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小笠原とあなたをつなぐ「おがさわらトラベラーズログ(通称おがログ)」が誕生!

小笠原ファンにとって必須アイテムになること間違いなし!あなただけの小笠原の旅の記録帳「おがログ」。持っていると島内の協賛店からお得な特典(割引やプレゼント等)も受けられます!おがログの初回ロット製造実現のため、皆さんのご支援をお待ちしております。初回の100冊限定版入手はココからのみ!

現在の支援総額

2,119,300

105%

目標金額は2,000,000円

支援者数

135

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/01/16に募集を開始し、 135人の支援により 2,119,300円の資金を集め、 2021/03/21に募集を終了しました

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現在の支援総額

2,119,300

105%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数135

このプロジェクトは、2021/01/16に募集を開始し、 135人の支援により 2,119,300円の資金を集め、 2021/03/21に募集を終了しました

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新しいリターン品に野瀬農園さんのバニラビーンズとノスリ工房の甘露ハチミツがセットになったおがログセットを追加しました!国内生産がとても珍しいバニラビーンズ。野瀬農園さんでは、小笠原ならではの気候が適していることから数年前から生産を始めました。小笠原では自然のままの無加温で栽培が可能なため環境にも優しい、小笠原ならではの素敵な産物です。お菓子作りに欠かせない香り豊かなバニラビーンズが花をつけるのは5月頃。バニラは蘭科の植物でめしべとおしべが複雑な形状をいているため、ピンセットの先で慎重な受粉作業がかかせないそう。受粉が確実に行われた一つの花に一つの実(バニラビーンズ)がつきます。さらには花は一日でしぼんでしまうため、開花の時間内にこの受粉作業をすませるとの事。まさに時間との戦いで繊細で大変な作業ですね。手間暇かけて生産されたバニラビーンズは大切に味わいたいもの。オススメの調理法を聞いてみました。バニラと砂糖を水で煮出して「バニラシロップ」に。この万能シロップはカフェオレがオススメ。ハチミツに漬け込んで「バニラ・ハニー」こちらは、バニラアイスにかけたら「ダブルバニラアイス」になってめちゃくちゃ美味しいのです。ウォッカに漬け込むと「バニラ・エキストラクト」大人の味ですね。このエキストラクトをバターに数滴たらしてトーストに塗ってみてください!野瀬さんイチオシの「バニラバター・トースト」になります。ぜひ購入をして、一度お試しくださいね。煮出したあとのサヤも捨てないでください。ミルクティーやバニラシロップで煮出した後のサヤを丸ごとシュガーポットに入れてください。そうすると、バニラの風味のお砂糖になります。とっても簡単だけど、香り豊かで美味しくなるんです。このお砂糖でミルクティー飲むのがおすすめ。もちろんプリンやお菓子作りにも。最高に香り高いバニラが味わえる幸せな時間になりそうですね。バニラに加えてもう一つ、幸せタイムの演出にハチミツはいかがでしょうか。ノスリ工房で使用しているハチミツは、小笠原父島で養蜂を行っている「森本農園の島はちみつ」です。この小笠原産のハチミツは国内ではとても珍しい「甘露ハチミツ」という種類です。甘露ハチミツとは、樹液を吸うアブラムシなどが一旦体に取り入れたのち、その後糖分だけを再び樹木の葉や幹に水滴の形で残したものをミツバチが集めてハチミツにしたものです。甘みが強くミネラルやフラボノイドが豊富なのが特徴です。甘露ハチミツは日本ではとても珍しく、養蜂の研究で有名な玉川大学教授らの調査でわかりました。小笠原の太陽の恵みをいっぱい集めたハチミツをぜひ味わってみてください。まずは、そのまま食べてみてください。その深い味わいに違いが判ると思います。そして紅茶やパンケーキ、チーズやドレッシングなどでお楽しみください。その貴重なハチミツを、今回クラウドファンディング用に特別でご用意しました。貴重なバニラビーンズとハチミツ。魅力的で、自信をもってお届けするセットができました。是非、この機会にお試しくださいね。


