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たのしいたけで厚真の森を護る。北海道産原木しいたけの価値と魅力を届けたい

ミズナラの森が広がる、北海道厚真町。100を超える池や沼が点在する水の豊かな町です。人口約4,400人のこの町では、農閑期を利用して原木しいたけの栽培がさかんでした。しかし生産者の高齢化などで収穫量も落ち、今では2軒の農家のみ。これは原木しいたけの存続と森を護る、林業の未来をかけたプロジェクトです。

現在の支援総額

785,000

130%

目標金額は600,000円

支援者数

105

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/09/15に募集を開始し、 105人の支援により 785,000円の資金を集め、 2021/10/15に募集を終了しました

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たのしいたけで厚真の森を護る。北海道産原木しいたけの価値と魅力を届けたい

現在の支援総額

785,000

130%達成

終了

目標金額600,000

支援者数105

このプロジェクトは、2021/09/15に募集を開始し、 105人の支援により 785,000円の資金を集め、 2021/10/15に募集を終了しました

ミズナラの森が広がる、北海道厚真町。100を超える池や沼が点在する水の豊かな町です。人口約4,400人のこの町では、農閑期を利用して原木しいたけの栽培がさかんでした。しかし生産者の高齢化などで収穫量も落ち、今では2軒の農家のみ。これは原木しいたけの存続と森を護る、林業の未来をかけたプロジェクトです。

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企業研修型の厚真町地域おこし協力隊として株式会社たのしいで働いている、デザイナーの三木なつみです。8月に移住してから、あっというまに2ヶ月が経ちました。「たのしい」で原木しいたけのお仕事をしながら、少しずつこのまちのことを学んでいます。先日、まだ夜の色が濃い午前3時にあつまを出発して、樽前山に登ってきました。朝陽に染まっていく夜明けの勇払原野。言葉や写真ではお伝えしきれない美しさです。厚真町の土壌は、樽前山の火山灰と勇払原野の豊かな水源によってなりたっています。町の約70%を森林が占め、その4割に天然林が広がる緑の大地には、100を超える湖沼が点在しています。旧石器時代以降、15,000年の人々の歴史があり、多くの土器や化石も発掘されています。北が夕張山地、南は太平洋に挟まれ、厚真川の流れに沿って山から丘、平野や湖畔郡、海岸の砂浜まで変化に富む南北に長く、林業にも農業にも適した豊かな土地だったようです。太古は、細かい入り江がたくさんある海だった勇払原野。地震が起きたときに6000箇所もの土砂崩れが起こり、大地が滑るように崩れてしまいましたが、むき出しになった地層からは生命の歴史を垣間見ます。林産物である森の恵みしいたけは、アイヌの人たちが暮らす時代から、干して保存食にして本州と交易に出していたのだとか。美しい朝日を眺めながら、地層に想いをはせながら、乾燥しいたけが「梅干しくらい親しみのあるおうちの常備品」になりますように……!と心の中でそっとお祈りしてきました。樽前山は、8合目まで車で行くことができるので、山頂まで片道1時間程度の登山で地上とは別世界に。活火山の煙がもくもくとたちのぼり、支笏湖とかわいい苔も楽しめます。11月からは、山道が閉鎖されるようなので、秋ならば10月のうちに訪れてみてください。


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たくさんのご支援をありがとうございます!早いもので期間終了まで、残すところ1週間となりました。今回、私たちの予想以上に年間コース(もりもり定期便)のリターンに人気が集まり、残数がなくなってしまったことと、紹介動画を見て「厚真町」に興味を持ってくれている方が多いということをふまえて、新たに2つのリターンを追加することになりました。ひとつめは【新商品を食べてもらい隊】絶賛開発中のギフト用パスタソース3種をいち早く食べていただけるコースです。自家農園のしいたけハウスで育ったもぎたて朝採りの生しいたけと乾燥たのしいたけのセットを秋と冬に2回。12月初旬にはパスタソースのギフトセット、夏頃にデビュー予定の加工品も販売開始と同時にお届けします。合計4回のお届けとなります。ふたつめは【オーダーメイドツアーで厚真の魅力を味わい隊】ここ厚真町へ実際に訪れていただき、株式会社たのしい代表が1日アテンドするオーダーメイドツアー。事前にオンラインで、どんなことに興味があるのか、どんなことが知りたいかをヒアリングして一から計画を立てるので、観光ツアーでは味わえない、住民ならではの目線での体験をしていただき、厚真の魅力を存分に味わっていただきます。どちらも、詳細は「リターンを選ぶ」というところからご覧ください。残り1週間となりましたが、原木しいたけのことをもっとたくさんの方々に知ってもらえるように頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。


