この他、近年メディアにも取り上げられている「八幡浜ちゃんぽん」は、長崎などの麺文化を、八幡浜風に「ちゃんぽん」にして生まれた食べ物です。 長崎のちゃんぽんは、豚骨ベースで白濁した濃厚なスープであるのに対し、八幡浜ちゃんぽんは、鶏がら・鰹・昆布などでだしを取った黄金色のスープで、あっさり風味が特徴です。古くから八幡浜の「ソウルフード」として市民に愛され続けています。 【最近では、八幡浜唯一の離島「大島」が注目】 八幡浜市にある唯一の有人島「大島」は、大小5つの島(粟ノ小島、大島、三王島、地大島、貝付小島)を総称して「大島」と呼ばれています。人口約230人の大島は、どこか懐かしいゆっくりとした時間の流れるところです。 現在、島民や観光客の賑わいと憩いの空間づくりを行うため、大島交流拠点施設(仮称)開設の準備をしており、平成30年7月開設の予定です。 【偉人を排出するフロンティア精神の宿るまち】 歴史を遡ると、八幡浜市は、特に「伊予の大阪」と呼ばれた時期(明治10年~大正4年頃)は、海運・商業活動により交易の拠点として繁栄し、愛媛県の近代化に貢献をしていました。 <主な功績> ・1878(明治11)年1月9日 西宇和郡川之石浦(現保内町川之石)に第二十九国立銀行(後の伊予銀行)が設立。愛媛県最初の銀行(四国で2番目)。 ・宇和紡績会社は、1887(明治20)年、四国初の紡績業として保内町川之石に設立。後に白石紡績に改称。後に、東洋紡績に吸収合併。 ・1889(明治22)年12月18日、川之石の宇和紡績会社において、四国最初の電灯を点灯。 ・1891年(明治24年)4月29日、日本初のプロペラ飛行実験を二宮忠八が成功。 ・1912(明治45)年7月19日に住吉丸という「打瀬船」で川之石港を出発、米国サンディエゴ市北郊のフラットロック海岸に到着。日本人が個人の船で自主的に成し遂げた最初の太平洋帆走横断。 このように、先見の明を持った偉人の活動は、八幡浜市の近代化はもちろん、市内外の諸産業に多大なる影響を与えました。 【八幡浜市へのアクセスは、意外にいい】 みなとまちとして栄えてきた八幡浜市。今も八幡浜港は、年間40万人近い人を運ぶ、対九州のフェリー基地として重要な拠点となっています。 2つのフェリー会社運行するが九州(大分県臼杵市・別府市)との航路は1日20往復もあります。 また、松山市内までの距離も、車で 松山市内まで約60分(松山自動車道利用)、JR利用で松山駅まで約45分(八幡浜駅から特急列車利用)です。 さらに、東京・大阪・名古屋を結ぶ高速バスの発着地になっていますので、寝ていれば八幡浜に着くというアクセス状況にあります。 <八幡浜市の基礎データ> 総面積は132.68k㎡ 人口 34,643人 (平成29年10月末現在) 年齢別構成割合 14歳以下 10% 15歳〜64歳 52.7% 65歳以上 37.2% 産業別就業者割合 1次産業 20.6% 2次産業 20% 3次産業 59.4% ※詳細は、八幡浜市のホームページ(http://www.city.yawatahama.ehime.jp)をご覧ください。 ※八幡浜市の紹介部分については、八幡浜市役所(やわたはまフォトコンテスト受賞作品等)より写真をご提供いただいております。
そもそもなぜ?コダテルをはじめたのか……そんな思いを数回に分けて綴りたいと思います。今回は5回目です。 ーーーーーーー (5)ローカルイノベーションの先進地へ 愛媛県八幡浜市は、明治から大正にかけ、大阪・高知との中継貿易地として栄え、県内でも有数の海運・商業都市として「伊予の大阪」と称せられてきました。 また、ライト兄弟よりも前に飛行機を発明した二宮忠八やみかんの苗木をいち早く導入した大家百治郎など、時代をリードする人材を多く輩出し、愛媛県の近代化に大きく貢献してきたまちです。 しかしながら、近年に入って、人口減少(38,262人/平成22年国勢調査)を背景に、生産者の高齢化による生産活動の減退や販売(取扱)価格の低迷などを招いているのも事実です。 対策に取り組むものの、現在もそのような状況を解決する革新的な施策(取り組み)の実現には至っておらず、今もなお官民一体となって課題解決に努めているところです。 そうした中でも、先人から脈々と受け継ぐフロンティア精神(スピリッツ)を持った人たちがおり、八幡浜に灯る希望の光となっています。 コダテルでは、そうしたフロンティア精神(スピリッツ)あるまち(環境)で、市外から開発合宿や滞在、サテライトオフィスの誘致をはじめ、新たな地域プロジェクト(産業)を創出する「八幡浜版シリコンバレー」(仮称)としての役割を果たしていきたいと考えています。 ========================= \ クラウドファンディング継続中! / シェア・拡散にもご協力をお願いします! https://faavo.jp/ehime/project/2466 =========================
そもそもなぜ?コダテルをはじめたのか…… そんな思いを数回に分けて綴りたいと思います。 今回は4回目です。 ーーーーーーー (4)空き家率が高い 全国でも問題が顕著化している空き家。 平成25年の住宅・土地統計調査によると八幡浜市の空き家率は19.5%で愛媛県下11市のうち2番目に高い率になっています。安全性の低下、公衆衛生の悪化、景観の阻害、地域コミュニティの衰退にわたる問題が発生しうる状態となっており、対策が急がれています。 そうした中、コダテルは、地域特性や空き家の状況にあわせて機能を組み替える「空き家活用パッケージ」として始動。今回のプロジェクトの実績、ノウハウや人脈等を駆使し、八幡浜市や他地域の空き家問題を解決できるものになると考えています。 ========================= \ クラウドファンディング継続中! / シェア・拡散にもご協力をお願いします! https://faavo.jp/ehime/project/2466 =========================
そもそもなぜ?コダテルをはじめたのか…… そんな思いを数回に分けて綴りたいと思います。 今回は3回目です。 ーーーーーーー (3)子どもたちが出ていっても戻ってこない 「八幡浜市子ども・子育て支援事業計画」(平成27年〜31年)によると、高校卒業後転出する世代(15~24歳)の存在(急激な転出増加)について、「進学や就職に伴い市外に転出した若い世代が再び市内に転入することが少なく、 子育て世代の人口が減少し、高齢化を促進している」としています。 家と学校しか居場所がない子どもたちは、「地域」での居場所や活躍の場、もっと言えば思い出を共有できる地域の人との関わりを持っていません。 したがって、前述の「AI(人工知能)に負けない(奪われない)能力や経験」を身につけることはもちろんですが、高校卒業し進学するまでの間に、「地域との関係性」を持てるかどうかは少子高齢化にあえぐ地方にとっては重要です。 将来の働き方の選択の際、「地域に帰り働く」という選択をその1つに加えられるよう、コダテルでは、長期的な子どもたちの能力開発やキャリア教育、居場所や活躍の場作りの活動を行っていきたいと考えています。 ========================= \ クラウドファンディング継続中! / シェア・拡散にもご協力をお願いします! https://faavo.jp/ehime/project/2466 =========================