こんばんは。国際交流シェアハウスやどかりの代表の中野です。本日は奨学金プログラムに応募した学生の小論文をアップいたします。今日の小論文はグエン レー マイさんです。どんな国にもいる、ぶんかもちがいます。最初に言及する違いは、コミュニケーショぶんかです。日本人は、他の人と話すときに「ありがとう」や「ごめんなさい」などのフレーズをよく使います。これは、初めて日本に来る人にとっても驚きです。一方、ベトナムの人々は、自分たちが恩恵や助けを受け取ったときにのみ感謝を述べ、他の人々に本当に不快感を与えたと感じたときにのみ謝罪します。申し訳ありませんと言っても、すべての被験者に起こるわけでなく、故意に謝罪をやめる人もいます。彼らによると、そのような言葉は内気、よそよそしさの感情をもたらし、それらの距離を伸ばすことができます。それは、ベトナムの人々が「ありがとう」や「ごめんなさい」と決して言わないという意味ではなく、ユーザーの範囲と範囲の観点からのみです。日本人にたいして時間が大切だ、だれでも日本といえばそれと思う、そんなにいうなぜ?、日本人はやくそくの時遅くない駅時間の遅いことありない。そんなことは習慣になるせいかつ。ほかの人にめいわくしない意識をつくる。それはしつれいと思う日本人。しかし、ベトナム人にたいして時間をまにあう事はあまり良くない。5,7分おそくは通常。いろいろいいぶんかです。いかがでしたでしょうか。もし皆様が選考委員で選考が合否しかなかったら「合格」にしますか。「不合格」にしますか。文法の使い方や語彙、表現、少し伝わりにくいところがあります。履歴書とこの小論文だけだったら…。当選考委員も頭を悩ませていました。一次選考で終わるのか、二次選考へ進めてみるのか。ずいぶんと話し合いがありました。しかし二次選考である「留学生版トライやるウィーク」で彼女は施設には20分前に到着し、清掃作業や消毒作業を一生懸命しています。細かなところまできちんと掃除し、施設の方から「ぜひアルバイトに来てほしい」と言って頂いたほど真面目です。日本語でのやりとりに自信がなさそうな一面もあり「すみません」と彼女はよく謝りますが、わからない時は「もう一度お願いいたします」と言い、決して適当に「はい」「わかりました」は言いません。彼女の様子を見ているインターン大学生や選考委員も、彼女の静かなおとなしい一面の中にある意志の強さを感じていて「この奨学金プログラムは選考サイドが一番大変!!!書類だけ見てたら人となりはわからなかった。頑張ってほしい。」と言っています。「学ぶ機会を諦めない」このプログラムを通して何度もお伝えしてきたメッセージです。彼女もまた「日本語を学びたい」一人です。私たちは選考委員と共に彼女にもまたその機会を最後まで諦めてほしくないと思っています。
こんばんは。国際交流シェアハウスやどかり代表の中野です。皆様にお力添えを頂きまして90万円を超えることができました。本当にありがとうございます。朝日新聞に取り上げて頂いたのは、今回の奨学金に応募したミャンマー人留学生です。とても穏やかな性格ですが、トライやるウィークでは自分の考えをしっかりと持ち、積極的に活動をしていました。(左がミャンマー人留学生です)日々の生活は厳しく、国際交流シェアハウスやどかりでもたびたび食料品提供を行っています。もちろん困っているのは彼女だけではありませんので、ミャンマー人留学生に声をかけて来館するのが難しいのであれば数人でまとめて取りに来てもいいよ。と話しています。ヒアリングで聞いたのは軍に制圧され、国民の生活はもはや「生活」にはなっていないという話。銀行が止まってしまっていて送金もできない。家族が無事なのかどうか連絡がつきにくい。中にはそういったことがあまりにもストレスになりアルバイト中に体調不良で倒れてしまった留学生もいるそうです。そんな状況でも学びや進学を諦めたくないと頑張る留学生たち。自分達に何ができるのだろうと日々考えても考えても答えが出ませんでした。食料品提供をするだけで解決するのか…。そう考えた先にあったのが「給付型奨学金」です。企画自体は団体内で前々からありましたが、プログラムを動かす覚悟が自分達にはまだなかったのです。「今こそ給付型奨学金を動かすとき」そう思い今回のクラウドファンディングに挑みました。本日はそんな想いとともに朝日新聞朝刊に掲載された記事をアップいたします。こちらもぜひご覧ください。
こんばんは。インターンの三嶋です。本日は二次選考の「留学生版トライやるウィーク」の活動報告をいたします。ミズノスポーツプラザ和田岬にて2回目の活動を行いました。主な活動内容は、フロントでの接客、洗濯済みのビブスの片付け、先日ハウさんとマイさんがベトナム語に翻訳した注意事項の貼り紙の準備、施設とその周辺の清掃でした。最初の活動は、フロントでの接客でした。1回目の活動時とは異なり、フロントはとても忙しかったです。朝から施設を利用されるお客様がたくさんいらっしゃったからです。ハウさんとマイさんは、来られたお客様一人一人に大きな声で「おはようございます。」や「ありがとうございます。」と挨拶をしていました。また、次々といらっしゃる靴を借りたいお客様に希望の靴のサイズを伺い、靴を貸す仕事もしました。続いて、施設の方に教えていただきながら洗濯済みのビブスを畳み、引き出しに片付けました。ハウさんとマイさんは、とても丁寧にビブスをまとめて畳んでいました。施設の方は「きれいに畳んでいただいて、ありがとうございます。」とおっしゃっていました。その次に、前回の活動で2人がベトナム語に翻訳した注意事項が書かれた貼り紙にラミネート加工を施しました。