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夢を叶えるための第一歩

将来フリージャーナリストになって貧困地域や紛争地域にいる社会的弱者を取り上げたいと思っています。そのために9月から一年間NPO法人でインターン、次の一年間イギリスで留学しようと考えています。どちらも夢のためには必要なステップです。

現在の支援総額

45,000

3%

目標金額は1,500,000円

支援者数

4

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/07/12に募集を開始し、 4人の支援により 45,000円の資金を集め、 2020/09/29に募集を終了しました

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夢を叶えるための第一歩

現在の支援総額

45,000

3%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数4

このプロジェクトは、2020/07/12に募集を開始し、 4人の支援により 45,000円の資金を集め、 2020/09/29に募集を終了しました

将来フリージャーナリストになって貧困地域や紛争地域にいる社会的弱者を取り上げたいと思っています。そのために9月から一年間NPO法人でインターン、次の一年間イギリスで留学しようと考えています。どちらも夢のためには必要なステップです。

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(こちらのnoteにも投稿しています。もしよろしければnoteにてコメントいただけますと嬉しいです!!)ルワンダの首都Kigali(キガリ)から車で4時間ほどの南東部地域、Kirehe(キレへ)Nyarubuye(ニャルブイエ)の山の中に、素敵なデザインが施された工房があります。こちらはルワンダの伝統アート、「イミゴンゴ」の工房です。☆Imigongo(イミゴンゴ)とはイミゴンゴは昔この辺りに栄えていたGisaka(ギサカ)という王国の王子、Kakira(カキラ)が1800年代前半に作り始めたことから始まります。このエリアがMigongo(ミゴンゴ)であったため、このアートは名詞化のI+Migongo (=ミゴンゴのもの)でImigongo(イミゴンゴ)と呼ばれるようになりました。特徴としては、なんといっても主原料が牛糞であることです。生後2ヶ月〜1歳くらい(母乳と草を半々くらいで摂取している)の子牛の糞に灰を混ぜて捏ねて作った粘土を使ってデザインします。灰は消臭の役割も兼ねているため、完成した粘土は全く臭くありません。この粘土を木の板に指でのせて幾何学模様を作成していきます。当時のImigongoは部屋の壁に直接デザインする室内装飾でしたが、1980年前後にImigongoに出会ったフランス人が感動し、自国に持ち帰るために木板を使用したことから、木の板を使用した持ち運びが出来るImigongoが普及します。粘土でデザインが完成した後は数日陰干しし、その後はやすりがけ、色塗り、乾燥を繰り返して約1週間~2週間ほどで完成します。この地域では、女性はImigongo作りは嫁入り修行の一環であり、「上手に作れる=整理整頓が出来る」と考えられていたようです。こちらの工房のリーダーは12歳頃から作り始めたそうです。この工房は3人の職人がいらっしゃいます。皆さんは50~70代くらいで、一番Imigongo作り歴の長い方は半世紀以上もされている超ベテランです。共働組合を設立して活動されており、1986年の設立当初は10人ほどいましたが、ジェノサイドによって現在の3人のみが残ったそうです。1986年にハビャリマナ元大統領や近くの教会にImigongoを贈呈したり、多くの賞を受章されるなど、活躍されています。しかしImigongoに関する資料は多くなく、Imigongoについて研究されている方もいないようです。ルワンダでは19世紀頃からアルファベットが使われ始め、それまでは口頭言語であったため、これらの情報のほとんどは人々の間で語り継がれてきたものたちです。そのため、聞く人によって歴史やデザインの意味に若干誤差があるようです。この素敵な伝統を受け継ぎ続けてほしいですが、日本の伝統産業のように後継者問題があるのも実情のようです。Imigongoは幾何学模様が多いですが、そのデザイン一つ一つには意味が込められています。下記では工房の壁にデザインされたアートについて説明したいと思います。左:1、右:21. igishare(イギシャレ)2色のデザイン。Imigongoとは別の種類の室内装飾だと考える人もいる。2. ngondo itonesheje(ンゴンド イトネシェジェ)円を描く、続いていく、広がっていく、結び目をつくる左上:3、台の縁取り:4、左下:5、右上:63. ishobe(イショベ)背景が違う人同士では分かり合えないこと作るのが難しく、作れても時間がかかる隠語4. basangira(バサンジラ)ウルヒンビの上にのってるものをシェアするインベへという2人で食べる時に使うルワンダ伝統皿を模しており、シェアの意味がある写真のテーブル(ウルヒンビ)には牛乳を置き、お客さんが来た時にはそれらをシェアする5. umushanana(ウムシャナ)伝統的なドレスのデザイン6. itangaza(イタンガーザ)素晴らしいデザイン奇跡、神の力、普通では起こり得ないポジティブな出来事青丸:77. umuhigo(ウムヒゴ)目標を達成する、狩猟左から順に8、9、108. nyamuraza(ニャムラザ)室内装飾だけでなく、バスケットや瓶にも使うデザイン王様が庶民の家を訪ね歩きながらくねくね進む様子、という解釈もある9. amatana atonesheje(アマタナ アトネシェジェ)逸れてもまた正しい道に進んでいく、美しく仕上げる、等の意味この地域の考え方として、デザインは複雑な方が美しいとされている広がっていくこと10. itangaza r’itonesheje(イタンガーザ リトネーシェジェ)線も色も多いため、美しいデザインとされている☆Gisaka王国文化(おまけ)・ウルヒンビと呼ばれる壁に備え付けのテーブルには、牛乳の入った壺がのっています。この牛乳には下の写真のようにして香りのいい木で焚き、燻製の様な香りづけがしてあります。Gisakaでは、お客様のおもてなしとしてそのように行っているそうです。また、牛乳がよく取れるGisakaでは、下の写真の壺を2時間ほどゆすり続けることで、手作りのバターも作っていたようです。☆イミゴンゴ作り体験こちらの工房にてどなたでもイミゴンゴ作りを実際に体験することが出来ます!最後には伝統的なおもてなしも受けられる工房訪問のお問い合わせはこちら↓メールimigongoanywhere@gmail.comインスタhttps://www.instagram.com/imigongo_anywhere/Facebookhttps://www.facebook.com/imigongoanywhere加藤雅子宛(加藤さんにはコロナについての話も伺っていますのでよかったらこちらから読んでみてください)


