こんにちは!ヴィオラの池辺真帆です。いつも応援&活動報告をお読みいただきありがとうございます。今日は私の鎌倉に住んでいる祖母の家に遊びに行き、祖父のお墓参りにも立ち寄りました。祖母は茶道の先生をしているので、お庭には茶花が沢山植えられています。その中で今回初めて知った草花の名前がありました。まるで葉っぱの上に人が乗っているように咲く『花いかだ』祖母のお家のお庭に咲いていた白いお花を祖父のお墓に生けました。祖父のお墓は建長寺にあります。竹林も美しかったです。桜スポットもありました!鎌倉の新緑の季節は最高ですね!自然からパワーを沢山もらって4/25のアール・ド・ヴィーヴルかながわのコンサートも頑張ります(≧∀≦)
皆さま こんばんは。温かいご支援 応援に心から感謝いたします。そして今日も活動報告をご覧頂きありがとうございます。今日は スイーツをこよなく愛する私とあるケーキ屋さんのお話しです。 私は月2回位 私用の為西武線飯能駅の近くに行きます。以前は必ず池袋を経由していましたが、今は横浜から私鉄相互乗り入れ線のおかげで便利に移動出来るようになりました。飯能駅近辺は昨年は大河ドラマ「青天を衝け」の渋沢平九郎の最後の戦いの地としてクローズアップされて盛り上がっていましたね。さて….ケーキ屋さんの話に戻りましょう。飯能には四半世紀近く通っている私ですが、目的地までの歩く動線はいつも同じです。ですが 先月 いつもと反対の方向に用事で向かい 知人から教わった駅への近道を曲がってみると…目に飛び込んで来たのは私が相模原市在住の大学生の頃から慣れ親しんだマイケーキ屋さんの看板でした。思わずお店の中をガラス越しに覗き込むと これまた慣れ親しんで来たケーキ屋さんの包み紙!何故ここに私の大好きなケーキ屋さんが突然目の前に現れたのかしら?と思うより先に私は行動を起こしていました。お店には穏やかな店長さんのおじさまがにこやかに出迎えてくれました。こうなると私のケーキ愛は炸裂して注文に集中します。そして店長さんにお話を伺ったところ、かつて都内にあったケーキ店から暖簾分けをして都内はもちろん、相模原、津久井、そして飯能にも支店が登場したそうです。今では件数も減って来ているそうですが、私が相模原のお店にお世話になっていて今日のこの素敵な偶然を店長さんにお話をしたらとても驚かれそして喜んで下さいました。後日、知人情報によるとこのお店の人気No.1は注文してからクリームを注入して貰うシュークリーム、もちろん私も後日しっかり味わいました。絶品です。そしてミニデコ(小さいサイズのホールケーキのショートケーキ)シブースト、モンブラン、そしてチョコレート系も充実…マカロンも人気…要するに全て美味しく そしてお手頃価格も魅力的です。デザートからスイーツと呼び方は変わってもそのお店の味を守って地域に愛されている店長さんの心意気を感じ、これからも飯能に行く事が益々楽しみになっている私です。
クラウドファンディングにご協力いただいている皆さま、これからご協力いただける皆さま、通りすがりの皆さま、こんばんは!チェロの長南牧人です。さてさてさて、前回の続きです。ネックが出来上がったら、本体に取り付けます。ルネッサンスの頃の弦楽器はわざと本体に対して斜めに取り付けられたりしていましたが、ヴァイオリンなどはやはり直角に正確に取り付けられていた方が楽器が素直に鳴るようです。https://www.instagram.com/p/CAJU0mKAxft/?utm_source=ig_web_copy_link製作加工があまりお上手ではなくネックが斜めに入っちゃっている楽器はネック入れ直しなどの修理で真っすぐに直したりします。https://www.instagram.com/p/CEysKHVAdfx/?utm_source=ig_web_copy_linkネックとボディーが無事にくっついたら、次はニスを塗っていきます。ヴァイオリンなどに使われるニスは主にオイルニス、アルコールニスの二種類があります。天然の樹脂や鉱物、色素などをオイルニスはテレピン油や亜麻仁油、アルコールニスはエタノールに溶かしたものです。誰かごま油でオイルニスを作らないかしら。美味しそうな香りのヴァイオリンが出来そうですね。冗談はともかく、ニスは楽器保護、音教的な意味合い、などがあるようです。レシピも製作家によってさまざまです。https://www.instagram.com/p/Cbu-H_joe32/?utm_source=ig_web_copy_linkガラスの板の上で材料をすりつぶし、調合します。https://www.instagram.com/p/Ca8z4jagQYu/塗ります。https://www.instagram.com/reel/CaQNF-wAubr/?utm_source=ig_web_copy_linkhttps://www.instagram.com/reel/CY4w9wqBWN1/?utm_source=ig_web_copy_linkこのニス塗り、下地色を塗ってから乾かし、目止めを塗っては乾かし、紙やすりでツルツルにしてニスを塗り始めて薄く何層にも塗るので、塗っては乾かし、塗っては乾かし、を何回も繰り返します。外に吊るして日焼けさせる職人さんもいらっしゃるそうです。アルコールニスは乾くのが速いのですが、オイルニスは時間がかかり、紫外線ライトを当てて固まるのを速くさせたりするそうです。早くても一か月、数か月かかったりするので、気の遠くなりそうな作業です。・・・気が遠くなってきてしまいましたが、今日は続けましょう。さて、そのオイルニス、熱や湿気で緩みやすいのでケースのクッションの跡が付いてしまっている楽器など良く見かけます。かくいう私も夏の半野外での仕事の時に、ズボンがペッタリ楽器に貼りついてしまった事があります。迂闊に剥がすとニスが取れて白木が剥き出しになったりするので剥がす時になんともいえぬ気持になりました。そんなわけで、チェロは裏板の胸が当たる部分はとんでもない事になっていたりします。ニスが塗り終わったら、今度はフィッティングです。フィッティングとはペグ(糸巻)、駒、魂柱、テールピース(緒止め)、顎あて、テールガット(緒止め糸)、エンドピンなどを取り付け、調整する事です。チェロは顎には挟まないので顎あてはなく、エンドピンは金属製の棒を収納出来るようになっている物を使います。このフィッティングのパーツやチェロのエンドピンについては、本一冊書けるくらい多様性があるのでまたの機会に詳しくお話ししたいと思います。これらは市販品もありますが昔はもちろん全て職人さんの手作り、今でも凝っている職人さんはご自分で作っていたります。https://www.instagram.com/p/CaakIzwAvRb/?utm_source=ig_web_copy_linkヴァイオリンの駒は大量に見るとゲシュタルト崩壊でだんだん妖怪ぬりかべに見えてきたりします。https://www.instagram.com/p/Ca-oQ6rggUl/?utm_source=ig_web_copy_linkしませんか?俺だけかなぁ(笑)それでは、次回もお楽しみに!
