サンガ新社オンラインイベント熊野宏昭先生クラファン最終日イブスペシャルミーティング2022年4月2日(土)20時 開催!(約1時間)クラウドファンディング最終日前夜のイベントです。本書の魅力を著者の熊野宏昭先生にお伝えいただきます!zoomミーティング参加費無料あなたはZoomミーティングに招待されました。開催時刻:2022年4月2日 08:00 PM 大阪、札幌、東京このミーティングに事前登録する:https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZUsdOuoqD0uGN0D5rui19us5daWyXEqH2PI登録後、ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。* * * * *熊野宏昭先生対談集『瞑想と意識の探求』刊行クラウドファンディング4月3日(日)23時59分まで!マインドフルネスの第一人者、熊野宏昭先生の対談集紙書籍を刊行します!https://camp-fire.jp/projects/view/537381『対談集 瞑想と意識の探求:一人ひとりの日本的マインドフルネスに向けて』熊野宏昭[著]2022年4月末刊行予定株式会社サンガ新社刊定価:3,960円(税込)【6人の対談者】横田南嶺老師(臨済宗円覚寺派管長)アルボムッレ・スマナサーラ長老(初期仏教長老)鎌田東二先生(京都大学名誉教授)西平直先生(京都大学教育学研究科教授)柴田保之先生(國學院大學人間開発学部初等教育学科教授)光吉俊二先生(東京大学大学院工学系研究科特任准教授)ご支援どうぞよろしくお願いいたします!
柴田保之先生のこと――熊野宏昭先生のコメント⑦熊野宏昭先生対談集クラファン開催中!熊野宏昭先生の各対談者の方々の感想をご紹介する活動報告。今回は本書の第5章でご対談の國學院大學人間開発学部初等教育学科教授の柴田保之先生についてです。* * * * *柴田保之先生との対談について私は、この柴田先生のことをまったく存じ上げていなかったので、「また編集者が面倒くさい話を持ってきたなー」とか思ったのを覚えてます。「まあでも、仕方ないから本を読んでみよう」と思い、編集者が送ってきた柴田先生のご著書『沈黙を越えて:知的障害と呼ばれる人々が内に秘めた言葉を紡ぎはじめた』読んだのですね。これは、本当に驚きましたね。「え、こんなことってあるの?」と。それで私も柴田先生が主催されている障害当事者研究会の「きんこんの会」に出席させていただいたんです。そしたらですね、驚きました。本当に驚きました。ここまでの対談は、私はそれなりに知っている世界だったんですが、これはまったく知らない世界でした。鎌田東二先生の話の中に、「すべての自然、日本の自然で、歌を歌っていないものはない。その歌を聞き取るのが和歌であり、俳句なんだ」というようなことが古今和歌集の序には書かれている、という紹介がありました。そういう、生きとし生けるものが歌っている歌が聞こえれば、完全受動態になれるというのはわかります。でも、それは私の中ではまだ概念にしかすぎなくて。そういうことが、まあ、できるのだろう。そういうふうになれたらいいな。というふうに私は思っていたんですが、この柴田先生の研究会ではですね、それが実際に目の前で起こっているんですよね。 普通、言葉をしゃべれるはずがないと思われているような重度の知的障害の方々。あるいは、普通に落ち着いて話すことなんかできない、もう「ワーワー」と、ずっと騒いでいる発達障害の方々。そういう方々が、柴田先生が横に座ってその方の手を取ると、もう柴田先生の口を借りてなんですけれども、いろんなことを語り始めるんです。そして、その場には30人ぐらいの人たちがいるんですけど、それを、みなさんが黙って聞いている。もしそれが、柴田先生が勝手に思いついたことを言ってるだけだとしたら、みんなそんなふうに聞いてないです。みんながそれをしーんとして聞いている。それはもう、生きとし生けるものが歌を歌っているのを、みんなそこで一緒に聞いている。そういう感じなんです。私もそこにいて、その皆さんの話を聞かせていただいて、本当に心洗われる思いで「なんだろう、これは」と、本当に思いました。 もう驚きしかなかったですね。そして、そういう通訳する技術というのが訓練によってできるようになるというお話を聞いて、本当にびっくりしました。 