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ニジェールに新しい村を!自治の村を作り直し、アフリカ本来の共助を取り戻したい!

ニジェールの小さな村に暮らし始めて今年で12年になる日本人・三木夏樹さんから、「新しく村を作ろうと思う。知恵を貸して」と相談を受けたことからこのプロジェクトがはじまりました。貨幣経済によって生きづらさを感じている村人と手を組み、マダルンファ県内にある荒野の土地を買い取って、新たに村作りに挑戦します。

現在の支援総額

5,073,350

181%

目標金額は2,800,000円

支援者数

474

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/08/19に募集を開始し、 474人の支援により 5,073,350円の資金を集め、 2022/10/16に募集を終了しました

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現在の支援総額

5,073,350

181%達成

終了

目標金額2,800,000

支援者数474

このプロジェクトは、2022/08/19に募集を開始し、 474人の支援により 5,073,350円の資金を集め、 2022/10/16に募集を終了しました

ニジェールの小さな村に暮らし始めて今年で12年になる日本人・三木夏樹さんから、「新しく村を作ろうと思う。知恵を貸して」と相談を受けたことからこのプロジェクトがはじまりました。貨幣経済によって生きづらさを感じている村人と手を組み、マダルンファ県内にある荒野の土地を買い取って、新たに村作りに挑戦します。

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三木夏樹の言葉。
2022/09/03 08:00
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三木さんとは、トップページでも記載しているようにベナン共和国に派遣され、そこで交通事故に遭わなければ、ここまでの繋がりを持てなかった人です。人との繋がりは、いつも不思議なご縁によって成り立っているように思います。そもそも会社をやるなんて、これっぽっちも思っておらず、これも人とのご縁で会社を立ち上げたところが強いのです。24歳のとき、ベナンに向かうまでの僕は、不可抗力で難民支援がしたいと国際協力機関で働くことを志していました。三木夏樹という人間との出会いによって大きく舵取りすることになったのです。三木夏樹とのやりとりは、いつも魂が震えて、ぼくが中途半端な気持ちで取り組んでいることをいつも見透かされていました。彼からもらった、いくつものメールの中からちょっと恥ずかしさもありますが、公開しても良さそうな文章を抜粋して活動報告に掲載してみたいと思います。彼からの言葉は、いつも僕に大切な気づきを与えてくれるのです。昨日京都駅の近くの高架下で夜行バス待ってる時、高架下のホームレスの人が道路に向かって立ちしょんして、そのすぐ横をお客さんを乗せたタクシーがどんどん通り過ぎてて、あの住む世界が切り離された感がとても違和感だった。自分がこれまで見てきたアフリカを思うと、こんな切り離された世界が異質に見えて、「これが世知辛い世の中というのか」と思ったよ。--子供のころは家の前の畑でみんなで遊んで、朝は畑のおばちゃんが野菜売りに家に来て、夕方醤油借りに近所に行ったり、隣の家で晩飯食っていったり、たけのこの時期は、近所みんなで竹薮入ってたけのことったり、冬は畑のあぜ道でつくしとって、汁物の具にしたり、みんなでわいわいやってたのに、今は全部なくなったわ。全部お金との取引になって、買い物も一番身近なのが「畑のおばちゃん」「タバコやのおばん」から「スーパー」にかわった。普通の人とのふれあいがなくなって、ひととなりのわからない者同士の店員と客の関係が多くなったね。もっと敷居を低くして、普通でいいのにね。成功とか失敗とかどうでもよくて、立ちはだかるものを前に、自分がどうあるかが一番大事なことやと思う。うまくいく経験からは、うまくやるテクニックしか得られない。うまくいかない経験からは、逆境に立ち向かう底力、自分の小ささを知り、周りにいてくれる人たちの大切さ、しんどい人たちの気持ちがわかったり、肥やしは多い。何より、孤独を知ることで、人は軸を得る。これからも、自分で決めて生きていけよ。やってみて、違うと思ったら、いつでも振り出しに戻ってやり直したらいいし、壁にぶち当たったら落ち込んだらいい。でも、腐るな。弱さは人の心に寄り添える力になって、強さは人を突き動かす道しるべになる。どっちも必要や。ただ、弱さが傷のなめあいになったり、強さがおごりになってはいかん、といつも思ってる。世界中で戦争があって、戦後もずっと戦争の痕跡に苦しむ人たちが今も出ているんだと思う。誰かをカテゴリーの中に押し込めて、否定、批判するんじゃなくて、許して、認め合える世の中にしたい。--人と向き合おうとする。そうしないと、生きた心地がしないんやろうな。だから建前とか上辺の付き合いが苦手で、気の合う人とは真正面から素で付き合う。建前と上辺の付き合いの人たちからは、「何考えてるのかわからない」「怖い」って言われる。真正面から素で付き合う人からは、俺といると「なんか楽」って言ってくれる。祐斉にもメールで書いたとおり、俺は昔の家の事情から、心にぽっかり穴の開いたような人間。だから、「こいつとの付き合いは大切にしよう」と思ったら、理屈抜きに一生もの。きっと人恋しいんやろうな。しっかり愛情をもって人と関わりたいと思ってるんやろうな。日本人に対しても、俺にできることがあったら 、やるよ。何か俺にできそうなことがあったら、いつでも声をかけてや。ニジェールのほうでも、祐斉に助けてほしいときは、頼むで。あと、俺にできることはないかもしれへんけど、祐斉が困ったときはいつでも連絡するんやで。どんなことがあっても、俺は祐斉の味方やで。こんな内容のメッセージが込められたメールを何通ももらいました。またベナンにいて日本に不本意な形で帰国することになった際は、A4のコピー用紙10枚にびっしりと言葉を敷き詰めた手紙をくれたりしました。ここまで人と向き合ってくれた人は、両親以外にいませんでした。そんな彼の困り事なので、全力で挑んでいる背景があります。こんな腹の座った日本人がニジェールにいるということを日本の人たちに知ってもらいたかった、というのが本プロジェクトをクラウドファンディングに掲載したという裏の理由の1つでもあるのです。


