これがヤンゴンからの最後の報告になります。昼過ぎには家を出てバスターミナルにいきます。13日は早朝からマンゴーの収穫作業をし、翌日のうちにドライマンゴーに仕上げていきます。現地はとても暑く、日中の温度は44度もあり、この1か月雨が降っていないとのことです。
農園で穫れたセインタロンマンゴーも今日着きました。届いたばかりの糖度計で糖度を測りました。5個測り、すべて糖度22以上です。日本でこんなマンゴーを食べたことのある人はいるのかな?これがドライになったらどんな甘さになるのか楽しみです!日本の皆さんびっくりしますよ!
日本の仲間が「お年玉」として去年の12月に送ってくれたものです。テスト用の小型乾燥機、糖度計、東和製菓さんから寄付して頂いた艶干錦玉(つやぼしきんぎょく)の製造用具一式などです。明日の昼には、ヤンゴン発の夜行バスでヤサージョ町のマンゴー園に向かうので、ぎりぎりセーフです。奇跡です!!ヤンゴンでは、みんな負けないで頑張っています!! 明日の午後3時がバスの出発時間です。あとは現地に着いてからでないと連絡方法がわかりません。この次は本当のマンゴー農園だよりですよ!日本の皆さん、期待して待っててください!
これも日本の友人からの話です。ファンドに協力してくれている、大きな餃子屋の社長さんからの依頼だそうです。この会社は生協にたくさん餃子を販売しているそうです。今度新商品を開発するので、ミャンマーにモリンガがあればそれを使いたいとのことです。これを聞いてびっくりです。マグウェイはモリンガの大栽培地です。無農薬でたくさん栽培しています。ニームと一緒にモリンガの栽培も検討しているところです。新しい乾燥機も入ったので、これを使えば、モリンガ茶だってすぐにできちゃいます。これで一つ恩返しができます!
日本の友人の大学の先輩から寄付があったそうです。その人のおじさんという人が戦前ビルマのラングーンで毎日新聞の支局長をしていたそうです。敗戦で民間の船に乗って帰国する途中、船が爆撃にあって亡くなったそうです。それをしのんで寄付をしてくれたそうです。「モオ マ カさんが一歩踏み出したからいろいろな人との絆ができてきたんだよ」と、日本の友人が言いました。