鎌田先生は言霊の研究者なのですが、この柴田先生は言霊の実践家。なんかそんな感じさえしました。マインドフルネスとかヴィパサナーというと、言葉とか思考というのはなるべく離れてとなるのですけども、ここでは言葉の持っている可能性、言葉の持っている力というのはすごいものなんだと本当、感じました。(熊野宏昭)* * * * *ご支援金額100万円を超えました!ありがとうございます!引き続き、ご支援ご予約お願いします!『瞑想と意識の探求』事前予約クラウドファンディングに188人の方にご支援いただき、100万円を超える金額となりました。本当に、ありがとうございます! 冊数で199冊です!クラウドファンディングは4月3日(日)23時59分までです。皆さま、どうぞよろしくお願いいたします!https://camp-fire.jp/projects/view/537381
西平直先生のこと――熊野宏昭先生のコメント⑥熊野宏昭先生対談集クラファン開催中!熊野宏昭先生の各対談者の方々の感想をご紹介する活動報告。今回は本書の第4章でご対談の京都大学大学院教授の西平直先生についてです。* * * * *西平直先生との対談について西平先生のお話を最初にお伺いしたのは日本マインドフルネス学会でした。本書のために対談させていただいた1~2年前だったと思います。その学会のときのお話を聞いて「同じようなことを考えておられるんだな」と思って、一度きちんとお話ししてみたいなと思ったのがきっかけです。西平先生との対談は先生のご著書の『世阿弥の稽古哲学』を参照しながらお話させていただきました。先に対談した鎌田東二先生も世阿弥の研究者です。そういう繋がりもあって、鎌田先生が提出されている「完全受動態」というところを掘り下げていけるのではないかと。日本文化というのは、自分というものを非常に最小化しているというか、「自分というのが消えたところから日本文化は生まれている」というところがあるんだと思うんですね。だから「おれが」「おれが」というのが残っていると、たぶん能の舞も舞えない。自分というものを虚しくしていったら何もなくなって、能なんて舞えないじゃないか、というふうに考えてしまいますが、そこで「あ、そうか。無心に舞うんだ」と。ここで、無心というものの働きがあるんだということになります。鈴木大拙先生も無心の本(『無心ということ』)を書いておられますが、西平先生の本を読んだところ、そのあたりが非常に具体的に書かれていたので、これはお話をお聞きしたいなと。それからもう一つ、西平先生のご本の中に井筒俊彦先生の有名な『意識と本質』(岩波文庫)が出てきて、私も読んでみたんですね。そうしたら、これがまた驚くべき本でですね、ここに書いてあるようなことも考えておられた方なら、私が聞きしたいことをいろいろと知っているに違いないと。西平先生との対談は、私が聞きたいことを聞きまくるという、そういう役得みたいな対談だったのかと思います。その結果、非常に面白い話がいろいろ聞けました。そして西平先生にもまだおわかりにならないところがあるというところも率直にお聞きできて、ここまでの一連の対談の流れをまとめるものとして、ヒントをいただいいたなというふうに思いました。(熊野宏昭)* * * * *ご支援ご予約お願いします!『瞑想と意識の探求』事前予約クラウドファンディングに172人の方にご支援いただき、91万円を超える金額となりました。ありがとうございます。冊数で183冊です。クラウドファンディングは4月3日(日)23時59分までです。皆さま、どうぞよろしくお願いいたします!https://camp-fire.jp/projects/view/537381
クラウドファンディング支援者限定オンラインセミナー詳細決定!「瞑想実践【特別編】と日本的マインドフルネスをめぐる対談」5月26日(木)20時~【ゲスト】宍戸幹央さん (Zen2.0代表理事 )※開催は1時間半を予定。※開催当日に参加が難しい方も、アーカイブでのご視聴をいただけます。熊野宏昭先生宍戸幹央さん熊野先生の実践指導【特別編】を中心に、第2部で日本的マインドフルネスとは何かを語り合っていただきます。【第1部】熊野宏昭先生の瞑想実践指導【特別編】熊野先生が日々行っているヨーガや瞑想に基づいたご指導をいただきます。