ビッフェランチ当園のランチは栄養士・厨房スタッフにより献立・調理される完全給食です。特に幼児組は、ビュッフェランチで子どもが習得すべきマナーと自主性及び自己責任を育てます。調理師との対面コミュニケーションにより偏食の改善に繋がっています。また、アレルギー食は代替食の用意をし、ビッフェランチとして提供します。 私たちは幼児には、ビッフェランチを推奨しています。例えば、子どもがポテトサラダを取りました。食べ始めたら、中にグリーンピースが入っていました。グリーンピースを嫌いな子どもは、それを当然避けます。その時、「一緒に食べちゃいなさい」と言われて食べても、好きになることは絶対ありません。逆にもっと嫌いになります。強制されて食べた物が好きになることは、絶対ありません。自分からの意思で食べた時こそが、初めてそれが克服していける最初のチャンスです。それを気長に待たなくてはならないし、その子どもの自発的な思いを、待つことの方がとても大事です。ビッフェのルールは、一旦選択して取った物は、絶対残さないということです。でも、とってしまった時に、もしグリーンピースがはいっていたら残せばいいのです。残したら「ごめんなさい」と言う意味で、お皿の端にグリーンピースを丁寧に寄せることが「ごめんない」の意思表示です。「食べたくない、嫌いだから」をそのままにするのではなく、きちんと始末させることがブッフェランチの大切なところだと思っています。当園の中にあるたくさんのこだわりと同じく、このインソールにもとても強い思いが入っている商品です。ぜひこのインソールがみなさんのお役に早くたてることを願っています
大切な足裏の形成について近年、子ども達に偏平足が増えてきています。なんと5歳児の約半数が「土踏まず」が無いといわれているほどです。「土踏まず」の役割は、①立った姿勢のバランスをとること。②体重を支えること。③足の指の動きがよくなる。④飛んだり、飛び降りたりする時のクッションになることです。 足を使って転ばずに歩ける3歳ごろから徐々に作られるのですが、では、どうして最近の子ども達は「土踏まず」が発達しなくなったのでしょうか。それは、ゲーム機の普及により、外遊びが少なくなったこと、またどこに行くのも車や自転車に乗るようになったこと、そして、子ども達の自由に遊べる場所が少なくなったことなどが原因にあるようです。歩いたり、走ったりすることが減ったのかもしれませんね。「土踏まず」チェックは、あぐらをかいて足裏どうしをぴったりと合わせてみてください。会わせたときに足裏に隙間があるとOK!逆にぴったりくっついてしまっていると、「土踏まず」が正しく形成できていないのです。しかし、「土踏まず」や足裏の筋肉は8歳ごろまでつくられていくものなので、心配しなくても大丈夫です!足裏の筋肉を作るには、やはり足の指の力をつけること。足の指を曲げたり伸ばしたりすることで、足根骨が上方向に動いて、「土踏まず」が作られるのです。当園では、この靴を履いているときにも自然と足裏の能力を十分発揮できるよう、インソールを作りました。靴を履いているときも、正しい姿勢や重心、体幹を整えることでしっかりと足裏の形成にもつなげてきます。子ども達の足裏の形成を今一度見直す機会にしていただければ嬉しいです
当園のお誕生月の子どもは、一番大切な宝物をお友達に紹介してもらいます。私たちは、子どもの選択・決断に対し、尊厳をもって受け止めなければなりません。おもちゃ・ぬいぐるみや貝殻、小石、自転車もありました。可愛がってるペットや抜けた歯、あやとり、初めてもらった賞状、小さな弟妹の赤ちゃんを連れてきた園児もいました。私たちは、子どもの選択・決断に対し、尊厳をもって受け止めなければなりません。 一年に一度特別な日に持参する宝物は、大人が誘導することなく、子ども自身、自分で決める経験を通して、お互いの個性を認め合い、話を聞くマナーを身につけます。
