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神戸発!「シェアハウス」×「留学生の進学を応援する奨学金制度」プロジェクト

コロナ禍で経済的に厳しい留学生、そして留学生が進学する際に日本語学校の学費と進学先の入学金の支払いが重なり、留学生にとって最も苦しい「2年生の秋」そんな留学生の進学を支援するための奨学金制度を作ります。そして奨学金支給には企業や行政、地域が関わるというまったく新しい給付型奨学金プロジェクトです。

現在の支援総額

1,196,060

39%

目標金額は3,000,000円

支援者数

98

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/08/01に募集を開始し、 98人の支援により 1,196,060円の資金を集め、 2021/09/24に募集を終了しました

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神戸発!「シェアハウス」×「留学生の進学を応援する奨学金制度」プロジェクト

現在の支援総額

1,196,060

39%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数98

このプロジェクトは、2021/08/01に募集を開始し、 98人の支援により 1,196,060円の資金を集め、 2021/09/24に募集を終了しました

コロナ禍で経済的に厳しい留学生、そして留学生が進学する際に日本語学校の学費と進学先の入学金の支払いが重なり、留学生にとって最も苦しい「2年生の秋」そんな留学生の進学を支援するための奨学金制度を作ります。そして奨学金支給には企業や行政、地域が関わるというまったく新しい給付型奨学金プロジェクトです。

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こんばんは。国際交流シェアハウスやどかり代表の中野です。給付型奨学金に応募している留学生達は現在、日本語学校の試験期間中です。ビザ更新に関係する大きな試験です。当初、期末試験に重ならないようにスケジュールを組みましたが、緊急事態宣言の影響を受けてスケジュールが後ろへ後ろへと変更になってしまい、留学生達は期末試験と奨学金選考が重なってしまうという状況になりました。しかし、そんなことにもめげずに最後まで必死に選考に向き合ってくれています。5月から始めた選考プログラムは約5か月が経ちました。留学生は初めての経験でもちろん大変だったでしょうが「留学生版トライやるウィーク」の受入先として手を挙げてくださった企業、施設の皆様にも実績のない企画にお力添えを頂き本当に心からお礼申し上げます。また、これまで選考委員として関わってくださった皆様にも御礼申し上げます。団体の中でずっと温め、しかしスタートを切るタイミングを決められずにいた「給付型奨学金プログラム」たくさんの方のお力をお借りして動き出したのは昨年度でした。今回の三次選考で面接を担当してくださったお2人は、昨年度からこのプログラムを一緒に支えてくださいました。国際交流シェアハウスやどかりに住む留学生2名にも参加をしてもらい「奨学金つきシェアハウス」として留学生に給付型奨学金を支給する仕組みについて意見を出してもらいました。ここにいることが当たり前になっていたスタッフでは気づかなかったような意見を頂き、そして留学生がどんな気持ちでやどかりに住んでいたかを知ることができました。ポストイットに出たたくさんの意見を基に、プログラムのPRポイントや寄付をしてくださる方にとってのメリットデメリットをまとめたり、PPTに落とし込む作業を含めて、本当に親身になって考えて頂きました。「このプログラムを動かしたい!動かさなくては!」私たちにとって大きな力となりました。これまでの奨学金選考になじみのない「地域からの評価点」をどう反映させるのか。このクラウドファンディングを始めてからずいぶんと御質問を頂きました。思い切って選考の評価シートをアップしたところ「なかなかおもしろい」「地域も留学生をじっくり見ることになるから、自ずと関わる機会が生まれる」という評価を頂きました。そこで本日は三次選考で使用した評価シートをアップいたします。まだまだ始まったばかりの選考方法です。何か気になる点やお気づきの点がございましたら遠慮なくメッセージを頂ければと思います。いかがでしょうか。面接担当者4名分の平均が三次選考の評価点となります。あわせて一次選考、二次選考、三次選考の平均を最終評価点とし、同点数に応じて給付型奨学金の支給額を決定いたします。学生達が達成感と共に給付型奨学金を手にしてくれることを祈っています。どうぞ最後まで応援のほどよろしくお願い申し上げます。


