カルトゥリ地方ゴリ地区に位置するWine Artisan'sは2016年、元政治家のAndro Barnoviにより正式に設立されました。ワインを手に取るAndro海抜800メートルの高原アハルツィヘ村で栽培される葡萄は、すぐそばにあるトリアレティ山脈より続くテザミ川からの恩恵を受けて育ちます。葡萄の収穫時期は9月中旬頃から10月中旬にかけて行い、無農薬・無添加・無濾過の完全なナチュラルワインの醸造に取り組んでいます。クヴェヴリでの醸しの後にはステンレスタンクで約1年ワインが安定点に達するまで熟成し、時にはオーク樽も使用する徹底ぶりの為、ボトリングされるまでの熟成期間は約1年6カ月から2年に渡ります。ハンドメイドの看板とワイン達これまでの輸出国はチェコ共和国、ベルギーとまだ市場へは出回っていないものの、彼のワインやワインに対する取り組みの認知は凄まじい勢いで上がって来ています。彼の代表的なワインは「Chinuri-Mtsvane=チヌリ&ムツヴァネ」で、ジョージアで最も古い葡萄栽培の歴史を持つカルトゥリ地方で育つ土着白葡萄品種、チヌリとゴルリムツヴァネ。豊富なミネラルが特徴のチヌリと、強く華やかなアロマを放つムツヴァネの「柔」と「剛」が入り乱れる様なブレンドワインです。清潔に保たれているマラニAndroはテロワールや微生物への理解・関心も高く、クヴェヴリの洗浄には自ら改造・開発した”オゾン発生装置”を使用し、自らの事を「酒飲みのサイボーグ」と称しています。造り手の想いが篭ったエチケット【以下、Androより】世界が注目するクヴェヴリワインは「芸術」ではなく、それは発見が生んだ「料理」です。テロワールはジョージアの最大の宝物の1つであると私は考えます。そして酵母はこの世界の最も重要な部分であり、クヴェヴリワインを醸造するには「テロワール」の理解が必要不可欠です。古典的に「ガス室」でブドウ園と酵母を窒息させ、最後に「プラスチックワイン」を飲む事はなく、私は生きたワインと文化を創造し続ける必要があります。真のワインメーカーは、本物の生きたワインが単なるアルコール飲料ではない事をよく知っている。私はクヴェヴリワインの守護者であり、真のワインメーカーになる事が夢と挑戦である。



