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困難に立ち向かうミャンマー「国際産直」でマンゴー生産者のいのちと暮らしを守ろう!

コロナ禍・クーデターの影響でマンゴーが売れず、農園とそこで働く農民の生活は非常に苦しくなっています。これを乗り越えるため、私たちはドライマンゴーの「国際産直」を始めます。そのために乾燥機が緊急に必要です。これでドライマンゴーを生産し日本の消費者へお届けします。今こそ、日本の消費者の支援が必要です。

現在の支援総額

728,000

60%

目標金額は1,200,000円

支援者数

77

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/04/17に募集を開始し、 77人の支援により 728,000円の資金を集め、 2021/05/20に募集を終了しました

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困難に立ち向かうミャンマー「国際産直」でマンゴー生産者のいのちと暮らしを守ろう!

現在の支援総額

728,000

60%達成

終了

目標金額1,200,000

支援者数77

このプロジェクトは、2021/04/17に募集を開始し、 77人の支援により 728,000円の資金を集め、 2021/05/20に募集を終了しました

コロナ禍・クーデターの影響でマンゴーが売れず、農園とそこで働く農民の生活は非常に苦しくなっています。これを乗り越えるため、私たちはドライマンゴーの「国際産直」を始めます。そのために乾燥機が緊急に必要です。これでドライマンゴーを生産し日本の消費者へお届けします。今こそ、日本の消費者の支援が必要です。

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ドライマンゴーの打ち合わせができず困っていたら、555COMPANYの社長から昨日電話がありました。おととい、町でも3名の感染者が出て、その対策に大変だったということです。今月いっぱいマンゴー関係、椰子花蜜糖関係の仕事は休業にしたそうです。これから増えるかもしれない感染者のために酸素ボンベを発注したそうです。ただ、町に届くのは1か月後なので、何とか感染拡大を防ぎたいとのことです。町の中でも最も貧しいアニャトウ村のことを聞いたら、やはりお金がないのでマスクをしている村人はほとんどいないそうです。食糧不足なので、マスクを買うお金などないとのことでした。アニャトウ村とNATURALEZAとは交流があり、2019年暮れにも代表がアニャトウ村を訪れ、井戸建設の打ち合わせをした経過があります。その後コロナの影響で、ミャンマーに入国できず現地での打ち合わせができていません。すぐに日本の友人と連絡を取り、夜から日本、ヤンゴン、ヤサージョ町をつないでグループビデオ会議を行いました。電波の状態が悪く、打ち合わせに2時間もかかってしまいました。話し合ったことは、アニャトウ村の中でも特に貧しい300世帯(1,500人)に対し、マスク、消毒液、コメと油、そしてさつま芋を日本からの寄付金で支給することを決めました。JMN KIZUNAが日本のNATURALEZAと国際産直の支援グループに呼びかけ、NATURALEZAが支援金を集めることにしました。頂いた支援金でJMN KIZUNAがヤンゴンで支援物資を買って、555COMPANYの車でアニャトウ村まで届けるという分担です。アニャトウ村では、村の代表と555COMPANYでコロナ感染予防のチラシを作り、村人に感染予防教育をすることも決めました。二時間でこれだけ決められるのは、お互いの信頼関係、国際産直の絆の強さだと思います。すぐに準備に入ります。最後に日本の友人から聞いたジョークです。誤って牛乳のポットに落ちてしまった子ネズミのちゅーた君はどうしたら生き残れるでしょうか?答えは、溺れないように手足をバタバタさせること。そのうち牛乳はバターになるので無事に生きて帰れるということです。Warm Heart but Cool Head、あとは手足をバタバタしてれば何とかなる。これが友人の口癖です。手足バタバタはよくわかりませんが、Warm Heart but Cool Head、素敵な言葉だと思います。


ヤンゴンに戻って、3週間がたちました。感染の拡大が続いて、死者がどんどん増えています。ヤンゴンには4か所の火葬場がありますが、最近は毎日900ほどの遺体が運び込まれているそうです。火葬場だけでは処理できないので、ボランティアの人たちが火葬を手伝っているそうです。私の周りでも毎日友人が亡くなっています。おとといは友人の一人から、両親がコロナで亡くなったとの連絡がありました。昨日は、ドライマンゴーの輸出手続きをお願いしている会社の社長さんが亡くなりました。娘さんから連絡があり、仕事は引き継ぐので心配しないでと言ってくれました。亡くなった人たちのために毎日お祈りをしています。マスクだけではもう防ぎようがないのです。貧しい人たちが多く住む地域では、マスクのない人が多いです。毎日の食べ物が足りないので、マスクを買うお金がないのです。そのマスクもどんどん値上がりしています。市内に自発的に置かれた物々交換所がこうした人たちの生活を支えています。生活に少し余裕のある人が、飲料水、食べ物、薬、マスク、衣類などを毎日持ってきます。必要とする人がそれぞれ持って帰ります。ほかの人の分まで余計に持って帰る人はいません。必要な分だけ持って帰ります。お金持ちの人たちは、大量に寄付しています。みんなで助け合わないと生きていけません。