ベトナム語に翻訳された貼り紙はこのようになりました!ハウさんは、出来上がった貼り紙を見て興奮のあまり、「誰がベトナム語を打ったのですか?」と施設の方に質問していました。ベトナム語を打てる友人に頼んで打ってもらい、その後、業者さんに依頼したそうです。2人とも出来栄えに驚いていたと同時に、自分たちの頑張りが形になり、嬉しい気持ちや誇らしい気持ちも2人から伝わってきました。興奮が冷めやらぬまま、続いては施設の清掃をしました。以前は、更衣室とトイレだけでしたが、今回はフロントも含めた清掃活動でした。ゴミ箱の周りや椅子の下など隅々までほうきで掃いていました。次に、施設の駐車場や周辺道路に落ちていたごみ拾いをしました。ハウさんとマイさんは、空き缶やガラス瓶などの大きなごみから、芝にくっついていたガムやタバコの吸い殻などの小さなごみまで、たくさん拾っていました。施設の方曰く、ごみは拾っても、拾ってもなくならないそうなので、2人に「助かりました。」と言っていただけました。最後に再びフロントに立ち、接客の仕事をしました。2回の活動を通して、ハウさんとマイさんの真面目で丁寧な働きぶりが印象的で、私も見習いたいと思いました。この活動で学んだことを生かして、2人のそれぞれの夢をぜひ叶えてほしいです。
こんばんは。国際交流シェアハウスやどかり代表の中野です。本日は朝日新聞(朝刊)に掲載して頂いたことで、さらに多くの方にご支援を頂きました。本当にありがとうございます。現在、緊急事態宣言中ということもあり「留学生版トライやるウィーク」が一部中断しております。その関係でなかなか留学生の近況を皆様に御報告することができません。ということで前回に引き続き、1次選考で奨学金応募者が提出した小論文を皆様にもぜひ見て頂きたいと思います。前回1回目をアップしたところ、しっかり書けている小論文に驚いた!というメッセージも頂きました。ありがとうございます。今回はベトナム人留学生のチャン ティ ミン トゥエットさんです。日本はベトナムの文化と違うことがたくさんあって、日本へ来たばかりの時、非常に驚きました。まず、交通の違いです。ベトナムでは通勤ラッシュの時、車やバイクのクラクションが聞こえるのが普通なのに対して日本ではまったく聞こえません。私が今住んでいる神戸は大きな町ですがとても静かです。また日本人はほとんど電車を使いますが、ベトナムではバスを使います。電車はまだ工事をしていて使うことができないからです。2つ目の違いはあいさつです。日本では歩いている人を最も優先して、優先してもらった人は「ありがとう」と言わないでおじぎをします。日本ではあいさつをする時おじぎをしますが、ベトナムではしません。「XIN CHAO」としか言いません。私は日本のおじぎの習慣が好きです。また、日本人は話す時に「ありがとう」「すみません」をよく使います。ミスがなくても「すみませんが…」を使います。ベトナムでは本当にミスをした時にしか「すみません」を使いません。時々ミスがあっても「すみません」と言いたがりません。恥ずかしいと考えるからです。3つ目の違いは時間を守る習慣です。日本では時間を守ることが大切なので、いつも5分前には学校に着くようにしています。しかしベトナムでは9時に約束がある場合、9時に家を出発します。当然遅刻をしますが、ベトナム人にとってはそれが普通です。私は日本の習慣の方が好きです。ほかにも日本人は電車の中でよく寝ていること、日本はベトナムと比べて物価が高いこと、日本は残業が多いことなどベトナムと違うことがたくさんあります。私は日本に住むようになって5ヵ月くらい経つので、だんだんこのような日本の文化や習慣に慣れました。私は自分の国の文化も大切にしながら、これからもっと日本の文化を学んでいきたいと思っています。いかがでしたでしょうか。彼女は「留学生版トライやるウィーク」で神戸マツダ株式会社様と兵庫区役所の活動に参加をしました。どちらの活動もとても意欲的で担当された方も驚いていらっしゃいました。トウェットさんの前向きさや「しっかり活動したい」「与えられたことだけではなく自分で考えてやってみたい」という気持ちは言葉にしなくてもわかるほど、どの場面でも一生懸命でした。今回の応募者はこのように自分の考えをしっかりもった学生達です。ぜひ今後の活動報告も楽しみにしていてくださいね。
こんばんは。国際交流シェアハウスやどかり代表の中野です。皆様にお力添えを頂きまして70万円を超えることができました。本当にありがとうございます。先日のサンテレビの放送はご覧いただけましたでしょうか。放送内にも登場したベトナム人留学生グエン ユイ ハウさん。日本語能力試験N2に合格しており、N1を目指して頑張っています。非漢字圏の留学生にとってN2やN1合格というのは本当にハードルが高いのですが、持ち前の明るさと前向きさを忘れずに勉学に励んでいます。ハウさんの生活に同行していたサンテレビの取材クルーの方が「中野さんから留学生の大変な生活を聞いたりしますが、当の留学生にあうと前向きで大変さを感じさせない子が多いです。」とおっしゃっていました。家族のために家を建てたいという学生や兄弟が進学できるようお金を貯めたいという学生もいます。留学生に限らず技能実習生もまた母国にいる家族のために頑張っている子がたくさんいます。どうかそんな前向きに頑張る留学生の背中を押して頂けたら幸いです。本日はそんな想いとともに毎日新聞朝刊に掲載された記事をアップいたします。こちらもぜひご覧ください。サンテレビ取材クルーの皆様と同じ、毎日新聞の記者さんもやどかりをはじめ留学生のことを本当に温かく見守ってくださっています。いつもありがとうございます!!