普段ワークショップ等でお話しされているものとは少し違った方法の実践になるとのことです。ここでしか体験できない時間をどうぞご一緒ください。【第2部】熊野宏昭先生×宍戸幹央さん対談Zen2.0代表の宍戸幹央さんをゲストにお招きして、フリートークをいただきます。鎌倉を拠点に日本的なものとマインドフルネスをつなぐ活動をし、本書収録の対談に深くかかわられた宍戸さんをお招きして、本書テーマである日本的マインドフルネスをめぐって、ご対談をいただきます。【プロフィール】宍戸幹央(ししど・みきお)一般社団法人Zen2.0代表理事、鎌倉マインドフルネス・ラボ株式会社代表取締役、一般社団法人21世紀学び研究所理事、アンビショナーズ・ラボ共同代表。東京大学工学部応用物理物理工学科卒。東京大学大学院新領域創成科学研究科修了。日本IBM株式会社を経て、企業の人材育成を手がけるアルー株式会社の創業期に参画。大手企業のグローバル人材育成から管理職研修、若手層の研修など幅広い分野の企業の人材育成に講師部門の立ち上げ責任者として関わる。独立後、株式会社イノセンティブ取締役を経て、鎌倉マインドフルネス・ラボ株式会社を立ち上げ代表取締役に就任。現在は、「企業向けの組織開発および人材育成」の活動と、鎌倉を拠点にした「個人の可能性開発としての学びの企画プロデュース」の活動を展開。■セミナーのみリターンコースを追加しました!書籍付きのセットのほかに、書籍の付かないセミナーのみのコースを用意しました。すでに書籍付きコースをご支援いただいた方も、セミナーのみのコースをご支援いただくことで、ご参加いただけます。※セミナーは2022年5月26日(木)20時開催予定です。※当日参加の難しくても、アーカイブをご視聴いただけます。■クラウドファンディング4月3日(日)まで開催中!https://camp-fire.jp/projects/view/537381どうぞよろしくお願いいたします!
鎌田東二先生のこと――熊野宏昭先生のコメント⑤熊野宏昭先生対談集クラファン開催中!あと9日!熊野宏昭先生の各対談者の方々の感想をご紹介する活動報告。今回は本書の第3章でご対談の京都大学名誉教授の鎌田東二先生についてです。* * * * *鎌田東二先生との対談について今回対談させていただいた6人の先生方の中で、私が一番なついているのが鎌田先生だと思います。なんと言うか、「ごろにゃーん」みたいな(笑)。鎌田先生と対談は、鎌倉・建長寺で開催されたZen2.0の企画だったのですが、本当にうれしかったんですね。私が鎌田先生と最初にお会いしたのは、わたしが25~26歳ぐらいでしょうか。少し年齢が上の鎌田先生が、30歳ぐらいの頃だと思います。お互い若かったときにお会いして、今回はそこから30年ぶりぐらいで、お話させていただいたんですね。20代で最初に鎌田先生にお会いしたときのインパクトといったら、本当にびっくりでした。「こんな人いるのか!」と。そのとき聞いた話はですね、「私はこの前、戸隠神社に野宿をしたんだけど、その日の夜に数百km離れたところまで幽体離脱して行ってきてね」みたいな話をされるんですね。「途中で富士山を見たら逆さに見えてね」とか。私はもう「えぇ? 何を言ってるんだ、この人は?!」と。お会いしたのは、「場」の研究で有名な私が大変尊敬する清水博先生が開かれた富士山麓でのシンポジウムで、松岡正剛先生など本当に様々な先生方が参加されて、とっても面白いシンポジウムでした。鎌田先生は当時から横笛を吹かれていて、その時の笛の音が素晴らしくて、「あ、こんな人もいるんだな。これはまさに日本の山野のような人だ、日本の自然そのもののような人だな」というふうに思って、すごく印象深かったんです。そうしてこの時期に30年ぶりに再会して、建長寺で対談させていただく機会を得て、鎌田先生にお尋ねしたかったのは、「どうしたら、単に気づく、ということができるんですか?」ということでした。(熊野宏昭)* * * * *あと9日です。ご支援ご予約お願いします!『瞑想と意識の探求』事前予約クラウドファンディングに164人の方にご支援いただき、87万円を超える金額となりました。ありがとうございます。冊数で162冊です。クラウドファンディングは4月3日(日)23時59分までです。皆さま、どうぞよろしくお願いいたします!https://camp-fire.jp/projects/view/537381