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神戸発!「シェアハウス」×「留学生の進学を応援する奨学金制度」プロジェクト

コロナ禍で経済的に厳しい留学生、そして留学生が進学する際に日本語学校の学費と進学先の入学金の支払いが重なり、留学生にとって最も苦しい「2年生の秋」そんな留学生の進学を支援するための奨学金制度を作ります。そして奨学金支給には企業や行政、地域が関わるというまったく新しい給付型奨学金プロジェクトです。

現在の支援総額

1,196,060

39%

目標金額は3,000,000円

支援者数

98

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/08/01に募集を開始し、 98人の支援により 1,196,060円の資金を集め、 2021/09/24に募集を終了しました

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神戸発!「シェアハウス」×「留学生の進学を応援する奨学金制度」プロジェクト

現在の支援総額

1,196,060

39%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数98

このプロジェクトは、2021/08/01に募集を開始し、 98人の支援により 1,196,060円の資金を集め、 2021/09/24に募集を終了しました

コロナ禍で経済的に厳しい留学生、そして留学生が進学する際に日本語学校の学費と進学先の入学金の支払いが重なり、留学生にとって最も苦しい「2年生の秋」そんな留学生の進学を支援するための奨学金制度を作ります。そして奨学金支給には企業や行政、地域が関わるというまったく新しい給付型奨学金プロジェクトです。

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こんばんは。国際交流シェアハウスやどかり代表の中野です。いよいよクラウドファンディングも残り10日ほどとなりました。「留学生版トライやるウィーク」での様子や1次選考の小論文を掲載し、少しでも御支援を頂いた方々にも今回の応募留学生を知って頂きたいと思い、コツコツと書いてきました。さて、本日はライ トゥ チュンさんの小論文です。私が出会った日本文化とベトナム文化の違についてお話します。 まず、コミュニケーションでは、日本人は話すとき「ありがとう」「ごめんなさい」という言葉をよく使い、外国人を幸せに驚かせます。ベトナムは、助けてもらったときは「ありがとう」、何かをしてしまったときは「ごめんなさい」と言うでしょう。しかし、ベトナム人は恥ずかしがり屋なので、ごめんなさいと言わなかったり、声を出す距離が遠いと思う場合もあります。また、言葉の礼儀正しさに加えて、日本人は時間厳守でも、世界ですばらしいと思われています。電車に乗り降りするとき、特に約束があるとき、人々は常に時間を正しく見ています。それは日本人の習慣、あたりまえの意識になっています。ベトナムの中にはそのことを理解していない人もいます。少しくらい遅れるのは普通だと思っています。でも、それは私たちを時間を守らない人間にします。 次に働くときの文化です。日本人は常に仕事をするとき、きちんと計画を立てています。誰もが計画に従い、組織的に管理しています。ベトナムに関していえば、ベトナム人はベトナム国内の人ほど準備をしません。しかし、ベトナム人は転職に順応する敏捷性を持っています。 また、私が一番おどろいたことは、日本の女性は結婚後、ベトナムと比べて働く人の数がそれほど多くないことです。正確に言うと、結婚後やめる人よりも、子どもが産まれたあと、やめる人が多いです。でも、日本の女性がはたらきたくても、ずっと、はたらけないのは、大きな問題になっています。日本では、仕事をしたくても、家の仕事や、子育て、お年寄りの手伝い、を女の人が、男の人よりも、たくさんしなければなりませんから。ベトナムでは、子どもがいても、女の人は仕事をつづけられるんです。 日常生活の中で気づかない少さなことですが、日本の廃棄物の分別は、日本の美しい文化の一つです。日本では通常、可燃物と不燃物の2種類の廃棄物に分けられます。ゴミ用のビニール袋も専用でありますし、ゴミの回収日もきめられてあります。ベトナムでは、人々はごみを分類せず、ゴミ処理の日付を設定せず、適切な場所に置くだけで、環境スタッフがそれを収集するようになっています。おそらくそれがベトナムで環境汚染が日々増加している理由です。ベトナムが日本から学べたらいいですね。ゴミ分類の問題を徐々に改善しています。環境に住んでいると、健康が良くなると思うからです。 どの国でも、親は自分の子どもを愛しています。しかし、日本は子どもが自立できるように子供を愛します。日本とは異なり、ベトナムの親は常に近くから子どもたちを守りたいと思っています。子どものすぐうしろから、子どもたちがどのように進んでいるかを見たいと思っています。日本人の子育て方がいいと思います。日本人は子どもに幼い頃から自立する方法を教えているからです。 文化の話は食べ物なしでは完結しません。日本人にとって、タコは名物料理です。両国の料理を比べると、ヘルシーな野菜や魚がたくさんありますが、ベトナムでは日本人が食べない鶏の足や豚の耳を食べています。対照的に、ベトナムは納豆ほど多くの日本料理を食べませんが、寿司やうどんやたこ焼などの典型的な日本料理は特に多くのベトナム人に愛されています。 日本人とヘトナムの間に違いがあるだけでなく、似ているところもあります。それは両国の人々は勤勉だということです。ベトナム人と日本人は常に最後まで頑張っていますが、やり方は違いますが、努力は変わりません。 ここで書いたことは、まだ日本文化の一部です。日本に来て半年が経ち、私は学び、知りました。まだ、私が体験するのを待っているすばらしい日本の文化がたくさんあると思います。日本にいる間、私は桜の国の人々についてもっと理解するために最善を尽くします。日本が私の青春を送る場所であることは、私の青春をきっと美しくするでしょう。ありがとう日本!いかがでしたでしょうか。実は小論文試験の条件にあった「400~500字で書くように」というルールを少しオーバーしています。「字数オーバーやね」と小論文の選考委員が言いながら読み始め、読み終わった時には「すごいな、この子」という感想でした。「半年でここまで思うことがあるの?」「半年、いろいろなことを考えながら生活してたんやね」と終始驚いた様子でした。女性の社会進出に触れていたのは彼女だけでした。ベトナムでは技能実習生として来日したのが「お母さん」というケースはめずらしくありません。子どもを母国に預けたまま3年間不在というのは日本ではなかなか見ないケースだと思います。チュンさんの小論文を読んだ選考委員が「早く会ってみたい!」と待ち望み、初めて会えたのが神戸トヨペット株式会社様での「留学生版トライやるウィーク」のために国際交流シェアハウスやどかりに集合した日でした。とても物静かで控えめな雰囲気で「あの小論文を書いたのがこの子!?」とさらにびっくりしていました。三次選考ではチュンさんの価値観をさらに深堀りしたいと思っています!