あしながウガンダ
2021/12/31 19:28
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(こちらのnoteにも投稿しています)ここはあしなが育英会のウガンダ事務所、「あしながウガンダ」です!私は映画「シンプル・ギフト~はじまりの歌声~」に感動し、この映画を通してあしなが育英会、特にあしながウガンダについて知りました。以前インターンをしていたNGOの業務の関係で、偶然あしながウガンダの元職員の立岡悠さん(立岡さんにもコロナについてお話を伺いました!)と連絡先が繋がり、今回の訪問に至りました。 あしながウガンダには二つの拠点(首都カンパラのナンサナ)があります。一つ目は親を亡くした子ども達に教育支援をする『レインボーハウス』、そしてアフリカ各国から集まった未来のリーダーたちを世界中の大学に送り出す『心塾』です。 まずはレインボーハウス(2003年~)についてです。レインボーハウスの対象者は、事務所のあるナンサナに住む、両親もしくは片親のいない子ども達です。初等教育から大学までの教育支援を行います。子ども達が受ける支援には段階があり、まず1000人の子ども達があしながウガンダに登録されます。登録された子ども達はペンやノートなどの文房具を年に3回受け取り、また後述するケアプログラム、キャンプやクリスマスパーティーなどに参加することが出来ます。その中から、生活状況や、親の理解があるか、子ども自身のやる気があるかなどで100家庭1人ずつ選出され、プライマリーの奨学金を得ることが出来ます。新しく建てられた寺子屋です。なんと元あしなが生(日本)の建築家がデザインされたそうです!コロナ禍で休校の大統領令が出ているため、校舎は約2年間静かなままです プライマリー1~5年生(小学生)は写真の寺子屋に、プライマリー6,7年生(中学生)は近くの小学校に通います。また、セカンダリー(中学生、高校生)と大学は、成績を基準に、対象年齢に達している1000人の中から選出されます。選出されるのは26人で、あしながウガンダの提携校に通うことが出来ますが、その中で成績トップの子はFuture leaderとして提携校以外の好きな学校に入学することも可能です。どのクラスに配属されるかは、成績や本人の意思、親の理解や家庭の状況で判断されますが、家庭の経済状況に余裕がなくずっと教育を受けられなかったために、中には年齢相応の学年より低い学年に行くことになる場合もあるそうです。 大学は将来の夢などを聞く面接や成績を踏まえて、毎年2名が選出されます。学校によってはオンライン授業があるところもあり、私が訪問した時も、オンラインで勉強する高校生一人と会いました。 レインボーハウスの教室の一つ。土曜には50~80人の子ども達でいっぱいになります。 教育支援に加え、精神面のケアプログラムも行っています。対象は主にプライマリーの子達で、地域・学年ごとに週替わりで写真の教室に集まり、教育以外で子ども達に必要だと思われるプログラムを提供しているそうです。ここではその中の4つをご紹介します。 1つ目は、「自分の生い立ちや生活、将来についてなどを共有・話し合い」です。自分をさらけ出し、さらに周りとの共通点を知ることで、悩みや不安を解消することが目的です。 2つ目は、「モチベーショナルスピーカーとして、留学経験のある人や起業家などを呼び、経験や考えについて話してもらう」です。