おはようございます。ティーフルの誕生までについて少しご紹介させて頂きます。ティーフルの開業は2018年8月4日ですが、カフェを志した時に作った開業計画書に記載されている最も古い日付で2009年9月20日なので、思い立ってから約9年かかったことになります。図のロゴは私が2015年頃に作った原案ですが、Teafulもそのころに思いついた名前でした。高校生時代からドトールなどで本を読みながら珈琲をゆっくり飲むのが好きでした。学生時代はよく勉強するのに図書館ではなく、カフェに行っていました。私にとってカフェは自室より長い時間いたようにさえ感じます。大学院生になってもそのスタイルは変わらず、よくカフェや喫茶店に通っていました。当時、就職が決まっていましたが、そのころから漠然と「いつかカフェをやりたい…」と思うようになりました。それから少しずつ準備を進めていた2017年の年末頃に、当時の先輩である渕上と一緒にイートインのできる洋菓子店をやろう!となり、現在のティーフルが生まれました。約8年かけて作ったアイディアを基にしましたが、パティシエと共同経営なんて全く予定になかったので、半年間で大きく計画を変更しました。人生、本当に何があるか判らないですね。ティーフルも多くの方々に支えて頂いている中、次のステップとして「元科学者の知見を活かしたアイディアで、世の中に面白い商品を出したい、新しいスタイルのお店やサービスを作りたい!」そんな思いからスーパーフードを使ったテリーヌ・ショコラの缶詰が生まれました。
今日は現在進行中の2号店の計画についてご紹介させて頂きます。添付のイメージのような小さいお店ですが、大岡山から比較的近いところで開業を目指しています。提供する商品構成はティーフルよりは少し種類が減るかもしれませんが、差別化できる特徴ある商品ばかりにしたいと思っています。さて、問題は誰がお店をきりもりするか…?実は約3年前から当店にアルバイトに来てくれている大学4年生の子(当時1年生)がいるのですが、約半年前に当店にそのまま就職したいと言ってくれました。某有名大学に通っており、都市開発や地域活性化について学んでいるようですが、何を血迷ったか、町のケーキ屋さんに就職したい、と。心からバカだと思いましたが、その反面、正直涙が出るほど嬉しかったです。恐らく、親族経営外で年商3000万円規模の会社に就職するのは、その大学ではおそらく彼女くらいでしょう(笑)。本当にティーフルに就職するかどうか何度も話し合った後、彼女から最終的に「お願いします」と言われた時、私は思いました「ティーフルで都市開発はさせてあげられないけど、せめて小さなお店作りくらいは自由にやらせてあげよう」と。今現在、その子と一緒にワクワクしながら2号店のコンセプト、店名やロゴ、出店立地などを考えています。どんなお店になるかまだ判りませんが、良かったら是非これを読んでくれた皆さんに来てもらいたいです。彼女が就職してくれる春頃には、彼女のアイディアがきっと形になっていることでしょう。私も楽しみですが、是非皆さんも楽しみにして頂ければと思います。
9缶セットにおいてご好評を頂きありがとうございます。この度、プロジェクトの終了間近となってしまいましたが、9缶セットのお返しを追加させて頂きたく思います。この機会に是非、ご家庭の常備食として、またはいざという時のスイーツ(!?)のストックとして是非ご利用頂ければと思います。最後までよろしくお願い致します。
今日は、ほとんど注文が入らない(月に1杯しかでない…)けど個人的に提供し続けたいドリンクメニューをご紹介します。今回は理念も紹介させて頂きますので少し長くなります。そのメニューは「雪だるまシトラスティー」です。綿あめでできた雪だるまがのった柑橘系の炭酸ジュースです。晩柑のシロップ漬けが入っていて、ドリンクの色が水色で見た目も奇抜なメニューです。当店を知っている人からすると、お店のイメージと全く違う!こんなのケーキに合わない!といった声が聞こえてきそうなメニューであることは重々承知しています。それでも私が提供し続けたい理由を2つご紹介したいと思います。一つ目ですが、アルバイトの大学生に考えてもらったメニューであることです。私の人材育成方針として「自ら学び、自ら成長する。自ら考え、自ら行動する」を大事にしています。その子に何か新しいメニューを考えてみないか?と持ち掛け、若い人にも来店してもらえるようなメニューを一緒に考案した結果生み出された商品です。自分が考えたアイディアを商品化することの楽しさを感じてもらいたいと思いました。二つ目ですが、コロナ禍で気分が沈みがちな中、少しでもユニークな商品を提供したいという思いです。昨日、久々に作りましたが、5~6歳の女の子とお母さんが喜んで写真を撮っていました。買い物の合間のちょっとしたカフェでの息抜きで、テンションを上げて喜んでもらえると嬉しいですよね。正直なところ、作るのが大変、材料の管理が大変で赤字、など経営面では何のメリットもない商品ですが、考えたアルバイトの子、喜ぶ子供の事を思うと、寒くなるまでは続けていこうと思います。当店に関わる全ての人を大切にする風土だけは、赤字になろうと守り続けたいと思います。
早いものでクラウドファンディング残り10日となりました。お陰様で店頭で「クラウドファンディングやってるね!応援しています。」と声をかけて頂いた事もありました。目標達成は難しいかもしれませんが、最後の最後まで一人でも多くの人に知ってもらえるような活動を店頭やSNSなどで頑張りたいと思います!その裏で缶詰シリーズ第二弾の試作も始めています。第二弾はテリーヌ・ショコラではなくて…。美味しいのはもちろん、スーパーフードを使った体に優しいスイーツ!というコンセプトは大事にしたいと思います。次も外装はスイーツらしからぬ(?)オシャレなデザインにしたいです♪