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こんばんは。国際交流シェアハウスやどかり代表の中野です。いよいよクラウドファンディングも残り3日となりました。ここまで応援してくださったことを心からお礼申し上げます。ありがとうございます。二次選考の「留学生版トライやるウィーク」が進むにしたがって、活動報告を楽しみにしてくださっている方や「留学生の本気が見えた」と2回目、3回目の御支援を頂いた方もいらっしゃいます。改めて「選考過程の見える化」にこだわってきて良かったと感じる瞬間でした。さて「留学生の本気が見えた」というお言葉を頂きましたので、本日は番外編として、ある留学生のことを御紹介したいと思います。とある理由で日本語学校の3年生となったOくん。学校では皆勤賞をもらい、日本語能力試験もN2に合格しました。しかし、Oくんには決定的に足りないものがありました。それは「コミュニケーション力」です。母国語でも決しておしゃべりではない彼は、日本語でのおしゃべりが大の苦手でした。日本語は聞き取れているのに何と返せばいいのかわからない。「はい」「ああ」「いいえ」ほとんどのコミュニケーションをこの3つで終わらせてしまうのです。国際交流シェアハウスやどかりのスタッフは彼に何度も話しかけ「日本語を使わないと!」と言ってきましたが「ダメだ」という顔で首を横に振ります。「このまま終わるのか?」そう思いながらスタッフは黙って彼を見てきました。そして2年生になり進学するために受験を始めるのですが、想像していた通り結果は不合格ばかりが続きます。さらに話す気力を失い、ついにはスタッフに会釈をして通り過ぎるだけに。「あれではあかん」「帰国するんちゃうか」スタッフも徐々に諦めモードになりました。結局、進学先が決まらず皆勤賞でN2を持っているにも関わらず、3年生を迎えることになりました。6月、「留学生版トライやるウィーク」が兵庫区みらい会議のお力添えを頂き実施できることになり、私はOくんを呼び出しました。「やってみる?どうする?」期待半分でOくんに尋ねると、Oくんは「やる」と言いました。「今のままではだめだと思うよ」「はい、そう思います」短いやりとりでしたが、「自分はダメ」だと常に挑戦しようとしなかったOくんが「やる」と口にしたことはスタッフの中では「成長した」と思える場面でした。緊急事態宣言で「留学生版トライやるウィーク」が中断・中止になる中、Oくんのやる気を奪わないか心配をしていましたが、先日の兵庫図書館の活動にOくんも参加しました。彼は奨学金のためではなく「自分はダメだ」と思ってきた自分を変えるために参加をしています。私がふと一瞬顔を見たとき、マスクの下で真っ赤な顔のOくんと目があいました。「大丈夫?」と声をかけると「難しい…」と一言。「がんばれ」そう声をかけ離れました。普段のアルバイトは工場。そして荷物の仕分け。日本語を話すことはありません。漢字圏の学生とはいえ、普段見慣れない言葉が飛び交い、初対面の方ばかりの中での就業体験。3つの言葉でコミュニケーションを完結させてきたOくんにとって、私たちが想像するよりも緊張し、力が入っていたはずです。2時間の活動を終え、図書館を離れてからOくんが足早に私を追いかけてきました。「どうだった?」と声をかけると「難しかった。私は上手じゃないから、ダメだった」と。「図書館の人もダメだと言いましたか」「・・・わからない」「じゃあ来週また頑張ればいいよ」「はい。この活動はとても良かったです」「ダメだった」と言いながら「良かった」と口にするOくんを見て、何かが変わったかな。いやこれから変わるかな。そんな風に思います。器用な子ばかりではない。それは国籍を問わずどこの国でも当たり前だと思います。もしかしたらOくんにとっては大きな大きな一歩だったかもしれません。そのきっかけを与えてくださった兵庫図書館はOくんにとって忘れられない場所になると思います。奨学金メンバーのように明るく前向きで、何でも積極的に参加する子だけではなく、「ダメだ」「できない」そんな風に思う留学生もまた私たちの近くにいるのです。Oくんのゴールはどこでしょうか。やどかりスタッフの見守りはまだまだ続きます。