ナンサナからなかなか出ることのない子ども達の視野を広げ、将来についてより考えられるようになってほしいという思いからです。 3つ目は「性教育やAIDSなど、学校では学べないが子ども達が生きる上で必要な知識の提供」、最後に、「子ども達が子どもでいられる時間の提供」です。家庭では家事や育児、日銭稼ぎのために、子どもらしく遊んだりする時間を持つことがあまり出来ません。そこで、このケアプログラムの間だけでも、ダンスや友達とのお喋りなど、思いっきり遊ぶことで、子どもが持つべき”楽しい”時間を過ごすことが出来ます。その中でも、限られた時間の中自分がやりたいことをこなすために計画を立てて遊んだり、自分の興味を知ったりと、生きるために必要な学びも得られます。 職員さんは、「どんな理由でもいいからまずは来ることが大切。来れば必ず何か得られるはずです!」と仰っていました。 また、生徒の家を回り、生活状況の変化や近況を知るフォローアップにも同行させていただきました。どの家庭も、片親であるためなかなか厳しい生活環境で、差し入れの食料や生活用品にはとても喜んでくれました。そんな状況でも、子ども達の将来を一番に考え、働かせるのではなく教育を受けさせようとするお母さんたちの姿にはほっとした一方で、食べ物も得られるか得られないかの生活に「そんな余裕ないのではないか」という思いも芽生えてしまいました。しかしお母さんたちは、あしながウガンダのサポートによって子ども達が教育を受けられていることに、心から感謝し満足しているそうでした!現地スタッフが近況を聞いている様子 子ども達はケアプログラムが大好きで、コロナ下も続けてくれたことにとても感謝していると話していました。友達と話したり遊んだり、また性教育なども受けられる貴重な機会だと言います。 次に心塾(2014年~)についてです。 心塾の対象者は、アフリカにいる、親を亡くした大学入学前の子ども達です。レインボーハウスでも大学生への教育支援を行っていますが、こちらではアフリカ中の高校を卒業した子達の中から各国1,2名ずつ、全部で約30人ほど選出されます。各国代表の学生達はウガンダに集まり、世界の大学進学に向けて、通常の学業に加え留学先の語学や文化などを学びます。この活動の目的としては、アフリカから世界へ送り出し、高水準の教育を受けて母国に帰り、未来のリーダー達を育てることです。レインボーハウスと同じ建築家がデザインしています。ウガンダ伝統のレンガを使い、温かみのある素敵な施設でした。 コロナ下はオンライン授業となり、あしながウガンダからパソコンが提供されました。しかし国によってネット環境が整っていない、情勢が悪い、などの問題がありなかなか難しい場面もあったそうです。しかし昨年は見事無事に各大学に合格したそうです!私の訪問時には2人の学生さんが日本の大学の授業を受けているところでした。 2日間にわたり、丁寧に説明・案内してくださり本当にありがとうございました! どの団体でも課題があったり難しい場面にも遭遇しており、それでも日々改善しようとしているんだなと改めて感じました。ウガンダにある一つのコミュニティ(ナンサナ)で、現地スタッフと日本人が一緒になって子ども達の未来の為に頑張ってくださっています。私も私の出来ること、役割を果たして、みんなが笑顔の世界が来るよう一緒に頑張ろうと思います!!