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おがログが世の中に生まれた暁にはぜひ、その「おがログ」を持って島に来てください!宝島事業に参加しているメンバーは島内で色々な仕事に携わっています。そのメンバーは、おがログ事業に積極的に参加してくれています。今回はその中から「野瀬農園」さんをご紹介します。実は、小笠原は国産コーヒー栽培発祥の地なんです。野瀬農園は父島の中でもちょっと奥まった場所にあります。バスに乗って農業センター前で下車。そこから徒歩10分ほどのところに素敵なコテージが佇んでいます。山の斜面を上手く使った栽培に適した環境の中、コーヒー並木を散策しながらコーヒーの花の匂いを嗅いだり、赤く熟した実を摘み取り、焙煎体験などが出来ます。3〜4月が最盛期、花のシーズンに訪れると白い花が枝に一列にズラッと並ぶのを見ながらジャスミンのようないい香りの中での散策になります。秋には、赤い実がつく頃は楽しい摘み取り作業が体験出来ます。一列に並んだコーヒーの実から赤く熟した物を選んでピックして皮を剥く作業が体験できます。コーヒーチェリーの酸味と旨味を知ることができるのも貴重な体験です。そして、いよいよ焙煎、ドリップ。香りを楽しみながらコーヒーを味わうのは、最高の体験となるはずです。ぜひ、おがログを片手に、野瀬農園にお越しください!


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おがログノートの中表紙には固有種「タコの木」のチップが漉き込まれています。タコの木はその名の通りタコの脚のように地表に根っこが出て、そこから幹が伸びる今にも動き出しそうな不思議な型をした木のことです。その実はゴツゴツしていて丸いパイナップルのようになります。オガサワラオオコウモリやネズミの好物のようで、熟した実を食べた跡が森を歩くと見られたりします。葉は細く長く、縁は鋭い鋸歯。素手で触ると怪我しそうにトゲトゲです。このトゲを取り除き、茹で、伸ばして、乾かして、割いて、編み上げてと手間と時間をかけてブレスレットやバッグなどの「タコの葉細工」になります。このおそろしく手間のかかる、けれども素敵な作品が作れるタコの葉細工を先人達から堪える事なく島民はその技術と文化を継承してきました。小笠原を語る上で欠かす事のできない大切な木です。どんなノートをつくるか。アイディア出しの段階では外来種の有効活用ということで増えて困っているギンネム、アカギ、モクマオウなどを漉き込んだ和紙を作ろうとしました。そこで外来種伐採とその有効活用をされている小笠原グリーンさんに相談しました。木工所で外来種のチップのほかに街路樹として植樹しているタコの木のチップをいただきました。お話を伺うとトゲトゲのタコの木はマメに剪定をしないと通行の妨げになるので沢山チップにしているとの事。花壇の肥料にも活用しているそうですが、他にも活用してくれるならと快くチップをご提供頂きました。外来種だからと無闇に駆除、排除するのではなく地域の課題としてどう有効活用していくのかを考えていく。この理念の元に、小笠原グリーンでは外来種のギンネムから和紙を作る事にもチャレンジ。伐採し、皮を剥き、芯の繊維を取り出し、叩いて、茹で、漉き、乾かすというこれまたおそろしく手間のかかる作業を行っていました。出来上がった和紙は無骨だけれど味わいのある温かみあふれる作品に仕上がりました。今後のおがログ事業にこの和紙が使われるのか、ぜひ一緒に取り組んでいきたいです。小笠原グリーンはおがログの目指す「地域の人たちと共に小笠原の魅力を作り上げていく」その想いに共感していただいた大切な仲間です。


