いつも、活動報告を読んで頂き、有難うございます。私がいつも溶接をしているものは品物です。今回のプロジェクトのTK鉄板は、いつもの品物とは違い『商品』です。そしてそれを手にしてくださるのは、企業さんではなく『一般の方』商品・一般の方に向けてですが、仕事で扱う品物と同じ目線・気持ちで作りました。最初のTK鉄板は、焼く面と縁(フチ)の黒皮は、取っていましたが裏面だけ黒皮が残っていました。しかしその状態は、私自身が、納得できる仕上がりではありませんでした。一度、自分でサンダーをかけて黒皮を落としたのですが、どうしてもサンダーの跡が残り『品物・商品』とは言えない仕上がり。焼入れをしてしまえば、焼き面もそれ以外の所も黒くなってしまい、ピカピカはわからなくなるのですが、お客さんの手元に届いた時、全面ピカピカの方が、お客さんの喜びは大きいと思い先輩方にも相談し『そりゃあ。取ってピカピカにするのが職人の仕事やろ』と言ってもらい全部の面の黒皮を機械加工にて落としてもらいました。全部を綺麗にする。ものづくりにこだわる。それが『職人の仕事』たった裏一面の黒皮があるかないかの違いなのですが、あるかないかで手に取った時の印象も変わります。その『たった』にこだわるか・こだわらないか。それだけの違いなのですが、職人がこだわり・Made In Japanと言う以上、その『たった』にこだわるのが、職人の仕事であると思っています。そして、その『たった』にこだわり、詰め込んだものが『TK鉄板』です。溶接しか出来ない私ですが、沢山の人たちの力を借りて時間と手間をかけて『最高のもの』を作ることができました。ですが、鉄板をすでに持っていらっしゃる方もおられる中で、全ての人に受け入れてもらえるとは、思っていません。ですが、私は『たった』にこだわって作ったTK鉄板が、一番最高の鉄板だと信じています。このプロジェクトも残り二週間を切りました。最終日までに1人でも多くの人に知ってもらえるよう、残りの時間も何卒引き続きよろしくお願い申し上げます。TK工業 溝内 健三
いつも活動報告を読んで頂き、有難うございます。今年の夏でTK工業は、開業して8年目に入ります。何も無い空の倉庫から始め、夏で8年目。独立当初は、正直『お金を稼ぎたい』その一心でした。必死になっても残らないお金。やってくる月末の支払い。仕事のしんどさより、気持ちのしんどさに追われた最初の3年。師匠と出会い『溶接の面白さ・奥深さ』を知れた4年目から6年目。そして若い子を預かる様になった7年目。今振り返れば、数年ごとに意識が変わるターニングポイントがありました。1人でこなしている時。天気が良ければ遊びに行きたい。仕事が詰まってくるとしんどい。そう思ってこなしていた時もありました。今年から若い子を預かり、2人で仕事をする。これは、私にとって初めての経験です。今迄、その時思った事を言葉にしていましたが、家内以外の誰かが私の言葉を耳にする。それは、その子にとってどんな影響を与えるのか。それに気づき発言する時、考える様になりました。友達に『お前は見られる立場になった。お前が変われるきっかけや』と言われた言葉。これからの季節、仕事はキツくなります。しかしそれを『しんどいと言うのではなく、楽しもうと』口にしようと思える様になりました。独立していなければ...この年齢になって、自分の意識が変わる事はなかったと思います。そして、このプロジェクトをしていなければ...改めて文章にして今までの自分を振り返ることも、無いまま過ごしていたと思います。文章にして、皆さんに発信させてもらう。そうすることで、また私の意識も変わり、皆さんに製造業の事を知っていただけた。今回、クラウドファンディングに挑戦させてもらっており、本当に良かったと思います。そして、沢山の方々に応援して頂き、本当に有難うございました。応援してくださった皆様のお気持ちに応えれるよう、私自身、品物と自分と向き合い『溶接屋として職人として』プライドを持ってやっていきます。プロジェクト終了の時まで見届けて頂ければと思います。TK工業 溝内 健三
いつもご支援や拡散のご協力有難うございます。クラウドファンディング達成率が200%まであと1%になりました。初めから最後まで、ゴールは同じと思っておりネクストゴールを立てていないのに、本当に有難うございます。今回のプロジェクトで流れている動画。私の本音が全て出ている動画。『切りっぱなしの鉄板4500円。ふざけるな』同じ鉄を扱う人間として、その『もの』にかかる金額が分かります。職人がこだわったと言うなら『それは違うだろう』その思いがずっとありました。だからこそ、同じ職人として許せなかったしだからこそ、あの一言が出ました。正直あのフレーズで炎上したらどうしようと思った時もありますしかし、動画を作成してくれたマサキ君が『絶対。大丈夫です』と言ってくれ『職人として最高の仕事をしよう』と言う私の想いを詰め込んでくれた言葉をつけてくれ最高の仕事から生まれたのが『TK鉄板』です。コロナ禍でアウトドアブームになり、鉄板が注目を浴びたこと・沢山の鉄板が出回っていること私も知っていました。そして今、挑戦するべきか悩みました。『TK鉄板』も同じ時期にクラウドファンディングのお話を頂いたのですが、その時注目を浴びている鉄板と同じ括りにされることも受け入れられず、動けませんでした。『今更鉄板?』と思われるよな。。。と思った時もありましたが、皆さんの応援してくださる気持ちに『挑戦してよかった』『あの一言は間違っていなかったんだ』と思います。いろんな形でこのプロジェクトを応援し関わってくださった方が沢山います。その方達皆んながいなければ、このプロジェクトを作成している時点で心が折れ、公開されることも無かっただろうし、達成もしていなかったと思います。本当に有難うございました。残り19日。走れる所まで走り抜きますので、引き続き宜しくお願いいたします。そして、最後の日まで見てもらえれば嬉しいです。TK工業 溝内 健三