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コロナのポジティブな側面を東アフリカに住んでいる日本人の方に伺っていますが、今回は周りにいるウガンダ人に話を聞いてみました。最も多く聞かれたのは、衛生面での意識が向上したことです。これまでウガンダでは手洗いの習慣はほとんどなく、設備もありませんでした。しかしコロナ禍になり、食事の前やトイレに行った後など、意識的に手洗いをするようになりました。手洗いだけでなく、マスクを日常的につけたり消毒をするなども生活の一部となっています。そのため、データはありませんが、みんな下痢や風邪が減ったと話していました。次に聞かれたのは家族との時間です。日本を含む他の国でもよく聞かれましたが、コロナ禍で家族が家にいて、交流の時間が増えたといいます。ウガンダでは2020年3月からトータルロックダウンが始まり、食料品店や病院などの必要不可欠な場所以外は閉鎖しました(その後段階的に解除されてきています)。両親共働きのところもあり、どうにかお金を稼ごうと毎日長時間働いているため、家族との時間はほとんどとれていない人が多かったようです。加えて子ども達も学校が休校になっているため、家にいる時間が格段に増えました。結果的に家族が揃う時間が増え、家族との関係性が良くなったり、両親が子どもの世話を見るようになったそうです。というのも、ウガンダでは子どもを親戚や近所の家で面倒を見てもらうのはよくあることだからです。この二つがメインで多くの人から聞きましたが、少数派の意見もご紹介します。①「問題が起こった時に備えなければならないと学んだ」お金や食べ物など、事前に何かが起こった時のために備えておかなければいけない、将来のために適切に準備する必要があるんだと多くの人が気付いた、と回答者は話していました。②「子どもの才能を伸ばすいい機会だった」子どもが学校に行かず家にいるために、子ども達は自分の興味関心で動きます。その中で親や近所の人などが彼ら彼女らの才能や可能性に気づくいいきっかけになったそうです。③「コロナ禍で周りを気にするようになった結果安全面が改善した」コロナによりソーシャルディスタンスが叫ばれるなど、他人との距離感や関係を意識するようになりました。その結果、これまでは無視していたちょっとした違和感や不審な行動に敏感になっているそうです。(しかし一方でコロナによる不安で治安が悪化しているのも現状です) これら3つは首都に住んでいて、裕福な人との繋がりも多い方からの意見です。地方の状況も知っている私の感覚では、村や地方の人々で経験している人は少ないと考えられます。加えて①は、村では生活の基盤は農業であるため、お金や食べ物の備えは必要なく、ロックダウンでも「生きる」ことには困りません。④「ローカルな薬や医者の信用性が高まった」ウガンダでは薬草を使ったローカルな療法が昔からありますが、近年は海外から入ってきた西洋の医療に完全に地位を奪われています。みんな医薬品を買い、西洋医学の病院に行くのです。しかしコロナ禍、薬やワクチンが開発される前に、ウガンダで薬草から作った薬が開発されました。そのころにコロナにかかった人々は選択肢がその薬しかなく、仕方なく使っていましたが効果てきめんで多くの人が回復しました。このことによって、ローカルな薬や医者の価値が改めて見直されたそうです。これらのことがウガンダではコロナのポジティブな側面として聞かれましたが、中には「いいところなんてある訳ない。たくさんの人が亡くなったり仕事を失ったりしてるし、子どもは長く学校に行けていないんだ。」といった声ももちろん多かったです。やはり大きな問題をいい方向に考えられるのはある程度生活に余裕があるからかもしれません…。そうだとしても私は、嫌なことをいい方向に捉えなおすことで、その期間を頑張れるし、生活・人生を楽しめると思います。これからも、出来る限りいろんな方にお話を伺っていきますので、皆さんなりの「コロナ(やその他のネガティブなこと」のポジティブな捉え方」を探していただけたら嬉しいです!