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こんばんは。インターンの白石です。本日は二次選考の「留学生版トライやるウィーク」の活動報告をいたします。本日は神戸市立兵庫図書館様のチームが活動しました。留学生2人にはエプロンとバッジが渡され、午前10時から12時まで2時間活動を行いました。まず初めに、館長様から兵庫図書館について詳しくご説明して頂きました。普段なら最新の雑誌が置いてあり、貸出している場所です。ですが、現在はコロナウイルス対策で置いていませんでした。新聞も同様でした。次に、図書館についてのクイズをして頂きました。一日の利用人数や貸出本数、いま人気の本など少し難しい問題が多かったですが、留学生達はめげずに思考を働かせながら問題に答えている様子でした。続いて、本の貸出や返却、予約済みの本の確認などのやり方について教えて頂きました。 次は実演です。実際の利用客に対して返却や貸出の体験をしました。利用客が多く大変でしたが、一生懸命にやっていました。最後に本のラッピングを体験させて頂きました。ロアンさんは一度本とカバーを逆にしてつけてしまいました笑 ベトナムは本の開き方が逆だそうです。体験を終えて、キムロアンさんは「今日は図書館でたくさんのことを勉強しました。図書館長から本を紹介されました。私は本を返却したり、利用客のために本を借りる手続きを行う機会を持ちました。楽しかったです。」と嬉しそうに言っていました。兵庫図書館の方々のおかげで楽しく色々なことを学ぶことが出来ました。しかし新しいことをしたせいか、少し疲れたと言っていたので、次回は気負いすぎることなく図書館のお仕事に取り組んで欲しいです。次回の活動が楽しみです!


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こんばんは。国際交流シェアハウスやどかり代表の中野です。台風が心配で仕方がありませんでしたが、何とかお天気も留学生達を応援してくれました。昨日、無事に三次選考である最終面接を行いました。1人10分の面接に挑戦しました。主に二次選考であった「留学生版トライやるウィーク」で体験したことを時系列に沿って説明してもらい、そこから何を学んだか、失敗をどう次に生かしたのかという点を中心に話してもらいました。自分が経験したことをすらすらと説明できる学生もいれば、8月中の活動だったからか断片的にしか思い出せない学生もいました。留学生とのやりとりで多いのが「どうでしたか」という質問に対して「面白かったです」「大変でした」「緊張しました」「楽しかったです」と感想はありますが、「何が面白かった?」「何が大変だった?」「何が楽しかった?」と掘り下げるとうまく説明できないケースがあります。これは何も面接時に限らず、日常の会話をしていても「昨日映画を見ました。」「どうでしたか。」「面白かったです。」「何が面白かったですか。」「・・・。え??」と止まってしまいます。この「何が大変だった」「何が楽しかった」がうまく説明できている学生はやはり選考委員の方とのコミュニケーションも上手で、面接というよりは選考委員の方々との会話を楽しんでいるかのような学生もいました。全体で90分ほどの三次選考でした。面接の順番を待っている間に今回のクラウドファンディングで御支援を頂いた皆様へのお礼状を書きました。文法や表現についてもスタッフで修正はしておりません。今、留学生達が持っている日本語力で書いたものです。ぜひお手元に届くのを楽しみにしていてください。どの留学生が書いたものが届くかは届いてからのお楽しみです。また、今回朝日新聞社に給付型奨学金の記事を掲載して頂いたことから、ミャンマー人留学生への御支援も多く頂きました。1期生となるテッテーモーさんも「日本の方々がミャンマー人のことを思ってくれてうれしいです。」と話していました。昨日の面接ではいつもと変わらない明るくはきはきとした受け答えをしていて、今自分の持っている力を100%出してくれたと思います。ぜひテッテーモーさんには後に続くミャンマー人留学生があこがれるような、そんな存在になってほしいと願っています。【代表の独り言】「中野さんは選考のどの部分にも関わらなかったんですね」とインターンの大学生に言われました。自身が日本語学校で日本語を教えている立場として、どこの学校の留学生が応募してきてもフェアに選考していることが客観的に見えることも大切だと考え、選考委員に加わることは辞退しました。トライやるウィークの引率や評価シート作成、選考委員の方へのご連絡など、事務作業に徹してきました。が…やはり最終面接では今までの頑張りを見てきたこともあり、話につまる学生を見るとフォローしたくてうずうず…緊張のあまり目が泳いでいる学生を見ると「がんばれ!!」と言いに行きたくなってうずうず…。一番落ち着きがなかったのは私だったかもしれません。みなさん、お疲れ様でした。【御報告】●緊急事態宣言発令に伴い、一部の二次選考を中断しております。そのため三次選考を先に受け、二次選考が10月以降になっている学生がおりますので、最終結果は11月頃を予定しております。なお、クラウドファンディング終了後リターン品につきましては予定通りに発送準備を進めてまいります。クラウドファンディング終了後も、引き続き活動報告ページにて御報告いたしますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。●二次選考である「留学生版トライやるウィーク」及び三次選考に不参加だった留学生が1名います。そのため、今年度の給付型奨学金を支給する留学生は7名から6名へ変更となりましたので御報告いたします。


