こんにちは。プロジェクトオーナーの小林駿です。残り6日、よろしくお願い致します。さて、今日は前日お伝えした通り、大学で出会った友人とのウマ娘関連のお話をしていきたいと思います。昨今話題のアプリ「ウマ娘」その先駆けとなったのが、2018年に放映された第1シーズンの事でした。しかし、今ほどの超絶人気はなく、私の大学でも見ている人は周りにはいませんでした。話を振っても「?」と言う顔をされるほど…ところが今年、ゲームが実装されて第2期がスタートすると同時に爆発的に人気が急上昇。今まで競馬に全く興味がなかったような人たちもダウンロードしてプレイするまでとなり、事実私の友人たちもこぞってプレイ。アニメの1期こそ見ていながら、最初の方は敬遠していた私も、キャラクターの魅力に惹かれてプレイしてみると、そのバックストーリーの豊富さ(史実ネタを分かっているとニヤつくほど)と、レースで勝たせる嬉しさを見事に融合させたような最高の出来と言っていいものが待っていました。(サイレンススズカが天皇賞秋を勝った時は誇張なしで泣きました)そして、当然競馬に目が向く人も増えてきます。勿論、ウマ娘というコンテンツが好きなだけで依然競走馬たちには目が向かない人もいますが、馬と言う生き物に興味を持ってくれた人も少なからずいます。キャラクター化された彼らは今どうしているのか、実際にこのレースは存在するのか、競馬とはそもそも何なのか…大学でそこそこ「馬好き」として(競馬に狂っているというので有名だったのでそれがあるかとは思いますが笑)有名だった私にいろいろな事を聞いてくれる友人も数多くいました。そんな中、今まで競馬に興味はなくとも、親戚に牧場関係者の方がおり、ウマ娘を通じて競馬に興味を持ったという友人と話す機会がありました。そこで出た話題、ナイスネイチャから始まり、メジロマックイーンの実際のレース映像を見た中で彼がほれ込んだというダイユウサクの話をしたり、スペシャルウィークを中心とした98世代の熱いレースを見たりして大いに盛り上がった後、話題はオグリキャップの笠松に移り、そして…「ハルウララって、本当にあんな負けたの?」そんな話題に移っていきました。高知で連敗を繰り返し、競走馬人生では一度も勝てないままに競走生涯を終えたハルウララ。その連敗ぶりから「当たらない=交通安全」として馬券がお守りとなることも。当時、大量に地方競馬が存続の危機に立たされ、消えて行った時代。高知競馬も例外なく厳しい時代だったのは間違いなく、彼女の存在が救いになったのもまた同様でしょう。そんな話を粛々と続け、たわいない話で終わるかなと思っていました。ところがここで出た言葉が、過去の自分を映し出すことになります。「競走馬って基本的に生き残れるもんなんやな。」ウマ娘内でも育成失敗時はゲームオーバーで終了その友達と一緒にやったウイニングポストでも繁殖入りできない牡馬は「乗馬」と記され「繁殖入りできませんでした、この馬とはこれでお別れですね」と言われるだけ(稀に本馬場入場のシーンで過去に自分が所有していた馬が誘導馬を務めているシーンを目にすることはありますが)「その後」について、明確に触れられているものはほとんどありません。だからこそ、彼も引退競走馬の事実を知ることはありませんでした。事実を教えると同時に、「やっぱり普通はそう思ってしまうよな…」と、何ともやりきれない感情になりました。そしてこのような話は、この1回で終わりません。この友人以外にも数多くの人達から「スペシャルウィークとかシンボリルドルフが種牡馬入りっしてるのは分かったけど、繁殖入りしてない馬いるよね?」「春から競馬見始めたんだけど、応援していた馬がサイトを見たら抹消って書いてあって…あれってどういうことなの?」「競走馬って走ってて楽しいと思うの?」注目を集めた分、競馬の厳しい現実にも目は向いてきます。今まで全く触れてこなかった若い人たちが注目をしてくれている反面、引退競走馬の現実はなかなか厳しいものであるという事を再認識させられ、伝えるのが辛いこともありました。ですが、これは知っておかなければならない事。知ってくれることで、支援の輪は広がっていくことと思います。だからこそ自分は、伝えました。「G1や重賞に出ていても繁殖入りできない馬達はいるよ」「抹消されたなら、もしかしたらもうこの世にはいないのかもしれない。」「そういう馬達を少しでも救うために、引退馬支援があるよ」と。ウマ娘内でも、プレーヤーの課金額を引退競走馬の支援額に回してくれているというお話を耳にしました。そんな活動とお話を通して、少しでも引退馬の実情と、彼らの考えを知っていってくれたらと思っています。それでは皆様、また明日!
皆様、こんにちは。プロジェクトオーナーの小林駿です。残り1週間。いよいよ1週間を切ります。最後までよろしくお願い致します。さて今日まで、引退馬の活動やホースセラピーなど、様々な事や私見、自分の体験を書いてきましたが、今日は返礼品のグッズのひとつであるポスターについてかなり短い報告にはなりますが書いておきたいと思います。現在、ポスターはサンプル画像でコミュニティのポスター(JRAヒーロー列伝のオマージュ)を使用しています↓下記が、パークの子達のポスターという事でこれら以外にもいくつか作成したいと思っております。ナグラーダやコミュニティだけでなく、重種の子達、ポニーの子達も交えて作っていきたいと思います。2種類ないし3種類程の候補からセレクトし、そこから作ることができたらいいなと思って取り組んでおりますので、お届けを楽しみにお待ちください!(確定し次第活動報告にて記載させていただきます。)という事で(?)今日の活動報告は私事の事情もあり、申し訳ありませんがお休みさせていただきます。明日はつい最近、大学で「ウマ娘」から入ってきた競馬好きの友人と「ウマ娘」を通じた馬や競馬への考え方を伝えられたらと思います。それでは皆様、また明日!
