ご支援ありがとうございますヤンゴンかるたプロジェクトにご支援をくださった皆さま、本当にありがとうございます。終了からちょうど1ヶ月の昨日、ご支援いただいた方へのリターンの配送がすべて完了しました。1週間前後で到着すると思いますが、万が一お手元にリターンが届かない、または破損の場合には、お手数ですが、下記メールへご連絡ください。yangonkaruta@gmail.comヤンゴンから届く予定のDVD、また追加設定しましたFacebookグループへのご招待については4月頃となる見込みです。おまたせして申し訳ありませんが、準備が整うまで、しばらくお待ちいただければ幸いです。いま、世界で起きていること私は昨年2月1日にミャンマーでクーデターを経験し、3月の末に日本に帰国しました。あれから、もうすぐ1年が経とうとしています。世界で起きている混乱の中でミャンマーの報道も少なくなる中、湧き上がる気持ちを、今はまだうまく言葉にできません。一年前、ミャンマーの人々が理不尽に弾圧されていく状況を見た私は、いまウクライナで起きていることを他人事とは思えません。内政か侵略かの違いは、関係ありません。人々が殺されている事実は変わりません。誰かの利益のために、武力で支配されるのは絶対にあり得ない。国際社会は、これ以上人権侵害を看過してはいけないと思います。息苦しさの原因をまだ言葉にできない一方、私は言葉にならない違和感を感じています。私がミャンマーから帰国した時、友達は「大変だったね」と言葉をかけるだけで、ミャンマーの現状に対して、無関心でした。ミャンマーで今何が起こっているのか、いつクーデターが起きたのか、みんな知りませんでしたし、会話や授業の中で、ミャンマーのことを聞かれたり、話したりする機会はありませんでした。それが、プロジェクトを立ち上げたきっかけでもありました。でも、最近友達と話していると、ロシアのウクライナ侵攻がよく話題に上がります。「原因は何ですか」と先生に質問に行く生徒もいます。世界史の授業では、先生が解説する場面がありました。世界でいま起きていることに関心を向け、知ろうとすることは、何より大事なことだと思います。私たちは、世界の問題を決して他人事にしてはいけません。でも、SNSを開けばすぐにウクライナの情報が出てくる状況に、私はなぜか息苦しさを感じています。SNSではウクライナの義勇兵に志願する日本人が現れ、明確な対応をしない政治家を批判する声も上がっています。国会議員を揶揄するような投稿も見ました。でもミャンマーでクーデターが起きた時、「一緒に戦う」と声を上げた人も、政治家を批判した人も、今と比べ少なかったように思います。つい先ほど、日本政府がウクライナ難民の受け入れを検討しているというニュースを見ました。日本には難民認定を待っている人がたくさんいます。長年迫害されてきたロヒンギャの人々が難民認定を受け入れられないのに、ウクライナの難民を受け入れられる。違いは何でしょうか。人権が侵害され、そこで生きる人々が戦おうとする状況は同じだと感じます。なのに、人々がロシアのウクライナ侵攻に関心を持ち、ミャンマーのクーデターに対して、関心が薄いのは何故なのでしょうか。私はまた大きな課題をいただいたと思っています。地球市民の視点に立つ私は小さな頃から、兄に連れられ、宇宙関連の催しや、宇宙飛行士の講演について行くことが度々ありました。彼らは「宇宙からみる地球に国境はない」とよく言っていました。また、宇宙船の中に民族の隔たりは無いとも。長い宇宙の歴史から見れば、人間一人の人生なんて、たったの100年です。短い生の中で、争い、殺しあい、自分が死んだ後の100年に悪影響を残す意味はないと感じます。地球で生きる私たちは、悩んだり立ち止まったり、対立して違う方向に向かっていると思っても、皆、等しく同じ方向に向かって進んでいます。宇宙を知ることは、私たちにそれを教えてくれます。たった一つの世界で、さまざまな考えを持つ人々が、同じ時代を生きています。私たちが迎える未来も、ただ一つしかありません。伝えることが未来を変えると信じていま多くの人々が、世界で起きていること、そして日本という国の将来について考えています。ロシアのウクライナ侵攻がそのきっかけです。だからこそ、ミャンマーのことも伝えていくべきだと思います。私たちの生きる世界では、見えないだけで、たくさんの人が苦しんでいます。たった一つしかない地球を、世界の人々全員にとって生きやすい場所にするために、「見えない」部分にこそ、目を向けるべきだと思います。まずは、伝え、対話することが未来を変える一歩になると信じています。ありがとうございました改めまして、クラウドファンディングを実施した2ヶ月間、私たちの思いに寄り添い、見守ってくださりありがとうございました。NHKで放送されました。Youtubeをご覧ください。ヤンゴンかるた代表 野中優那
