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夢を叶えるための第一歩

将来フリージャーナリストになって貧困地域や紛争地域にいる社会的弱者を取り上げたいと思っています。そのために9月から一年間NPO法人でインターン、次の一年間イギリスで留学しようと考えています。どちらも夢のためには必要なステップです。

現在の支援総額

45,000

3%

目標金額は1,500,000円

支援者数

4

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/07/12に募集を開始し、 4人の支援により 45,000円の資金を集め、 2020/09/29に募集を終了しました

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夢を叶えるための第一歩

現在の支援総額

45,000

3%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数4

このプロジェクトは、2020/07/12に募集を開始し、 4人の支援により 45,000円の資金を集め、 2020/09/29に募集を終了しました

将来フリージャーナリストになって貧困地域や紛争地域にいる社会的弱者を取り上げたいと思っています。そのために9月から一年間NPO法人でインターン、次の一年間イギリスで留学しようと考えています。どちらも夢のためには必要なステップです。

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豚肉食べられる?
2021/11/15 04:22
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(こちらの記事はnoteにも投稿しています)「豚肉食べられる?」私がウガンダで友達の家に行く際に毎度聞かれる質問の一つです。ウガンダではゲストが家に来るときには料理でおもてなしをします。(以前おもてなしについての記事もnoteに投稿しました)そのため、料理を用意するために必要な質問が上記の質問なのですが、皆さん理由がすぐ思い浮かぶでしょうか?ウガンダ人自身もですが、様々な国から移住してくる人々がいるため、様々な宗教の方が住んでいます。最も人口が多いのはキリスト教ですが、イスラム教も人口が多い宗教です。もう先ほどの質問の答えが分かったかもしれませんが、ムスリムの方は豚肉を食べることが宗教上禁止されています。そのためウガンダの人々は、豚肉を食べるかどうかは最初の確認事項なのです。日本はどうでしょうか?私が日本人の家に遊びに行ったり、外食に行くときに好き嫌いは聞かれても豚肉に限定して聞かれたことはありません。もちろん、彼・彼女らは私が日本人であり、イスラム教徒ではないと分かっているからだとも考えられます。しかし、人口の約0.1%と少ないとはいえ、日本にもイスラム教徒は住んでいます。日本人だからといってムスリムではないとは言い切れません。ほとんどの日本人が「豚肉を食べれるかどうかを確認しなくてはいけない」と考えたことはないと思います。さらに、レストランやスーパーにも、ムスリムが食べられるハラルフードはなかなか見かけません。これはやはり、イスラム教徒が少なく、日本人の意識の中にその配慮がないと考えられます。これはイスラム教徒に対してだけではなく、日本人以外のものすべてに対してに共通していると思います。日本人がほとんどの日本にて、よく問題視される、他を受けいずれにくい文化です。ウガンダは色んな宗教、民族、国籍の人が住んでおり、ほかの文化を尊敬し配慮する意識があります。しかし「単一民族国家」の日本では、日常的に気にする必要がなく、だからこそ少数の人々は窮屈な生活を強いられている現状があります。他を受け入れ、共に生活することで学んでいくことが出来ます。日本にやってくる外国人に関わる様々な問題がありますが、違うことを恐れず、お互いに知っていこうとすることがとても大切だなと思います。日本でも「豚肉食べれる?」と聞くことが当たり前になる日が少しでも早く訪れるのを願います。