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このプロジェクトを進めていくうえで、自分が儲かる何かを作らないと自らはジリ貧になっていくことは明確だったので、何かを作ろうと思っていたところから数々の返礼品が生まれました。支援者と支援を受ける側が、win-winになるだけではなく、ぼく自身もwinになる必要がある、そう思ったのです。いわゆる滋賀の近江商人の「三方よし」のことかもしれません。ニジェールの村を訪れた際に、日本と繋がっているからこそ何かできないか、村人に聞き込んでみたり、散策してみたり、腰の骨が折れていて激痛に耐えながら隣の村やマーケットなどにも市場調査に出かけました。大きな街には、たくさん品物はあったのですがどれもこれも輸入品。布を使った製品もたくさんありましたが、想像できる何かではなく、想像出来ない何かを作りたいと思っていた僕は、諦めずに何度かマーケットへ通ったところ、赤と黄緑色の実がゴロゴロと売っていたところを発見しました。「これは何?」と聞いてみると、「コーラナッツ」と言う答えが返ってきました。「コーラナッツ」は西アフリカ原産で、僕が以前に住んでいたベナンの村でもよく見かけていたので存在は知っていました。なので「こんな乾燥地域にもコーラナッツがあるのか」とサンプルに3つほど買って村に買って帰ってみることにしました。そして、オマルをはじめ村人たちに相談すると、この地域でも昔から薬草的な使い方で使っていたということがわかりました。クラフトコーラは、日本でもブームになったことがあり、生産地から輸入をやっているところは稀なので「これを自社で作って、販売してみよう!」と思い立ち、帰国後にアフリカで栽培されているモノや既に輸入されているものを掛け合わせ、何度もテストを重ねて、納得のいくレシピが出来たので今回、クラウドファンディングの返礼品として用意することができたのです。さらにアフリカ原産の原料に限りたいので、タンザニアにスパイスの買い付けまではじめるこだわりっぷり。笑なんと言ってもパッケージは京都のFarmoonというお店でたまたまお会いした大森さん。そして文字は新しい村に移住する予定の子どもが一生懸命書いた文字を組み替えてロゴを作ってみてみました。コーラナッツとロゴのデザイン費として、これが販売されていくと村に収入が入っていく仕組みになっています。現在は、写真展やイベントで飲んでいただいたりしていますが、大変好評いただいております。ECでの販売も予定していますが、来年以降になるので早く飲みたい!と思われている方には、オススメする返礼品の1つになっています。炭酸で割って飲むだけでなく、チャイシロップとしてもお使いいただけます。