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こんばんは。国際交流シェアハウスやどかり代表の中野です。朝晩が涼しくなり過ごしやすくなってきました。皆様、お変わりございませんか。二次選考として活動している「留学生版トライやるウィーク」も残り2か所となりました。活動が終了したグループから、まとめ作業をしています。活動場所、内容などの基本的なまとめから、初めて知ったことや活動を通して学んだこと等、自身の感想などもしっかりまとめるようにとアドバイスをしてグループ作業に。活動のことを振り返ることも重要ですが、日本語のアウトプットが求められるため、留学生達は辞書を片手に自分の書きたいことをまとめ、助詞の使い方や細かい表現に問題がないかどうかをインターン大学生に確認します。インターン大学生も留学生の日本語を見て「助詞の使い分けが難しいんだな」「言いたいことはわかるけど、この書き方だとちょっと伝わりにくいな」と気づき、どのようにアドバイスをすればいいか考えます。活動を通して私たちがずっと軸としているのが「全員の学び」を意識することです。その事業に関わるすべての人に何か気づきや学びがあること。そんな事業を企画し、運営すること。主となる留学生が目指すゴール、サポートにまわる大学生が目指すゴール。それぞれにゴールを設定し、どこを目指すのか明確にしています。「この時間は何だったんだ」「この事業に何の意味があったのか」とならないように普段から気を付けています。そして活動場所を提供してくださった「留学生版トライやるウィーク」の受入先の方々にも何か新しい気づきがあれば幸いです。全体振り返り会は10月初旬を予定しております。クラウドファンディング期間は終了していますが、この給付型奨学金プログラムが今年度のゴールを迎えるまで引き続き活動報告は続けてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。


