カヘティ地方テラヴィ地区に位置するChona's Maraniは2015年、歌手としてアーティスト活動の第一線で活躍していたMichael Chonishviliにより正式に設立されました。当時若かった畑を管理している様子家族経営のChona's Maraniは世代を超えてナチュラルワインを醸造する長い伝統があり、カヘティアンスタイルの伝統的な技術に基づき、ワイン造りが行われています。葡萄の栽培、クヴェヴリでの醸造、瓶詰を含む維持管理は全て家族によって行われており、ジョージア国内でも市場への販売開始から短期間で人気を博しました。神々しく色めくカフリムツワネChona's Maraniはコンパニオンプランツを取り入れた丁寧な栽培を心掛け、葡萄の収穫時期は9月下旬から10月初旬にかけて行い、クヴェヴリでの醸し・熟成期間は約6カ月に渡ります。これまでの輸出国はアメリカ、イタリア、デンマーク、ドイツ、フィンランド、チェコとグローバルに展開しており、各国からの評価の高さが垣間見れます。新たに増設されたクヴェヴリ彼の代表的なワインは「Mtsvane&Rkatsiteli=ムツワネ&カツィテリ」で、黄昏の夕日の様な美しい琥珀色と妖艶なアロマを身に纏い、カヘティアンスタイルの真骨頂とも言える様なワインです。透き通ったワインからは豊富なタンニンとバランスの取れた酸や葡萄本来の甘味を感じ、何とも滋味深く惚れ惚れとするアンバーワインです。造り手の想いが篭ったエチケット【以下、Michaelより】家族の伝統であるマラニでのワイン造り、それからジョージア国立ワイン協会のブドウ栽培とワイン作りの特別コース、特別な文学は私がワインを造る為に得た知識です。8000年にも及ぶカヘティアンの古い技術に基づいて私達は更に研究を重ね、毎年得る知識を活かしてより興味深いワイン造りを行っています。私は歌手でもあります。歌のないジョージアンの食卓は物足りなく、 ワインはテーブルで本当の喜びを持つための最良の方法です。ワインは私のライフスタイル。子供の頃からワイン造りのプロセスを見てきたので、私にとってワインは非常に近い存在です。
イメレティ地方バグダティ地区に位置するGaioz Sopromadze Wine Cellarは2009年、Gaioz Sopromadzeにより正式に設立されました。大切に育てる葡萄を見つめるGaioz氏イメレティアン品種には計り知れない可能性を持っていると信じ、人生のソロワインを手に入れる事を目指しながら日々葡萄のケアを行っているGaioz氏。葡萄畑はすぐ脇に流れる川の恩恵を最大限に受け、日照条件や山からの風当たりも素晴らしい場所に位置する畑で育った葡萄は、糖度も高く抜群の安定感を持ったワインに生まれ変わります。西ジョージアでは半屋内で醸造・保管している品質状態の低下を防ぐ為に小・中規模のクヴェヴリを多様しながら醸造と熟成保管を行い、ご高齢ながらも自らが一線に立ち、後続の若い造り手達に醸造のアドバイスも行っているGaioz氏。先祖から受け継ぐ土地と伝統を大いに尊敬し、テロワールを主体にした自信のあるナチュラルなアンフィルターワインのみを醸造する為に生産量の増加は試みないと断言しています。ワインは生き物で、時に幽霊をも連想させられる様なクヴェヴリワインメーカーとして、最高品質のワインを届けたいと熱く語られていました。クヴェヴリの攪拌を行う様子葡萄の収穫時期は9月下旬から10月中旬にかけて行い、クヴェヴリでの醸し期間は3日-3週間、熟成期間は約6カ月-3年に渡ります。これまでの輸出国は輸出国:アメリカ、オーストラリア、ドイツ、フランス、ラトビア、日本と、ジョージア屈指のナチュラルワインメーカーとしてこれまで地位を築いて来ました。