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あんまり話すことがない、bonaの由来。bonaは、世界中の言葉の中に単語として意味がありますが、代表の奥がアフリカで出会って一番仲の良かった女の子の名前です。「となり」というオンラインコミュニティを主宰していますが、何を隠そうFacebookのトップページにある「となり」の画像の女の子がbona。村で生活をしていたときbonaは、いつも僕の隣で笑っていたアフリカの女の子です。疲れ果てて寝ていると、横で添い寝をしてきたり、そんな人懐っこい親友です。この記事のサムネイルにもした当時は、4歳だったので、もう10歳にはなっていると思います。となりで使っているのは、3年後に村を訪れたときに再会したので、7歳ぐらいだと思います。bonaの笑顔は、何者かになりたくて焦っていた僕の存在を肯定してくれているようで、そのままの自分で生きればいいんだと思えるきっかけとなりました。ロゴのモチーフは、穴が開いた石。石という本来ならば穴が開くはずがないものに穴が開いています。これは、永遠に変わらないものが変化したという象徴であり、その変化させる存在(きっかけ)の象徴。石に穴が開くことで固定したものが動き出し、文字通り、はじまりも終わりもないループ(環)が生まれたいという意味を込めました。真っ暗な夜を照らす月あかりのように、諦めかけている闇にも光をあてていくことがコンセプト。旅をするように大小問わず様々な問題や課題に取り組んでいくことが目標です。不可能だと言われることでも、とにかくやってみる。今回のアフリカの村プロジェクトだけでなく、旅行業、飲食業、小売業、コンサルティング業などを行ってなっています。


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遂に、満を持してクラウドファンディングのページが公開されました。公開する前は、絶対に集めると意気込んでいたものの、どれだけ集まるのか少し不安でした。しかし公開してから3日間で、100万円以上が集まり、1週間が経った今日は約半分近い金額をご支援いただくことができました。まだ目標への金額には足りていないので、共感していだける方は引き続き応援していただけると嬉しいです。今日から数日の間隔で、活動報告も上げていこうと思っています。どうやってこのクラウドファンディングが立ち上がったのか、自身のこと、今こんなことなってます、みたいなことをアップしていきたいと思っています。ーー困っているから手を貸して欲しいアフリカのニジェールに村を作りたいーー僕の基礎を固め直してくれた大切な人からもらった、たった1通のメール。このことが中々、伝わらなくて準備や説明などに時間をかけていたら、なんと公開までに1年近くかかりました。その間に、現地にも行き、何が大変で何が必要なのか、食い違いが怒らないようにちゃんとヒアリングもして、三木さんとも満点の星空の下で何度も話し合いを重ねてきました。このプロジェクトが数ヶ月前に、ずっとお世話になってきた経営者の方々から信頼性も上がるので個人事業主ではなく株式会社としてやるように強く薦められ、計画もなく、ただただ「社会をちょっとずつ良くしたい」そう思って、作った株式会社bona。正直、カッコつけてソーシャルグッドなことで儲けるというのは圧倒的に難しくて、自らがやっていた仕事もコロナが相まって大苦戦。そして、自らの事業として選んだのが、この三木夏樹さんとのニジェールでの村プロジェクトです。トップページに掲載した動画にもあるように、「何が生まれるかわからない」ので、クラウドファンディングや奥 祐斉に依頼したと言ってもらったように、逆にオンラインが進んだことが功を奏して、全国の様々な人と想いのこもった商品が作れました。すべてアフリ観な逸品です。今からここから、猪突阿弗利加で突き進んでいきます。これから、応援宜しくお願いします。bona. inc 代表奥 祐斉