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こんばんは。国際交流シェアハウスやどかり代表の中野です。今回の奨学金応募者の中にはミャンマー人留学生がいます。一時期はテレビで毎日のようにニュースとして取り上げられていましたが、ここ最近は見なくなりました。しかしミャンマーは今も不安定な状況にあり、留学生の中には御両親と連絡がつかないという声を聞いたりします。「外国にルーツを持つ方の支援をしている団体です。」と言いながら、日々ミャンマーのニュースを見ては何ができるのか答えが出ませんでした。そんな時にミャンマー人の方から「留学生を助けてほしい」と連絡を頂きました。「私たちに何かできますか」と聞くと「日本にいるミャンマー人も生活が大変だから」と教えてくれました。その時に軍の制圧により銀行の機能が止まってしまい送金ができないことを知りました。学費や生活費の援助がまったく止まってしまっていると知り、すぐに食料品提供の準備をしました。そんな想いをしながら生活しているミャンマー人留学生の1人が今回のテッテーモーさんです。ぜひ彼女の書いた小論文を読んでみてください。国によって文化はさまざまで、日本とミャンマーにも多くの違いがあります。例えば、日本は無宗教の国ですが、ミャンマーでは90%が仏教徒です。また、日本にはいろいろな規則があり、日本人はその規則をきちゃんと守ります。ミャンマーには規則があまりなくて、規則があっても守らない人が多いので、日本に来てとてもびっくりしました。さらに、日本にはあいさつを大切にする文化で、職場や学校以外の色々な場所でもあいさつをしています。ミャンマーは社長やえらい人と話すときだけあいさつをするので、これも驚きました。このように日本とミャンマーの違いは色々ありますが、最も大きな違いは教育だと思います。60年前、アウンサンスーチー氏の父であるアウンサン将軍がミャンマーを統治していたとき、ミャンマーの教育は非常によくて、当時、大学生は自分で英語の詩を作ることもできました。ミャンマーのヤンゴン大学は東南アジアで一番の大学でした。しかし1947年にアウンサン将軍が殺されてしまい、その後軍隊が不当なクーデターを起こした結果、教育制度まで変更されてしまいました。子供たちが使う教科書は文字が多くて白黒印刷ばかりだったので、見るだけでもいやになりました。また、完全に悪いというわけではありませんが、ミャンマーの教育は暗記型です。それに対して日本の教育は覚えるだけでなく、[なぜそうなるのか]という理由を考えたり、覚えたことを使って行動したりします。習ったことは実際の生活にも役立って、それで日本人の意識も高くなっているだと思います。私は日本の教育を知り、とてもすごいと思いました。 これらのほかにも、まだ私が知らない日本の文化もあると思うので、私は日本にいるうちに、もっと日本の文化を知りたいです。そのためにも、これからも一生けんめい日本語の勉強をがんばります。いかがでしたでしょうか。「日本で学びたい」理由は単に日本が好きだからという理由ではなく教育の違いを私たちスタッフや選考委員に教えてくれました。留学生にとって「学びのある選考を」と言い続けてきた私たちスタッフですが、スタッフ、選考委員、そしてインターン大学生。留学生に関わる私たちもまた多くのことを知り学んでいます。この活動報告をご覧になった皆様にも多くの「気づき」が届きますように。


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こんばんは。国際交流シェアハウスやどかり代表の中野です。本日は給付型奨学金プログラムに参加してくれているインターン大学生が「やどかりフードマルシェ」にも参加をしてくれました。昨年度から行っている食料品提供。御寄付や助成金で母国の食材を買い無償提供しています。夏休みを終えた留学生が初めて来館する日だったため、じっくりヒアリングをしたいと思いインターン大学生にも手伝って頂きました。いつもの給付型奨学金プログラムには参加をしていない国籍の留学生だったため、いろいろなニーズを知ってもらえたと思います。日本のスーパーでは見ないような食材もあることから「これは何?」と手に取りながら食材を確認する場面も。母国の味がまったく日本で買えないわけではありませんが、やはり日本で購入する場合には割高になっているケースが多く「日本で買うと高いから」と諦めている留学生も多いのです。帰国もできない今、少しでも留学生が慣れ親しんだ味を提供したいと思い、食材探しに行き、スタッフが手分けして、どこに何が売っているという情報を集めてきます。ヒアリングでは同世代であることから、時には笑って盛り上がることもあったり、留学生の置かれている状況に真剣に耳を傾けていたり。いろいろなケースを知ることで、より多文化共生や支援の在り方について学びを深めてもらえたらと思っています。いつものスタッフでないことから、はじめは緊張していた留学生も少しずつリラックスした顔に。人が変わればヒアリングでの質問項目やどこを掘り下げて聞くかなども変わってくるので、普段聞いたことがない話があったりしました。慣れているメンバーだからこそ出てこない話もあります。そういったところをカバーしてくれたインターン大学生2名。本当に心強い存在です。今日、参加をしてくれたインターン大学生の感想です。留学生の方達と実際に話が出来たことが非常に良かったです!そして会話を通じて彼ら留学生がやどかりの存在をいかに大切に思っているかを知ることが出来ました。また日本語能力も高い人が多く、自分も日々努力しようと思うきっかけになりました。 「中国人留学生と関わることが少なかったので、貴重な機会になりました。また、来日のきっかけは人それぞれだということが話を聞く中でよくわかりました。」最初は食料品提供の支援をしていることを知らなかったのに、いろいろな活動に参加をすることで関心が深まり、奨学金プログラムではない活動にも参加をしてくれました。こういった活動が給付型奨学金プログラムの留学生へのサポートやフォローにも繋がってくれたらいいなと思います。