支援の裏側
2021/10/12 04:18
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(こちらのnoteにも投稿しています)「ウガンダの人々が着ている服」と聞いてどんなイメージをしますか?こんな感じのアフリカ布のドレスでしょうか?(加工が下手で申し訳ないです…。)もちろんウガンダの女性たちはオシャレが大好きですが、実際はこんな感じ↓です。(写真元:istock)多くの人が写真に写っているような”洋服”を着ています。そして、それらのほとんどは 「古着」です。「ほとんど」というのは、正確な数字は分からないものの、約90%くらいではないかと言われています。私の現地での感覚からも納得のいく数字です。なぜ衣服の話をしているかというと、これらの服は外国、主に先進国から「寄付」という形で入ってきており、それは良悪両方の形で、大きくウガンダの人たちに影響を与えているからです。まずは良い方から。ウガンダでは古着を最安値なんと6円ほどで買えます!!よく売っているものは30円から150円ほどですが、それでもとても安いです。一方で初めの写真にあるようなアフリカ布で作ったドレスは、サイズやデザインによりますが、一着作るのに約1500円ほどかかります。ウガンダ農村部のひと月あたりの賃金の中央値は約3900円であるため、後者はウガンダの貧困層の人々にとってはかなり高級品になります。日本人の収入の中央値は約36万円なので原付バイクを買うくらいです。そのため、街中ではよくアフリカ布のドレスを着た人々を見ますが、村に行くとその人数は格段に減ります。多くのウガンダの人々は、外国からやってくる安い古着のおかげでオシャレを楽しむことが出来ていると言えると思います。また、古着は質も良く長持ちするようです。ウガンダでは衣服は手洗いのため、傷みやすい実情があります。そのため先進国で作られ、強度の検査などが行われた服たちは、繰り返し手洗いしても比較的長持ちします。ふくよかな人が多いウガンダ人には、全体にストレッチがきいたズボンなども人気があるようで、そういったバラエティも”洋服”には多く良い点としてあげられる思います。次に本題の悪い点です。ウガンダにはもともと縫製工場がたくさんあり、その材料も国内で生産していました。しかし現在、その工場のほとんどは倒産し、ウガンダの人に聞いても1つ2つしか名前が挙がってきません。生産工場の少なさから製品はアフリカ布以上の高級品(3000円以上など)になり、かなり経営が苦しいようです。原因は、全てとは言いませんが、もちろん外国からの古着があります。昔は洋裁職人によって作られるドレスも今ほど高くはなく、縫製工場で作られる国産の衣服も一般的に買えるほどでした。しかしヨーロッパを中心に古着を「寄付」する動きが生まれ、難民を含むウガンダの貧困層が古着を手にし喜んでいる様子などが宣伝され、その動きがさらに増しました。その結果、今では大量の古着が入ってくるようになり、ウガンダを含む東アフリカ(6か国)は1億5100万ドル以上(2015年)の古着を輸入しているそうです。これらの大量の「安くて質のいい」古着によって、ウガンダの縫製工場で作られていた服は買われなくなり、洋裁職人に服を作ってもらう機会は減ったことが予想されます。そして上述したような現状が生まれました。良かれと思って行った行動がウガンダの産業へ大きなダメージを与えたのです。さらに「善良な」動きに隠れて利益を求める人もいます。東アフリカ共同体は古着の悪影響のために輸入禁止にしようとしましたが、アメリカに関税免除措置をやめると脅され、断念しました。(参考:East Africa pushes second-hand clothing ban)また、古着を売る人たちは糸で縛られた束を購入し、それをばらして販売します。そのため、開くまで中の品質を確認することはできません。古着は名前通り、「誰かが使ったもの」であるため、多少なりとも傷んでいますが、ダメージが酷く、使い物にならないものも少なくないようです。着られなくなったものを捨てるかのように「寄付」する人もいるのです。しかし実は、多くの現地の人は古着の抱える問題に気付いていません。古着が当たり前になりすぎて、繊維工場の関係者などでなければ工場の倒産も生活には影響がなく、むしろとても安い古着に感謝しています。もし今古着がなくなったら、貧困層の、アフリカ布に手が届かない人々は服を買えず困ってしまいます。さらに、古着を売って生計を立てている人も収入源を失ってしまいます。ウガンダの産業を古着が壊してしまったことはとても惜しいと思いますが、あまり困っている人がおらず、むしろ助かっている人が多いというのが現状です。皆さんはどう思われますか?現地で生活している私はこの話を知り、周りの人と話してみてむしゃくしゃしました。そしてなにが正しいのかさまよっているような状態です。どんなことでもいいのでコメントでアドバイスを頂けたら嬉しいです!*この話はウガンダだけでなく、アフリカ全体の問題です。私がウガンダにいるため、周りの人々に聞いた情報と調べた情報からこの文章を書きました。そのため、周りの人から聞いた話の部分は間違った情報が含まれている可能性もあります。



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(こちらのnoteにも投稿しています)ウガンダには約65の民族が住んでいます(参考:NPO AYINA)そのため文化や習慣も様々ですその中で今回はお客様をもてなす方法を3つの民族を例に紹介します。(なぜ3つなのかというと、単純に私の周りにいるから、というただそれだけの理由です笑)まずはアチョリという比較的大きな民族です。アチョリはお客さんが来ると、そのお客さんを迎える家族の親戚や近所の人、友達がそのお客さんのもとに挨拶にやってきます。そして主に食べ物といったプレゼントをお客様に対して渡して帰っていきます。もちろん、お客さんを迎えた家族もごちそうなどでおもてなしします。*ここでは家庭で飼っている鶏などお肉やソーダなどがご馳走になります。次はアチョリがいる地域の隣の県に住むランギです。ランギはアチョリと言葉も近く、兄弟の様なイメージの民族です。そのため、おもてなし方法も似ています。アチョリと同様に親戚、近所の人や友達がお客さんのところに挨拶に来てくれるのですが、プレゼントは食べ物ではなく現金です。しかも、お客さんに直接ではなく、おもてなしをする家族の方に渡されます。「このお金を使って、お客さんをしっかりもてなしてね。頼んだよ。」という意味合いがあるそうです。お客さんが来た夜は親戚や近所の人も含めてちょっとした食事パーティーを開きます。私も以前経験したのですが、家畜のヤギをと殺してくれて、新鮮なヤギ肉と豆の煮込みをみんなで食べ、ソーダやビールで楽しみました。帰り際には生きている鶏をお土産として持って帰りました。最後はマディです。アチョリとランギはコミュニティ全体でお迎えする形でしたが、マディはその家庭のみで丁寧におもてなしするスタイルです。まずお客さんが来たら椅子に座ってもらいお水を出します。そして挨拶もかねて会話を楽しみます。水を飲み終わったら紅茶やコーヒーを出します。そしてある程度のところで食事を出し、ローカルなお酒も出します。(これはお酒が体に良くないからと、長たちの会議で昔禁止したため今では出さなくなったそうです)最後の食事としてチキンを出して完了です。このように民族によっておもてなしのスタイルは様々ですが、どの民族もお客さんを歓迎し、まごころを込めておもてなしすることは共通しています。日本だとお茶とお茶菓子でおもてなしするのが一般的なので、おもてなしのレベルが高いウガンダでは初めはビックリしてしまいます。与えることを良しとする、ウガンダらしい文化だなと思います。(ここであげた例は、私が関わった人から聞き取りしたそれぞれの民族の文化ですが、人や地域によって多少差がある可能性もあります)