彼の代表的なワインは「Chkhaveri=チュハウェリ」で、ポップなスモーキーピンクが印象的です。ジョージアでも収穫量の少ないこの品種は軽いタッチで糖度が高く、ラズベリーや苺のニュアンスがあります。造り手の想いが篭ったエチケット【以下、Gaioz氏より】私達はジョージア西部のイメレティにある家族経営のワイナリーGaioz Sopromadze Wine Cellarです。私達は最小限の介入とテロワールへの大きな敬意を持ち、クヴェヴリでの伝統に従ったナチュラルワインのみを生産しています。数年前から日本と交友関係がありますが、心新たに日本のワイン市場に参加出来る事に非常に興奮しています。よろしければ、グルジアのワイン造りを支援するクラウドファンディングプロジェクトに挑戦している友人のDaiSuWineをサポートして下さい。ガウマルジョス
ラチャ地方ブゲウリ地区のマイクロゾーン「フワンチカラ」に位置するQve Sheni Chirimeは2018年、Akaki Siradzeにより正式に設立されました。マラニの入り口に描かれたワイナリーロゴ海抜650m〜1000mに位置するジョージアの秘境ラチャでは、主にセミスウィートワインが醸造される為ヨーロピアンスタイルが主流ですが、中にはAkakiの様にクヴェヴリでドライワインを手掛ける者も稀にいます。若干23歳の彼は、ジョージア人でもほとんどの人間が到達する事の出来ない前人未到のクヴェヴリによるフワンチカラを生み出し、公式にジョージアワイン庁からも認められるという偉業を成し遂げました。耕した畑に葡萄の苗を植えるAkakiQve Shen Chirmeはコンパニオンプランツを取り入れた丁寧な栽培を心掛け、葡萄の収穫時期は10月中旬頃から11月初旬にかけて行い、クヴェヴリでの醸し・熟成期間は約4カ月に渡ります。これまでの輸出国はオランダ、ロシアとまだまだ数は少ないのも、生産にかける労力や厳選した生産を行っている事が裏付けられています。畑から臨むRachaの景色彼の代表的なワインは「Khvanchkara=フワンチカラ」で、西ジョージアを代表するセミスウィートワインはアレクサンドロウリとムジュレテュリの両土着赤葡萄品種から構成されています。繊細な葡萄ながらキメの細かいタンニンと独創的なアロマを放ち、苺ジャムやカシスに蜂蜜の様なニュアンスを持っています。造り手の想いが篭ったエチケット【以下、Akakiより】私は葡萄畑を「生き物」として扱い、そして関係性を楽しみ、深い愛情でワインを造っています。私達のブランド名「Qve sheni chirime」はラチャの俗語で”親愛なる”を意味しています。葡萄には愛とケアが不可欠であり、葡萄に対する私の全てのエネルギーが消費者に連動するのだと考えています。そこで私達のワインを飲む方に愛を共有していく為に「Qve sheni chirime」という言葉をワイナリー名にしました。また葡萄それぞれに個性がある為、その個性を活かせる様、様々な技術でワイン造りを行っています。日本の皆様が、この偉大な地で大切に育てた私達の愛を込めたワインを手にとり、素敵な時間を過ごしてもらえるととても嬉しいです。歴史が深く、全てに美しい日本に私達のワインが旅立つ事は、とても光栄です。