ヤンゴンに帰って2週間が過ぎてしまいました。これまで何回か電話で工場と打ち合わせをしました。詳しいことはわかりませんが、今年のドライマンゴーはもうすぐ終了です。記録的な長雨の影響で収穫が少なく、ソーラードライヤーもあまり使えず、最終的には200kgくらいしか生産できないだろうとのことです。その代わり、マンゴーの乾燥葉を作ることにしました。これは漢方薬にも使われていて、糖尿病、高血圧に効果があるといわれています。また、肌の若返りにもいいといわれています。勉強不足なのでこれ以上詳しくは説明できません。何とかもう一度現地の工場に行けたら詳しく報告します。あ、忘れるところでした!KONYO-SAN PROJECTのほうの準備も進めています。タイの日系企業にも協力してもらい、日本・タイ・ミャンマーの国際プロジェクトです。コロナの影響で、タイからの種イモの輸入がストップしています。早く栽培して、ミャンマーのおなかのすいた子供たちにたくさん食べてもらえるようになったらいいなと思います。けれど、動きたくても動けません。コロナの感染が収まり、いろいろ動けるようになったら、日本の皆さんの分の干し芋もたくさん作ります。だけど、これは有料ですよ!たくさん買ってくださいね!!


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7月5日に剃髪式を終えて、尼僧になって毎日お祈りをしています。剃髪して風邪をひいてしまったのかあまり体調がよくありません。日本でもニュースになっていると思いますが、ヤンゴンはロックダウンのさ中で移動ができません。小学校も一斉休校に入りました。感染はどんどん広がっています。病院の治療体制などはないので、自分で自分を守るしかありません。いつ感染してもおかしくありません。みんな死と隣り合わせです。ドライマンゴーのこと、KONYO-SAN PROJECTのことなど気になっていても、動くことができません。タイの日系企業の皆さんがKONYO-SAN PROJECTに協力を申し入れてくれていることはうれしいのですが、本当に動けないのです。今はお祈りをするしかありません。一日中GUGUと一緒にお祈りをしています。


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日本の友人から、「ヤンゴンに戻ってから連絡がないので心配している」と電話がありました。「月曜日に剃髪して尼僧になる」と言ったらびっくりした様子でした。ミャンマーでは男の人は一生に一度お坊さんになる習慣があります。女性で尼僧になる人は多くはありませんが、珍しくもありません。女性にとって大切な髪を切り、剃髪することで過去のすべてを捨てて人生をやり直す、リセットするということです。突然思いついたことではなくて、前々から思っていたことで、ヤンゴン行きの帰りのバスの中で決めました。尼僧になることは、私にとって前に進むために必要な一歩です。長い髪だと剃髪するのが大変なので、髪をカットして短くしました。美容院で切った髪を包んでもらいました。それを業者に買ってもらい、お金を「髪の橋」を作るために寄付させてもらいました。みんなが思い思い、自分たちの髪を切って、それを売ったお金で橋を作る。本当に素晴らしいことだと思います。これからは、食事は午前中だけ、それも喜捨してくれたものだけを食べます。実際は叔母が心配してくれて、食事を作って喜捨してくれることになっています。托鉢する必要はありません。1日中お祈りをして過ごします。コロナ禍で亡くなった人たちの冥福を祈ります。そのほか今年になって多くの人が辛い思いをして亡くなっています。その人たちの冥福も祈ります。日本の友人、国際産直に協力してくれている人たちが健康に暮らせるようにも祈ります。この一週間は尼僧になってみんなのために祈ることにしました。ただ一日お祈りをするだけです。翌朝までは水とお茶以外は一切食べることは禁止です。これまで支えてくれた日本の友人の皆さんの期待にこたえられるように、これからは、もっと頑張りたいと思います。日本の友人に剃髪式を終えた写真を送ると約束をしてしまいました。お願いです!モウマカはお坊さんのほうが似合うねとは、絶対に言わないでくださいね!