皆様こんにちは。プロジェクトオーナーの小林駿です。先程、返礼品の発送が10月と表記されている件に関してお問い合わせを頂きました。この表記に関しましては誤表記です。申し訳ございません。プロジェクト開始直後に10月と表記されていたものが、そのまま反映されている形になってしまっています。ページの仕様上、この発送日時を変更するのは不可能なため、この場にて告知させていただきますが、返礼品の発送日時に関しましては12月以降となるご予定です。(プロジェクト本文にもその旨追記さて頂きます。)ご支援いただいた皆様には多大なる誤解と迷惑をおかけすることとなってしまい、本当に申し訳ございません。残り8日、どうぞよろしくお願い致します。
皆様、こんにちは。プロジェクトオーナーの小林駿です。残り8日。もう1週間をまもなく切ります。いよいよ最後のスパートに入らなければという気持ちでいっぱいです。最後までよろしくお願い致します。さて、いよいよクラウドファンディングも佳境に入ってきた残り1週間。今日はホースセラピーの持つ力を書かせていただければと思います。先日、自身の体験日記にてホースセラピーの持つ効力に軽く触れることができたと記載しましたが、今考えてもあの経験のおかげで馬への恐怖心は薄れて行ったのは間違いありません。最初の方は腰も引けっぱなしで、逆に馬に「なにしてんのこの変な人」と思われるような態度と行動をとっていた自分が、たった数時間でここまで馬に急接近できたのは、この手入れと引馬による彼らとのコミュニケーションによるものです。ところでこのホースセラピー、具体的にはどういうものかというと、一括りに言えばアニマルセラピーの一種。犬や猫でも行われているもので、手術や投薬を行わず、治療していくというもの。一般的には精神的治癒が主となっています。精神的に立ち直るためのひとつの手法として存在するホースセラピー。実は、引きこもりになってしまった人や登校拒否などを抱える多くの人に救いとなることがあります。馬と関わるということは、彼らの生活を自分たちで支えるということ。つまりそれは、厩舎作業やお手入れなども行いながら、引き馬などは自分で考えて動かなければならない。そうして行く間に、外に出る習慣もつきます。決められた時間にやってきて、厩舎へ赴き、仕事をして自らの相棒と触れ合う。そして馬である彼らは、全てに平等です。たとえ現実世界でどれだけ虐げられていようとも、辛い過去があったりしても、そんな事は全く関係なく我々人間に接してくれます。悪癖も甘えてくることも平等に。そうして触れ合ううちに、最初は何の感情が無かったとしても、次第に愛情が湧き、距離も近くなり、彼らのことを考えるようになっていき、責任感も湧いてきます。それはつまり、社会で生きて行く中で大事なこと、思いやりと責任という2つのことをこのセラピーを通して味わうことができるということではないでしょうか。少なくとも私は、昨年の9月、そして今年の8月の3日間でこのことを経験できたように思えます。もし機会があれば、皆様もぜひ、ホースセラピーや乗馬へ足を運んでみてください。それでは皆様、また明日!
こんにちは。プロジェクトオーナーの小林駿です。残り9日。いよいよ10日を切りました。最後までよろしくお願いします。本日、マイルCSが中央競馬では行われグランアレグリアが見事に有終の美を飾りました。(本日も主は外しました)これで歴代の名牝と肩を並べる賞金女王に加え、G16勝で堂々と繁殖の道へと向かうことになるでしょう。そして、来週のJCを最後に昨年の三冠馬コントレイルも引退。スターホースが続々と第二の馬生へと向かってゆきます。一方、その裏で今週も恐らく、檜舞台には顔を見せない馬達の抹消馬のリストは更新されます。地方転出も含まれている事でしょう。多くの馬が再度のチャンスを求めて、また第二の馬生を求めて中央を去っていきます。高齢の馬も数多くいます。「勝てないのだからもう引退させてやれ」そんな声も多く聞く馬もその中には含まれていることもよくあります。ここからはあくまで私個人の意見ですが、競走馬は走れる限りは走らせてあげるべきではないかと言うように思います。勿論、能力の限界などが見えてきて、それでもなお走らせるというのに関しては見てるこちら側としても非常につらい思いですし、なにより他の出走馬の1枠を奪い取っているという見方もできてしまうだけに難しい所ではあります。それでも走らせ続けるのには、何か理由があるはずです。実績が足りなく繁殖入りできない。もう1タイトルあれば道が開けるかもしれない…この子は走らないけど、人懐っこい性格がある。だけど引き取り手がいない…そんな様々な思いが、きっとどこかにあるのではないでしょうか。だからこそ、多くの道を模索できるよう、少しでも上を目指せるよう、仕上げ、レースに出走させているのではないでしょうかそして引退し、繁殖入り、また引き取り手が見つかり、無事に第二の馬生を歩み続ける事ができるようになったら、今までの激闘を労い、また新たな旅立ちができるようにサポートしてあげる。「無事是名馬」という言葉があるように、怪我なく、長らく生き続け健康であることそれと同時に、走れる限りは走らせてあげる事。これらふたつを彼らが成し遂げられるよう、全力でサポートしてあげることこそ、我々人間の全うする道ではないのか…と思っています。それでは皆様、また明日!