カヘティ地方クヴァレリ地区に位置するMikheil’s Maraniは2018年、Giorgi Japiashviliにより正式に設立されました。仲睦まじい家族写真ワイナリーは従兄弟である建築家によって建設され、細部にまでこだわりとワイン造りに配慮のある設計が施されており、セミナーが開ける程の広いテイスティングルームも備えられています。ドゥルジ川からの恩恵を受けた畑で育つ葡萄には豊富なミネラルが含まれ、クヴェヴリで醸造されたワインはオーク樽やステンレスタンクで更に熟成された後に瓶詰めされます。カヘティでは屋内でクヴェヴリを管理する葡萄の収穫時期は9月中旬頃から10月中旬にかけて行い、クヴェヴリでの醸し・熟成期間は約6カ月に渡ります。これまでの輸出国はギリシャ、ドイツ、ロンドンとまだ国外への展開は少ないものの、家族一丸となって虎視淡々とファインワインを丁寧に醸造し続けています。十人十色の様なクヴェヴリワイン彼の代表的なワインは「Rkatsiteli&Mtsvane=カツィテリ&ムツヴァネ」で、ジョージアを代表する東部カヘティ地方の両土着白葡萄品種。桃やアプリコットなどの濃厚な甘さを連想させるアロマが特徴で、ジョージアでは女性から人気の高いカフリムツヴァネと、漢方の様な程良い渋みと柑橘系のニュアンスが強く、ジョージア人男性から人気の高いカツィテリのブレンドワインです。造り手の想いが篭ったエチケット【以下、Giorgiより】ワイナリーは主に伝統的なQvevriワイン製造に重点を置いており、ジョージアの素晴らしいワイン文化を可能な限り多くの方々に知っていただく事をモットーに掲げています。高品質のワインを生産する為に日々葡萄の世話をし、8000年の伝統を継続する事は大きな責任だと感じています。私達の生産の特徴は、葡萄の栽培とワイン醸造ピロセスにおける全てのステップに細心の注意を払う事による品質への永続的な取り組みです。これが、ミケイリのマラニが手作りの限定生産のみを行っている理由です。天候や害虫、醸造や保管などと向き合いながらも、完成した時はそれを忘れさせる程の幸福感があり、ゲストに最高のおもてなしを届けたいと思っています。ワイン造りは私達の情熱や魂であると同時に、歴史や文化、ジョージアの新旧の融合を表現するものだと思っています。
カヘティ地方カカベティ地区に位置するVELLINO – Jimsheladze Wineryは2015年、かつて世界4大会計事務所BIG4に勤めていたBeka Jimsheladzeにより正式に設立されました。収穫の様子家族経営のマラニのすぐ脇に新たなマラニを建設途中で、新たな畑も確保し、地質や水質への理解も高い彼は、ビオディナミ農法を視野に入れたナチュラルワイン造り目指しています。国際的な評価も高く生産量の増加を目指す一方、品質管理には抜け目なくファミリーワイナリーとしてのプライドを強く持っています。若い畑の前で色鮮やかに輝くワイン達葡萄の収穫時期は9月下旬頃から10月中旬にかけて行い、クヴェヴリでの醸し・熟成期間は約4カ月から1年間に渡ります。これまでの輸出国はアメリカ、イギリス、オランダ、オーストリア、チェコ、香港と裾の尾を広げており、国内外から高く評価されています。冬場の冷え込みを配慮した暖炉彼の代表的なワインは「Mtsvane&Rkatsiteli=ムツヴァネ&カツィテリ」で、ジョージアを代表する東部カヘティ地方の両土着白葡萄品種。桃やアプリコットなどの濃厚な甘さを連想させるアロマが特徴で、ジョージアでは女性から人気の高いカフリムツヴァネと、漢方の様な程良い渋みと柑橘系のニュアンスが強く、ジョージア人男性から人気の高いカツィテリのブレンドワインです。造り手の想いが篭ったエチケット【以下、Bekaより】最初のワインを造ろうとした時、私はBIG4-KPMGで会計監査人として働いていました。毎年の秋の収穫は家族の中でも大きな祝賀会であり、ワイン醸造は私の子供時代の一部でした。国際的な会社での働きを辞め、村に戻る最大の動機になったのはこの「伝統」の灯火が私の心の中で燃え続けていたからです。ワインを造る事は一種の芸術であり、私にとっての最高評価は私達のボトルを開ける人々からの感情です。私は家族で造ったワインを世界に紹介する事、それを実現した最初の世代である事を誇りに思います。