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こんばんは。国際交流シェアハウスやどかり代表の中野です。いよいよクラウドファンディングも残り1週間となりました。改めて御支援を頂いた皆様には心からお礼申し上げます。緊急事態宣言が発令され、一部の「留学生版トライやるウィーク」が中断しております。そのため学生の中には二次選考の評価が出ていないというケースが発生しています。こういったことから、二次選考から三次選考へは全員が進めるということにしておりますので何卒御理解のほどよろしくお願い申し上げます。三次選考である最終面接は明日。台風の進路予想とにらめっこです。どうか無事に三次選考が開催できますように。今回の給付型奨学金プログラムは早いもので4か月が過ぎました。5月に募集要項を出し、幅広く日本語学校にお声がけをしました。その中で応募してくれた1期生。実績のない奨学金プログラムではありましたが、留学生、インターン生、選考委員の方々、スタッフが気持ちを1つにしてここまで進んできました。二次選考の「留学生版トライやるウィーク」では兵庫区役所をはじめ、兵庫区みらい会議の方々にもお力添えを頂きました。また各施設においては通常業務に加え、留学生のフォローをして頂きました。お忙しいところ本当にありがとうございました。そして、サンテレビジョン株式会社、朝日新聞社、毎日新聞社、報道機関の方々にも放送や紙面を通して多くの方に情報を発信して頂きました。ありがとうございました。「テレビ見たよ」「新聞見たよ」とお電話やメールをくださる方も多く、自分達だけでは限界のある情報発信にお力添えを頂いたと改めて感じています。そしてこのクラウドファンディングのページで御支援を頂いた皆様。本当にありがとうございました。クラウドファンディングのページを通して初めて私たち団体のことを知ってくださった方もいらっしゃいます。「どんな団体?」「どれぐらい真面目に取り組んでいるの?」「将来性はあるの?」きっとこんな質問があるだろうな。と思うことをすべてクラウドファンディングのページの本文に記載しました。「本文、長すぎない?」と賛否ありましたが、今思っていることすべてを書きたいと思いました。長い長い本文にお付き合いをくださった皆様ありがとうございました。クラウドファンディング、そして給付型奨学金選考、どちらもいよいよ大詰めです。留学生が自分の力を100%出し切れるような環境にするのが今の団体としての役目です。最終面接の様子、そして「留学生版トライやるウィーク」の活動について引き続き活動報告をアップしてまいりますので、どうぞ最終日までお付き合いください。