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こんばんは。国際交流シェアハウスやどかり代表の中野です。皆様に支えて頂きまして100万円を超えることができました。本当にありがとうございます。私たちスタッフだけではなく、インターン大学生や留学生もこのクラウドファンディングのページを見ながら過ごしています。少しずつ増えていく支援額を見て、自分達の活動や想いが繋がっていることを実感しています。奨学金原資を留学生と共に募り、その経緯をリアルタイムで知るという、本当にこれまでにないプログラムです。実績もない真っ新なプログラムを応援してくださっていることを改めて心からお礼申し上げます。ありがとうございます。さて、本日はグエン ティ キム ロアンさんの小論文です。各国には、国民のアイテンティティを形成するための独自の文化があります。日本で生活するうちに、私は日本とベトナムには文化にかなりの違いがあることに気づきました。 まず、コミュニケーションの違いです。ベトナム人は「ありがとう」「ごめんなさい」と言うことはめったにありませんが、日本では「ありがとう」「ごめんなさい」と言われることが多いです。「ありがとう」「ごめんなさい」の日本の文化は、謙虚さ、礼儀正しさ、そしてお互いへの敬意を表しています。私について、これは誰もが学び、従うべき美しい日本の文化だと思います。 また、両国のあいさつの仕方も違います。ベトナムでは、人は親しみやすさを示すために短い言葉と握手をすることでお互いに挨拶します。しかし、日本では、挨拶するとき、相手に敬意を表するために、姿勢を正し、挨拶をしてからお辞儀をします。 さらに、ベトナムと日本の交通事情は完全に異なります。現在、ベトナムでは交通事情が良くなく、今後多くのことを構築する必要があります。しかし、日本の交通事情は時間に正確なだけでなく、法律を順守し、便利で文明的です。日本の交通事情は先進的であり、学ぶ価値があります。 このよに、両国の間にはまったく異なる点があります。したがって、日本に住むすべての留学生にとって、日本文化を学び観察し、適応することは非常に重要です。周りの人の邪魔をしたり、誤解を与えたりしないように、常に適切な行動をとるように心がけることが、留学生である私達に必要なことです。日今、多くのベトナム人学生が日本に留学することを選択しています。留学生として日本文化を学び、その美しさを故郷に広めるだけでなく、私達も自国の文化の美しさを日本の人々に知ってもらい、互いの文化を共有し、両国の交流を深めていけたらないと思っています。いかがでしたでしょうか。実は今回の応募者の中で二次選考を一番楽しみにしていたのがロアンさんです。「留学生版トライやるウィーク」の説明会では「行きたいところが多くてスケジュールがあわない」と嘆くほど積極的だった彼女。本当はすべての活動に参加したかったロアンさんですが、アルバイト、そして緊急事態宣言発令による受入人数の調整もあり、2か所になりました。写真は神戸マツダ株式会社様での「トライやるウィーク」の様子です。質疑応答ではあまりの積極的な姿勢に時間が大幅にオーバーしてしまうほどでした。それでも神戸マツダ株式会社の方が丁寧に回答してくださり「日本語をもっともっと勉強して上手になりたいと思います」とロアンさんも力強く話していました。三次選考の面接ではそんなロアンさんの夢がたくさん聞けると思います!