こんばんは、松尾茉莉です。いつも応援ありがとうございます!神奈川はここ二日間冷たい雨が降っておりますが…みなさまいかがお過ごしでしょうか?さて、本番(今月25日月曜日)まであと3週間!!!とてもわくわくしております。ピアノ五重奏という編成はなかなかお仕事で演奏する機会がないですし、学生の頃、夏季セミナーや授業でさせてもらえたくらいなので今回は本当に貴重な経験です。いつもオーケストラでは後ろの方で演奏しているため、指揮者やコンサートマスターの指示通り、音楽の作り方も頼りっぱなし。つまり、こういう室内楽をする機会を作ると自分にとってたくさんのことが学べ、初心にもどる機会をいただけます。自分の弓さばきで相手にテンポや音量、感じ方を伝えるためのテクニックをいろんな動画をみて研究中です。その中でも特に素敵な動画があったので下記に載せます!ファーストヴァイオリンのヤンセンさんの楽しそうに弾く姿、そして周りの奏者のアンサンブルセンスがいろんなところで光っていてとっても聞き入ってしまいます。それでは明日の活動報告もお楽しみに!
クラウドファンディングにご協力いただいている皆さま、これからご協力いただける皆さま、通りすがりの皆さま、こんばんは! チェロの長南牧人です。さてさて、今回は前回途中で終わった楽器製作の続きをお話ししましょう。F字孔が出来上がったら、次はバスバーを取り付けます。バスバーは日本語では「力木」とも言われ、表板の裏側に張り付けられている、梁のようなものです。正面から見て左側にバスバー、右側に魂柱があるので実はヴァイオリンの表板の内部は非対称です。https://www.instagram.com/p/CbmrDNovppm/?utm_source=ig_web_copy_linkこのバスバーの取り付けも難関らしいです。かなり音に影響もありますし、取り付けが悪いと使っているうちに剥がれて雑音の原因になり、表板をあけて付けなおすのは人間でいうと開腹手術、っていう事になってしまいます。https://www.instagram.com/p/B8L44tDi58I/?utm_source=ig_web_copy_linkバスバーの取り付けが終わったら次は横板、裏板、表板を貼り付けます。これで共鳴箱の完成です。https://www.instagram.com/p/B8bcG0miYMG/?utm_source=ig_web_copy_linkさて、箱だけあっても弦が張れないので、次は弦を張るネックと指板を作ります。ネックの中でもスクロール(渦巻)部分は「顔」に相当する部分、音には影響がない部分、と言われていますが作者の個性や職人技がそのまま出る部分でもあり、近年では大いに音に影響がある、との研究結果も出ています。https://www.instagram.com/reel/CamvvrTFcWn/?utm_medium=copy_linkクレモナで学んで、今ニューヨークで活躍している製作家の友人が面白いスクロールのヴァイオリンを造りました。http://hajaandchi.blogspot.com/2015/とてもユニークですね。実際にドラクエのコンサートで使用されたそうです。ペグボックスもくり抜いていきます。https://www.instagram.com/p/B_-XVDgokYk/?utm_source=ig_web_copy_link指板は黒檀を使用するので加工が難儀、カンナの歯もすぐにボロボロになり、サンドペーパーで仕上げの時などは辺りが真っ黒になるそうです。https://www.instagram.com/reel/CXiwAXig7NU/?utm_source=ig_web_copy_linkhttps://www.instagram.com/p/CKT3deMgCyi/?utm_source=ig_web_copy_link現代社会で普段、工業製品に囲まれて生活しているとこれらの本当に気の遠くなるような作業、職人の気持ちが込められている楽器自体も、芸術作品ですよね。・・・気が遠くなってきてしまったので、今日はこの辺で失礼します。次回も続きを。次の他のメンバーの活動報告もお楽しみに!