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川崎市「学童保育マオポポkids」コロナ禍を乗り切る支援をお願いします

コロナ感染拡大の中で閉室した学童保育を引き継いで開室したマオポポkids。急な事業開始となったため事業資金に余裕がなく、子どもたちの居場所を守るための運営費用が不足しています。次年度の入室生に続々と申し込んでいただいている中、コロナ禍を乗り切り、安定運営するための費用を助けてください!

現在の支援総額

957,050

47%

目標金額は2,020,000円

支援者数

55

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/11/01に募集を開始し、 55人の支援により 957,050円の資金を集め、 2020/12/20に募集を終了しました

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川崎市「学童保育マオポポkids」コロナ禍を乗り切る支援をお願いします

現在の支援総額

957,050

47%達成

終了

目標金額2,020,000

支援者数55

このプロジェクトは、2020/11/01に募集を開始し、 55人の支援により 957,050円の資金を集め、 2020/12/20に募集を終了しました

コロナ感染拡大の中で閉室した学童保育を引き継いで開室したマオポポkids。急な事業開始となったため事業資金に余裕がなく、子どもたちの居場所を守るための運営費用が不足しています。次年度の入室生に続々と申し込んでいただいている中、コロナ禍を乗り切り、安定運営するための費用を助けてください!

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M公園からの帰り道、近くの新聞屋さんでアメをもらいたいってこどもたちが言うので、スタッフも新聞屋さんの入り口まで行ってみました。「アメください!」ってこどもたちが新聞屋さんに入ったら、奥から「はーい」って奥さんが出ていらして、笑顔で「どーぞ♪」とアメをくださって、「ゴミはこっちよ!」とニコニコ。外からスタッフがお辞儀をすると、またまたニコッと笑顔で深いお辞儀をしてくださいました。こんなところでこどもたちがお世話になっているのだと分かり、後日ご挨拶に伺ったところ、ご主人が対応してくださいました。コンビニで購入したアメを1袋お渡しすると「では遠慮なく」と受け取ってくださって、アメはいつからかそういうことになってしまっていて、「でもないときは、ないと言ってますので」と。それから「ウチに来た子たちには、あいさつだけはきちんとさせてるんですよ」とおっしゃいました。他にも、M公園で忘れ物があったりするとこちらの新聞屋さんに届くのだそうで、もしそういうことがあったら連絡くださいね、とも言ってくださって、さらにいろいろお話しするうちに、新聞の折り込みチラシもやれるよ!と教えてくれて。「ポスティングだとポストまでだけど、折り込みだとご家庭の食卓まで届きますよ」の一言に納得。しかもリーズナブルなお値段だったので、これはぜひ、年明けにはマオポポkidsのチラシの折り込みをお願いしようと心に決めて、親切な新聞屋さんをあとにしました。


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M公園には、子育て支援センター利用者さんでもある幼児親子さんや、小学生になった子どもたちなど、顔見知りがたくさん。町会のおじさま方も公園を気にかけてくださっているようで、曰く、町会から行政に働きかけて少し前に公園がリニューアルされ、きれいな遊具になったそうです。排水溝が詰まっているからと、こどもたちの出す水でグチョグチョにならないよう水を止めてきた、とか、それでも小学生がケガをして、足を水で洗いたい~とか言ってたら、サッといなくなって水道の栓を開けてくれたりとか。「バンドエイド持ってない?」って公園にいる大人に聞いてあげたりと、まるで公園の園長先生のようです。その後PくんQくんRくんが道路向こうの三角地で遊んでいたので、道路越えると危ないからそちらには行かないでと声かけようと移動したら、また別のおじさまが。そこにある倉庫を蹴ったりしていたから「ごめんなさい~」と頭を下げたら、「逃げ足が速いから、いたずら坊主たちはなかなか捕まえられんね」とニコニコ見守ってくださっていました。幼児さんがkidsの子の持っていってたシャボン液がびちゃびちゃについた毛糸にぶつかったので、ママに声かけて雑巾を渡したりしたけど、笑顔で「大丈夫です~」と受け止めてくださって。公園にいる大人たちは温かく、だからこの公園にこれだけたくさんのこどもたちが遊んでいるんだな、と分かりました。私たちも、公園で遊ぶこどもたちみんなに温かいまなざしを送り続けていきたいです。


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マオポポkidsになってから、公園遊びの時に、こどもたちのリクエストでいつもにぎわっている学校近くのM公園に行くことが増えています(それまでは学校⇒マオポポkids⇒その先のあまり他の子が遊んでいないN公園に行くことが多かったそう)。学校のお友だちもたくさん集まっている公園で、マオポポkidsの子どもたちも、それぞれの同級生と嬉しそうに鬼ごっこしたり、遊具で遊んだり。少しずつ暗くなり、人も減ってきたところから、大縄飛びが始まり、学校の子もkidsの子も、男の子も女の子も混ざって飛びまくり。マオポポkidsの子たちは習い事から帰ってきてからも合流して、ギリギリまで遊び倒します。本来なら放課後はそれぞれ学校の仲良しの友だちと、M公園で遊ぶと約束があるようなんです…。学童だから、約束なんてムリ、と…kidsの子は諦めて…って感じだったのかな? 先日、Lちゃんが親友だよと紹介してくれた女の子が、「Lちゃんは学童だから、私は学童じゃないから…」って言っていて、それが私たちの中でどうにもひっかかってしまいました。親が働いていても働いていなくても、放課後友だちと一緒に公園で思いっきり遊べる、そんな風にしていきたいなぁと思って、スタッフにもお願いして、これまで公園メニューになかったM公園も、マオポポkidsで遊びに行ける公園に加えさせてもらいました。はじめてM公園へ遊びに行ったOちゃん、スタッフに「同じクラスの子がいたから、一緒に遊んでいてもいい?」と律儀に聞いてきてくれたので、「もちろん!いいよ。私はこのベンチにいるからね」って言ったら、ニコッとして、友だちのところに駆けていきました。