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名称決定までもドラマがありました。初代名称「小笠原パスポート」。「えっ?小笠原に行くのにパスポートがいるの?」という意外性が好きでした。でも、テーマパークの年間パスポートと混同しないか?との意見もありました。そして、決まったのが「小笠原トラベラーズログ」。略して「おがログ」です。1年後、2年後、3年後に目指す姿を具体的に考えて行く作業に入りました。どんなノートを作って、どんな風に広めて使ってもらうのか、どんな風に島に浸透させていくのか。具体的になってくる企画にアイディアを出し合い楽しく盛り上がってきました。でも、そこで急ブレーキがかかりました。新型コロナウィルスによる非常事態宣言です。何が何だか分からず未知のウィルスに翻弄される日々に突入。小笠原も2020年4月から3ヶ月間の来島自粛に。晴天ベタ凪でイルカと遊ぶのに最高の季節が来ても、島に観光客は来ず静かに寂しく小笠原の初夏が過ぎて行きました。7月にようやく来島自粛が解除になったものの、大幅に定員を減らしての運航が始まりました。マスク着用しての観光を余儀なくされ、レジの前には透明フィルムが貼られるようになりました。来島時にはPCR検査が無料で受けられるようになったり、陽性反応があった人は乗船できなくなったりと小笠原も感染予防に積極的に取り組むようになりました。感染予防対策からスタンプを押して来島者をもてなすというおがログのコンセプトは根底から見直しが必要になってしまいました。それでもメンバーは新しくロゴを決め、ノートに固有植物の和紙を使う事やカバーの品質に改良を加えてより良い物を作る努力を重ねました。そしてようやく今回のクラウドファンディングに漕ぎ着けるまでになりました。正直、一番最初に目指した方向へは新型コロナウィルスの影響で実施ができていません。それでも、決して諦めたわけではありません。小笠原を、父島を愛してくれる人達と一緒におがログブランドを育てていきたいと考えているからです。先ずはこのおがログを世に誕生させて、購入してくれた人達と一緒に父島をもっと楽しく思い出に残るようなツールに育てていきたいです。みなさんのご参加を心よりお待ちしています。 つづく


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どんなアプローチが父島に来てくれる人達に喜んでもらえるのか。具体的なアイディア出しが始まりました。メンバーから出てきたアイディアの総数は23もありました。それだけ、全員が小笠原を「よくしたい」と思っていたのです。父島でのイベント開催案や、小笠原ならではの自然をもっと大切にする案などどれも実現したいアイディア満載でした。この中で比較的すぐに出来そうなアイディアから実現したら素晴らしいけど、壮大な計画までじっくり検討しました。内地まで行って勉強会にも、参加。アイディアの具体的な実現方法を色々なプロフェッショナルに相談しながら具体的なイメージを固めていきました。そして実現しよう!と、まとまったのが、このおがログの原案となる「小笠原パスポート」案です。24時間の船旅をしないと辿り着けない父島。最短でも6日間必要なこの島に来てくれている観光客はとても多く、ありがたい事に何度も島に訪れてくれるリピーターさんも数多くいます。かつてハードリピーターだった自分も「小笠原◯回目」と新しく友達になった観光客に自慢していました。でも、全部自己申告。オフィシャルに証明する記録はありませんでした。そこで、オフィシャルに記録できるパスポートの様な物があったら父島に毎年来てくれるハードリピーターにも、これから来てくれる人達にも喜んでもらえるのでは?と考えました。イメージは竹芝桟橋出発前に「出国管理官」から出国スタンプを押してもらっておがさわら丸に乗船。一晩船で過ごして辿り着いた先に広がるボニンブルーの海を眺め、下船。「入国管理官から入国スタンプ」を押してもらって小笠原の観光がスタートします。2泊3日の滞在期間中に隣の母島に行く時にもパスポートに出国スタンプを押してははじま丸に乗船。メグロや石門など母島観光を楽しんで父島に戻る時にも出国スタンプです。一生の思い出を胸に抱き、内地に帰る時にも出国スタンプを押してもらっておがさわら丸に乗船。季節がちょっと違う竹芝に到着して入国スタンプを押してもらって小笠原旅のコンプリート。このスタンプを押すにはどんなパスポートにしたらいいのか?中に記載する内容はどんな物にするか?少しずつ具体的になってきたイメージに皆ワクワクしながらアイディア出しが活発になり盛り上がってきたのでした。つづく・・・文:福田 真琴