私のことを知ってくれている人たちからしたら、『何でクラウドファンディング』と思っている人も沢山いると思います。始める前、周りにどう思われるか。とても不安でした。お金集めと思われるか・・・お金儲けと思われるだろうか。正直今でもその気持ちは有ります。しかし、そう思われてしまうのには、今迄の自分自身の人との関わり方・発言にそうさせてしまう何かを自分で作ったからだと、今は受け止めることができます。クラウドファンディングなので、皆様からご支援と言う形で、応援してもらい自分の想いを形にさせてもらう。確かに、お金集めと思われても仕方のない事だと思います。TK鉄板が完成し、作った鉄板が皆んなのおかげで沢山の人の手に渡り。誰かの生活の中に私の作ったものがある。そしてTK鉄板を家宝と言ってくれたり、ほんまにいいもんやねん・いいもんやから勧めてるだけよ。と誰かに伝えてくれている人がいる。夫婦2人では、こんなに沢山の人の手に取ってもらえてなかったと思います。だから今回、クラウドファンディングに挑戦したのはそう言った人たちへ、少しでも恩返しがしたかったからです。私にとって今回のクラウドファンディングは、今迄周りにいてくれている人たちへの『決意表明』でもあり、そして新しく私の事を知ってくれた方達への『今迄の私と今の私・気持ちを知ってもらう場所』とし、今回このプロジェクトをやらせて頂きました。色んな形で応援してくださってくれている方々には、本当に心から感謝とお礼の言葉を伝えても伝えきれません。そしてそれは、ご支援のある無しに関わらずいつも『活動報告』を読んでくださっている方たちにも、同じ想いです。高齢の私の師匠。インターネットやSNSはできません。でもその方達の想いを言葉にし発信し、1人でも多くの方に製造業を知ってもらう。これは今、少しだけパソコンが出来て、SNSをやっている私達のできる事だと思っています。そうして知ってくれる人がいた。それが、皆さんからの『製造業への愛』だと受け止めています夫婦で『皆さんからの愛に溺れてしまいそうだ』と話します。シェアや拡散に書いてくれている言葉・支援者が現れましたと届くメールに添えてくださっている一つ一つのメッセージ本当に私の様な1人の人間に有難うございます。このプロジェクトを行ったことにより、私は本当の『ありがとう』と言う言葉の意味を知れました。『活動報告』と言うより、私の周りにいてくれている人・私の事を知ってくれた人への手紙になってしまいましたが、最後まで読んで頂き有難うございます。このプロジェクトも残す所、後20日程後少しの期間だけ、私に皆さんの力を貸してください。もし貸していただけるのであれば、拡散やシェアと言う形で力を貸してもらえればと思います。私も残りの時間、最後まで伝え続けていきますので、何卒よろしくお願いいたします。TK工業 溝内 健三
いつも『活動報告』を呼んでいただき有難うございます。今回は私が『ものづくり』この言葉にこだわる理由を知ってもらえればと思います。よく目にする言葉『ものづくり』または『モノづくり』同じ言葉でも平仮名で書かれる『ものづくり』とカタカナの『モノづくり』読み方は同じでも意味が微妙に違います。会社のインスタグラム等で投稿するときに使うのは『ものづくり』です。何故なら平仮名の『ものづくり』は熟練した技術者が、極めて細かく巧みな物を作る事であり、日本の製造業とその精神や歴史を表します。単純作業での製造ではなく、特に職人などの高度な製造な場合にこう言った表現を用いられる事が多いそうです。『ものづくり』は大和言葉と言われ、この場合の『もの』は『鉄』を意味する説もあり、日本の技術は海外からの技術だけでなく、日本の技術の延長線上に『現代の製造業がある』と言う認識で使われているのが平仮名の『ものづくり』と言う言葉です。また、カタカナの『モノづくり』は生産物に対して、新しい開発方法を考え・より良いサービスを取り付け・付加価値を吹き込む事であり、『モノづくり』は生産だけではなく、その製品をどう販売して・どう使うかまでを考えることも含まれます。平仮名の『もの』は製品であり、カタカナの『モノ』は商品を指します。何気なく使う言葉ですが違いが気になり調べて意味を知ったとき、私の中の『ものづくり』は平仮名の『ものづくり』だと思い・その日からこの言葉に決まりこだわっています。今後も溶接屋・職人として『ものづくり』にこだわり、続けていきます。言葉の意味を知ってもらい、もう一度プロジェクト本文、インスタグラムを見て頂ければとても嬉しく思います。TK工業 溝内 健三注:読んだ文章には、詳しく説明されていましたが、抜粋して書かせていただきました。