昨日は1日中テストとデータ取りでした。ソーラー乾燥機の設置が遅れています。ようやく外の組み立てが終わりました。みんな気になるらしく仕事の合間に見に来ます。ソーラー乾燥機での製造テストは明日以降です。何とか20日までにぎりぎり間に合います。村の様子がピリピリしています。村の老人に聞いても彼が生まれてから、この村では殺人なんて起きたことがないそうです。日暮れから翌朝までは怖くて誰も表には出ません。
テスト製造なので、スタッフの研修を兼ねてしました。今日は早朝から製糖工場の1階に新しく設置された加工作業場を使ってドライマンゴー製造テストのスタートです。作業工程は次の通りです。入荷したセインタロンマンゴーを選果して、大きさごとに選別します。サイズごとに入荷マンゴーの重量を測ります。きれいに水洗いして、丁寧に皮をむき、三枚におろします。種の部分を除き、繊維質の多い両サイドと、種の近くの繊維質のところを取り除きます。可食部分の重量を測ります。そのあと1㎝の厚さにカットし、専用のトレーに並べます。部屋中がマンゴーの濃厚な香りでいっぱいになります。作業スタッフはみんな明るくて元気のいい人たちです。ソーラー乾燥機が到着しましたが設置がまだなので、製糖工場の乾燥室を使わせてもらいました。55℃に温度設定して、4時間ごとにカットマンゴーをひっくり返し、トレーの位置も変えます。投入重量の20%の重量まで減ってきたら出来上がり。その日の気温・湿度で微調整します。乾燥時間と重量を確認するため、今日は徹夜でデータを取ります。4時間ごとに試食できるのが楽しみです。15日からは、日本から支援で頂いたソーラードームでの乾燥が始まります。ギリギリ日本の皆さんに報告ができます。2台の乾燥機を使ってできるだけたくさんのドライマンゴーを作って日本の皆さんに届けたいです。
今日は4時半に起床して、6時には農園に入りました。時間が足りないこともありますが、後から聞いた話では、昨日農園に到着する数時間前に、農園の入口の道路で農民2名が射殺されたことの対処です。つい先日も同じ場所で農民一人が射殺されています。私たちは、農民に仕事を確保することと、農民の命と安全を確保することをやっていかねばなりません。仕事を早朝シフトに変えます。時間がかかっても村道を通るようにします。時間が取れたのでスタッフと一緒に試作用のマンゴーを収穫しました。平均糖度は24度ありました。とてもいい香りがします。明日はマンゴーのカット作業のテストと、ドライの試運転をします。写真をいっぱい撮りました。今日は1か月振りに雨が降りました。私の泊っている宿泊所には電気がありません!!(写真のつづきは明日に)
支援してくれている日本の皆さん、おはようございます!今日と明日は製造準備のため、収穫、カット処理、乾燥、袋詰め作業の打ち合わせをします。1日の生産計画を決め、作業工程にあった人員配置を決めて、それぞれの作業内容を確認して、作業テストをしていきます。ドライマンゴーの生産は初めてなので、大変な仕事です。2週間も乾燥機の配送が遅れたこと。農園の近辺はまだ危険な状況で、安心して仕事ができません。農民はまだ怖がっています。そしてこの暑さ!!!インターネットが断続的につながりましたが日本との打ち合わせが十分できません。時間が全然足りません!!都合の悪いことは以上です。でも頑張ります!!
日本の皆さんおはようございます!昨日の午後3時25分にヤンゴンのバスターミナルを出発しました。今は11日ミャンマー時間の朝4時(日本時間の朝6時半)です。運転手さんも休みを取りながら行くので、農園に着くにはもう少し時間がかかります。バスの中はとても暑くて、蚊がたくさんいます。とても寝られませんでした。だけど、頑張っていってきます。午後には到着できそうです。