こどもたちの危機
2020/12/19 17:00
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このクラウドファンディングを始めたのは11月1日。当初は日々、マオポポkidsでのできごとについてアップしていこうと考えていました。それができなかったのは、こどもたちが落ち着かなくて、日々いろんな困ったことが起きていたからです。何かあるとカミナリで鎮めていたおじいちゃん先生がいなくなり、旧学童からのスタッフにも「こどもの気持ちに沿った対応を」というこれまでと違う見守り方に戸惑いが。十数人の小学生をスタッフ2人で見ていても手に負えない状況に、満のメンバーや自主保育つながりの人たちに助っ人でkidsに入ってもらうことに。プレーパークの活動にかかわってきたMさんが、春からはマオポポkidsのお世話役となってくれることは決まっていて、でも今は別の仕事を持っているので、平日に関われるのは週1の休みの日のみ。プレーパークや自主保育にかかわってきたSさんは、週に1回来てこどもたちを公園遊びに連れていってくれるようになりました。強力助っ人のおかげもあって、少しずつこどもたちのいい顔が見られるようになってきたね、と思っても次の日には元の木阿弥。トンネルの先がなかなか見えませんでした。怒ることで問題行動を抑えるのでなく、こどもたちが自分たちの力で成長し、自律できるように見守っていく――。それぞれにそんな見守りを試そうとしても、かえって裏目に出るようなことばかり。毎日をつなげるスタッフがどうしても確保できず、その日その日のスタッフによって対応がバラバラ。こどもたちも混乱していたと思います。そんな瀬戸際の状況下、Sさんが家族のやむを得ない事情でkidsに来られなくなりました。Sさんのことを首を長くして待っているこどもたちに、なんて声をかけたらいいだろう…。12月に入り、Mさんに確実にバトンをつなぐため、別事業所のスタッフのみんなにも協力してもらい、別事業所の降園後にスタッフがマオポポkidsに移動して事務作業をする…という体制を取ることに。まだまだいろいろありますが、こどもたちの昨日と今日と明日が少しずつつながり、トンネルの先にわずかながら光が感じられるようになってきています。ようやく、マオポポkidsでの出来事を、活動報告としてアップできると思えるようになったのは12月の2週目あたりから。ふと気づけばクラウドファンディングの残り期間はわずか1日。目標達成金額には及ばないと思いますが、こどもたちの笑顔は格段に増えていますので安心してください。あと少しですが、時間内ギリギリまで、今のkidsの様子を発信していきますね。


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冒険あそび場の運営にもかかわっていらっしゃるTさんが、kidsの子どもたちと造形あそびを楽しみたい!って遊びに来てくれました。空き箱やストロー、毛糸など普段の制作の材料にプラスして、ガチャポンのカプセル、針金、ふわふわのボール、モール、まつぼっくりやレースなど、いつもは見かけないものもたくさん。お部屋にシートを敷き、その上に材料やはさみなどの道具を取り出しやすいように並べてくれて、「さぁどうぞ~」と言うなりみんな、どんどん制作にのめり込んでいきます。Tさんはあれこれ指図したり話しかけたりしないで、静かに黒子に徹していました。言葉の刺激が少ないって心地いいなぁと思いました。静寂の制作コーナーから抜け出してきた男子3人。手にはモールとビニールテープで作った手錠が! Jくんが「ねぇ、基地つくりたい!」というので、相談して畳スペースを開放したところ、ハンガーラックとジョイントマットで基地づくり。しばらくするとそこが牢獄になっていて、棚の上に上った子を逮捕するんだと逮捕状を書いたり、手錠をかけてみたり。基地を覗きに来た子に「いれてやる」とか「いれてやらない」とか。「いれてやらない」と言われたKくんと事務所の机の端っこで毛糸のボンボンを作っているうちに、今度は仲間割れ?(笑) Lくんが5分の懲役に処されたり、あとから入れてもらったMくんが10分の懲役の刑に処されたり。そうこうしているうちにKくんは毛糸のボンボンをつくれるようになり、真剣な顔で大きいボンボンを2つ作って笑顔に。帰り際、造形あそびで作った楽しい作品を「これ、あげるよ」と手渡してくれました♡一方、Nくんは他の子を捕まえる側の時にはニコニコ楽しそうだったけど、自分が懲役の刑に処されそうになったとたんに「いやだよ~なんでつかまらなくちゃいけないんだよ~」とベソをかきはじめ、そのうちJくんが毛糸のボンボンづくりにはまったタイミングで基地ごっこは流れ解散。解散直前には3人で、使ったマットやいすも片付けてくれました。造形あそびはTさんが帰ってからもそれぞれお迎えが来るまで続き、ものづくりを堪能した子たちは大事そうに作品を持ち帰りました。また来月、来てもらえるかも?!楽しみだね。