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新米の季節がやってきました!とれたてほやほやのお米を地元あつまの「おいしいもの」といただきます。 第三弾は、ハスカップファーム山口農園さんの「蝦夷煮」 あつまは、ハスカップの栽培面積が日本一。山口農園さんが新感覚の佃煮「蝦夷煮」をつくりました。 お味は、「あまくち」「甘さひかえめ」「とうがらし」「あおさのり」「しいたけ」の五種類!「しいたけ」には、私達のたのしいたけを使っていただいております。 北海道を代表する味と旨みの鮭節と日高昆布の競演によって生まれた、新しい味覚。甘さと酸味のバランスが食欲をそそります! ハスカップファーム山口農園 HP▶︎http://hasukappu.com/index.html山口農園プロデュースのアンテナショップ、ハスカップカフェLaboでも販売中HP▶︎https://hasukappu.com/labo/index.html


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実は私、結婚して原木しいたけ農家に来るまで知りませんでした。原木しいたけ栽培が、絶え間ない力仕事によって成り立っていること。「え、毎日こんな肉体労働してるの?」って本当にびっくりしたんです。ということで、擬似体験してみましょう。まずは、原木の水漬け。ウチのようなハウス栽培の場合、しいたけを発生させるために一昼夜、原木を水槽に沈めて水責めにします。それにびっくりした原木の中のしいたけ菌たちが「生命の危機だ!子孫を残さねば!」と胞子を飛ばすために顔を出すという仕組みになっております。原木を台車に乗せて水槽に運ぶわけですが、これ、細い木でも1本4kg、太いものだと13kgくらいあるんです。いわば10kgの米袋相当の原木を、当たり前ですが一本ずつ手で運ぶんです。だいたい1日に5枠から6枠を運ぶので、この作業を5〜6回繰り返します。その数300〜400本!動画はコマ送りにしてるので、一見ラクそうに見えますが、これは筋トレです。しいたけジム。この後、クレーンを使って水槽に沈めるのですが、これも重いし怖い。へっぴり腰です。さて、ここまでで3分の1。この水漬けを終えてからも、まだまだ木を運ぶ作業は続きます。前日に水漬けしておいた原木を棚に並べる作業(これも1日300本〜400本)、収穫が終わった原木を休養ハウスに片付ける作業(さらに1日300本〜400本)をこなすと、毎日900本から1000本の原木を手作業で運ぶことになるのです。年末年始と田植え時期を除き、この作業を毎日ひたすら繰り返しています。さらに、さらに、この日間スケジュールの他に、毎年2月には約1万本の木を山から運び出し、植菌して積み上げる作業、6月には上下左右をすべてひっくり返して積み直す“天地返し“の作業という年間スケジュールが組まれているのです。私たちは1年にいったい何本の原木を持ち上げているのでしょう。私の今までの主担当は、しいたけの収穫と選別だったので、今回初めて水漬け作業をやってみて、原木じゃなく菌床栽培に切り替える農家さんや、高齢により辞めてしまう農家さんの気持ちがよくわかりました。これは大変すぎる。しかし、こんなに大変でも原木栽培を今後も続けていきたい。その理由はプロジェクト本文に書いてある通りですが、もうひとつ実際に作業をやってみて、わかったことがあります。原木の持ち方、身体の使い方、洗練された動線など、まるで歌舞伎の“型“のようにも、陶芸や伝統工芸の職人技のようにも見える、作業動作の美しさ。それは、毎日続けることによって培われるものであること。原木をただ闇雲に積むのではなく、太い細いを見極めてバランスよく積み上げている美意識や、質を高めるために努力を惜しまない職人気質の高さがあること。▼上段がこの道何十年のお義父さんが積んだ山で、下段が素人の私が積んだ山。歴然の差。そこには、長年積み上げてきた技術の結晶と、手作業にこだわる原木しいたけ農家としての誇りがありました。 コスパを追求する現代の風潮とは真逆を行く原木栽培ですが、効率だけを追い求めるのはつまらない。一見、非効率に見えるものにこそ「たのしい」があるのだと私には思えるのです。


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新米の季節がやってきました!とれたてほやほやのお米を地元あつまの「おいしいもの」といただきます。第二弾は、10a〔テンアール〕小林農園さんの「平飼い有精卵」市販のエサは使用せずに、小麦や米ぬかなどを中心に北海道産の飼料を自家配合していて、抗生物質や輸入飼料は与えません。天然の青草もたくさん食べている鶏から生まれた有精卵です。平飼いとは?ケージ(鳥かご)飼いではなく、平らな地面の上で放し飼いの状態で飼育する方法です。自由に動き回れるので体力がつき、病気になりにくい健康な体に育つのだそう。鶏たちは一日中地面をかき回したり突いたりして昆虫を探したり、穴を掘った地面に体を擦り付けて砂浴びをしています。のびのびと育った鶏のおいしい卵を、新米にのせて食べるたまごかけご飯は、最高の贅沢ですね。平飼い養鶏 小林農園 / 10a(テンアール)株式会社詳しくはHPよりご覧くださいHP▶︎https://kobatama.com/