「カラフルなミャンマーに出会う」イベント開催しました2月23日、クラウドファンディング終了後、初のイベントを開催しました。多様な民族が織りなす人々の暮らし・文化と、それゆえの複雑さ。そんなミャンマーの過去と現在を、かるた・写真・アートから感じて欲しい。10代の若者から大人まで、様々なバックグラウンドの人々がミャンマーを通して繋がり、多様な視点から協働し、ミャンマーが今後進んでいくダイバーシティな未来をイメージして欲しい。そんな願いから「カラフルなミャンマー」のイベントは始まりました。朝早くから準備が始まりました私は当日の朝、他のイベントのプレゼンテーションが重なってしまい、皆さんに準備をお任せしてしまいました。(本当にすみません!!)Yokohama Pamphlet Campaignの皆さんも西日暮里に集まって募金活動。亀山仁さんが撮影される静かで、優しいミャンマーの人々。WARTさんの風刺漫画は駅を通る人も足を止めて見ていました。ロヒンギャについて語られる新畑克也さん。新町さんのご家族、コネクトの石田さんも応援に来てくださいました。イベントでは、写真や風刺漫画の展示のほか、かるたの実演もしました。本当にたくさんの方が応援に駆けつけてくださり、声援の言葉をいただいて、会場はとてもあたたかい雰囲気で、あっという間に時間が過ぎてしまいました。発送までお待ちくださいCafe Kalawさんからコーヒーが到着しました。段ボールを組み立てて、メッセージカードを書き、すべての梱包を終えました。宛名の確認と発送作業に1〜2週間程度かかる見込みです。もう少しお待ちください。よろしくお願いします。
イベントまであと2日となりました2月23日(祝日)に、JR西日暮里駅のエキラボniriでイベントを開催します。カフェ併設の会場なので、気軽にお話に来てください。今回は10代、20代、30代、40代、50代まで、すべての年代が協働するイベントです。ミャンマーをよく知る方も、これから知りたい方も、是非ご参加ください。会場では、かるたのデモンストレーションや、写真やWARTさんの風刺漫画の展示のほか、一時間に一回のトークイベントを予定しています。もしよろしければ、併せてイベントお知らせの活動報告もご覧ください。当日のお知らせまた、当日Youtube Liveでイベントの様子を配信します。Youtube Liveは、初めての挑戦です。遠方の方はYoutubeをご覧いただけると嬉しいです。ゼひリマインダーを設定してください。こちらのリンクからもアクセスできます。クラウドファンディング終了後、初のイベントです。皆様への感謝の気持ちをお伝えすると同時に、メンバーの出会い、かるたの札についてなど、お話したいと思います。それぞれの場所から、少しだけミャンマーについて考える日にしてください。(野中優那)
2月23日 JR西日暮里でイベント開催します2月23日(祝日)に、JR西日暮里駅 改札口すぐのエキラボniriでイベントを開催します。コロナ禍ですので、会場内は人数制限をしながら、マスク・消毒・換気に気を付けて実施予定です。かるた展示・写真展・風刺漫画のWARTさんとのコラボイベント。駅を通り過ぎるとき、ちょっと足を止めて、ミャンマーを知っていただく機会にしたいです。会場では展示のほか、1時間に1回程度のトークイベントも開催。遠方の方はぜひYoutTube Liveでご覧ください。ガラス張りの会場で、公開ラジオ収録みたいなイメージを考えています。NHK WEB NEWS にTV取材が掲載されました2月1日18時台に首都圏ニュースで放送された内容を、WEBニュースでも取り上げて頂きました。地方で応援してくださる方々、またミャンマーの方にもご覧いただけることになり嬉しいです。一人でも多くの方に、ミャンマーを知って頂きたいです。ぜひシェアしてください。よろしくお願いします。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220214/k10013483031000.html