楽器名:鉦鼓(しょうこ)雅楽の三鼓(三種類の太鼓)の一つです。上方に金属の火焔飾りを立てた円形木の枠に、太鼓が紐で吊り下げてあります。楽器名:小鑼(しょうら)小型のゴングのような仏教道具です。中国語ではシヤオルオ。縁を左手で持って,右手の木片で打奏する。打奏後余韻の音高が上がるのが特徴です。
本日、みなさまのおかげを持ち、目標金額の300万円に到達する事ができました。ご支援いただきました方々には先にメッセージをお送りしましたが、改めて皆様に御礼を申し上げます。さて、今日も楽器のご紹介です。楽器名:笙(しょう)雅楽に用いる管楽器。吹口から吸ったり吐いたりしてリードを振動させて音を出します。奈良時代に中国より渡来しましたが、現在使われているものは日本式に改造され、主に五ないし六つの音を同時に奏する日本式奏法で使われています。楽器名:揩鼓(カイコ)中国・日本の膜鳴楽器で現在は現存しないのだそうです。古代に用いられた擦奏ドラムで手でこする「すりつづみ」であったらしい。中国では中央アジアから輸入の胡楽 (こがく) で用いられ,日本では初期の唐楽で用いられました。
楽器名:排簫(はいしょう)中国から伝来された管楽器、長さの異なる竹管を並べて、上端を吹き鳴らすもの。日本へは奈良時代に伝来されました。楽器名:横笛(よこぶえ・おうてき)これはどなたでもご存知の楽器です。横に構えて吹く笛(木管楽器)、日本の横笛は龍笛、篠笛、能管等・・等々。西洋だと横笛はフルートです。楽器名:鐃祓(にょうはち) 仏教楽器です。西洋楽器のシンバルに似ています。(右手の欠損で持ち手のみになってますが、現在仏師さんが作られています)使い方はふたつを合わせて響かせて使ったり、すり合わせたり、音の余韻を感じて、ほとけ様を讃える為に使う楽器です。
菩薩様はそれぞれ楽器を奏でたり、舞を踊ったりさまざまなお姿で来迎の様子を表現されていますが、中には現代の私共には見慣れない楽器をお持ちの方もいらっしゃいます。そんな中、このほとけ様の持ち物はすぐにそれとわかるものです。このほとけ様の紹介です。名前:光明王菩薩持ち物:琵琶功徳:光明はほとけ様が発する光で智慧と慈悲の象徴です。無明の迷いを祓い、優れた智慧の光で衆生を照し救ってくれます。仏師:堺大仏師定康施主願主:浄圓琵琶も現在修復中。 弦を一旦取り、塗膜を戻し、欠損部分を仏師さんに作ってもらい、古色する流れです。琵琶もギターや三味線、ウクレレなどと同じ撥弦楽器と言うそうです。音楽を志す方、趣味する方、音楽が好きな方に見ていただきたいほとけ様です。
現在皆様にお返しする散華は完成してませんが、デザイン案は着々と仕上がっています。こちらの絵はデザイン案して提供いただきましたが、阿弥陀如来の脇侍「観音菩薩」ですね。実物のかんのんさんと比べても負けず劣らず、絵画の躍動感があります。すごく気に入っています。最終はどんなデザインになるのか、どんな記念の散華になるのかさらに楽しみになります。