皆さまこんばんは。よーそろ代表の井上明です。本日もいい天気。久しぶりに1組限定宿、閑月庵新豊に予約が入り今日は丸々1日かけて大掃除をしました。波打っている昔の窓ガラスもピカピカに。ここは江戸時代末期建築の建物で、元所有者さんから建物と"新豊"という昔から続く屋号を残していって欲しいと6物件目の空き家リノベーションにして初めて売買契約を交わし、今までにない挑戦をスタートさせた物件でした。今までにはない額の投資をし、建築家や今まで付き合いのある沢山の業者さんの力も借り、完成までの一年間だけでも様々な学びがありました。既存柱との取り合いや浄化槽埋め時のすったもんだや、途中頼んでいた左官さんが突如いなくなり漆喰塗りを全部しなければいけなくなった事など今となればそれもまた良き物語に。海外からのお客様も全てキャンセルになり厳しい状況は続いておりましたが、久々の出動です。一泊8万円〜(2名様)のお宿ですが、それ以上の価値を私たちはここに見出しています。この窓から見える満月、朝陽、多島美の風景や江戸時代から続く重厚な建物の造りや手の込んだ建具などの内観、1組様だけに用意し目の前でパフォーマンスする魚料理…料理長篠崎誠則とまだまだいいものにできると常にアップデートを繰り返し、失敗も悔しい思いもしながらも閑月庵新豊は少しずつ成長していっているように思います。陶芸作家さんに頼んでいた面白いお猪口やお皿が届き、お客様に「これどうですか?」とニヤニヤを抑えながら静かに反応を感じるサービス提供も楽しみなところ。さぁ、お迎えの準備の詰めをしっかりと。
皆さまこんばんは。よーそろ代表の井上明です。土日祝日、季節限定、GUESTHOUSE醫1階のBar醫でオリジナルかき氷を提供しております。今日のように暑い日はやっぱりかき氷!!よーそろメンバー、番頭の矢野智之が世の”かきごおリスト”に送るスペシャルな逸品です。彼はよーそろのかき氷マスターであり、GUESTHOUSE醫の番頭であり、柑橘加工場長でもあります。人に対してもモノに対しても丁寧に接する誠実さを持つ彼は、この土地で採れた様々な柑橘を白ワイン、ブランデーと合わせ、じっくり煮込みシロップに仕上げます。かき氷を提供し、このシロップが欲しいとお客様の要望を受け、返礼品にもある黄金瓶詰(こがねびんづめ)をつくりました。これが加工場の第一号商品です。2014年11月、昭和のアルミ鍋で提供する鍋焼きうどん尾収屋を立ち上げ、キンキンに冷やしたアルミ鍋にかき氷をてんこ盛りに載せオリジナル柑橘シロップをかけるサイドメニューが生れ、柑橘シロップの商品化へと展開してきました。尾収屋店主をバトンタッチし、築100年超えの大正時代の洋館(旧医院)をリノベーションし、彼の新たな活躍の場としても、素晴らしい空間・場所の活用としても広がりました。真剣なまなざしで絶賛氷削り中!!(笑)八朔と白餡を合わせた和菓子風かき氷”八朔白あん”も大好評!来週23日からの4連休もお昼過ぎからズリズリ削っておりますのでどうぞご利用ください。
クラウドファンディングを公開してからちょうど1週間になります。皆さんからのご支援、温かいメッセージ、応援も沢山頂きました。本当に有難く、今も噛みしめながら文章を書いています。ありがとうございます。一週間前は雨予報だった予報を覆し、今日は晴天となりました。やはり天気が良い一日は深呼吸がすすみます(笑)海風を浴びながらたっぷり深呼吸し気持ちをニュートラルに。船宿カフェ若長もごったがえすこともなく、入れ代わり立ち代わりお客さんに来ていただきました。宿、GUESTHOUSE醫は広島県内からのお客さんが少しずつ増えつつも、一組限定宿閑月庵新豊は入ってはキャンセルになるなど変化の波は収まりません。。しばらく続くであろう今の状況とどのように付き合っていくのか、また様々な状況を想定しながら前に進んでいかなくていけません。今はとにかく安全に、安心して来ていただけるように準備をしっかりと。私たちの今までとこれからの活動にご支援頂いているだけでなく、御手洗という場所がもつ魅力や価値に対して長く続いていってほしいとの願いをご支援に込めて頂いていることも強く感じています。先人の方々に残してもらっている文化や風景や暮らしなど、価値の本質に迫る掘り起こしをし、それらを皆さんに丁寧に伝えていけたらと思っています。雨上がりの夕暮れ時、江戸時代に建てられた高燈籠に虹がかかることがあります。その瞬間瞬間にしか出会えない美しい風景を皆さんと少しでも共有出来たらと思っています。
皆さまこんばんは。よーそろ代表の井上明です。しばらく続いていた雨も止み、久々に気持ちよく晴れました。今日の私は明日のカフェの仕込みと作業。明日若長で使う天草を煮込みところてんづくりやぜんざい炊き、ゲストハウス醫の網戸づくり、シェアハウスである港町長屋染初の網戸建具の調整など。潮待ち館では仲間がカフェ営業、加工場でも柑橘シロップ”黄金瓶詰(こがねびんづめ)”をつくっておりました。複数店舗運営していますが、直径500mのコンパクトなまち御手洗だからこそあちこちの様子を見ながらフォローもできます。それぞれが主体的に動く中で失敗しながらも新しい発見をし、成長していけたら。ここにしかないものを活かす...御手洗の風景も文化も産物もそうですが、関わり合う人同士が活かし、活かされる関係のチームでありたいと思っています。今日も美しい夕暮れ前の千砂子波止でした。東方向なので夕陽は背中に沈みますが、スポットライトを浴びた舞台のような美しさに静かに魅入ってしまう一日の終わりでした。
鍋焼きうどん尾収屋店主、西平直枝です。育ってきた街の食文化を大切に受け継いでいきたいとの想いから、名物を組み合わせアレンジしながら新たなメニューを作ってきました。それらを通してこれからももっとたくさんの方々に御手洗のまちのこと、呉の文化を知っていただきたいです。このような状況下、気軽に出歩けない時でもおうちで楽しんでもらえる『鍋焼きセット』や、価値を伝えたい島の食材などを使っての飲料提供への展開も進めていきたいです。ご支援宜しくお願い致します。