本日は当園モニターのこどもたちを、専門家の先生に見ていただいたときに頂いた言葉を紹介します。普段のその子の成長もあるとおもいます。参考になれば幸いです。※本内容における記載及び体験談については、あくまで個別的なものであり、全ての方に効果を保証するものではありません。・左肩が上がってるのが、整ってきています。顎が上へあがってるのも真っ直ぐになってきてます。腰が前へ傾いているのも戻ってきてます。肩からかかとにかけての重心の位置が後ろだったのが体の中心へきています。・右膝の曲がりが真っ直ぐになってきました。重心の位置が後ろが前へ戻ってきています。右腰持ち上がってるのが、戻ってきてます。・立った時の姿勢、右膝の歪みが伸びてきてます。重心も中心へ戻ってきています。・右膝が伸びてきました。肩が左が上へあがっているのが、まっすぐになってきています。頭が右へ曲がっていたのが、首がまっすぐになってきて、首の上にきれいに頭がのってきています。・真っ直ぐ立てておらず、お尻がひけて顎があがっていましたが、腰の位置も戻ってきてます。重心の位置が前(爪先のほう)でしたが、重心の位置が少し中心へ戻ってきています。首が右へ歪んでたのが、少し戻ってきました。・頭が左前へ傾いてたのが、戻ってきてます。(他はまだもう少しです)・右肩が下へずれてたのが戻ってきています。首が左へ傾いていたのが真っ直ぐに近くなってきました。O脚も改善されてきています。・右腰上がってたのが戻ってきました。腰(仙骨)がかたまって動いてないのが戻ってきました。重心がの位置が後ろ(かかとの方)だったのが前へ(中心へ)戻ってきました。・頭が右へスライドしている状態が、ずいぶん戻ってきました。胸が前へ出てるのが、戻ってきています。お腹の出っ張りも戻ってきてます。(肋骨が動いてきている)両膝が引っ付くようになってきました。(O脚が戻ってきてます)
<01(ゼロワン)指導法>についてご興味ある方はぜひ一つ前の活動報告もご覧ください。01(ゼロワン)は、アメリカNASAの宇宙開発の中で使用された開発プログラムの名称をお借りしました。こどもが興味を持って集中できる短時間に確実に理解させる指導方法です自己満足や子どもだからと子どものせいにするのではなく、子どもが理解できないのは指導者が悪いという常に相手の立場に立って子ども性を理解し進める指導を総称して、当園では01指導法といいます。我々は一人一人の子の二度と帰らぬ今の一瞬を預かっているのですから真剣に向き合わねばならないことはNASAと同じです。進歩する科学は、近々、「慈愛」や「三つ子の魂」のような昔の抽象的な観念的表現をも脳科学として解明立する事になるでしょう。京都大学霊長類研究所がヒトの大脳の巨大化は生後2年間の大脳内部の構造変化が関係しており、その大脳の白質(神経線維の束)の急速な増加によって神経の連結が強化されて知性の誕生に寄与していると発表しました。これは、チンパンジーと比較しての人の脳の巨大化の差異を証明したものですが、生後2年の大脳急成長時の知性には情愛の基盤も含まれているものと思われます。これは、人にとって人格形成時期の保育がどれほど重要であるかの証明になります。乳幼児に豊かな感性を与えたい私たちは、真実の資質が問われることになります。即ち、白質(神経線維の束)が急速増大する時期(生後2年以内)の慈しみの微笑みと優しい言葉かけ、温かい愛撫と満足な食事や快適な感覚が豊かな心の形成になるのです。泣く事でしか表現できない子の要求が何なのかを素早く探しだし、満足させる保育者でなければなりません。保育者として自分の微笑みは慈しみの微笑みか?話しかける言葉は優しいか?乳児を担当する保育士は自身の豊かな心持(こころもち)が求められるのです。保育士が自らの表情、声、振舞を豊かにしていく弛まなき努力を継続していかなければならないのです。この考え方と行動が「乳児の01(ゼロワン)」だと考えています。正しい姿勢で過ごすことでもたらされるお子さんの成長、インソールが大事なお子さんのサポートをしてくれることを願っています。